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変形性膝関節症における手術の種類は?費用や注意点などを詳しく解説

加齢や遺伝、生活環境により患う変形性膝関節症を治すためには、手術が必要です。

しかし、初期症状は痛みを感じてもすぐに治まるため、そのまま放置する方も多くいるでしょう。

初期症状であれば簡単な手術で済むものの、末期症状となる場合は、人工膝関節に置き換えなければならなくなる場合があるため、注意が必要です。

本記事では、変形性膝関節症を治す手術の種類について詳しく解説します。併せて手術にかかる費用や注意点、合併症の対策なども解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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・脂肪幹細胞療法
・ヒアルロン酸注射
費用RPR-FD:165,000円〜
培養幹細胞治療:1,287,000円
ヒアルロン酸注射:5,500円〜
APS:400,000円〜
RPR-FD:198,000円〜
RPR-PRO:264,000円〜
幹細胞培養治療:1,100,000円〜
PRP-FD療法:319,000円
脂肪幹細胞療法:1,408,000円
ヒアルロン酸注射:33,000円
診療時間9:00〜18:009:00〜18:0010:00〜19:00
支払い方法現金、クレジットカード、
デビットカード
現金、クレジットカード、
電子マネー、バーコード決済
現金、クレジットカード
おすすめ再生医療等に特化
治療実績22,900例以上
アフターフォロー充実
治療効果の保証制度
手術なしの根本治療
オーダーメイドのリハビリ
あらゆる痛みの相談可能
かかりつけ医と連携
駅から徒歩10分圏内
詳細公式サイト公式サイト公式サイト
料金は税込です
目次

変形性膝関節症による手術の種類

まずは、変形性膝関節症を治すための手術の種類と、それぞれの手術内容について解説します。

主な変形性膝関節症の手術は次の3種類となり、症状によって手術が異なるため、確認しておきましょう。

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手術名関節鏡手術高位脛骨骨切り手術人工膝関節置き換え手術
進行度の目安初期症状
痛みや変形が軽度の場合
初期または中期症状継続的な痛みやO脚などの変形がある場合末期症状歩行が困難なほど痛みや変形がある場合
メリット手術跡が小さく済み、体への負担が少ないスポーツが再開できることや、活動的な生活ができるようになる痛みを大幅に改善し、歩行できるようになる
デメリット根本的に解決できる手術ではないリハビリの期間が長い15~20年ごとに人工膝関節を交換する必要がある
入院期間1週間程度1か月程度2週間~2か月程度
手術費用
(3割負担)
5万円程度10万円程度25万円程度
参考元:ひざ関節症クリニック

以上の表を踏まえると変形性膝関節症の手術は、症状にあわせた手術をおこなう必要があり、症状が悪化するほど大きな手術となります。そのため、変形性膝関節症の疑いがある方はすぐに医師に相談してください。

ここからは、各手術の詳細を解説します。

関節鏡手術

変形性膝関節症の初期症状におこなうことが多い関節鏡手術は、膝部分に内視鏡を入れておこなう切開しない手術です。

手術の目的は、傷んだ組織を取り除くことであり、関節軟骨や半月板がすり減っている場合や、毛羽立っている場合などにおこなわれます。

関節鏡手術は、数か所穴をあけ、内視鏡や手術器具を入れて手術するため、手術跡が小さく済むことや体への負担が少ないことがメリットです。

しかし、完全な治療よりも痛みを軽減するための処置としておこなわれる手術のため、根本的に解決できず再発するリスクがあります。

高位脛骨骨切り手術

変形性膝関節症の初期から中期症状におこなうことが多い高位脛骨骨切り手術は、すねの骨を切り、人工骨を入れる手術です。

人工骨は時間とともに自身の骨とくっつきますが、固定するために金属のプレートも入れます。自身の関節を残せることやリハビリ後にスポーツを含む活動的な生活に戻れることがメリットです。

