食いしばり・歯ぎしりはボトックスでの治療がおすすめ！メリット・デメリットまとめ

エラの発達や顎の痛みの原因となる「食いしばりや歯ぎしり」。

歯科医院で治療を考えているけど、「歯医者が苦手」「敷居が高い」と感じる方もいるかもしれません。

そんな方に向けて、治療の第一歩としておすすめなのが「エラボトックス」です。

エラにボトックス注射を打つことで、食いしばる力が弱まって歯ぎしりや食いしばりの予防になります。

今回の記事では、エラボトックスの概要や食いしばり・歯ぎしりが人体に及ぼす悪影響のほか、エラボトックスのメリット・デメリットについて解説します。

食いしばりや歯ぎしりに悩んでいる方、エラボトックスを受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

食いしばり・歯ぎしり改善にはボトックス治療が有効

食いしばりや歯ぎしりを改善するためには、エラボトックスの注射が有効といわれています。

まずは、なぜエラボトックスが食いしばりや歯ぎしりの改善に有効なのか、具体的な仕組みついて解説します。

咬筋（エラ）にボトックスを注射して食いしばり・歯ぎしりを改善する事ができる

エラには、咬筋という筋肉があります。咬筋は、食べ物を食べる際に物を噛んだり、歯を食いしばったりするときに使用する筋肉です。

エラボトックスでは、この咬筋に対してA型ボツリヌス毒素を注入します。A型ボツリヌス毒素を注入することで、筋肉の働きを弱めます。

咬筋の働きが弱まると、食いしばりや歯ぎしりのクセを改善することができます。

ただし、咬筋の力を弱めすぎると食事の際に支障が出ることもあるため、適切な箇所に適切な量を注入することが重要です。

食いしばり・歯ぎしりを放置するとよくない理由

食いしばりや歯ぎしりがクセになると、人体に多くの悪影響を及ぼします。

また、長期間食いしばりや歯ぎしりをしてしまうと、顎関節症をはじめとする病気を引き起こす可能性もあります。

ここでは、食いしばりや歯ぎしりを放置すると良くない理由について解説します。

食いしばりや歯ぎしりは、主に次のような悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。

• 頭痛・肩こりの原因になる
• エラが張って顔が大きく見えてしまう
• 虫歯になりやすい
• 顎関節症を発症する恐れがある

食いしばりや歯ぎしりが慢性的に続くと、頭や肩の筋肉を収縮させてしまいます。そのため、頭痛や肩こりの原因となる可能性があります。

また、食いしばりや歯ぎしりは咬筋の発達を促すため、エラが張る原因ともなります。

エラが張ると顔が大きく見えてしまうため、美容面で気になる方もおられるかもしれません。

さらに、歯ぎしりによって歯が削れてしまうと、虫歯になりやすくなります。歯ぎしりを予防することは、虫歯予防にもつながるのです。

慢性的な食いしばりや歯ぎしりは顎にも負担をかけます。結果として、顎関節症を引き起こしてしまった例も少なくありません。

それぞれのケースについて、具体的に解説します。

頭痛・肩こりの原因になる

歯を食いしばったり歯ぎしりをしたりしている状態は、常に筋肉に対して力がかかっている状態です。

そのため、食いしばりや歯ぎしりは頭痛や肩こりの原因となります。

食べ物を咀嚼するときは、咬筋だけでなく頭にある筋肉も使用しています。

また、咬筋に力が入っていると、同時に肩の筋肉にも力がかかりやすいことがわかっています。

そのため、食いしばりをしている状態が長期間続くと、頭や肩の筋肉にも力が入っていることになります。

その結果、頭や肩の筋肉が収縮したり骨や血管に悪影響を及ぼし、頭痛・肩こりの原因となるのです。

エラが張って顔が大きく見えてしまう

食いしばりや歯ぎしりが続くと、咬筋がだんだんと発達していきます。

咬筋は両顎のエラにある筋肉のため、咬筋が発達するとエラが大きく見えてしまいます。

一般的に、小顔に見せるためには顎のラインをすっきり見せることが大切です。メイクのシェーディングでも、顎のラインに影を入れる方が多いでしょう。

そのため、エラが発達してしまうと、顔全体が大きく見えてしまう原因となります。

