若い人で、白髪にしたい!という人が増えているけど、50代からのかなり白髪になっている人の白髪染め事情も最近ちょっと変化があるんですよね。
全部白髪にしたい人で、黒髪から白髪にする方法から、加齢による白髪を活用してカッコいいシルバーヘアになるやり方について取り上げたいと思います。
アッシュ系ブラウンに染まるからオシャレ!

好きなとこだけ読んでね
全部白髪にしたい!「シルバーヘア」や「グレイヘア」が人気の理由
年齢を重ねるとどうしても増えてきてしまう白髪。
中途半端に生えている白髪は、老けて見える原因になってしまうと思って、一生懸命染めていませんか?
しかし最近は「シルバーヘア」「グレイヘア」など、白髪を活かしたアレンジをする人や、あえて白く染めて銀髪にする若者まで増えてきています。
白髪の量が多くなってきた人は、思い切って白髪染めをやめるチャンスかもしれません。
白髪のきれいな人は?有名人は?
白髪が美しい有名人といえば、美容家の佐伯チズさんや、女優の草笛光子さんが日本では代表的です。
若い世代でいうと若槻千夏さんやきゃりーぱみゅぱみゅさんがイメチェンした白髪の写真をインターネットでアップしています。
白髪♡ pic.twitter.com/e8orzKKF4H
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) February 26, 2014
若い世代の人の白髪はさておいて、草笛さんや佐伯さんたちの白髪の色は、日本人独特の黄色がかった白髪ではなく“透き通るような”白髪でエレガントさに溢れています。
白髪といえど、白髪を活かしてほんのりカラーリングしていることが考えられます。
白髪を生かしたシルバーアッシュ
前髪の一部だけ白髪が固まって生えている人を時々みかけませんか?ちらほら生えている人に比べて、なんだかおしゃれに見えますよね。
そんな白髪でも、もっとおしゃれに演出すればカッコいくなれるのが「シルバーアッシュ」です。
シルバーアッシュは、グレージュよりも明るいシルバーでキラキラとした透明感があるのが特徴です。
髪の毛に陰影をつけるようにシルバーアッシュをメッシュに入れて立体感を演出するのもカッコいいです。
全部白髪にするのには抵抗がある・・・という人にもこのカラーリング方法はおすすめで、染めて時間が経ち、伸びてきた白髪も自然にカバーすることができるので、中高年者にもピッタリです。
メンズにもシルバーヘアが流行中!
美容師R
小栗の髪色めっちゃ綺麗…!!!!
早く染めたいなぁ(´・_・`)
地毛申請出してもてるから
黒にも焦げ茶にも出来へん
まぁ今の髪色気に入ってるっちゃ気に入ってる。茶髪で綺麗ってゆわれた
銀髪にしたい
濁ってない白髪にもしたい。:なるみや㌨! (最強)2017年10月30日
許される事なら、猿ロックの市原隼人位綺麗な銀髪でソフトモヒカンにしたい:けんぼー2016年9月11日
俳優の小栗旬さんや市原隼人さんが役作りで銀髪にしていたし、少し前には、吉川晃司さんも大人のダンディさを浮き彫りにした白髪でドラマやCMにも出ていました。
このスタイルが若い世代に人気で、銀髪に挑戦するメンズが続出していますね。
また、アニメキャラクターのコスプレで髪の毛を染める人も多く、銀髪やブルーの髪色をした若者が街に増えてきています。
彼らコスプレイヤーはウイッグやヘアスプレー、ワックスなどで一時的にカラーリングしている場合がほとんどです。
早く全部白髪にしたい!髪を白く染める方法
白髪を活かすスタイルに挑戦すると言っても、普段白髪染めをしている人は白髪が伸びてくるまでどう過ごすかが難しいところですよね。
伸びかけはみっともないし、一気にバッサリ切るのも抵抗があるかと思います。
そこで、白髪にできる方法をまとめてみました。
手軽に試せる方法からがっつりイメチェンできる方法まで、あなたに合った方法を選んでみてくださいね。
マニパニやワックス、スプレー(シルバーアッシュ)
- ワックスやスプレー、カラートリートメントがおすすめのタイプ
- 白髪スタイルが似合うか分からない
- 休日だけ白髪にしたい
- 髪の毛を傷めたくない
以上の3つの項目のどれかに当てはまるというあなたは、ワックスやスプレーで一時的に白髪スタイルに挑戦してみましょう!
