二重埋没法のメリットや注意点を徹底解説！二重手術におすすめのクリニック6選！

二重手術は大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類があります。

埋没法はメスを使わない手術方法で、術後の腫れや痛みが少なく料金も安いため、二重手術がはじめての方や手術したことを人に知られたくない方におすすめの方法です。

しかし、「埋没法とはどのような手術方法なのか」「どのクリニックを選べばよいのかわからない」と思う方も多いでしょう。

そこで本記事では、埋没法による二重手術のメリットとデメリット、埋没法をおすすめできない方などを詳しく解説します。

埋没法による二重手術のおすすめクリニック6選などもあわせて紹介するため、二重手術に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

埋没法による二重手術の方法

埋没法はまぶたの内側を医療用の細い糸で縫い止めて二重をつくる方法であり、縫い止める箇所によって主に次の3つに分けられます。

それぞれの特徴について詳しく解説します。

1点留め

1点留めとはまぶたの裏を1か所だけ糸で留めてクセを付けて二重にする方法です。

針を刺す回数が少なく、3種類のうちで最も負担が少ないでしょう。

施術時間が短く料金も安価な施術のため、気軽に二重手術がしたい方におすすめです。

ただし、まぶたを1か所だけで支えるため、他の方法に比べて二重の持ちが悪くなります。

そのため、二重をなるべく持続させたい方や、二重になりにくい厚いまぶたを持っている方にはあまりおすすめできません。

2点留め

2点留めは糸で留めるところを2か所に増やした方法です。

2か所で留めることにより一人ひとりに合わせたデザインが可能となるため、1点留めよりもナチュラルな二重を作ることができます。

二重の強度や肌へのダメージは1点留めと3点留めの中間で、1点留めよりも持続しやすいですが3点留めほどの強度はありません。

1点留めよりもダメージが大きいですが3点留めほどではないため、二重の長持ちと負担の少なさのどちらも重視したい方におすすめです。

3点留め

3か所を糸で留める方法が、3点留めです。

留めるところを3か所に増やしたため、最も美しくまぶたのアーチをデザインすることができます。

また、3か所でまぶたを支えることで力が分散し、二重が持続しやすくなるのも特徴の1つです。

だだし、1点留めや2点留めと比べると針を刺す回数が多く、ダメージが発生しやすくなります。

価格も高くなりやすいため、施術を受ける際は慎重に検討しましょう。

埋没法による二重手術のメリット

埋没法による二重施術のメリットには、次の3つが挙げられます。

埋没法を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

施術後のダウンタイムが短い

埋没法の施術は切開法に比べるとダウンタイムが短くてすみます。

ダウンタイムとは、施術によって受けたダメージを回復するための期間です。

埋没法は身体に与えるダメージが少ないためダウンタイムが短く、一般的に3日～1週間ほどで肌が回復し、普段どおりの生活ができるようになります。

ダウンタイムが7～10日ほどかかる切開法に比べて、普段の生活への影響が少ないため、仕事が忙しい方でも治療が受けやすいでしょう。

ただし、ダウンタイムは体質などによっても変わり、個人差があります。

実際のダウンタイムは、医師の指示や経過観察に従いましょう。

安い料金で二重手術を受けられる

本格的な手術となる切開法に対し、埋没法はそれほど大掛かりな施術にはなりません。

料金が安めに設定されていることが多いため金銭的な負担も少なく、美容整形が初めての方でも受けやすい施術と言えるでしょう。

切開法の施術は10万円以上かかるところが多く、高ければ30万円近くかかることもあります。

それに対して埋没法の料金は5～7万円程度が相場ですが、クリニックによっては2万円以下で施術できます。

メスを使用せずに施術が受けられる