顔が大きく見えると全身のバランスが崩れたり、バランスが悪く見えたりしてしまうこともあります。

虫歯になりやすい

上の歯と下の歯は1〜2mm程度隙間が空いた状態が適切と言われています。

しかし、食いしばりや歯ぎしりが起こっていると、上の歯と下の歯がくっついた状態になるどころか、お互いに負担をかけ合ってしまいます。

上下の歯がくっついていることにより、顎のバランスに悪影響を及ぼしてしまいます。それに加えて力がかかると、どんどんと歯が削れていってしまうのです。

歯が削れると、表面にあるエナメル質がどんどんと少なくなります。

エナメル質は歯の内部を守っている部位のため、エナメル質が削れると虫歯になりやすくなるのです。

顎関節症を発症する恐れがある

顎関節症とは、顎の関節が痛んだり、頬の筋肉が痛んだりする症状を指します。

その他、顎を開閉する際に関節がカクカクする、起床後に顎が開かないなど、顎に関するさまざまな症状を引き起こしてしまうこともあります。

食いしばりや歯ぎしりは、顎の関節に対しても大きな負担をかけます。そのため、顎関節症を発症してしまうリスクが大きく跳ね上がるのです。

顎関節症になってしまうと、日常生活が非常に不便になってしまいます。症状がひどい場合は、病院での治療が必要となるケースもあるでしょう。

食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療のメリット

続いて、食いしばりや歯ぎしりを改善するボトックス治療のメリット・デメリットについてそれぞれ解説します。

まずは、食いしばりを改善するエラボトックスのメリットについて紹介します。

エラボトックスの主なメリットは、次の4点です。

• 食いしばり・歯ぎしりが改善できる
• 小顔効果も期待できる
• 施術時間が短い
• 副作用やダウンタイムがあまりない

まずは最大のメリットとして、食いしばりや歯ぎしりの改善が挙げられます。これらの症状が軽快すると、さまざまな疾患の予防をすることにつながります。

また、エラの筋肉の働きが弱めることから、小顔効果を期待することもできます。そのため、美容面からもメリットの多い治療方法といえるでしょう。

エラボトックスは数回注射を打つだけのため、施術時間も短くて済みます。さらに、副作用やダウンタイムがほとんどない点も大きなメリットです。

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

食いしばり・歯ぎしりが改善できる

エラボトックスは、主に食いしばりや歯ぎしりの治療を目的として行う方が多い治療方法です。

咬筋の働きが弱まることで、食いしばりや歯ぎしりを起こしにくくなります。

食いしばりや歯ぎしりが改善されると、顎関節症や虫歯はもちろん、肩こりや頭痛の予防・改善にもつながります。

すでにこれらの症状にお悩みの方だけでなく、予防的処置としても効果的です。

食いしばりや歯ぎしりは無意識で行っていることが多いため、意識的に改善することが難しい症状です。

エラボトックスを打つことで、物理的に食いしばりや歯ぎしりを予防することができます。

小顔効果も期待できる

咬筋が発達すると、エラがどんどんと大きく見えてしまう原因となります。エラが大きく見えると、顔全体が大きくなる原因にもなりかねません。

そこでエラボトックスを注入すると、咬筋の力が弱まってエラが小さく見えます。

エラが小さく見えると顔全体が小さく見え、小顔効果が期待できるようになります。

食いしばりや歯ぎしりの症状がなくても、小顔に見せるためにエラボトックスを打つ方も多いでしょう。

小顔効果がある治療方法のため、顔の大きさに悩んでいる方はぜひ試してみてください。

施術時間が短い

エラボトックスをはじめとするボトックス注射は、施術時間が短い治療方法です。

決まった部位に適量を注射するだけで終了するため、最短5分〜10分程度で施術が終了します。

美容医療と聞くと、長時間の施術になるイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そのような施術ももちろんありますが、ボトックスは非常に手軽な美容医療といえるでしょう。

