目の下のクマ治療が皮膚科で保険適用となるケースを解説！おすすめのクリニックも紹介！

目の下にクマができると顔色が悪く見えてしまうだけでなく、老けて見えてしまいます。クマはマッサージやクリームでは根本解決になりません。

特に皮膚のたるみや色素沈着によるクマは簡単には治らないものです。

そこで今回はクマの種類と治療法について、クリニックでのクマ治療に保険適用できるのかどうかを詳しく解説します。

目の下のクマの種類と主な原因

目の下のクマには3つの種類があります。クマができる原因はクマの種類によっても異なるため一つ一つ見ていきましょう。

青クマは血行不良や疲労

青クマの原因は血行不良や疲労の蓄積によるものです。目の下の皮膚は非常に薄く、毛細血管が透けて見えてしまいます。

健康な方であれば青く見えないのですが、疲労が蓄積すると血行不良により毛細血管がうっ血して、暗い色に見えるのです。

寝不足もクマの原因になるため、十分な睡眠をとって疲れを回復することが青クマの解消につながります。

茶クマは色素沈着

茶クマの原因は色素沈着です。肌への負担が大きいと色素沈着を起こしてしまうため、目の下が茶色く見えてしまいます。色素沈着を起こす要因は次のとおりです。

• 皮膚の乾燥
• メイク残り
• 日焼け

また毎日の肌ケアの際、目の下を擦ることで色素沈着が起こりやすくなります。

肌ケア時には皮膚を擦らないように優しくお手入れすることを心がけましょう。

黒クマは皮膚のたるみ

黒クマの正体は目の下の影です。加齢や疲労の蓄積によって皮膚がたるみ、影ができてしまいます。黒クマは皮膚のたるみによってできるため、肌ケアでは根本解決が難しいでしょう。

