乳首の黒ずみ

妊娠中に乳首の黒ずみができる原因と対処・解消法を全部教えます!

妊娠中は、赤ちゃんが生まれるための準備として女性の身体は変化します。

その中でもけっこうな割合で気になる変化が、乳首の黒ずみではないでしょうか?

乳房が大きくなってきた同時に乳首の黒ずみが目立ってきた…コレって私だけなの?

妊娠中は精神的にもけっこう不安定でちょっとのことでもつい過剰に反応したり不安になったりしますよね…

そこで妊娠中の乳首の黒ずみについて調べてみました。また解消法も紹介していますので、気になる方は参考にしてみてくださいね^^

妊娠中に乳首が黒ずんできた!!コレって私だけなの?!

最初の疑問としてあるのが、妊娠したら乳首がやけに黒くなってきた気がする…

コレって私だけなの?!って不安です。

黒ずみってナーバスな問題でなかなか誰にも相談できない悩みだったりしますよね…

でも大丈夫!安心してください。

妊娠したら乳首に黒ずみができるのはとても自然なことです。

あなただけが特別に黒ずみができた訳ではありません。

妊娠すると乳首に黒ずみはできます!乳首だけでなく、脇やデリケートゾーンなどにもできたりします。

よく妊娠中にできる「正中線」も同じメカニズムの黒ずみです。

ただ、その黒ずみには体質的にも黒ずみができやすい、できにくいと言った個人差があったり

妊娠中からしっかりケアすることで、黒ずみを最低限に抑えることも可能です。

妊娠中にしっかり黒ずみケアすることで、産後スムーズに黒ずみが排出されやすくなります。

では妊娠中にどうして黒ずみができるのか?その原因を説明していきますね。

【原因は?】妊娠中に乳首に黒ずみができる3つの原因!

どうして妊娠すると個人差はあってもみんな乳首に黒ずみができるのか?の原因を知っておきましょう。

その原因には、特に妊娠、産後の特有なものです。

対策の前に、黒ずみができてしまった3つの原因をご紹介しますね。

【原因1】ホルモンバランスの乱れによる「メラニン色素」の生成


妊娠中に乳首に黒ずみができる大きな原因の一つが、妊娠時にホルモンバランスが大きく変化するからです。

妊娠20週を超えた辺りから女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の数値が上がります。

どちらの女性ホルモンも胎児の成長を助け、乳腺の発達に大きく影響するなど、妊娠を維持するために大切なホルモンなのですが…

この2つの女性ホルモンには、メラノサイトという色素細胞を刺激する作用も伴っています。

2つのホルモンが増加するということは、必然的にメラニン色素(黒ずみの元)が刺激され、増殖されるので、色素沈着が徐々に起こり始め、乳首が黒ずんでいきます。

だいたい妊娠5ヶ月ころから段々、色に変化が現れます。

【原因2】妊娠中の肌の乾燥が黒ずみをさらに悪化させる


妊娠中は、ママの体の水分がどんどん胎盤に送られるので、肌がとても乾燥しやすく敏感な状態になっています。

乾燥状態が続くと、バリア機能が弱まり、肌にダメージを受け、その身体の防御反応として、メラニン色素が放出されやすくなります。

結果、気づいたら黒ずみが悪化し、さらに黒くなっていきます。

【原因3】妊娠中の肌のターンオーバーの乱れで黒ずみが排出されない


妊娠中は肌の乾燥とともに、肌荒れが気になったりしませんか?

妊娠中は、肌がデリケートな状態になりやすく、そしてつわりなどで食事のバランスが乱れてしまったり、運動など体をあまり動かさなくなるため、肌のターンオーバーも乱れやすくなります。

すると肌の古い角質(黒ずみ)が垢としてきれいに剥がれ落ちきれないため、黒ずみとなって蓄積され残ってしまいます。

妊娠中にできてしまった乳首の黒ずみは産後消えるの?


妊娠中にできてしまった乳首の黒ずみは、では産後きちんと消えてくれるのか?

