MENU

膝の痛みには再生医療が効果的?メリット・デメリットや従来の治療法との違いを解説

膝の痛みが辛い場合、変形性膝関節症を発症している可能性があります。加齢や膝への負荷によって膝関節の軟骨がすり減り、動かしづらさや痛みが現れる病気です。

従来おこなわれてきた薬物療法やヒアルロン酸注射はあくまで対症療法に過ぎず、根本治療ではありませんでした。また、入院が必要な手術にはリスクがあり、リハビリに数か月かかるため手術に踏み切れない方も多くいました。

そこで、変形性膝関節症の最新治療として注目されている方法が再生医療です。本記事では、膝の再生医療のメリット、デメリットや従来の治療方法との違いを詳しく解説します。

スクロールできます
サービス東京ひざ関節症クリニックの画像
ひざ関節症クリニック

シン・整形外科

ガーデンクリニック
メニュー・PRP-FD注射
・培養幹細胞治療
・ヒアルロン酸注射
・APS再生治療
・PRP-PD治療
・PRP-PRO治療
・幹細胞培養治療
・PRP-FD療法
・脂肪幹細胞療法
・ヒアルロン酸注射
費用RPR-FD:165,000円〜
培養幹細胞治療:1,287,000円
ヒアルロン酸注射:5,500円〜
APS:400,000円〜
RPR-FD:198,000円〜
RPR-PRO:264,000円〜
幹細胞培養治療:1,100,000円〜
PRP-FD療法:319,000円
脂肪幹細胞療法:1,408,000円
ヒアルロン酸注射:33,000円
診療時間9:00〜18:009:00〜18:0010:00〜19:00
支払い方法現金、クレジットカード、
デビットカード
現金、クレジットカード、
電子マネー、バーコード決済
現金、クレジットカード
おすすめ再生医療等に特化
治療実績22,900例以上
アフターフォロー充実
治療効果の保証制度
手術なしの根本治療
オーダーメイドのリハビリ
あらゆる痛みの相談可能
かかりつけ医と連携
駅から徒歩10分圏内
詳細公式サイト公式サイト公式サイト
料金は税込です
目次

膝の痛みに効く再生医療とは?

再生医療は、自身の身体の血液や脂肪などから抽出した細胞(組織)を、損傷箇所に移植する方法です。移植した細胞の自己修復力によって、損傷箇所の機能も回復させる狙いがあります。

患者自身の治癒力を最大限に生かす治療

これまで、病気や怪我により損傷した箇所や本来の機能を失った箇所の治療は、人工の補助器具を体内に埋め込む手術がおこなわれてきました。

しかし、この方法は合併症のリスクがあり、長期間のリハビリも必要です。

また、持病や年齢により全身麻酔の手術が受けられない方は選択できない方法でした。

しかし、再生医療は自身の細胞や組織を移植するため合併症のリスクは低く、全身麻酔による手術の必要もありません。移植した細胞の自己修復力によって膝軟骨の再生を促す、身体の治癒力を生かした治療方法です。

変形性膝関節症の治療に使われている

従来の変形性膝関節症の治療では保存療法や手術が一般的でした。保存療法は内服薬や外用薬、ヒアルロン酸注射などにより一時的に痛みを緩和させる方法です。

しかし、薬やヒアルロン酸の効果が切れたら痛みが再発するため、根本治療にはなっていません。

手術による治療には、負荷がかかりにくい形に膝の骨を切る骨切り術や、人工の骨や関節に置き換える人工関節置換術などがあります。合併症のリスク、長期間のリハビリの他、骨を切ることや人工関節を体内に入れることへの抵抗がある方も多いでしょう。

一方、再生医療は自身の細胞や組織を移植して膝軟骨の再生を目指す方法です。保存療法のように一時的な効果ではなく、大掛かりな手術も必要ないため、変形性膝関節症の治療として注目されています。

膝の痛み改善に期待できる再生医療法4選

再生医療にはいくつか方法があり、採取する細胞や組織が異なります。特徴や治療方法、費用相場について解説します。

幹細胞治療

身体を構成する細胞には、脳細胞や皮膚細胞のように役割が決まっている細胞と、さまざまな細胞に変化できる幹細胞があります。再生医療で用いるのは幹細胞です。

膝の再生医療では、自身の脂肪から取り出した幹細胞を数週間かけて培養し、膝に注射します。軟骨細胞としての役割を与えられた幹細胞には、膝軟骨を修復したり他の細胞を活性化させたりする働きがあるため、膝軟骨が再生しやすい環境を整えることが可能です。