クマ治療が保険適用となるケース

保険適用は病気の治療であることが前提となります。また状態を放置しておくと生活に著しく支障を伴うケースも保険適用の対象です。

しかし「見た目が悪い」という審美的観点からの治療は保険適用外になります。では保険適用になる具体的な事例を見ていきましょう。

視野の幅が狭まり生活に支障をきたす場合

クマのせいで視野が狭くなると、場合によっては通常の生活に支障をきたすケースがあります。

目の下がたるむと一緒にまぶたが重くなることがあり、視野が狭まるのです。このようなケースは保険適用で治療できます。

眼球に痛みがある場合

クマに悩んでいる方の中で、稀に眼球に痛みを感じるケースがあります。

バセドウ病などの病気が疑われますが、眼球が前に突出することで痛みを生じるのです。

この場合は病気の治療がクマの解消につながるため、保険適用で治療できます。

左右に著しい差がある場合

目の下のクマのサイズが目立つほど異なる場合は、保険適用での治療が可能です。通常クマは左右同じように出現します。

しかし著しく左右に差ができる場合は、脂肪腫などのできものがある可能性があります。その場合は保険適用での治療が可能です。

目の下にできものがある場合

明らかに目の下にできものがあり、切除するのであれば保険適用が可能です。

このように「治療」が必要なケースに関しては保険適用での治療が可能です。しかし美容クリニックで行う場合は保険適用外になる場合が多いため注意しましょう。

目の下のクマを改善する主な治療方法

目の下のクマを効果的に改善するには、美容クリニックでの治療がおすすめです。

メスを使用する方法から、切らない施術まで一つ一つ施術内容とその特徴を紹介します。

切開

メスを使用し、目の下の余分な脂肪を取り除きます。脂肪を取り除くことで、黒クマの原因となる皮膚のたるみだけでなくシワの改善も可能です。

下まつ毛ギリギリのところを切開するため、切開しても傷は目立ちません。

脱脂

正しくは「下眼瞼脱脂術」といい、下まぶたの裏から5mmほど切開して中の脂肪を取り除く施術です。

抜糸も必要なく切開箇所も小さいため、通常の切開方法よりもダウンタイムが短くなります。

一緒にヒアルロン酸や脂肪注入を行い、よりハリのある目元に整えることもできます。

ヒアルロン酸注入

切らずにハリのある目元を手に入れたい方は、ヒアルロン酸注入がおすすめです。

目の下にヒアルロン酸注射をすることで、加齢や疲れによる目の下のくぼみをふっくらとさせてクマを解消します。

注射による腫れは少し残りますが、ダウンタイムはほぼなく施術直後からメイクが可能です。

脂肪注入

ヒアルロン酸の他に脂肪を注入する方法もあります。脂肪注入はヒアルロン酸と違って長期間効果が継続する点がメリットです。

脂肪注入後2～5日は違和感や痛みを感じることがありますが、安定すると半永久的な効果を期待できます。メイクは翌日からになります。

レーザー

レーザー治療は色素沈着型のクマに有効な治療方法です。レーザーでメラニンを破壊し、茶クマを解消します。

施術後数日間ヒリヒリとした痛みを感じる方もいますが、基本的にダウンタイムはほぼありません。

レーザー治療後は大変皮膚が敏感になっているため、紫外線対策が必要です。

HIFU

HIFU（ハイフ）は熱照射で肌細胞を収縮させ、肌を引き締める施術です。皮膚のたるみによるクマであればHIFU（ハイフ）による施術でも改善できます。

ただし目元専用のハイフを使用するため、目元用のカートリッジがないクリニックでは施術できません。ダウンタイムはほぼなく、すぐにメイクも可能です。

内服・外用薬

内服薬や外用薬での治療も可能です。薬での治療は即効性はありませんが、ビタミンC・トランサミンなどを服用することで徐々に解消することはできます。

また貧血が原因の青クマなら、鉄剤やビタミンB12を処方されることもあります。

クリニックによっては他の施術と一緒に効果を高める目的で内服薬や外用薬を処方することがあります。

クマ治療の美容医療クリニック・美容皮膚科を選ぶポイント

根本的なクマ治療なら、美容医療クリニックや美容皮膚科がおすすめです。

美的観点から総合的に施術方法を提案してもらえるため、より自然で美しい目元に仕上がります。

しかしクリニックによっては施術結果に満足がいかないケースがあることも事実です。ではどのように信頼できるクリニックを選べばよいのでしょうか。

カウンセリングが丁寧

美容クリニックではまず、カウンセリングを受けることから始まります。信頼できる美容クリニックはカウンセリングに十分な時間を割き、患者の悩みを丁寧にヒアリングします。

カウンセリング中に契約を急かすようなクリニックや、一方的に話を進めるクリニックはおすすめできません。またカウンセリングで医師と話ができることもポイントです。

医師との問診はほんの少しで、医師免許のないカウンセラーが話を聞くクリニックは、アフターケア対応まで不安になるかもしれません。

複数のクリニックでカウンセリングを受けることでそれぞれ取り扱うクマ治療を知ることができます。

しっかりと比較し、納得できるクリニックを選びましょう。

予約が取りやすい

予約が取りやすいかどうかもクリニック選びのポイントです。人気美容クリニックでは予約が取りにくいケースがあります。

最近ではオンライン予約やLINE予約を導入するクリニックが増え、比較的予約が取りやすくなりましたが、予約が取りにくいとなかなか通えません。

レーザーやハイフ、ヒアルロン酸注入では複数回通う必要があります。予約が取りにくいと、ベストな時期に通えず期待する効果を得られなくなる可能性があるため注意しましょう。

実績・口コミが豊富な医師が在籍

クマ取りにかかわらず美容クリニックを選ぶ際には、医師の実績に注目しましょう。ほとんどのクリニックでは在籍医師の実績を紹介しています。

また医師ごとにSNSアカウントを持ち、症例を画像付きで紹介するケースもあります。

さらに医師の症例を見るとその医師が得意とする施術が何かを特定できるため、クマ取りが上手な医師を探すこともできておすすめです。

またSNSで実際に施術を体験した方たちの口コミも参考にしてください。実際に体験した方の意見はセールストークと無関係なため、より正確な情報を聞くことができます。

「期待どおりの結果で満足」「丁寧に話を聞いてくれて治療方法を提案してくれた」など、良い口コミの多いクリニックを選んでください。

また良い口コミだけでなく悪い口コミも一緒にチェックすることも大切です。

クマの種類に合わせた治療方法がある

クリニックによって施術メニューは異なりますが、自身のクマのタイプに最適な治療法があるかどうかもクリニックを選ぶときのポイントです。

前項で紹介したとおり、クマ取り治療にはレーザーや脂肪注入、切開方法などさまざまな方法があります。

たとえば青クマなら切開しなくても解消できますが、切開や脱脂方法しかメニューがないと必要以上に大掛かりな治療になってしまいます。

できれば切る治療方法以外にも複数の治療メニューがあるところがいいでしょう。

事前にリサーチして気になる施術方法をピックアップし、その治療方法が受けられるクリニックから選ぶ方法もおすすめです。

料金・価格がお手頃

クマ取り治療の料金は、クリニックによってかなり差があります。5万円～30万円など金額の幅が大きいため、金額をよく確認することも大切です。

費用が高いクリニックでもサービスや使用マシンなど、高くても納得がいく内容であればいでしょう。しかし通えなければ意味がありません。

かといって安さだけでクリニックを選ぶことも危険です。実績があり、クマ取り治療を得意とするクリニックの中で、お手頃の価格設定のところを選ぶことが重要です。

もしもクリニックが気に入っても料金が予算外という場合は、モニター制度や割引キャンペーンなどをチェックするとよいかもしれません。

アフターケアが充実

クマ取り治療にはメスを使用する切開法とメスを使用しないメニューがあります。

メスを使用しない治療法ではダウンタイムはあまりありませんが、それでもアフターケア保証があると安心です。

クリニックによってアフターケア保証の内容は異なります。施術後いかなるトラブルにも無料で対応するというクリニックもあれば、特定の施術のみ保証をつけるというクリニックもあります。