シルバーのスプレーは髪の毛全体をシルバーに、ワックスは部分的にシルバーのメッシュを作るのに向いています。
もしも白髪スタイルが思ったイメージと違った場合でも、洗い流せば元通りの髪色に戻るので安心ですね。
シルバーのヘアマニキュア
-
ヘアマニキュアがおすすめのタイプ
- ワックスやスプレーの質感が苦手
- 1日中外出する予定がある
- 白髪の割合が多い
ワックスやスプレーは、髪質によってはベタベタしたり、パリパリ感が気になったりしてしまいます。
髪の毛をいじっているうちに手や服に色が落ちてしまうリスクもあるので、思い切ってヘアマニキュアを試してみるのもおすすめです。
ただし、ヘアマニキュアは黒髪が多い場合あまり発色しないのが難点です。
数本~数十本くらいの白髪の人は、あまりシルバーの目立たない髪色になってしまうため脱色が必要になります。
白髪にしたいなら美容院でのブリーチが不可欠
- サロンでのカラーリングがおすすめのタイプ
- 1週間に1度など、短いサイクルで髪の毛を染めるのが面倒
- なるべく髪質が傷まないように仕上げたい
- 伸びかけ白髪、プリン状態を一度リセットしたい
という人は、サロンで白髪にしてもらうのが良いでしょう。
ただし、今ある黒髪のメラニン色素をすべて抜かなくてはいけないため、ブリーチは必須で、2-3回繰り返すことになるでしょう。
頭皮や髪の毛がすでに傷んでいる人、カラー剤などで肌トラブルが起きたことがある人はさらにダメージが重なるので注意しましょう。
自宅での永久染毛剤はできれば避けて
サロンでの白髪染めと同じ成分のヘアカラーも市販されていますが、素人でもしっかり発色させるために脱色成分が劇薬ギリギリまで濃く配合されています。
たった一度の使用でも髪の毛と頭皮に大ダメージとなってしまうので、できれば避けたほうが良いでしょう。
中途半端な白髪は白髪染めトリートメント活用で美髪
黒髪に混じる白髪って、数本でも数センチでも目立ってしまいますよね。気になったときに染めたいけれど、髪の毛の傷みやコストが気になってしまいます。
そんな中途半端な白髪にぴったりな白髪染めが「白髪染めトリートメント(ヘアカラートリートメント)」です!
入浴前か入浴中に染めれば、自宅で、簡単に白髪が染まってくれるのが特徴。トリートメントというだけあって、髪の毛に潤いとツヤも与えてくれるので、ダメージヘアでも使いやすいのが嬉しいポイントです。
白髪染めトリートメントの豊富なブラウン系
白髪染めトリートメントは各社豊富なカラーラインナップがあり、ブラック・ダークブラウン・ライトブラウンなど、地毛やカラーリングの状態に合わせて選ぶことができます。
もとの髪色の表面に色を絡ませるマニキュアタイプの白髪染めなので、白髪が多い人は明るく染まりやすく、黒髪の人は白髪だけほんのり染まった状態となります。
染めたい色を選ぶというよりは、それぞれの髪色によって色が微妙に変化した色に染まります。
染料の色そのものに染まるというよりは、現在の髪色によって色付きが変わるので、地毛に合わせてまずは試してみるところから始めるといいでしょう。
意外と白髪によくなじんで「自分カラー」を演出してくれる、自分の独自の髪色に合った色がきっと見つかりますよ。
各メーカーから、ナチュラルブラウンやモカブラウン、ベージュブラウン、マロンブラウン、ローズブラウンなど、特にブラウン系はたくさんの種類が出ているので、いろいろ選べます
白髪染めトリートメントを初めて使うときの選び方のポイントとしては、1回の使用でも、しっかりと髪に色が馴染んでくるカラートリートメントを選ぶといいでしょう。
グレーに整える白髪染めトリートメントも!