埋没法はまぶたに糸を通すだけの施術のため、メスを使用して皮膚を切ることはありません。

美容整形に興味があるものの、メスを使用した施術には抵抗があるという方も多いでしょう。

埋没法は肌を切開したくない方に適しており、実際に多くの人が埋没法による二重手術を選んでいます。

肌を切らないため身体へのダメージや負担が少なく、上述のようにダウンタイムも短いです。

施術跡も比較的わかりにくいため、周りに知られたくない方にもおすすめできます。

埋没法による二重手術のデメリット・注意点

埋没法のメリットを紹介してきましたが、デメリットもあります。

施術後に後悔してしまうことがないよう、事前にデメリットや注意点を把握することが大切です。

施術後に腫れや内出血が見られる場合がある

埋没法は副作用やダウンタイムが比較的少ない施術法ですが、まったくダメージがないわけではありません。

基本的には軽く腫れる程度のものですが、場合によっては腫れがひどくなったり内出血を起こしたりする場合もあります。

症状がひどくならないよう、ダウンタイム中は患部に刺激を与えず血流を促進するような行動も控えなければなりません。

しかし、これらの対策をきちんと行っていても内出血などの症状が出ることもあります。

万が一症状が悪化した場合に備えて、アフターフォローがしっかりしたクリニックを選ぶと安心です。

埋没法の糸が取れてしまう場合がある

切開法は半永久的に二重を維持できますが、埋没法は生活していくうちに糸が取れてしまう可能性があります。

糸が取れる原因は外部からの刺激です。目のアレルギー反応や、目を強くこすることで取れてしまう場合もあります。

クリニックの中には、施術後の一定期間内であれば、糸が切れても無料で再施術を行うところもあります。

事前に保証内容を確認しておき、なるべく保証が長いクリニックを選ぶとよいでしょう。

埋没法による二重手術をおすすめできない方

埋没法は負担が少なく気軽にできる施術ですが、人によってはおすすめできない場合もあります。

ここでは、どのような方に埋没法がおすすめできないか、詳しく紹介します。

まぶたが厚い方

埋没法は、糸でまぶたを支えることで二重を作ります。

まぶたが厚い方やまぶたに脂肪が多い方は重さを支えきれずに糸が取れる可能性が高くなってしまうため、おすすめできません。

まぶたが厚くても施術は可能ですが、すぐに取れてしまってはコスパが悪く、何度も施術すると肌への負担が大きくなります。

クリニックによってはまぶたが厚い方には切開法をすすめたり、まぶたの脂肪を落とす施術を先に勧められたりすることもあるでしょう。

どの程度の厚さで施術が難しくなるかは、人により異なります。

自身のまぶたが厚いと思う方は、複数のクリニックでカウンセリングを受けて慎重に決めることをおすすめします。

まぶたを擦りがちな方

まぶたを擦るという癖がある方にも埋没法はおすすめできません。

埋没法の糸は外部からの刺激によって取れる可能性があるため、まぶたを擦るとまぶたを支える糸が取れやすくなるためです。

場合によっては、目を強く擦っただけでも取れてしまうことがあります。

一度擦っただけで糸が取れるようなことはほとんどありませんが、日常的に何度も目を擦ってしまう方は取れるリスクが高くなります。

埋没法の施術を受けた後には、なるべく目を擦らないように注意してください。

まぶたを擦る癖がある方は、カウンセリング時に医師に相談しましょう。

眼瞼下垂の方

人は眼瞼挙筋という筋肉でまぶたを開いていますが、この筋肉が衰えるなどの理由でまぶたが開きにくくなってしまう病気を「眼瞼下垂」と言います。

眼瞼下垂の症状があると糸が埋没しにくいため、埋没法による二重手術は困難です。

眼瞼下垂は生まれつきの場合もあれば、加齢や神経の病気によって後天的に発症する場合もあります。

日常生活に支障をきたすほど症状が悪ければすぐに手術が必要になりますが、それほど悪くなければ自覚症状がないため気づかないという方もいます。

症状が軽ければそのまま埋没法の施術ができることもありますが、先に眼瞼下垂の治療を推奨されることが多いです。