また、脂肪から取り出した幹細胞は抗炎症作用のある物質を作ることが可能と言われています。そのため、痛みが悪化しないよう膝関節の炎症を抑制する効果が期待できます。

幹細胞治療の費用相場は100万円前後です。

PRP(多血小板血漿)療法

皮膚を切って出血した際にカサブタができ、やがて傷が治ると皮膚は元通りになります。これは、血液に含まれる血小板の働きによるものです。PRP(Platelet Rich Plasma)と呼ばれる多血小板血漿を用いた治療では、自然治癒力を生かしてすり減った膝軟骨にアプローチします。

血液から抽出した血小板の濃縮液を膝に注射すると、傷ついた軟骨の修復を促したり炎症を抑制したりするため、変形性膝関節症の症状が改善されます。

すり減って完全に失われた軟骨を新しく作り出すことはできませんが、軟骨が残っている場合には効果が期待できるでしょう。ただし、血小板の働きが弱い方や変形性膝関節症の進行度合いによっては効果があまり見られない場合もあります。

PRP療法の費用相場は3万円~です。

APS療法

APS(Autologous Protein Solution)は自己タンパク質溶液のことで、PRP療法で用いる液体をさらに分離処理し、抗炎症作用のあるタンパク質を抽出した液体です。

変形性膝関節症では、炎症を引き起こすタンパク質が活発化し軟骨の破壊を促しているため、APSの注入により炎症や軟骨破壊を防ぐ効果が期待できます。

関節の炎症を抑える治療として、再生医療の中でも比較的新しい治療法です。

APS療法の費用相場は30万円~です。

PFC-FD療法

血小板には、傷の修復に役立つ成長因子が含まれています。PFC-FD(Platelet-Derived Factor Concentrate Freeze Dry)療法では、PRP療法で用いる液体から取り出した成長因子を濃縮し、凍結乾燥(フリーズドライ)させたものを患部に注射します。

成長因子がPRP療法の2倍以上含まれており、抗炎症作用や傷ついた細胞の修復が期待できるため、痛みの緩和を目的として取り入れられている方法です。

PFC-FD療法の費用相場は20万円~です。

再生医療で膝の痛みを治療するメリット

再生医療は膝の痛みに有効な治療法ですが、費用がかかるため相応のメリットがなければ治療に踏み切れない方も多いでしょう。

ここからは、再生医療のメリットを3つ紹介します。

従来の治療法よりも効果的

従来の保存療法で用いられてきたヒアルロン酸注射は、痛みを緩和するための対症療法です。数日から2週間ほどで効果が切れてしまうため、頻繁に注射しなければなりませんでした。また、症状が進行すると効き目がなくなる点もデメリットとして挙げられます。

しかし、再生医療は従来の保存療法より効き目の強さや持続性が期待できます。傷ついた軟骨を修復する効果もあるため、十分な効果が得られれば保存療法のように継続して治療を受ける必要もありません。

保存療法では効果が得られなくなった方におすすめです。

持病で手術ができない方でも受けられる

骨切り術や人工関節置換術は原則、全身麻酔でおこなわれる手術です。

しかし、麻酔にアレルギーがある方や持病、年齢などの要因により手術を受けれない方もいます。

再生医療でおこなわれる脂肪や血液の採取、注射は麻酔を使わないため、従来の手術を受けられなかった方でも受けられる方法です。服用中の薬を中断する必要もありません。

また、骨切り術や人工関節置換術の手術後は1~3か月間のリハビリが必要ですが、再生医療は注射した直後から自身の足で歩くことが可能です。

仕事を長期間休めない方にもおすすめです。

副作用が起こりにくい

内服薬や注射薬、麻酔薬にはそれぞれ副作用があります。膝の痛みが緩和されても、その他の副作用に悩まされる方も少なくありません。

しかし、再生医療では自身から採取した脂肪や血液を使用するため、通常の薬で想定される拒否反応や副作用、アレルギーが現れにくいと言われています。

薬の副作用やアレルギーが心配な方におすすめです。

再生医療で膝の痛みを治療するデメリット

膝の痛みに効果的な再生医療ですが、いくつかデメリットも存在します。安心して治療を受けるために、きちんと理解しておきましょう。

再生医療のデメリットを3つ紹介します。

保険適用外のため自費診療

病気の治療で保険が適用されるためには、厚生労働省が承認した治療方法や薬である必要があります。臨床試験や審査には時間がかかるため、比較的新しい治療方法である再生医療は未だ承認されていません。