基本的に切開する施術の場合はアフターケア保証がつくものですが、できればすべてのメニューで充実したアフターケアを提供してくれるクリニックが望ましいです。

特に肌の敏感な方や弱い方は、アフターケアがしっかりしているクリニックをおすすめします。

クマ治療におすすめのクリニック5選

クマ治療をどこで受けたらよいかお悩みの方に、技術力の確かなおすすめクリニックを厳選して5つ紹介します。価格やクマ取りメニューの豊富さなどから選んでいるため、ぜひ参考にしてください。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は全国で72院を展開する大手の美容クリニックです。

目の下のクマ取りメニューが充実しており、切らない施術からメスを使用する施術までクマの種類に応じた施術を提供しています。TCB東京中央美容外科の切らないクマ取りでは、ベビーコラーゲンやグロースファクターを組み合わせた施術が効果が高く人気です。併用することによって目の下のクマだけではなく、シワの改善にも高い効果があるため、目元にハリが出て非常に若々しくなります。

現在、TCB東京中央美容外科ではサマーキャンペーンとして最大50,000円オフのLINEクーポンを配布中です。こちらは2週間限定のお得なクーポンで、クマ取り施術も対象ですから気になる方は早めに無料カウンセリングの予約を入れることをおすすめします。

またTCB東京中央美容外科では常時さまざまなLINEクーポンを配布しており、LINEで友だち登録することで、割引や特典を受けられます。

LINEのトーク画面から施術に関する相談をすることもできるため、施術を考えている方はLINEで友だちに追加しておくと良いでしょう。

品川スキンクリニック

品川スキンクリニックには無料のメンバーズ制度があり、メンバーになるとほとんどの施術を30％割引で受けられます。初回からメンバー割引の適用対象となるため、品川スキンクリニックで施術を受ける際は入会がおすすめです。

品川スキンクリニックはカウンセリングを重視しているクリニックです。じっくりと時間をかけてカウンセリングを行い、クマ取りを含む総合的な悩みに対応します。

また品川スキンクリニックではアフターケアも充実しています。施術後のアフターケアはもちろん、トラブルが起きたときの対応も無料で応じてくれますから安心です。

ガーデンクリニック

ガーデンクリニックはメンズに特化したクリニックのため、美容クリニックに抵抗がある男性も通いやすいです。

クマ治療は黒クマ、青クマ、茶クマとクマの種類によっても、適切な治療法が異なります。自然にクマを改善したい方は種類関係なく治療ができる「ニュープレミアムオートファイバー」がおすすめです。

ご自身のお腹や太ももの脂肪を吸引して、目の下のたるみと皮膚の境目に注入する施術なので、副作用やアレルギーもほとんどありません。

クマ治療に興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみましょう。

TAクリニック

TAクリニックは、全国に8院展開しています。仕上がりはもちろんダウンタイムにも配慮しており、美意識の高い職業の方から多く支持されているのが特徴です。個室完備で、患者様のプライバシー保護の徹底を心がけており、来院される患者様が極力、他の方と顔を合わせないように案内しています。

下眼瞼脱脂術や下眼瞼切開術などのメニューがあり、その他、組み合わせメニューも用意しています。また、モニター価格もあるため、通常よりもお得に施術を受けたい方はぜひチェックしてみてください。

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックはカウンセリングとアフターケアに力を入れている美容クリニックです。

聖心美容クリニックではクマ取り施術メニューを各種取り揃えています。単体のメニューはもちろん、クマ取りにプラスして皮膚再生療法などを組み合わせる施術が人気です。

クマの状態は一人一人異なるため、さまざまなメニューを組み合わせることでよりきれいな目元が手に入ります。

症例はSNSでチェックすることができるため、ご自身に似た症例を参考にすることもおすすめです。

所属医師はそれぞれSNSアカウントを持っているため、公式ホームページから各先生の実績を画像で見ることができます。

また聖心美容クリニックではオンライン診療（カウンセリング）を行っているため、気になる方はまずオンラインで相談してみるのもおすすめです。

クマ治療に関するよくある質問

最後にクマ治療に関する「よくある質問」をまとめました。まだわからないことがあるという方は、ぜひ参考にしてください。

クマ治療後にダウンタイムはありますか？

クマ治療にはさまざまな治療法があり、その治療法によってダウンタイムが異なります。

メスを使用する切開法のダウンタイムが一番長く、1～2週間です。レーザーやヒアルロン酸注入などダウンタイムがほとんどないものもあります。

クマ治療の施術にかかる時間はどれくらいですか？

クマ治療の施術方法にもよりますが、15分～30分程度です。

カウンセリング当日の施術は可能ですか？

クリニックによってはカウンセリングのあとにクマ取り治療を行うことができます。当日施術を希望の場合は、予約時に確認しておくとよいでしょう。

まとめ

クマには3つの種類があり、中でも黒クマは頑固でクリームやマッサージではなかなか解消しません

。根本的な治療にはクリニックでの施術がおすすめです。メスで切る方法もありますが、切らないクマ取り方法もたくさんあります。

切らないクマ取り治療ならダウンタイムもほとんどなく、直後からメイクが可能です。

翌日仕事がある方でも安心して施術を受けられるため、クマに悩んでいる方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

※2022年8月時点の情報です。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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＜参考＞
TCB東京中央美容外科
湘南美容クリニック
品川美容外科