しかし、入院期間が1か月程度となるほか退院後もリハビリが続くデメリットもあります。

尚、手術の条件として膝関節の外側か内側のどちらかが正常でなければなりません。そのため、両方が損傷している末期症状になる前の方に向けた手術といえます。

人工膝関節置き換え手術

変形性膝関節症の末期症状におこなうことが多い人工膝関節置き換え手術は、損傷した膝関節を削り整えてから人工の関節をはめ込む手術です。

膝関節の損傷具合によって、部分的な置き換えになる場合もあります。人工膝関節置き換え手術は、関節鏡手術や高位脛骨骨切り手術に比べて、歩けなかった方が歩けるようになるほど、痛みを解消できることがメリットです。15~20年ごとに人工関節を取り替える必要がある点はデメリットといえます。

丈夫なチタン合金やポリエチレンなどを使用しますが、摩擦や脱臼によって取り換えることにもなるため、若年層に対して判断が難しい手術です。

人工膝関節置き換え手術が必要な方

人工膝関節置き換え手術が必要な方は、膝関節の損傷が激しい方です。手術に耐えられる体力があれば、高齢者でも受けられる手術のため、歩けない高齢者が歩けるようになるメリットがあります。

本来、変形性膝関節症に対していきなり手術はしません。まずは薬物療法や運動療法などにより改善、痛みの解消を図ります。痛みが解消せず、改善がみられない場合に手術を勧められますが、人工膝関節置き換え手術をおこなう際は、患者の悩みや手術後にどうなりたいかが大切です。

活動的な生活を送りたい方や、膝の痛みが強く日常生活に支障が出ている方など、患者の要望によって必要性が問われる手術のため、自身がどうなりたいのかを念頭に置き、医師に相談してみましょう。

変形性膝関節症手術後の予定

変形性質関節症手術の種類に続き、手術後の予定も確認しておきましょう。変形性膝関節症手術後は、主にリハビリを中心とした入院生活となります。

今回は、手術後2週間で退院する場合についての流れを解説しますが、人によって退院まで1~2か月かかる場合もあるため、覚えておいてください。

手術当日:リハビリ開始

変形性膝関節症の手術は2~3時間程度で終わる場合が多く、麻酔が切れるまでは病室で安静にします。麻酔が切れたあとに手術箇所の痛み具合によって、痛み止めが処方されますが、回復が早い方は当日からリハビリ可能です。

まずは膝を曲げたり伸ばしたりする簡易的なリハビリからはじめ、無理のない範囲でおこないます。医師や看護師と相談しながら、人工関節の具合を確かめつつおこないましょう。

