片目だけ二重になる原因と両目二重にするための方法を解説

昔から片目だけが二重になったり、朝起きたら片目だけが二重になっていたりと、片目だけ二重問題に悩んでいる方は多いでしょう。

もちろん左右が完全に対象の人はおらず、それでも一重と二重のように明らかにバランスが崩れて見えるような特徴だと嫌な気持ちになってしまうのも仕方ありません。

そこで本記事では、片目だけ二重になってしまう原因と二重になる目の特徴などを網羅的に解説します。

二重整形ができるおすすめの美容クリニックや医師へ相談する際のポイントなどもあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

片目だけ二重になってしまう原因

実は片目だけが二重になってしまう原因は複数あります。

遺伝的な問題やその人自身の骨格や利き目によるもの、そして姿勢の悪さや寝不足といった普段の生活習慣に至るまで数多くの原因が考えられます。

遺伝

両親の遺伝子の組み合わせにより子どものまぶたの構造も決まると言われており、さらに二重の方が一重よりも遺伝しやすいと言われています。

これはメンデル博士により照明された「優劣の法則」に則った考え方で、二重が優性遺伝するとされています。

もしも、両親の一方が片目二重であれば、それが遺伝する可能性があるでしょう。

また、日本人の特徴の一つとして、蒙古襞（もうこひだ）というものが挙げられます。

蒙古襞は目頭に被さるように存在する皮膚のことで、二重の目頭側のラインの始まり部分を隠す原因となります。

骨格

骨格がゆがむことで左右の目の大きさや筋肉量に差が生じ、その結果片目だけが二重になってしまうことがあります。

骨格のゆがみ自体は日常生活の中での、何気ない動作やクセが原因で発生することが多いです。

骨格のゆがみは自分の顔を写真で撮り、第三者的な目線で見てみると分かります。

日常にエクササイズなどを取り入れることで改善させることも可能です。

利き目

人には利き手利き足があるように、目にも利き目が存在します。

無意識に利き目を酷使してしまい、目の位置や形が変わってしまうことがあります。

また、利き目ではない目をあまり使わないことで、周囲の筋肉が衰え、たるみが生まれることで二重から一重になってしまうケースもあります。

利き目ばかりを使うことは体のバランスが一方に傾いてしまっている状態とも考えられ、骨格の歪みといった更なる問題にも派生してしまいかねません。

利き目はもちろん、視力の差によってもこのような状態は起こり得るので、注意して生活したいところです。

普段の生活習慣

日常生活の中で「足を組んで座る」「頬杖をつく」などの癖がある場合は、体の歪みを生じさせ、片目二重になってしまうことがあります。

身体が歪むことで無意識のうちに片方の目だけを酷使し、使っていない側のまぶたの筋肉が衰えていきます。

すると、まぶたを引き上げる力が弱まってしまい、元々が二重でもその眼だけが一重になってしまうことがあります。

また、「うつぶせになって寝る」「横向きになって寝る」などの癖がある場合、目が圧迫されて血の巡りが悪くなり、むくみの原因となります。

むくみによってまぶたが厚くなり、もともと二重であっても一重のようになってしまうことがあるでしょう。

眼瞼下垂

眼瞼下垂（がんけんかすい）とは上まぶたが十分に開けられず、まっすぐ前を向いたときに上まぶたが黒目を被っている状態のことを言います。

ひどい状態になると黒目の半分ほどが覆われ、視野が狭く、常に眠そうといった外見上の問題にもなります。

多くは後天性で、老化でのたるみや二重のりなどで繰り返すメイク、まぶたを強く擦るなどの刺激によって筋力が低下し発症します。

また、コンタクトレンズを付けている方にも見受けられます。

眼瞼下垂になってしまうと埋没法による二重整形手術だけでは十分な結果を得られず、眼瞼下垂手術といって皮膚を切開する手術法を利用する必要があります。