施術時間が短いと、仕事終わりや学校終わりなどにも気軽に通いやすくなります。

ただし、クリニックによっては予約をしていても待ち時間が発生することがあるため、時間に制約のある場合は事前にクリニックへ伝えておきましょう。

副作用やダウンタイムがあまりない

メスを使用する大規模な手術の場合、赤みや腫れなどが数か月続くこともあります。

このような場合は、職場や学校などにバレないようにするには難しいでしょう。

その反面、ボトックス注射の場合はダウンタイムがほとんどありません。注射によってボトックスを注入するだけのため、軽度な赤みや針の跡、まれに腫れが残る程度です。

また、こういった症状も数時間〜数日後にはほとんどわからなくなります。そのため、周囲にもバレることなく美容医療の施術を受けられるでしょう。

まれにアレルギー反応などを引き起こす方もいますが、副作用等もほぼありません。

どうしても気になる場合は、事前のカウンセリングで副作用についてよく聞いておくことをおすすめします。

食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療のデメリット

食いしばりや歯ぎしりのためのエラボトックスは、多くのメリットがあることがわかりました。

しかしその反面、いくつかのデメリットもあります。

食いしばり・歯ぎしり治療のためのボトックス注入には、主に次のようなデメリットがあります。

• 食いしばり・歯ぎしりを完全に無くすことは難しい
• 稀に腫れ・赤み・内出血などが起きる可能性もある
• 顎が疲れやすくなる
• 効果の持続期間が約半年なため、繰り返し打つ必要がある

