髪が痛まないブリーチって知ってますか?
「傷まないブリーチ」のが正しいのかな?
以前からあるブリーチとは違って、髪が傷みにくいブリーチのことで、それが「ケアブリーチ」です。
インナーカラーに濃い目のカラフルな色をつけたいときなんかは、ほとんどがこの「ケアブリーチ」で脱色されてからカラーをいれます。
あとは、メンズにも大人気のハイブリーチで白髪のようなグレイヘアにしたいときも、最近の主流はこっちのケアブリーチで脱色してからグレイとかアッシュ系カラーで色づける美容師がほとんどです。
メリットは、従来のブリーチと違って髪のダメージがかなり少ないというところ。
そこで、この記事では、髪が痛まないブリーチ「ケアブリーチ」について次のことに絞って取り上げています。
- 「ケアブリーチ」の髪へのダメージについて
- ケアブリーチと従来のブリーチは何が違う?
- 体験談!ケアブリーチで白髪染めしてきた
- カラートリートメント使っている人が注意しておくべきこと
- ケアブリーチのメリットデメリットまとめ
以上について書きました。
普段からカラートリートメントを使っている人がケアブリーチするときで成功しやすいヘアサロンに提案する注意ポイントも、参考にしてもらえると嬉しいです。
「ケアブリーチ」の髪へのダメージって本当にないのか?
ケアブリーチってどんなかなあ、って思っていつも通ってるヘアサロンの美容師さんにきいたら、2年前ほどにインナーカラーでハイライトで白っぽくしてもらったときに経験済だったのを知りました!
確かに髪がガシガシにはならなかったんだけど、意識していなかったからもう忘れちゃった(汗)
で・・最近私のまわりの人がケアブリーチで脱色している人が増えてきて、そこまで髪にダメージきてなさそうなんですね。
本当かな、って疑っていたけど、自分で体験したら本当だった!
いや、、おそらく全くダメージがないわけじゃありませんよ。
でも、明らかに5年前の従来のブリーチとは全然ちがう!!ツヤ髪も保てています!私の場合。と言っておきます。(あくまでもその人のもともとの髪質にも影響するので、参考までにしてください)
ケアブリーチと従来のブリーチは何が違う
まずは従来のブリーチとの違いをチェックしてから、ケアブリーチの効果について解説しますね。
従来のブリーチ
ブリーチは一回でメラニンをしっかり壊す力が強いので、髪へのダメージはキツイのは仕方ないです。
もともと健康な髪だから・・といっても、結局はその健康な髪をdie(死)にするので、髪は痛みます。
ハイトーンな染め方をしたい人で一気に黒髪の色を抜きたいという方は選択の余地ありますが、髪へのダメージ感はついてきます。
ケアブリーチ
ケアブリーチのほうは「ジカルボン酸」という成分がブリーチ剤に含まれます。
このジカルボン酸は、髪の結合を強くする作用を持っているので、従来のブリーチ剤に比べたら、約94%ものダメージが減るといったブリーチ剤なんですね。
値段は、従来のブリーチにプラス2,200円前後が一般的な価格帯のようです。
普通のブリーチ剤だけとは違い、特殊なトリートメント剤を混ぜてブリーチするので少し値段が上がるようです。
メリットは、従来のブリーチよりも仕上がりの髪の質感が良いのが大きな特徴です。ツヤも保てます。
体験談!ケアブリーチで白髪染めしてきた
美容室で白髪染めするときは、ほとんどがブリーチなしで、2色の色で白髪染めをしてもらっていたんだけど、たまたま番組で見ていたら、金髪アッシュ系の綺麗な髪色の女性を見て、こんな髪色になってみたいなああ・・って思いました。
透明感のあるブロンドヘアーが茶髪の内部からところどころ出ているのが目に惹かれました。
早速、美容室の方に連絡して髪の毛の色素を抜いてから白髪染めしたいんだけど、切れ毛になるようなダメージヘアにはなりたくない・・といったことを相談してから臨みました。
ケアブリーチで脱色中
担当の美容師さんが、はじめにカットの要望を聞いてくれ、髪の悩みにもアドバイスしてくれて、今回ケアブリーチすることで負担になりそうなポイントについても説明してくれました。
- ケアブリーチは全く髪が痛まないわけではない
- 追加で栄養を与えるトリートメントを使えば、髪のツヤ効果が保たれる
- 今までの髪よりは指通りが悪くなる可能性はあり
以上の3ポイントで説明してくれましたので、一番いいランクのトリートメントを追加でお願いしました(約8000円ほど)
10分か15分ほど放置後シャンプーへ
写真のようにところどころの髪をすくってケアブリーチの薬剤を塗ってからアルミホイルで包み、他の髪の毛につかないようにして10分か15分ほど放置していました。
タイマーが鳴り響き、担当の美容師がアルミホイルを抜いて色が抜けているかどうかチェックしたとき、、、なんと、髪の毛が真っ赤に発色していました。
一瞬ドッキリしたのでこの時の写真撮り忘れてしまいました・・(反省)ケアブリーチで脱色した髪の毛の束が、一部なのですが、赤色に近いオレンジになっていたのです。これはカラートリートメントとの化学反応ですね。けっこう、この時内心では、初めての体験にワクワクしながらも焦っていました。
シャンプー中にカラー剤で白髪染め
だけど、担当美容師は動じないんですね。
「あー、カラートリートメントをたくさん使っている部分は赤くなっちゃいましたね」って言いながら、アルミホイルを全部はがしてシャンプー台へ誘導してくれました。