過去の二重整形が取れた

過去に一度糸でまぶたを縫う「埋没法」によって二重整形を受けたものの、糸が取れてしまって一重に戻ってしまったというケースもあり得ます。

埋没法はリーズナブルな価格で気軽に二重整形を受けられるため人気の施術方法ですが、人によっては理想の二重にできなかったり、糸が取れやすかったりすることがあります。

その原因は「まぶたが分厚い」ことで糸が支えきれなくなったり、「若い方で皮膚にハリがある」ことで糸に負荷がかかって緩んでしまうといったことが考えられます。

半永久的に二重にしたい場合は、切開法での施術を受ける必要があります。

片目だけ二重の魅力「雌雄眼」とは

片目だけ二重であることはコンプレックスになり得る一方、どこかミステリアスな雰囲気を感じさせる要素でもあり、そのアンバランスさが魅力に映るケースもあります。

このような片目だけ二重のように、左右の目の大きさが異なっている状態のことを「雌雄眼（しゆうがん）」といいます。

左右の目の大きさが異なることで、その人を左から見た場合と右から見た場合とで印象がガラッと変わる面白さがあります。

雌雄眼を持っている有名な芸能人として、佐藤健さんや綾瀬はるかさん、横浜流星さんなど、第一線で活躍する俳優さんたちが挙げられます。

雌雄眼を個性やアイデンティティの一つとして活かしていくことも素敵な選択だと言えるでしょう。

二重になる目の特徴

片目だけが二重になってしまう原因を見てきましたが、逆にどのような特徴や習慣を持っていると二重になっていくのでしょうか。

二重になる目の4つの特徴について見ていきましょう。

まぶたが薄い

二重まぶたとは、まぶたの皮膚とその下の挙筋腱膜がある部分が癒着している状態です。

この状態で目を開けた際に筋肉が引き上げられて皮膚が引き込まれ、そのくびれが二重のラインとして見える仕組みになっています。

そのため、まぶたの脂肪が多く分厚くなると目を開いた時に二重の幅が狭く見え、ラインが消滅してしまうことにもなります。

逆にまぶたが薄ければ二重ラインのクセがつきやすく、セルフケアによって二重を作ることができる可能性があります。

ダイエットで痩せたとき

ダイエットで痩せることによって、一重から二重になることがあります。

エクササイズによって全身の血行が良くなることで顔のむくみが減り、結果として二重に近づくということです。

しかし、まぶたを構成するのは主に皮下脂肪で、そのほかに眼輪筋や眼窩脂肪（がんかしぼう）などがありますが、これらをダイエットで減らすことは難しいものです。

そのため、必ずしも全身が痩せたからといって二重になるとは言えない点に気を付けましょう。

アイプチ・アイテープで毎日クセづける

一重に悩む方は普段からアイテープや二重のりで二重を作っているかと思いますが、継続することで二重のラインがクセ付き、定着することがあります。

また、日中だけではなく夜用の二重のりをつけ、眠っている間にまぶたにクセを付けることで二重を定着させるという方法もあります。

この方法では、最終的に日中をのりなしで二重になることを目指しており、うまくいけば朝のメイクも楽になることでしょう。

加齢で二重になるケースも

加齢によって皮下脂肪が減少したり、肌の張りや保水力が低下することで二重になることがあります。

若くハリがあった頃と比べて皮膚がたるんだり、脂肪が減って皮膚が薄くなることで二重の折り目が付きやすくなる場合があるためです。

ただし、基本的には皮膚がたるむと眼瞼下垂などに繋がるため、むしろ一重になってしまうケースもあるので注意してください。

両目二重にする方法

ここからは、どうすれば片目二重から両目二重にすることができるのか、その方法を3つ紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

