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浮腫み

季節の変わり目、とくに梅雨入り前になると

「なんだかカラダが重い」「浮腫む」「寝ても疲れが抜けない」と感じる方は少なくありません。今年2026年の梅雨入り予報は6月8日頃と言われていますが、毎年この時期になると、「太った気がする」「顔がむくむ」「脚が重い」と感じる患者さんも増えてきます。

実は、これには“気のせい”ではなく、気圧・湿度・自律神経の変化が関係していると考えられています。

私は「湿度の高い日本の夏が好き」と伝えると海外の方には驚かれることがあります。日本の患者さんにも「え?」と言われます!
けれど、日本の夏には独特の空気感がありますよね。最近の酷暑はどうしたら良いのか、、、でも夏そのものよりもむしろ、暑くなりきる前の季節の変わり目の方がつらい、という方は多い印象です。

気温が上がったり下がったり。
雨の日が続いたと思ったら、急に晴れて蒸し暑くなる。
さらに、外は蒸し暑いのに、室内は強い冷房。

自律神経にとっては、かなり忙しい季節です。

自律神経は、体温調整・血流・発汗・内臓の働きなどを24時間休まず調節しています。

ところが、低気圧や寒暖差が続くと、そのバランスが乱れやすくなります。

天気が悪くなると副交感神経が優位になり、「だるさ」「眠気」を感じやすくなる一方で、気圧変化によってヒスタミンなどの炎症関連物質が分泌されることで交感神経が刺激されるとも言われています。

つまり、

「リラックスしたい神経」と
「戦いたい神経」が同時に働いてしまう。

これが、梅雨時期特有の「なんとなく不調」の背景にあるとも考えられています。

さらに、交感神経が優位になると血管は収縮します。

血流が悪くなることで、

・浮腫み
・頭痛
・肩こり
・冷え
・疲労感

などが出やすくなります。

加えて、高湿度環境では汗が蒸発しにくくなります。

本来、私たちの身体は「汗を蒸発させる」ことで熱を逃がしています。
しかし空気中の湿度が高いと、そのシステムがうまく働きません。

結果として、

「汗をかいているのにスッキリしない」
「体内に水分がこもる感じがする」

という状態になりやすいのです。

私自身も毎年この時期は、明らかに浮腫みやすくなります。

昨夜も、ゆっくり湯船に入り、マッサージオイルでリンパマッサージをしてみましたが、“著効”というほどではありませんでした。

こういう時期は、「気合いで何とかする」よりも、

・睡眠をしっかり取る
・湯船で深部体温を上げる
・軽く汗をかく
・冷房で冷やしすぎない
・塩分やアルコールを摂りすぎない

といった、“自律神経を過労にしない生活”が意外と大切です。

そして何より、
「この時期は調子が落ちやすい」と知っておくだけでも、少しラクになる気がします。

梅雨入り前。
身体もまた、季節に適応しようと頑張っている最中なのかもしれません。

頭痛、浮腫みに効く漢方薬「五苓散」を飲んだり、カリウム豊富なスイカを朝食に摂るのもおすすめです。

 

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