手術翌日:車いすに乗る

変形性膝関節症の手術翌日は歩行練習ではなく、車いすで生活します。リハビリは手術当日と同じく膝を曲げたり伸ばしたりする程度です。

車いすの乗り降りが困難な方は、看護師や介護士による補助を受けながらの生活となりますが、早期退院できるように入念にリハビリをおこないましょう。

歩けるようになるまでは車いすで生活するため、車いすの乗り降りや移動、自力でトイレを済ませるなど、車いす生活ができるように慣らします。

手術2日後:歩行練習

変形性膝関節症の手術2日後は、歩行練習をおこないます。

運動療法があるほど膝は動かすことが大切とされているため、歩行練習は欠かせないリハビリの一つです。回復が早い方は、手術翌日から歩行練習する場合もあります。

歩行練習は、立ち上がることからはじまり、補助されながら1歩ずつ進めるようになるまで継続し、1週間ほど見込んでおきましょう。

手術の1週間後:歩行器を使って廊下を歩く

変形性膝関節症の手術から1週間経過すると、歩行器を使用して廊下を歩けるようになります。

人による補助を介せずに、歩行器のみで歩けるようになるため、率先して歩行練習してください。

しかし、痛みに耐えて無理におこなうと負担がかかるため、無理のない範囲でおこなうことが大切です。

歩行器を使用したリハビリは、3日~1週間ほどかかりますが、徐々に歩けるようになることで、気持ちも体も楽になります。

手術の2週間後:退院

変形性膝関節症の手術から2週間経過すると、退院となります。

2週間で普通に歩けるようになる方もいますが、退院直後は松葉杖を使用したり歩行器を使用したりする場合もあることから、通院が必要です。

退院できる程度に回復していますが、リハビリは継続しておこなう必要があるため、完治までは1か月程度見込んでおきましょう。

以上が、変形性膝関節症手術後の予定となります。

変形性膝関節症手術後の痛みを軽減する方法

変形性膝関節症手術後に、痛みが治まらずなかなかリハビリできない場合の、痛みを軽減する方法について解説します。

痛み止めを飲むことや包帯で圧迫するなどの方法が挙げられ、それぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

痛み止めを飲む

1つ目の方法は、さまざまな痛みに効果的な痛み止めを飲むことで、変形性膝関節症手術後の痛みを軽減させる方法です。

変形性膝関節症手術後の痛みは、膝関節の痛みもありますが、傷口が痛む場合もあり、痛みの原因が自身で判断できないこともあるため、痛み止めを飲むことで対処します。

痛み止めを飲んでも痛みが治まらない場合や強い痛みを感じる場合は、医師に相談しましょう。

手術のときに注射を打つ

2つ目の方法は、手術時におこなわれるものですが、人工関節を入れた周りに痛みや炎症を抑える薬などを混ぜたカクテル注射と呼ばれる注射により、変形性膝関節症手術後の痛みを軽減させる方法です。

手術の際は、皮膚や筋肉、骨を切ったり削ったりするため、手術後も痛みが継続します。できる限り痛みが少なくなるように、麻酔や注射などの処置をするため安心してください。

しかし、手術後から退院するまで効果があるわけではないため、前述した痛み止めの併用や、追加注射で痛みを軽減させます。

患部を冷やす

3つ目の方法は、患部を冷やすことで変形性膝関節症手術後の痛みを軽減させる方法です。

痛みは、熱を帯びているほど感じやすくなるため、冷やすことで感覚を麻痺させ痛みを軽減できます。冷やす過ぎることはよくありませんが、冷たい布やアイスノンなどを使用して冷やすと効果的です。

冷感スプレーや冷湿布は患部に刺激を与えてしまうため、使用しないようにしましょう。

包帯で圧迫をする

4つ目の方法は、包帯で圧迫して変形性膝関節症手術後の痛みを軽減させる方法です。

手術後2~3日はとくに腫れやすく痛みが伴うことから、包帯で圧迫します。リハビリはおこなわれますが、ひどく炎症している場合はおこないません。

包帯は自身で巻くよりも、看護師や医師に巻いてもらう方がしっかりと圧迫でき、痛みを軽減させる効果があるため、ほどけてしまった際は医師や看護師を呼び、巻き直してもらいましょう。

適切なリハビリを続ける

5つ目の方法は、適切なリハビリを続けることで変形性膝関節症手術後の痛みを軽減させる方法です。

過度な運動や無理なリハビリは逆効果ですが、適切なリハビリは継続しておこなうことで、徐々に痛みを軽減させます。

変形性膝関節症自体が、適度な運動により痛みを軽減できることから、手術後も適切なリハビリを続けることが効果的です。強い痛みでない限りは、リハビリをおこなって早期退院を目指しましょう。

変形性膝関節症になりやすい合併症と対策

変形性膝関節症の手術後は、感染症や血栓症などの合併症を引き起こす可能性があります。合併症を防ぐためには、手術後の適切な処置や日々の検査が大切です。

ここでは、変形性膝関節症の手術後に注意したい合併症と対策について解説します。金属アレルギーや薬物アレルギーなども含まれており、医師による対策以外の自身で合併症を防ぐための知識を身につけておきましょう。

感染症

感染症は、変形性膝関節症の手術中や手術後に起こる可能性があります。手術中に感染症が起こる原因は、人工関節に置き換えた際の膝関節に細菌が入るためです。手術後に起こる感染症は、歯槽膿漏や皮膚の傷から二次的に感染症を引き起こします。