目をつむっているうちに、シャンプー台でいろんな施術を施されていました。
- ブリーチ液を洗い流してからシャンプー
- 白髪染めカラーリングしてから少しだけ時間おく
- しっかりと洗い流す
- 栄養の与えるトリートメント
- トリートメントした髪に電気を使って髪になじませる
この順番でやってくれたんだと思います(自分では見えない)。
シャンプー台で髪を洗ってくれている間って「チャポチャポ」と音だけしか聞こえないんだけど心地いいんですよね。
ちょっと森林浴な気分になれませんか?w
ダメージ補修の栄養トリートメントについて
ダメージ補修の栄養トリートメントとかツヤ髪トリートメントと称した美容室で施術してくれるトリートメントがありますよね。
必要ない、って思って断る人もいるかもしれませんがケアブリーチをするときは施術してもらったほうがいいでしょう。
これ、どこの美容室でも同じではありません。
おそらく利用している製品のメーカーによってかなり違うので、自分の髪で試してチェックするしかわからないかもしれません。
どこのでも同じツヤのある髪にはなるんだけど、本当に栄養が入る感じなのかどうか、はちょっと違う気がします。
そういう意味では美容室もセカンドオピニオンを活用する必要があります。
だけど、このトリートメントをすると1カ月くらい本当にツヤツヤです。
そしてケアブリーチした髪にもそれって効果あるのか?って思ったら効果はありましたね。
理想のケアブリーチで白髪染めした仕上がり
上の写真は美容室でとってもらった仕上がりの写真です。
光の加減でかツヤ感がわかりにくいので、ツヤ感については次の章で紹介します。
ケアブリーチ後の感想
以前インナーカラーでケアブリーチした時よりも今回のブリーチの量はかなり多かったので、ダメージもそれなりに多く感じるんだろうと半分諦めていはいたものの、、、一瞬いつものブリーチなしの白髪染めと変わらない、と思ってしまいました。
でも色がハイトーンなブロンドに近い髪色になった部分がところどころにあるので、印象が違います。
上の写真は、ケアブリーチ後翌日シャンプーしてからドライヤーで乾かした後の髪です。
綺麗なツヤが出ていますよね?根元からハイトーンにした髪の毛にもツヤが出ています。
カラートリートメントを普段使っている人のケアブリーチするときの注意ポイント
私はヘアサロンで白髪染めのヘアカラーをしてもらうのはだいたい年2回ほどで、普段はカラートリートメントで根元の白髪をしっかり染めています。
特に頭部の右側に白髪が多く集中しているので、そのあたりはしっかりとカラートリートメントの染料をしっかりと塗っています。
今回、ケアブリーチで脱色後チェックしたとき、真っ赤に反応した髪はほとんど右側でした。そこでわかったことをポイントとしてまとめます。
1.カラートリートメントを最後に使ってから2週間ほど空ける
白髪染めにカラートリートメントを使っている人は2週間も空けるのは無理、って思うかもしれないけど、せめて10日以上はあけていきましょう。
2.担当美容師に伝える
当然だけど、普段カラートリートメントで染めていることを担当に伝えてください。
腕のいい美容師ならその辺も踏まえてケアしてくれるはずです。
3.予約のときにブリーチ時間を長めにとるつもりで
ケアブリーチは従来のブリーチのように、一気に色が抜けるわけではないので、その分髪にもやさしいんですね。
なので、「赤い」とか「緑に」とかに変な色が出てきてしまったら、もう少しケアブリーチの時間をとってもらえば、大丈夫なんです。
ただ、もともと予約のときに、想定していないと混んでいるヘアサロンだとうまく対応してくれないんですね。その辺を踏まえて予約のときにちゃんと構えておきましょう。
ケアブリーチのメリットデメリットまとめ
明らかにケアブリーチは従来のブリーチよりも髪が痛まないというのは理解できました!
それにしても強い薬剤は使うので、デリケートな肌の人は十分注意してくださいね。
ケアブリーチのメリットデメリットをまとめると次の通りです。
- 従来のブリーチよりは94%ダメージしにくい
- 料金は2200円ほど高くなる(ロングだと更にプラスかも)
- 特有の変なにおいがしない
- カラートリートメントを使っている人は注意
- ケアブリーチは今の髪よりは少しダメージを受ける
以上がケアブリーチの特徴だと思います。
ケアブリーチは髪が痛まないといっても、少しは痛むんですよ。
なので、普段の髪の毛をいかに健康な艶髪で保てているかが勝負になってくるんじゃないかと思います。
もちろん、食べ物や睡眠なんかも関係している話になっちゃうけど、外側の部分では髪にちょうど良いシャンプー選びをしていると、正しく髪をケアできているか、も重要です。
- アミノ酸系シャンプーを普段使いにする
- 週1回くらいは炭酸シャンプーで洗う
- 毎日シャンプーをする
- 100%完全乾くまでドライヤーを使う
- ドライヤー前に髪の保護用のオイルなどを使う
以上のポイントでシャンプーをしましょう。
外に出ていないときでも、皮脂は毎日生まれ変わっているので、頭皮って汚れるんですよね。
皮膚呼吸がスムーズになるためにも毎日のシャンプーは必須です。
また、炭酸シャンプーは、毛穴に入り込み肌のPH(ペーハー)を整えてくれるので、ちゃんとやっている人とそうでない人の差って大きいんですよね。
ケアブリーチする前から髪が健康であれば、多少のダメージを受けても艶のある健康そうな髪の毛は維持できますよ。