それぞれのデメリットについて、具体的に解説します。

食いしばり・歯ぎしりを完全に無くすことは難しい

食いしばりや歯ぎしりのはっきりとした原因は、いまだにわかっていません。

ストレスや噛み合わせなどが原因という調査結果はあるものの、人によって原因はさまざまあるでしょう。

食いしばりや歯ぎしりを完全に無くすためには、その原因をしっかりと突き止めて無くしていくことが必要です。

しかし、エラボトックスはあくまで対症療法のため、根本的な解決にはならないでしょう。

一時的に食いしばりや歯ぎしりを改善することはできますが、0にすることはできません。

食いしばりや歯ぎしりはクセになってしまっているため、普段の生活でも意識的に食いしばらないように気をつけましょう。

稀に腫れ・赤み・内出血などが起きる可能性もある

エラボトックスには、ほとんど副作用やリスクがありません。とはいえ、まれに赤みや腫れ、内出血などの症状が起こることもあります。

そこまで目立つような症状は出にくいため、あまり心配する必要はないでしょう。

これらの症状が起こった場合でも、ファンデーションやコンシーラーで隠せば目立たなくなります。

腫れや赤みが出た場合でも、数時間〜数日程度でほとんど目立たなくなります。また、内出血も1週間程度で改善するでしょう。

どうしても気になる場合は、タオルを巻いた保冷剤などでしっかりと冷却すると、治りが速くなることがあるでしょう。

顎が疲れやすくなる

エラボトックスは、物を噛むのに必要な咬筋の働きを弱める治療です。

結果として食いしばりや歯ぎしりは改善されますが、筋肉の働きを弱めているため顎が疲れやすくなる可能性もあります。

硬い物を噛んだり、咀嚼回数が必要なタコやホルモンなどの食べ物を食べたりする場合は、顎が疲れやすくなるかもしれません。

また、慣れないうちは食事がしにくくなることもあります。

とはいえ、多くの場合はだんだん慣れてくるでしょう。また、ボトックスの効果は半永久的ではありません。

そのため、次回以降の注入量や注入箇所を工夫することで、日常生活に支障をきたさず治療をすることができます。

効果の持続期間が約半年なため、繰り返し打つ必要がある

エラボトックスの効果は、永久に続くわけではありません。個人差はありますが、一般的な持続期間は約半年程度といわれています。

そのため、効果を持続させたいのであれば定期的にボトックス注入を行う必要があります。

エラボトックスを打つたびに費用もかかってしまうため、予算を決めて治療を行いましょう。

とはいえ、半年に1回の注入でずっと快適に過ごせる点はメリットです。

料金と生活のしやすさを天秤にかけて、生活しやすい方が良いと感じる場合はぜひエラボトックスを続けましょう。

食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療はこんなお悩みの方におすすめ！

食いしばり・歯ぎしり治療のためのボトックス注射は、非常に効果の高い治療といわれています。

そのため、食いしばりや歯ぎしりに悩む方はぜひ一度試してみてください。

エラボトックスの治療は、主に次のような悩み・希望を持っている方におすすめです。

• 食いしばりや歯ぎしりを改善したい方
• 肩こりや偏頭痛にお悩みの方
• リスクなく気軽に施術を受けたい方

エラボトックスを行うと、ほとんどの方が食いしばり・歯ぎしりを改善できます。

また、食いしばりが原因で起こる肩こりや偏頭痛にお悩みの方にも有効です。

ボトックス治療は副作用やリスクの少ない施術のため、リスクを最小限にして気軽に施術を受けたい方にもおすすめです。

それぞれの方の特徴について、詳しく解説します。

食いしばり・歯ぎしりを改善したい方

まずは、食いしばりや歯ぎしりに悩んでいる方、改善したい方です。

歯科医院での治療もありますが、症状をすぐに改善したいのであればエラボトックスがおすすめです。

エラボトックスを打つことで、1〜2週間程度で効果が現れます。それ以降から効果が切れるまでは、食いしばりや歯ぎしりが起こりにくくなります。

朝起きると顎が疲れている、歯が削れてしまっているなどの症状にお悩みの方は、一時的な対症療法になりますが一度エラボトックスを試してみてください。

肩こり・偏頭痛にお悩みの方

食いしばりや歯ぎしりが原因で、肩こりや偏頭痛を引き起こしている方は少なくありません。

とはいえ、食いしばりが肩こりや偏頭痛の原因となっているということは、なかなか気づきにくいものです。

普段の生活の中で、ふとしたときに歯を食いしばっていたり、起きたあとに顎が疲れていたりする方は、知らない間に食いしばりや頭痛、肩こりが起こっている可能性があります。

さまざまな対処を尽くしても肩こりや偏頭痛が改善されない場合、食いしばりが原因になっているかもしれません。

そのような場合は、ぜひ一度エラボトックスを受けてみてください。また、肩こりの改善には肩ボトックスも有効です。

リスクなく気軽に施術を受けたい方

エラボトックスの施術には、ほとんど副作用のリスクがありません。

そのため、美容医療初心者の方やお試しで受けてみたい方にもおすすめの施術です。

他の美容医療には長期間のダウンタイムや副作用のリスクがあるものもありますが、ボトックス注射だけであれば手軽に受けることができます。

また、施術自体も5分〜10分程度で完了します。

リスクが0というわけではないものの、比較的手軽にできる施術であることには違いありません。そのため、一度受けてみて損はないでしょう。

【人気】食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療がおすすめの美容クリニック5選！

続いては、食いしばりや歯ぎしり治療のボトックスがおすすめの美容クリニックを紹介します。

今回紹介するクリニックは、次の5つです。

• TCB東京中央美容外科
• 品川美容外科
• 東京美容外科
• 聖心美容クリニック
• 城本クリニック

それぞれのクリニックにおける料金やクリニック数、診療時間等について詳しく解説します。

また、クリニックの特徴やおすすめポイントについても併せて紹介します。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、全国に80院を展開しています。首都圏だけでなく、地方都市などにも多く店舗を展開しているクリニックです。