尚、糖尿病や関節リウマチなどの薬物治療中の方は、感染率が上がるため注意が必要です。感染症を引き起こした場合、早期発見でない多くの場合は再手術となるため、感染症にならないための対策が必要とされています。

感染症の対策方法は、手術室が清潔であることや手術後のケアが適切なことや、治療中の病気があれば必ず医師に申し出ることなどが挙げられるため、事前に確認しましょう。

血栓症

変形性膝関節症の手術中や手術後は、膝を動かせない状態が続くことから血が溜まりやすいため、血栓症を引き起こす可能性があります。

人間の体は、出血の際に自己防衛として血が固まりやすくなる仕組みになっており、切開を要する手術の翌日には80%以上の方が血栓症を引き起こしていると報告もあるため、注意が必要です。

血栓症の対策方法は、手術前の血流状態の確認や血栓症に有効な薬の投与が多く挙げられます。自身でできる対策は、血栓ができないように膝を動かすことです。手術直後は痛みが伴うため、できる範囲でゆっくりと動かすように意識してください。

金属アレルギー

変形性膝関節症の手術には、金属プレートやチタン合金などの金属を用いることが多いため、金属アレルギーを引き起こす場合があります。

すでに金属アレルギーの自覚がある方は事前に医師に申し出ることで、金属ではないプレートで固定するため未然に防げますが、自覚がない方は一度検査を受けてください。

金属アレルギーは、体内のたんぱく質とイオン化した金属が結合してアレルゲンを発生させるため、これまで金属アレルギーではなかった方が発症する場合もあります。

対策方法は、金属を使用しない手術を希望するのみとなるため、不安な方は医師に申し出ましょう。

出血

変形性膝関節症の手術では、100~200ml程度の出血があり、手術後は200~400ml程度の出血があります。手術後の出血の原因は、48時間継続する骨からの出血に加え、血栓症を防ぐために血行を促進させる薬によるものです。

自身で対策できるものではなく、手術中の止血や輸血によって防ぐため、しっかりとした医師が在籍していることを確認しましょう。

薬物アレルギーやショック

変形性膝関節症の手術後は、薬物アレルギーやショック症状が起こる場合もあります。

これまでに処方された薬でアレルギー症状が起きた方は、必ず事前に医師に申し出ましょう。合併症を防ぐためのさまざまな薬を処方するため、アレルギーやショック症状を引き起こす場合もありますが、自身では対策できません。

出血と同様に、医師や看護師による適切な処置のみが頼れる対策方法となるため、安心して任せられる医師に手術してもらいましょう。

変形性膝関節症手術前の注意点

変形性膝関節症の手術前には、注意しなければならないことがあります。

薬を服用している場合は医師に伝えなければならない点や、虫歯がある場合は治療しなければならない点など、一見膝の手術に関係ないような部分の注意点があるため、覚えておきましょう。

服用中の薬は主治医に伝える

変形性膝関節症の手術の合併症を引き起こす恐れがあるため、薬を服用している場合は必ず医師に伝えてください。前述した関節リウマチや糖尿病の方やステロイド治療をおこなっている方は、とくに感染症を引き起こす可能性が高いため、注意が必要です。

処方されたものでない薬や風邪薬などでも、服用した薬がある場合は伝えてください。自身で判断せずに医師の判断を仰いでください。

完全に禁煙をする

変形性膝関節症の手術前は、完全に禁煙する必要があります。喫煙自体が体によくないため、手術を機に禁煙してください。

喫煙は、肺機能の低下や感染リスクを増大させるため、手術1か月前から手術1か月後までの2か月は完全に禁煙する必要があります。

変形性膝関節症以外でも、関節リウマチの患者は喫煙者の死亡率が高いと統計が出ていることから、喫煙によるリスクを認識してください。

虫歯治療は済ませる

変形性膝関節症の手術前は、口腔内も清潔にする必要があります。

膝の手術と関連性がないように思えますが、虫歯や歯槽膿漏による感染症を引き起こす可能性があるため、虫歯がある方は手術前に治療しましょう。

手術後に口腔内検査をおこなう場合もあるほど、口腔内の細菌による感染症は起きやすい合併症といえます。

変形性膝関節症手術後における自宅での過ごし方

ここまで変形性膝関節症の手術や手術前の注意点などを解説しましたが、ここからは退院後の自宅での過ごし方について解説します。

退院できる状態は完治ではなく、ある程度歩けるようになっている状態のため、注意しなければなりません。過ごし方を覚えて膝への負担を少なくして、1日でも早い完治を目指しましょう。