という不安ももちろんありますよね…ママだけど、その前に1人の女性ですし、すごく気になるところ

妊娠中にできてしまった黒ずみは、一般的には産後半年から1年後に消えると言われています。

それは、赤ちゃんを産んだ後は、女性ホルモンの数値が妊娠前の状態に戻るから…

妊娠前の状態に戻るということは、メラニン色素の放出も以前の状態に戻りますから、黒ずみは消えていくと言われています。

ただ、妊娠中のケアの仕方によって、早くに黒ずみが消えた方と全くケアしなかった為、2年経過しても全然消えない…という方に分かれる場合も…

その他にも…

  • 食事の欧米化
  • 育児ストレス
  • 高齢出産

などが原因でなかなか乳首の黒ずみが消えない!黒ずみがスムーズに排出されない!って方も増えています。

そうならないためにも、妊娠中からしっかり黒ずみケアをしていきましょう。

妊娠中でもできる!乳首の黒ずみをこれ以上悪化させないケア方法6選

妊娠中は、肌がデリケートな状態なため、黒ずみに良いとされる「市販の乳首専用の美白クリーム」が使用できません。

でも、妊娠中でもこれ以上黒ずみを悪化させない、作らせないケアすることができます。

一つ一つご紹介していきますね。

1:妊娠中の乳首の乾燥を防ぐ!オイルやクリームで保湿!


原因の所でも話したように、妊娠中は特に乾燥がしやすい肌となっています。

乳首は目のまぶたより薄いと言われているので、妊娠中の乾燥がさらに黒ずみを作り出す要因になっています。

よって、オイルやクリームでしっかり乳首のケアを行いましょう。

保湿は、なるべく肌に負担をかけないものを選びましょう。

  • ニベア:保湿成分が配合
  • バイオイル:肌荒れ解消成分と保湿成分配合
  • 馬油:肌荒れ解消成分と保湿成分配合

「ニベア」「バイオイル」「馬油」はいずれも近くの薬局やドラッグストアで購入できるものです。

乳首に使ってみて、少しでも違和感を感じた、痒みを発生した場合はすぐに洗い流しましょう。

その痒みで掻き毟っては、メラニンがまた放出され黒ずみが進行する場合も…

また普段使っている化粧水を使ってみてもGOOD!

バリア機能が高まれば、外的刺激に対し、肌表面で打ち勝つことができますので、メラニンの生成を抑えることができます。

2:妊娠中でも使えるジャムウ石鹸で優しく泡パック!


乳首の色が黒くなったからと言って、キレイにしたくて石鹸でゴシゴシ洗いをしていませんか?

石鹸でのゴシゴシ洗いが黒ずみを悪化させる要因にもなっています。

また使っている石鹸も市販の値段が安くて刺激が強い石鹸を使っていても刺激となり、悪循環に陥ります。

そこで妊娠中でもおすすめなのが、植物成分で作られた「ジャムウ石鹸」です。

肌に優しいとされる「ヤシ油」「カミツレ油」「アロエベラ」など天然素材だけで作られています。

しかも以下の化学成分を一切使用されていない弱酸性成分です。

  • 無着色
  • 無香料
  • 石油系界面活性剤不使用
  • 防腐剤不使用
  • 安定剤不使用
  • パラベンフリー

植物由来成分の自然のチカラで、乳首のくすみをこれ以上目立たせないように健康的な肌を維持してくれる効果が高いです。

消臭成分も入っているので、妊娠中に、身体の変化と共に体臭がきつくなったという方にもオススメです。

全身使えるのもオススメポイント!アンケートでは、約4割の方がジャムウ石鹸で全身を洗っているという回答もありました。

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3:肌のターンオーバーを高める食事を積極的に!


妊娠中は、肌のターンオーバーが乱れやすくなりますから、食事もできるだけ気をつけながら摂取しましょう。

つわりがある時は、無理しないように…つわりが収まり普段の食生活に戻ったら意識して行うといいですね。

  • 新陳代謝を活発にするタンパク質:肉・魚介・大豆・牛乳
  • ターンオーバーを促進するビタミンA:小松菜・ほうれん草・モロヘイヤなどの葉物野菜や緑黄色野菜
  • 新陳代謝を促す亜鉛:牡蠣・煮干・乾燥のり
  • メラニンの生成をブロックするビタミンE:アーモンド・ナッツ・かぼちゃ・アボガド
  • メラニンの生成を抑制するビタミンC:ブロッコリー・芽キャベツ・パセリ

肌のターンオーバーを促す食事と言ってもそこまで神経質に成らずにバランスの摂れた食事を心がけましょう。

バランスの摂れた食事を毎日することは、乳首の黒ずみを抑制するほかに、赤ちゃんを健やかに育てることにも繋がります。

※ビタミンAには、レバーやうなぎも多く含まれていますが妊娠中はあまり摂取が好ましくないので気をつけましょう。

産後なら大丈夫です!

4:妊娠中は紫外線を浴びないように心がける!


妊娠中の黒ずみと紫外線って関係ないんじゃない…それも乳首に紫外線が当たらなければ問題ないでしょ…って思っている方もいるかもしれませんが…

妊娠中の乳首の黒ずみと紫外線には、深い関係があります。それは、メラニン色素です!