セルフケア

生活習慣や日常動作の癖を見直し、身体の歪み対策をして身体のバランスを整えましょう。

• 足を組んで座らない
• 頬杖をつかない
• 姿勢を正す

また、むくみ対策としてはお酒を飲みすぎない、うつぶせで眠らないなども心掛けましょう。

マッサージも有効ですが、まぶたの皮膚はとても薄くダメージを受けやすいため、できればクリームなどを使用して行っください。

そして、一度二重になった後も、定着させるために継続してセルフケアを行うことが重要です。

メイク

二重のりやアイテープを使ったメイクだけではなく、アイラインで二重のラインを描くことで二重のように見せることも可能です。

これは錯覚を利用したものですが、二重のりやアイテープと比べると皮膚への刺激が抑えられるため、将来的な皮膚がたるむリスクを軽減することができます。

まずは、自分が二重になったらどのような印象になるのかを知るための方法としてもおすすめです。

二重整形

朝のメイクを楽にしたい、確実に二重になりたいという方は二重整形がおすすめです。

埋没法は糸を皮膚に縫い付けることで二重を作る手術方法で、リーズナブルに二重を手に入れられるため人気の施術です。

一方で、皮膚の脂肪が分厚い方や眼瞼下垂の方、また蒙古襞をお持ちの方など、セルフケアや埋没法では理想の二重を手に入れるのが難しい方もいます。

その場合は、切開法といって脂肪を切除し、二重を形成する手術を受けることをおすすめします。

二重整形の種類

片目のみクリニックで二重整形するときは、施術法を慎重に選びましょう。ここでは多くのクリニックで実施されている二重整形の施術法を4つ紹介します。

挙筋法

埋没法の一種である挙筋法では、まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋に糸をかけて二重を作ります。

まぶたの上側に糸をかけることができるため、埋没法でありながら幅の広い二重も実現可能です。

また自然な印象が作れることから、片目のみ二重整形をしたとバレる可能性を大きく減らせるでしょう。

ただし挙筋法では眼瞼挙筋に負担がかかり、眼瞼下垂になるリスクが高まるとされています。

瞼板法

埋没法に含まれる瞼板法では、まぶたのなかにある固い組織に糸を通して二重を作ります。

挙筋法よりも固い組織に糸をかけることから、二重が安定し長く続くといえるでしょう。

ただしまぶたの固い組織はまぶたのすぐ裏にあることから、瞼板法で幅の広い二重を作るのは困難です。

もう片方の目の状態にあわせて、適切な二重幅を選びましょう。

部分切開法

切開法に分類される部分切開法では、まぶたを一部分切開して二重を作ります。部分的な切開で済むことから腫れが少なく、費用を抑えられる点がメリットです。

ただし部分切開法ではうまく理想のラインが作れないことも多く、クリニックによっては部分切開法を実施していないこともあります。

医師の判断にもよりますが、理想の二重を作るため全切開を提案される可能性は高いでしょう。

全切開法

全切開法では、二重のラインをすべて切開して半永久的な二重を作ります。

必要な部分をすべて切開することから理想のラインを作りやすく、幅の広い二重も実現できます。

ただし全切開法で幅の広い二重を作ると西洋人風の目元になってしまい、もう片方の目とのバランスが取れなくなる恐れがあります。

顔立ちにもよりますが、全切開で並行二重を作る際は慎重なシミュレーションを実施しましょう。

医師への相談のポイント

二重整形を成功させるために欠かせないのは、医師とのカウンセリングで十分に話し合い、イメージをすり合わせる作業です。

そこで、理想の二重幅やデザインの写真を持参し、イメージの齟齬をなくすコミュニケーションを心掛けましょう。

また、片目だけ二重にしたいと単に希望を伝えるだけではなく、カウンセリングの中で医師の提案をしっかり確認しましょう。

片目だけの施術ももちろん可能ですが、人によっては両目を施術した方がいいケースや、切開法にしなければ理想の二重にならないケースもあります。

プロの意見をきちんと受け止め、後悔のない施術を受けるようにしてください。

片目だけ二重整形する際の注意点

片目だけを二重整形することで発生するリスクはいくつかあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

手術した眼だけ腫れが長引く可能性

二重整形には埋没法と切開法の2種類の方法があり、ダウンタイムの長さにも違いがあります。

埋没法は腫れが治まるのが比較的早く、中には術後すぐにメイクができる施術メニューもあるなど、腫れをほとんど気にせずに済むケースもあります。

とはいえ、人によっては腫れが目立ってしまうこともあるでしょう。

また、切開法は多くの場合ダウンタイムが長く、クリニックにもよりますが5日〜2週間ほど腫れが長引くことがあります。

一定期間は片目のみ腫れが気になる状態で過ごす必要があるため、可能であれば余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。