椅子に座る

変形性膝関節症の手術後は、椅子に座るようにして過ごしましょう。

床に座ったり立ったりする場合は、膝への負担が大きくなるため、椅子に座ることがおすすめです。膝への負担を第一に考えて過ごすことが重要になるため、なるべく洋式の生活を心がけましょう。

椅子を使用する以外でも、しゃがむことを避けるように過ごしてください。

ベッドで寝起きをする

変形性膝関節症の手術後は、床に敷いている布団ではなくベッドで寝起きするようにして過ごしましょう。

椅子に座ることと同様に、床での寝起きは膝への負担がかかるため、腰掛けられる程度の高さがあるベッドの使用がおすすめです。

ベッドを置くスペースがない場合や購入が難しい場合は、膝を曲げ過ぎないようにしてゆっくりと寝起きするように意識して過ごしてください。

洋式トイレを使用

変形性膝関節症の手術後は、前述してきたとおり洋式の生活を心がけるようにするため、洋式トイレを使用するようにしましょう。

自宅のトイレが和式の方は、なかなか難しい過ごし方ですが、和式トイレに被せて洋式に変える物も販売されているため、検討してみてください。

和式トイレの態勢は膝への負担が非常に大きいため、できる限り避けるようにして過ごしましょう。

掃除機は立ったままかける

変形性膝関節症の手術後は、掃除の際も立ったままおこなえるものに留めておきましょう。

床の拭き掃除や階段の拭き掃除などは避け、掃除機を使用した掃除のみで済ませてください。膝への負担がかからない作業なら問題ありませんが、しゃがむことや這うような動作は膝に負担がかかります。

拭き掃除する場合は、立ったままできる掃除用具を購入しておこないましょう。

【ランキング】変形性膝関節症の治療におすすめのクリニック

変形性膝関節症の治療を受けるなら、膝治療に特化した専門クリニックでの受診がおすすめです。

膝の痛みに悩まず健康的な生活を送りたい方は、ここで紹介するクリニックをぜひ参考にしてください。

1位:ひざ関節症クリニック

東京ひざ関節症クリニックの画像
出典:ひざ関節症クリニック
おすすめポイント
  • 治療実績22,900例以上
  • 膝を切らない再生医療で入院も不要
  • 専門ドクターが丁寧に治療方法を説明
施術内容ヒアルロン酸注射、PRP-FD注射、培養幹細胞注射、APS再生治療
費用初診:3,300円
MRI検査:8,000円~12,000円
拠点数14拠点
診療時間9:00~18:00
支払い方法現金、クレジットカード、デビットカード
料金は税込表示です

2位:シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)

おすすめポイント
  • 入院不要でひざの痛みを根本解決
  • 他の治療と比較し、効果の持続性・痛みが少ないとメリット多数
  • ひざ治療の熟練スタッフへの無料相談あり
施術内容注入治療、リハビリなどのサポート
費用初診:3,300円〜
MRI検査:8,000円~12,000円
注射治療:198,000円
リハビリ:19,800円〜
アクセス〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目 9−15
診療時間9:00~18:00
支払い方法現金、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済
料金は税込表示です

膝関節におけるその他の病気

変形性膝関節症以外でも、膝関節の病気があります。

本記事内でも挙げられてきましたが、代表的な病気は次の2つです。

変形性膝関節症と異なる点や特徴について解説します。

オスグッド病

オスグッド病は、太ももの前面にある大腿四頭筋が脛骨粗面と呼ばれる膝の皿の下部を引っ張ることで、成長軟骨が剥離して痛みや腫れを引き起こす疾患です。

主に成長期とされる10~15歳の子どもに起きやすい症状で、進行性のスポーツ障害とされています。子どもの膝の痛みは成長痛と認識している方も多く、対応が遅れることもありますが、早めに治療しなければなりません。