TCB東京中央美容外科のエラボトックスは、なんと片側1,470円（税込）〜で治療を受けることができます。

相場よりもかなり安くはありますが、信頼のできるクリニックのため安心です。

ボトックスの種類はボツラックスとアラガンで、強力タイプもあります。

よりご自身に合った種類を選ぶことができるため、医師やカウンセラーと相談しながら決めてください。

品川美容外科

品川美容外科は、全国39院を展開する品川グループの美容外科です。同じ品川グループの品川スキンクリニックでも、同様の施術が可能です。

品川美容外科には、会員価格があります。会員になると、非会員の20％OFFの料金で施術を受けることができます。

また、ボトックス製剤の種類はコアトックスとアラガン社ボツリヌス・トキシンの2種類です。

それぞれ持続期間や料金が違うため、よりご自身に合った方の製剤を選択しましょう。

東京美容外科

東京美容外科は、首都圏を中心に全国19院を構えるクリニックです。首都圏だけでなく、特に九州地方にも多く店舗を展開しています。

ボトックス注射のメニューはリジェノックス・ボツラックス・アラガン・コアトックスの4種類があります。

これらの4種類のうち、相談しながら種類を決めることができます。

また、注入量は10単位ごとに調整することができます。より適切な量を注入できるため、細かい調節も可能です。

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックは、全国に9院を構える美容クリニックです。

経験豊富な医師や看護師が多数在籍しており、技術にも信頼のおけるクリニックといえるでしょう。

聖心美容クリニックでは、52,800円（税込）〜の料金でエラボトックス注射を行っています。

より持続期間が長い製剤を使用しているため、価格は少し高めになっています。

聖心美容クリニックでは、注入部位が2部位、3部位と増えていくと、よりお得な価格で施術が受けられるようになります。

詳しい料金等については、直接クリニックへ問い合わせてみてください。

城本クリニック

城本クリニックは、全国に25院を構える老舗美容クリニックです。

これまでに行ってきた症例は10万件以上であり、非常に実績や症例が豊富なクリニックといえるでしょう。

城本クリニックのエラボトックスは、両側で32,780円（税込）〜となっています。使用している製剤などの詳しい情報は、直接クリニックへ問い合わせてみてください。

エラボトックスはもちろん、脇や肩などにもボトックスの注射が可能です。肩こりにお悩みの方は、併せて検討してみてはいかがでしょうか。

食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療を失敗しない美容クリニックの選び方

自身に合うクリニックを選ぶことは、仕上がりの面でも非常に重要です。

また、通いやすさや保証、ケアについても、安心して通院するために大切なことです。

食いしばりや歯ぎしりのボトックス治療において、失敗しない美容クリニックを選ぶためには、次の点を重視してみましょう。

• 通いやすい料金やアクセス
• 丁寧なカウンセリング
• 充実した保証やアフターケア
• 自身の希望と相性が良い医師がいるかどうか

ボトックス注射は定期的に行う必要があるため、通いやすい料金やアクセスであるかどうかは重要です。

また、カウンセリングが丁寧なクリニックは、施術時も丁寧で親切に接してもらえる場合が多いでしょう。

さらに、万が一のトラブルに備え、充実した保証やアフターケアを行っているクリニックだと安心です。

さらに、症例写真などを見て希望するデザインの施術を行っているかどうかも事前に確認しておきましょう。

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

通いやすい料金・アクセス

ボトックスは約半年という持続期間の期限があるため、効果を持続させたいのであれば定期的にクリニックへ通う必要があります。

また、定期的に通院することはもちろん、カウンセリングやアフターケアのことも考えると、自宅や職場からのアクセスも重要です。

そのため、事前に希望するエリアや具体的な予算を決めてから、クリニックを探すことがおすすめです。

きっと、ご自身の希望に合ったクリニックが近くにあるでしょう。

丁寧なカウンセリング

多くの美容クリニックでは、初回カウンセリングを無料で行っています。

そのため、気になるクリニックが複数ある場合は、ぜひ複数のカウンセリングを受けて比較検討してみてください。

カウンセリングが丁寧だったり、質問に対して親切に答えてくれたりするクリニックだと、より安心して施術を任せることができるでしょう。

また、初回カウンセリングの際は、クリニックの雰囲気やスタッフの様子などもよく観察してみましょう。

充実した保証やアフターケア

美容医療には、万が一のトラブルがつきものです。

当日は問題がなくても、時間が経ってアレルギー反応が出たり、仕上がりが変わってきたりすることがあります。

特にボトックス注射は施術から1〜2週間後に効果が出てくるため、その際に違和感を覚えることも少なくありません。

そのため、保証やアフターケアが充実しているかどうかも大切なポイントです。

事前に保証内容やケア内容などをしっかり確認しておくと、後々のトラブルを予防することもできるでしょう。

症例などを見て自身の希望と相性がいい医師がいるか