気になる方は医師に相談してみましょう。

二重まぶたのラインの形にこだわりたい方

二重まぶたのラインの形にこだわりたい方にも、埋没法はおすすめできません。

埋没法の3点留めであれば、ある程度は美しいラインを表現することができます。

しかし、細かくこだわりたい場合は、3点留め以上の埋没法でも対応しきれないことが多くあります。

切開法であれば自由にラインにこだわることができるため、希望するデザインがはっきりしておりこだわって二重を作りたい方は切開法がおすすめです。

埋没法による二重手術を受けるクリニック選びのポイント

納得できる施術を受けるためには、慎重にクリニックを選ぶ必要があります。

ここでは、クリニックを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

丁寧なカウンセリングをおこなっている

二重は顔の印象を大きく左右するため、希望するデザインを医師とすり合わせてから施術を受けることが重要です。

施術後に後悔しないために、施術前のカウンセリングを丁寧に行っているところを選びましょう。

二重施術のカウンセリングでは、完成形のシミュレーションを行うところが多くあります。

視覚的にイメージを共有することで、理想の施術に近づけることができるためです。

不安や疑問があれば、カウンセリングの段階で必ず相談してください。

医師の症例数が豊富

二重手術の完成度は、担当する医師によって大きく違いが出ます。

多くの患者を診てきた医師ほど高い技術を持っているため、実績が豊富で症例数が多い医師が在籍しているクリニックを選んでください。

実績を確認する際には、自身が受けたい施術方法の症例が多いかどうかを確認しましょう。

実績や症例数はクリニックのホームページなどに掲載されているところも多く、簡単に確認できます。

クリニックによってはホームページやSNSで症例写真を公開しているため、チェックしてみてください。

自身のまぶたに合った施術方法を提案してくれる

二重の施術にはさまざまな種類があります。人により向き不向きがあるため、自身のまぶたに合った施術方法を選ぶことが大切です。

とはいうものの、自身で適切な判断をおこなうことは困難です。

まぶたの状態をきちんと診断し、適切な施術方法の提案をするクリニックを選びましょう。

施術方法の提案では、なぜその方法が最適なのか、なぜ他の方法は適さないのかを詳しく説明しているかが重要です。

また、提案する施術方法のメリットのみでなく、デメリットもしっかりと説明しているかどうかも確認しましょう。

埋没法による二重手術におすすめのクリニック6選

ここでは、埋没法による二重手術におすすめのクリニックを6つ紹介します。

それぞれ料金やおすすめポイントを解説するため、クリニック選びの参考にしてください。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、二重手術の症例数が業界トップクラスのクリニックです。

高品質な治療が評価されており、デザイン力や技術力にも定評があります。

コスパの良さも魅力的で、29,800円（税込）と低価格で埋没法の施術を受けることができます。

その他にも、学割やモニター制度など割引が豊富です。

保証制度も充実しており、メニューや症状によって保証期間が細かく設定されています。

「1dayクイックアイ プレミアムエタニティ」プランなら一生涯の保障が付く場合が多く、その他のプランでも感染トラブルには一生涯の保障が付くため、安心して施術を受けることができます。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは日本・海外に204院展開している美容業界最大手のクリニックです。

高品質な医療をリーズナブルな価格で提供しており、二重・目元整形の累計症例は約70万件もあります。

湘南美容クリニックの二重術は人工知能シミュレーションを使用して、自分の顔で二重のイメージができるため、術後に「イメージと違っていた！」「似合わない！」などのトラブルが発生しにくくなっています。