そのため、2022年時点では保険適用外の自費診療となります。治療方法によっては数十万~かかるため、経済的負担が大きいでしょう。

自身の脂肪を採取する場合は傷が残る

幹細胞治療では局所麻酔で脂肪を採取するため、採取した箇所に1cmほどの傷跡が残ります。太ももやお腹の皮下脂肪を採取する場合が一般的です。

PRP療法やAPS療法、PFC-FD療法で採取するものは血液のため、目立つ傷跡は残りません。

治療効果には個人差がある

あらゆる治療方法、薬の効果には個人差があります。再生医療も同様に、効果があまり現れない場合があります。また、効果が現れるまでの期間にも個人差があり、数か月かかる場合があることを頭に入れておきましょう。

しかし、再生医療は自身から採取した細胞や組織を使用するため、副作用や拒否反応が現れにくい点で安全性が高い方法です。

【ランキング】膝の再生医療におすすめのクリニック

ここでは膝治療におすすめなクリニックをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1位:ひざ関節症クリニック

東京ひざ関節症クリニックの画像
出典:ひざ関節症クリニック
おすすめポイント
  • 治療実績22,900例以上
  • 膝を切らない再生医療で入院も不要
  • 専門ドクターが丁寧に治療方法を説明
施術内容ヒアルロン酸注射、PRP-FD注射、培養幹細胞注射、APS再生治療
費用初診:3,300円
MRI検査:8,000円~12,000円
拠点数14拠点
診療時間9:00~18:00
支払い方法現金、クレジットカード、デビットカード
料金は税込表示です

2位:シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)

おすすめポイント
  • 入院不要でひざの痛みを根本解決
  • 他の治療と比較し、効果の持続性・痛みが少ないとメリット多数
  • ひざ治療の熟練スタッフへの無料相談あり
施術内容注入治療、リハビリなどのサポート
費用初診:3,300円〜
MRI検査:8,000円~12,000円
注射治療:198,000円
リハビリ:19,800円〜
アクセス〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目 9−15
診療時間9:00~18:00
支払い方法現金、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済
料金は税込表示です

膝の再生医療に関するよくある質問

膝の再生医療を検討している方からのよくある質問に回答します。従来の治療方法と再生医療のどちらを受けるか迷っている方は参考にしてみてください。

再生医療を受けるには入院する必要がある?

再生医療では手術はおこなわれないため、入院の必要はありません。治療自体は数分で終了します。

ただし、幹細胞治療の脂肪採取時に局所麻酔を使用する場合があるため、施術後の乗り物の運転や入浴などの制限について、あらかじめ医師や看護師への確認をおすすめします。

ヒアルロン酸注射やステロイド注射との違いは?

ヒアルロン酸注射やステロイド注射は、痛みの緩和を目的としておこなわれる方法です。そのため、根本治療ではなく対症療法に過ぎません。

一方、再生医療は抗炎症作用の他、傷ついた細胞や組織の修復も期待できます。

ヒアルロン酸注射やステロイド注射は痛みが再発するたびに注射しなければなりませんが、再生医療は痛みを引き起こしている原因自体を改善できる可能性がある方法です。

再生医療は誰にでも効果的?

効果は個人差があるため、すぐに症状が楽になる方もいれば数か月かかる方もいます。

また、再生医療の種類によっては傷ついた軟骨を修復する作用がありますが、完全にすり減って重症化している方の軟骨は元通りに再生できない場合があります。肥満症の方も効果が現れにくいと報告されています。

膝への再生医療の費用はどのくらい?

膝の再生医療は保険適用外となるため自費診療で、費用相場は次のとおりです。

  • 幹細胞治療:100万円前後
  • PRP療法:3万円~
  • APS療法:30万円~
  • PFC-FD療法:20万円~

医療機関によって費用が異なるため、詳細は各医療機関に問い合わせてください。

まとめ

従来の保存療法で膝の痛みのコントロールができなくなった方には、再生医療がおすすめです。比較的新しい治療方法であり、2022年時点では保険適用外ですが、自身の細胞や組織を用いるため副作用や拒否反応が現れにくいメリットがあります。

再生医療に興味のある方は、本記事の情報を参考にしてみてください。

※本記事の情報は2022年12月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※本サイトと提携する企業のPR情報が含まれます。

目次