クリニックによっては、公式ホームページに症例写真を掲載していたり、カウンセリング時に閲覧することができたりします。

理想とする仕上がりやデザインが決まっている場合、事前にそのデザインが可能かどうかを確認しておきましょう。

それにより、施術後の食い違いやトラブルを未然に防止することができます。その際、医師が担当した症例や実績についても確認しましょう。

食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療に必要な料金

ボトックス治療は、他の美容医療と比較すると安価な料金で施術できることが多いといわれています。

ここでは、エラボトックスの治療に必要な料金の相場について、具体的に解説します。

エラボトックス治療の費用相場は約4万円〜

エラボトックス治療の費用相場は、約4万円〜といわれています。エラは比較的広い部位であり注入量も多くなるため、小鼻や目元と比較すると高額になります。

また、ボトックス製剤の種類や注入量によっても、費用相場が異なります。

持続期間が長いボトックス製剤は価格も高めになり、注入量が増えるにつれて料金も増えていきます。

これらの料金は全て目安のため、参考程度にとどめておいてください。

エラボトックスは自由診療のため保険適用外

エラボトックスが保険適用となるケースは、残念ながらありません。

保険適用となる場合は病気や怪我の治療のケースのみですが、歯ぎしりや食いしばりの治療には保険適用となる治療法もあるでしょう。

また、小顔を目指してエラボトックスを行う場合も、美容目的となるため同様に保険適用外です。

どうしても保険適用で食いしばりや歯ぎしりの治療をしたい場合は、歯科医院に相談してみてください。

食いしばり・歯ぎしりのボトックス治療に関するよくある質問

最後に、食いしばりや歯ぎしりのボトックス治療に関するよくある質問に回答します。ここで回答する質問は、次の5点です。

• 美容クリニックと歯科どちらがおすすめ？
• 食いしばり・歯ぎしりが起きる原因は？
• 食いしばり・歯ぎしりを完全に治すにはどうすればいい？
• 予約なしでカウンセリング当日に施術は可能？
• 注入時に麻酔は使用する？

それぞれの質問について、具体的に回答します。

なお、これ以外に疑問点や不明点がある場合は、クリニックでの無料カウンセリング時に質問してみましょう。

美容クリニックと歯科どちらがおすすめ？

歯科医院でもボトックス治療を行っているところはありますが、美容クリニックで施術を受けることをおすすめします。

ボトックス注射については歯科医院よりも美容クリニックが専門です。製剤の種類なども豊富になるところが多く症例も豊富でしょう。

ただし、現在進行中の歯科治療がある場合や、顎関節症などの症状がすでにある場合は、歯科医院での治療をおすすめします。

複数のポイントを総合的に見て、よりご自身に向いていると思った病院で施術を受けましょう。

食いしばり・歯ぎしりが起きる原因は？

食いしばりや歯ぎしりの原因は、まだ解明されていません。現在のところ、次のような原因が考えられています。

• ストレス
• 緊張
• 噛み合わせ
• 飲酒や喫煙
• カフェインの摂取

これらが原因で眠りの質が悪くなったり、無意識に力が加わってしまったりすると、食いしばりや歯ぎしりの原因になります。

食いしばり・歯ぎしりを完全に治すにはどうすればいい？

食いしばりや歯ぎしりを完全に治す方法は、残念ながら現在のところありません。

エラボトックスやマウスピースの治療は対症療法であり、原因を取り除く治療ではないからです。

治療のためにできることとしては、なるべく食いしばらないように日常生活で意識をする、ストレスを溜めない、歯科治療を行う、飲酒・喫煙・カフェイン摂取などの習慣を改めるなどが考えられます。

予約なしでカウンセリング当日に施術は可能？

クリニックによっては、予約なしでカウンセリング当日に施術ができることがあります。

エラボトックスは5分〜10分程度で完了する施術のため、当日施術OKのクリニックは多いでしょう。

しかし、クリニックの空き状況や予約状況にもよるため、必ず施術ができるわけではありません。

どうしてもカウンセリング当日に施術をしたいという方は、事前にクリニックへ相談してみてください。

注入時に麻酔は使用する？

エラボトックスを行う前は、冷却をして痛みを軽減する方法が一般的です。

ただし、どうしても痛みが苦手な場合は麻酔を使用して施術ができることもあります。

どうしても麻酔を使用したい方は、事前にクリニックへ麻酔を使用したい旨を伝えておきましょう。

まとめ　

今回の記事では、エラボトックスの概要や食いしばり・歯ぎしりが人体に及ぼす悪影響のほか、エラボトックスのメリット・デメリットについて解説しました。

また、エラボトックスがおすすめできる方の特徴や実際の料金についても併せて紹介しました。

食いしばりや歯ぎしりは人体に多くの悪影響を及ぼします。

エラボトックスは比較的気軽に行える施術のため、気になる方はぜひ無料カウンセリングを受けてみましょう。

併せて、クリニック選びのポイントやおすすめのクリニックについても具体的に解説しました。

今回紹介したクリニックは全て大手の美容クリニックであり、信頼できるクリニックです。

ぜひ、クリニック選びの参考にしていただけると幸いです。

※本記事の情報は2022年9月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

＜参考＞
TCB東京中央美容外科
品川美容外科
東京美容外科