二重施術のメニューは種類が豊富で、埋没法では両目2点で29,800円より施術が可能です。

様々な方法で二重にすることができるため、自身の目元や希望のダウンタイムなどに合わせて選ぶことができます。

品川美容外科

品川美容外科は30年以上の実績と、95万件以上の症例数を誇る大手の美容クリニックです。

埋没法の二重手術では他のクリニックではメニューごとに留める点数が決まっていることが多いのに対し、それぞれのメニューで1～4点留めに対応しています。

また、非常に安い施術メニューがあるのも嬉しいポイントです。

「二重術クイック法」の1点留めなら、6,860円（税込）で施術を受けることができます。

1万円以下で施術を受けられるクリニックはほとんどないため、埋没法を試してみたいという方におすすめです。

東京美容外科

東京美容外科は技術力に定評がある美容クリニックです。

厳しい基準をクリアした専門医が在籍しており、さらに二重手術は美容整形の経験が10年以上ある医師が担当します。

二重施術では、点ではなく線で留めるというオリジナルの埋没法を提供しており、負担を抑えたまま二重を長持ちさせることができます。

二重をできるだけ持続させたいが切開法には抵抗がある、という方におすすめです。

施術のスピーディさも重視しており、10分程度で施術が終了します。

目への負担を最小限に抑えることができるため、ダメージを抑えつつ効果的な施術が可能です。

共立美容外科

共立美容外科は身体への負担が少ない二重手術が特徴のクリニックです。

「共立式P-PL挙筋法」という独自の埋没法は、極細の糸を使用することで痛みや副作用を抑えています。

腫れや内出血がほとんどないため、学校や仕事にも早く復帰できるでしょう。

また、施術後のアフターケアが充実している点もメリットです。

術後すぐ帰るのではなく、個室で患部を冷やしながら腫れの状態を確認してもらえるため、施術後の経過も良くなります。

30年以上の実績と年間2万件の症例があり、技術力やデザイン力も信頼できます。

TAクリニック

TAクリニックは、「徹底的に患者様へ寄り添った美容医療」をモットーとしており、施術前のカウンセリングを丁寧におこなっています。

また、施術の料金が安い点も嬉しいポイントで、20代の方の人気を集めています。

最も安い「スタンダードクイック」の2点留めなら、両目で12,900円（税込）で二重手術が可能です。

メニューも豊富にあり、予算に合わせた施術を受けることができます。

さらに、公式サイトでは症例写真だけでなく、症例動画も公開されています。

より具体的に施術のイメージができるため、初めてで不安な方は一度見てみるとよいでしょう。

埋没法による二重手術に関するよくある質問

最後に、埋没法による二重手術に関する、よくある質問に回答します。

埋没法を検討している方は、施術前にぜひチェックしておきましょう。

埋没法の手術の後すぐにメイクは出来ますか？

埋没法の手術後は、患部に軽い腫れなどの症状が出ることが多いでしょう。

腫れがある状態でメイクをすると、ダウンタイムが長引いたり二重のラインに影響したりする可能性があります。

そのため、まぶたの腫れが引くまではアイメイクはしないほうが無難です。

埋没法による腫れは2～3日で引くことが多いため、3日ほどはアイメイクができないと考えておいた方がよいでしょう。

アイメイク以外のメイクは問題ありません。

症状によっては翌日からメイクが可能なこともあるようですが、個人差もあるため必ず医師の指示を仰いでください。

埋没法の手術後に抜糸は必要ですか？

切開法の場合は5～7日後に抜糸をする必要がありますが、埋没法は手術後の抜糸は必要ありません。

ただし、埋没法でも経過観察のために定期的な来院が推奨されることがほとんどです。

クリニックによって考え方が異なり、来院不要としているところもあるため、気になる方はカウンセリングの際に確認してください。

埋没法の手術にはどれくらい時間がかかりますか？

一般的に、埋没法の施術時間は10～15分程度で終わります。非常に短い時間で終わるため、忙しい方でも受けやすい施術です。

一方、切開法の施術時間は肌を切るため、30分～60分程度かかります。

まとめ

メスを使用しない埋没法は身体へのダメージが少なく、施術時間やダウンタイムも短い施術方法です。

料金も安めのため、できるだけ負担が少なく手軽に二重手術を受けたい方におすすめです。

ただし、半永久的に二重を持続できる切開法と比べると持続しにくく、数年経つと糸が取れてしまう場合があります。

同じ埋没法でも、細かい方法はクリニックによって異なります。

料金や保証内容も多種多様のため、複数のクリニックを比較して自身に合ったところを選ぶことが大切です。

二重手術を検討している方は、この記事を参考にして、ぜひ自身に合ったクリニックを見つけてください。

※本記事の情報は2022年8月時点のものです。
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＜参考＞
城本クリニック
東京美容外科
TCB東京中央美容外科