あなたは、シャンプーを何回しますか?また、シャンプーをするとき二度洗いをしますか?
毎日シャンプーする人や2日に1回の頻度でシャンプーする人、あるいは、汗をかかない季節はもっと洗わない日を作っている人もいるでしょう。
でも、いったい、どれが正しいのでしょうか?
この記事では、シャンプーの頻度やシャンプーの回数について迷っている人が正しく理解できるように、頭皮と皮脂の関係を紹介し、正しいシャンプーの回数を解説します。
抜け毛や薄毛が気になっている女性の方も安心してシャンプーできるための正しい回数とシャンプーの選び方と使い方も紹介します。
間違い?毎回2回シャンプーをしている人
ミドルからシニアエイジの女性にとって、抜け毛や薄毛が気になっている人もいるでしょう。
なるべくなら頻繁に髪を洗わないようにしているけど、その時は必ず、予洗いも含めて2回シャンプーしている、という人も多いのではないでしょうか?
私も、ずっとそうでしたが、これは間違っています。
正しいシャンプーの回数とシャンプー方法
髪の健康を考えた正しいシャンプーの方法は次の通りです。
- 毎日シャンプーする
- 毎回1回のシャンプー&コンディショナー
髪や頭皮の健康を考えたうえで、正しいシャンプーの回数は、年齢や肌質などには関係がありません。男性も女性も同じ回数でシャンプーするのがいいんですよ。
二度洗いは不要
髪と頭皮をいつも清潔に保つためには、毎日シャンプーをするのが当たり前です。はじめは、予洗いをし、シャンプーは、頭皮を洗う感覚で1回だけ行えば十分なんです。
よほど頭皮が汚れているわけでなければ、基本2度洗いはしなくても大丈夫です。
1日おきにシャンプーするのはNG
1日おきにしかシャンプーをしないというのは、お風呂も1日おきにしか入らない、というのと同じなので、2日分の汚れを頭皮に抱えてしまっているのと同じです。
頭皮も肌と同じなので、毎日洗うのが理想です。
正しいシャンプー方法・洗い方
- ぬるま湯(38度くらい)で髪や頭皮を洗う(予洗い)
- シャンプーを手に取り頭皮の何か所かに塗る
- 爪を立てずに指の腹で頭皮全体を洗う
- しっかりすすぐ(シャンプーが残らないように)
- コンディショナーを髪の毛に塗って数分おいてからすすぐ
このやり方で頭皮を洗いましょう。シャンプー後のすすぎはシャンプー液が残らないようにすすぎをしっかりとしてください。
最後に毛先から髪の毛全体にコンディショナーを塗って、数分ほどおいてから軽く流しておけばOKです。このときのコンディショナーは頭皮には塗らないようにしてくださいね。
髪質や肌質に合わせてシャンプー方法を変える必要はない
髪質や肌質に合わせてシャンプーをする頻度やシャンプー方法を変える必要はありません。
なぜなら、肌トラブル(頭皮トラブル)はすべて同じ原因で起こり、正しいシャンプーのやり方を続けていればどちらも改善していくからです。
まずは頭皮のトラブル・悩み別に原因を紹介します。
脂性肌(オイリー肌)
余分な皮脂が出てしまっている頭皮状態です。毛穴に汚れがたまりやすく頭皮が痒くなったり、放置していると吹き出物が出来てしまうケースもあります。
オイリー頭皮はニオイが出やすいので気になる人は多いですが、この場合、早くすっきりさせたいからと洗浄力の強いシャンプー剤を使うと余分な皮脂も取り除いてしまうので悪循環になります。
オイリー肌の人は、頭皮のアルカリ度が高く皮脂をたくさん出そうと体が頑張っている状態なので、肌によいコンディショナーを使いましょう。
乾燥肌(ドライ肌)
頭皮を守る「皮脂」が減ってしまい、結果的に頭皮の乾燥を招いてしまっている状態です。
そのせいで「乾燥フケ」を発症させることもあり、放置すると、フケだけでなくかゆみや抜け毛の悩みにまで発展しかねません。
原因は、洗浄力の強いシャンプーのほかにも頭皮への刺激や強いストレスの影響も考えられます。いずれにしても正しいシャンプー選びをして、頭皮環境はよくしておく必要があります。
もちろん頭皮の乾燥を防いでくれるコンディショナーは絶対に使いましょうね。
抜け毛が多い・髪やせ・薄毛ぎみ
髪の毛が抜けやすくなる原因は3つあります。
- 頭皮の汚れ
- 頭皮の肌荒れ
- 血行障害
パーマやブリーチのしすぎなどで頭皮が刺激を受けて肌荒れになっている場合もありますが、他に薬剤やヘアケア剤が悪い影響を与えることもあります。
また、普段からサプリを飲んでいる人はその影響が頭皮に影響を与えていることもあります。
頭皮は体全体を包んでいる1枚の肌の一部なので、体調不良の影響が一番早く頭皮部分に表れていると判断してもよいくらいなんですね。
1番の頭皮の汚れについては、基本的なシャンプーの正しい選び方とやり方さえ守れば、しっかり対策ができます。
毎日清潔な頭皮状態をつくることは自宅で簡単にできます。
血行不良の原因がシャンプーなら正しい使い方さえすれば、数か月で頭皮の肌荒れも改善できると思いますよ。
正しいシャンプーの選び方とおすすめのシャンプー
その日の頭皮の汚れをその日のうちにきれいに洗い落とすのが基本の正しいシャンプー方法です。