動かすと痛み、安静にしていると痛みがなくなることから、変形性膝関節症の初期症状と似ていますが、スポーツをしている子どもに起きやすい疾患です。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫の異常によって炎症が起こり、関節に痛みや腫れを引き起こす病気です。

明確な原因が未だに解明されていない病気ですが、遺伝や喫煙、歯周病などの環境的なものから起こるものと考えられています。

進行すると関節の変形や機能障害につながり、変形性膝関節症と似ている症状です。

しかし、関節軟骨がすり減っているわけではないため、変形性膝関節症とは異なる病気となります。

主に薬物療法で治療しますが、場合によっては変形性膝関節症と同様に人工関節置き換え手術になる場合もある病気です。

変形性膝関節症の手術に関するよくある質問

最後に、変形性膝関節症の手術に関するよくある質問に回答します。

変形性膝関節症を手術せずに治す方法についての質問や、ヒアルロン酸注入による効果についての質問があり、誰もが気になる質問に回答しているため、ぜひ参考にしてみてください。

変形性膝関節症は手術しないで治す方法はないの?

変形性膝関節症を手術しない治療法に、再生医療が挙げられます

再生医療は、細胞組織を再生させることで関節軟骨を形成し、変形性膝関節症を治療する方法ですが、変形性膝関節症に対する最も有効な治療法は手術であるため、医師に相談してみてください。

再生医療を推進している医療機関も増加傾向にありますが、時間や費用が継続的にかかるため、希望する場合は、医師と入念に相談してから決めましょう。

膝が腫れている場合は変形性膝関節症?

膝が腫れている場合は、変形性膝関節症の場合もあれば感染症の場合もあります。

腫れや痛みなど異常がある場合は、自己判断は非常に危険なため、必ず医師に相談してください。体の異常は、検査しないと判断できない場合が多く、早急な対処が必要です。

変形性膝関節症の特徴は、膝の腫れを含めO脚やX脚、膝を曲げたり伸ばしたりする際に痛みがあるなど、非常に多いことから自己判断できません。多少なりとも疑いがある場合は、一度医師にみてもらうことがおすすめです。

ヒアルロン酸注入は効果に期待できる?

ヒアルロン酸注入により、変形性膝関節症の痛みが軽減される場合もありますが、何度も注入して効果が薄くなっている場合は、意味がなくなってきていることになります。

ヒアルロン酸注射は応急処置に近い施術であり、変形性膝関節症を治すより痛みを軽減させることを目的とした治療法です。

変形性膝関節症の成功率は?

変形性膝関節症手術の成功率の統計は出されていませんが、調査アンケートを参考にした結果、96%の方が手術を受けてよかったと回答しています。

合併症や手術後の状態によっては再手術もあるため、手術して歩けなくなってしまった場合や、脚を失うことになったなどの報告はありません。

変形性膝関節症手術のタイミングは?

変形性膝関節症手術のタイミングは、痛みを軽減させる治療法の効果がなくなってきた場合や、年齢によって、医師から提案されます。

自己判断ではなく、医師による判断が適切なタイミングといえるため、膝に痛みを感じたことがある方は、医師にみてもらうことがおすすめです。

まとめ

今回は、変形性膝関節症の手術について詳しく解説しました。

変形性膝関節症の手術は、関節を整えるのみの手術から人工関節に置き換える手術まであり、症状の進行度によって異なります。

高位脛骨骨切り手術や人工膝関節置き換え手術をおこなった場合は、手術前後に注意しなければならない点や、リハビリ期間が長い点など簡単なものではありません。

変形性膝関節症と診断された場合は、医師の判断に従い、適度な運動や治療に専念しましょう。

※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
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<参考サイト>
ひざ関節症クリニック

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