紫外線を浴びると身体は、肌を守る防御反応として同じようにメラニン色素が放出されます。

よって、妊娠中に紫外線をたくさん浴びるということは、メラニン色素をさらに増殖することに繋がります。

メラニン色素が増殖されるということは、乳首だけでなく、脇やデリケートゾーンの黒ずみもさらに黒くなってしまうのです。

  • 日焼け止めクリームをしっかり塗る
  • 目から入る紫外線にも気を配る
  • 帽子をかぶる
  • 紫外線カットの洋服を着用する

妊娠中は、メラニン色素が放出されやすいと同時に肌が敏感な為、少しの紫外線でも日焼けやシミを起こしやすくなります。

よって上記のような日焼け対策がしっかりして外出しましょう。

5:ゆったりな下着でゆったりな衣服を身につける!


妊娠すると自然と乳房が大きくなりますよね…それを以前と同じブラジャーをつけていると乳首に摩擦が生じます。

その摩擦がメラニン色素をまたまた作り出す原因となっています。

何度も話していますが、妊娠中は特に肌が敏感なため、少しの摩擦でも妊娠前の肌に比べてダメージが大きくなりますのでさらに黒ずみが作り出されてしまいます。

  • 妊娠初期の時は肌に優しい素材(コットンなど)
  • 妊娠6ヶ月までは妊娠前より1〜2サイズアップの下着
  • 7ヶ月以降は2〜3サイズアップの下着
  • ワイヤーなしのマタニティブラ
  • 後ろにホックがないとより良い!

ゆったりな下着は乳首のブラジャーだけでなく、ショーツも気にかけましょう。

ショーツがきつい場合は、乳首だけでなく、デリケートゾーンの黒ずみも悪化する可能性があります。

6:ストレスを軽減しホルモンバランスをこれ以上乱れさせない


妊娠中は自然とホルモンバランスが崩れ、メラニン色素が増加されます。

妊娠中にストレスが加わるとさらにホルモンバランスが崩れ、必要以上にメラニン色素が放出される可能性もあります。

またストレスによるホルモンバランスの乱れは出産してもなかなか戻らないというデメリットもありますから、妊娠中から気をつけたいものですね。

  • 休める時は休むようにする
  • ゆっくりお風呂に浸かる時間を作る
  • 1人の時間を作って一息つく
  • 軽いウォーキングをする
  • 1日に何回か深呼吸をする
  • リラックスできる好きな音楽を聴きながら家児をする

妊娠中は、無理をしない!身体をゆったりさせることが母体にとってもとても大事です。

上記のことも難しい方は、深呼吸をしてみたり、深呼吸しながら1分でも心を無な状態を維持してみましょう。

それだけでも毎日続ければ、十分効果はあります。

産後に黒ずみが消えない場合は乳首専用美白クリームでケア!


妊娠中黒ずみケアをしっかりしたけど、産後乳首の黒ずみがなかなか消えない場合は、「市販の乳首専用黒ずみケアの美白クリーム」を使ってみましょう。

妊娠中はなかなか使えないですが、産後は使うことが可能です。

それも育児や家事で忙しいママの味方!

朝と晩の2回、乳首に美白クリームを優しく塗るだけなのでとっても簡単!

それも、厚生労働省から効果が認められた美白有効成分もしっかり配合されているので効果もバツグン!!

市販の専用美白クリームのおすすめポイント
  • メラニンの生成を抑えたり、できてしまった黒ずみを分解する成分配合!
  • 黒ずみを作らせない美白成分配合!
  • 産後のデリケートな肌をたっぷりの保湿で保護!
  • 肌の新陳代謝を正常にし、妊娠前の健やかな状態へと導く成分配合!
  • 美容成分配合で黒ずみが出来にくくする!
  • 無添加・純日本製なので安心・安全!
  • 赤ちゃんでも使える安心成分で毎日使える!

お値段も1ヶ月5,000~6,000円と続けられる価格となっています。(お試し価格ももちろんあります!)

赤ちゃんでも使える成分なので、出産直後の肌でも安心して使えます。

乳首の黒ずみだけでなく、脇、デリケートゾーンの黒ずみにも対応しているため、産後の黒ずみが気になる方に大変オススメです。

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【まとめ】

妊娠中に乳首の黒ずみができることはとても自然なことです。

しかし、妊娠中からしっかり黒ずみケアをしている人としていない人では産後の黒ずみの消える速さが異なります。

妊娠中にホルモンバランスが崩れることによって発生される黒ずみはもうしょうがないことですが…

それ以外の原因でできる黒ずみはある程度ケアすることで制御が可能です。

産後に黒ずみがスムーズに排出されるように、妊娠中からしっかり乳首の黒ずみケアをしていきましょう。

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