そのときのシャンプーはトニックシャンプーのようなスキッとするようなシャンプーは選ばないでくださいね。
ミントやメントールが頭皮に刺激を与えやすく、余分な皮脂まで取り除くので悪影響になりやすいので。
汚れだけを除去してくれるシャンプーとコンディショナー使い
頭皮を痛めないで汚れだけを除去してくれるシャンプーがあれば、それだけを使い続ければ清潔な頭皮が保てます。
さらに、コンディショナーは髪の毛に塗るものですが、頭皮に保護膜を作ってくれるので必ず良いものを使うようにすればOKなんです。
シャンプーは弱酸性のアミノ酸系を選ぶようにしましょう。値段は安いほうがいいにこしたことはありませんが、成分もそれだけ粗悪になりやすいので、3000円以上のシャンプーを使うのが安心できますよ。
頭皮の汚れだけをとってくれるのにおすすめシャンプー
mogans(モーガンズ)シャンプー&コンディショナー
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香りは濃厚なオリエンタルな雰囲気で気持ちよくシャンプーできます。
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Lebena organic (レベナオーガニック)シャンプー&コンディショナー
天然由来96%以上のオーガニック原料10%以上配合の国産オーガニックシャンプー&トリートメントです。
『頭皮環境の乱れ』に着目し、乾燥からくる肌荒れやかゆみ、ふけ、髪の乾燥ダメージを地肌から癒してくれる製品で、精油+香料のブレンドで女性ホルモンや自律神経を整えるリラックスする香りのシャンプー。
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haru「kurokamiスカルプ」シャンプー
haruは、100%天然由来・10の無添加でできたシャンプーです。
産後の髪トラブルに悩んだ2児のママが、自身の化粧品やヘアケア商品開発の経験をもとに開発した製品で、敏感な女性の頭皮のためシャンプーの素材はすべて100%天然由来で全33種の美容成分が配合されています。
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1本4000円近くですが、コンディショナーがいらず時短&コスパ◎で人気のシャンプーです。
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頭皮における皮脂の役割とは?
毛穴のなかの皮脂を洗い落とすのがよいと思い込んでいる人が多いですが、そうではありません。
洗浄力の強いシャンプー剤やブラシで頭皮を洗って皮脂を落とそうとする人がいますが、分泌されたばかりの皮脂まで根こそぎとってしまうと健康な頭皮環境はすぐに崩れてしまうので薄毛対策には逆効果です。
皮膚は外敵からのバリアー
私たちの皮膚は1枚の薄い皮でおおわれています。皮膚は表皮、真皮とわかれています。この外側の表皮は約2ミリほどの薄さですが、28層ほどに分かれています。
そして酸素以外の異物が体に入るのを防ぐバリアーとしての役割をもっています。
皮脂膜は皮脂により作られる
この皮膚を乾燥から守っているのが皮脂膜で、皮脂膜は皮脂から作られています。
皮脂膜はほかに髪のキューティクルの膜としての役割もあり体の水分を保持してくれたりなど大事な役目があるので、皮脂をとりすぎると頭皮の状態が悪くなるのは当然です。
髪の毛は脳を守っている
なぜ頭だけに髪が生えているのか?という理由になると思いますが、直立歩行をする人間の頭頂部を守る役目があります。
直射日光を遮ったり、寒い冬には頭皮の温度が下がりすぎないように髪の毛が常に脳を守っています。
髪は排泄器官でもある
胃や腸で分解された飲食物は、最終的には便や尿で排泄されますが、排泄しきれなかった有害成分は、髪の毛に含まれて体の外に出ていくようになっています。
覚せい剤の薬物歴の判断も髪の毛の採取によって行われるのがいい例です。つまり、有害なものを摂取していると最終的には頭皮や髪の毛に表れてくるということです。
つまり、良いシャンプー習慣を続けているのに、一向に髪が健康になってくれない場合は、今よく飲んでいるサプリメントの見直しも必要なのかもしれません。
まとめ:正しいシャンプーの回数とやり方を継続すれば普通は健康な頭皮になる!
なんとなくシャンプーの選び方って難しいと感じる人は多いでしょうが、実はとても単純だということがわかったでしょうか?
頭皮の状態によってシャンプーの回数を変えなくてはいけない、なんてナンセンスですよね?
誰しも同じやり方で毎日、仕事を終えたその日のうちに1回だけシャンプーをしてコンディショナーをするのがベストです。
それでもなんかおかしい、という人はシャンプーを変えるか、今飲んでるサプリや食生活を考え直してみるといいでしょう。
体が健康であれば、頭皮も健康である!というのが基本ですから、健康な体つくりと髪の健康も同じ考えでいるのがよさそうですね!