ブラックやブラウンが主流だった白髪染めトリートメントですが、近年はグレイヘアに挑戦する人向けにグレーやシルバーの色味を取り扱う商品が増えてきました。
- リライズ グレーアレンジ
- アンナドンナ エブリヘアカラートリートメント
- エンシェールズ カラーバター アッシュミルクティー
- 資生堂 トリートメントカラーリンス
上の商品は人気のグレー・シルバーのカラーラインナップがある商品です。
日本人の黄みがかった白髪を透明感のあるシルバーに仕上げてくれるので、白髪といえど疲れた印象を与えません。
グレイヘアなら“リライズ”のグレーアレンジがおすすめ
グレイヘアの白髪染めトリートメントで特におすすめなのが、2018年春に新登場した花王の“リライズ”という商品です。
髪の毛に含まれる黒色メラニンで髪の毛を色付けるので、仕上がりがとっても自然だし、他にもメリットがあります。
- 濡れた髪の毛にさっと塗って5分!それだけでしっかり染まる
- 色モチは約1週間
- 過剰なツヤ感は無し、髪本来の美しさを引き出す
- カラーラインナップはブラックとグレーの2色
リライズには以上の特徴があります。
放置時間が15~30分が普通の白髪染めトリートメントの常識でしたが、リライズは洗髪後の濡れた髪の毛に5分放置するだけで、1週間ほど色もちするので、伸びてきた白髪もすぐに自宅でリタッチができて安心です。
リライズのグレーはもとの髪色よりも明るくならない
白髪染めトリートメントはヘアマニキュア同様、黒髪を明るくするのはできません。
白髪がグレーに染まるだけで、黒髪が多いとグレーの色が引き立たず、せっかくグレーに染まっても黒髪とのコントラストで白に見えてしまうので、自分の白髪はどのくらいあるのか考えてから使いましょう。

「白髪染め やめました」という人が増えている
海外では白髪をネガティブに取る人はあまりいません。
「白髪だ!抜かなきゃ!」と日本人が言うと、キレイな髪の毛なんだから抜いちゃだめよ!と言われることもしばしば。
そんな欧米の文化が少しずつ浸透してきていているからか、自然な美しさを目指す人が増えてきています。
「白髪染め やめました」のブログ
ハッシュタグ #白髪染めやめました や #グレイヘア で検索すると、様々なブロガーさんたちがヒットします。
白髪染めをやめてから自然な髪の毛が伸びてくる過程をアップしている人、グレイヘアの勉強会に参加している人、白髪にしている人の輪が広がってきています!
1960年生まれ、50代の方のブログです。
白髪染めを止めてから1年半の様子をアップされていて、ありのままの白髪の色味と、スタイリングの考察がとっても参考になります!
手作りの着物や小物のアップを中心に、丁寧な暮らしぶりをアップされているこちらのブログ。
白髪が増えてきたところでバッサリとショートヘアにされている記事が印象的です。
あつみの 手作り普段着物と日々の生活と
白髪スタイリングの第一人者としてメディアにも出演している“ninaさん”こと朝倉真弓さんのブログです。1971年生まれの40代ですが、同年代に比べると豊かな白髪が美しい方です。
自然に美しい白髪にするには?
白髪を生かすグレイヘアといっても、ただ白髪を伸ばしっぱなしにするだけでは美しいヘアスタイルにはなりません。
日本人の白髪は真っ白ではなく、少しだけ黄色の色素が残っているので老けた印象を与えがちです。
上記の方に紹介したブログでは、とても参考になる意見が書いてありました。
以上のようにグレイヘアでもそのままにせず、何かしら手を加えているというのがポイント。
特に白髪ってそのままセットしないでぼさぼさにしていると、疲れた印象を持たれやすいので、きちんと髪の毛をセットしているという印象を持ってもらうようにしておくのがコツですね。
- 髪の毛の色味を調整
- ヘアアイロンやパーマで“まとまり”と“ツヤ感”を与える
- シニヨン風にまとめるだけでも素敵
以上の方法で老け見えの対策を取っています。
年配の方がブルーやパープルのヘアカラーをほんのり入れている方が多いのも、黄ばんで見える白髪の色味を調整しているんですね。
せっかく自然な白髪を目指しているのなら、カラーシャンプーやヘアカラートリートメントで白髪に少しだけグレーやパープルの色味を足してあげるのが優しい方法です。
ひっつめ髪や伸ばしっぱなしも卒業して、しっかりスタイリングしてあげるのも美しい白髪には欠かせません。
全部白髪の島田順子さんのグレイヘア+ファッションセンス
島田順子さんはフランスに40年以上も住む日本人の現役デザイナーで、元々黒髪だったけど今ではすっかり白髪になっているけど、白髪を染めない第一人者です。
彼女の本「島田順子スタイル」は2017年に発売され、日本でもたくさんの人に指示されて話題になりました。
特に、76歳になってももミニスカートや皮ジャンや皮パンツをはき、ウェスタンブーツを決めている姿は、これからの60歳からの日本女性にもぜひ浸透していきたいことですね。
島田順子さんの白髪頭ですが、黒髪も結構混じっているのが特徴です。
それでも、それを隠すことなく、染めずに髪をアップにしたり巻いたりしつつオシャレを楽しんでいます。
さすが、ファッションデザイナーならではの言葉ですが、白髪になっても堂々と生きる女性の鏡のような存在ですね!
ページをめくるたびに、ああ・・早くもっと白髪にしたい!って思ってしまいますが、なかなか全部白髪になるにはまだ早く、ごま塩状態の白髪ではかっこよくないのでそれまでは白髪染めトリートメントで白髪をぼかして調整するのがいいですね!