ラインに左右差が生じる可能性

手術が成功して二重のラインが同じになっても、その後の生活習慣や癖によって再び左右差が生じる可能性はあります。

さらに、執刀医の技術によっても理想通りの結果に仕上げられない場合も大いに考えられます。

そのため、執刀医選びは慎重に行った方がよく、しっかり口コミ情報などを収集したうえで選ばれるといいでしょう。

埋没法の場合でもできる回数に限界がある

埋没法での施術はまぶたへの負担も大きく、一般的には2〜3回までが限界といわれています。

そのため、糸が取れるたびに再手術を受ければいいとはいえません。

もしも、糸が取れやすい場合は、皮膚が分厚かったりたるみが生じている可能性もあるため、切開法の方が合っているかもしれません。

埋没法に比べて切開法は高額な施術となるため、失敗のないクリニック選びが重要になってきます。

二重整形ができるオススメの美容クリニック3選

後悔しないクリニック選びにするため、おすすめの美容クリニックを3つ紹介します。

どのクリニックも有名で人気と実力を兼ね備えた執刀医が在籍しており、なおかつリーズナブルな価格設定が魅力です。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科ではLINEの友達登録で土日・祝日は最大25％、平日は最大30％OFFなど、非常にお得に施術を受けることができます。

また、症例モデル（モニター制度）の審査に通過することで最大100％OFFとなるなど、低価格で施術を受けたい場合は特におすすめのクリニックです。

TCB東京中央美容外科という「東京」を冠したクリニック名ですが、全国に72の店舗があり、どの店舗も駅チカの立地でアクセスしやすいのも特徴の一つ。

日本形成外科学会専門医の資格を持つ在籍医師たちが、最新美容医療の情報交換のための勉強会の開催や美容外科学会、形成外科学会への参加に積極的なため、技術力に信頼があります。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは日本と海外に145院ものクリニックを展開させる、大手美容クリニックです。

二重整形以外にも医療ダイエットや若返りなど、数多くのメニューを取り揃えており、患者の多くの悩みを解決します。

SBC AIを利用すれば、スマートフォンから顔写真をアップするだけで簡単に二重幅のシミュレーションが可能です。

また、無料カウンセリングでもドクターが二重デザインのシミュレーションを行うため、理想の二重が作れるでしょう。

二重のデザインを細部までこだわりたい方は、ぜひ湘南美容クリニックのカウンセリングを受けてみてください。

品川美容外科

品川美容外科は、クリニック全体で累計1,000万件以上、二重整形でも956,370件の症例実績を持つ大手の美容クリニックです。

入会金500円・年会費無料で入会できるBMC会員になることで、対象施術が20％OFFになる制度もあり、お得に施術を受けることができます。

埋没法、切開法ともに他院と比較してリーズナブルな価格で提供しており、大手の安心感と低コストを同時に叶えたい方にオススメのクリニックです。

まとめ

片目だけ二重問題に悩んでいる方にとって、たくさんの見直すべき生活習慣や癖があると感じられた記事だったのではないでしょうか。

幸いどれもすぐに取り組めることばかりなので、自力で二重を作りたいとお考えの方はぜひ今日からセルフケアを始めてみてください。

もしくは片目だけ二重をそのままに、雌雄眼という魅力の一つとして活かしていくのも素敵だと思います。

また記事を読む中で自力で二重を作るのは難しそう、蒙古襞があるなど感じられた方は、どのニックでもカウンセリングは無料なので、ぜひ一度相談されてみることをおすすめします。

自分がどうありたいかを今一度考えてみて、後悔のない選択をしてください。

＜参考サイト＞
湘南美容クリニック公式サイト
品川美容外科公式サイト
TCB東京中央美容外科公式サイト