目尻切開の値段は？おすすめの美容医療クリニック5選！メリット・デメリット・施術の流れを解説

目尻切開は、目尻の皮膚をメスで切り、目の幅を広げる美容施術です。顔の印象が大きく変化するわけではないため、美容整形を受けたことが発覚しにくいことが魅力です。

しかし、目尻切開を受けられる美容クリニックは複数あり、特徴や費用も異なるため、どこで受ければよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

目尻切開の施術を受ける美容クリニックを選ぶ際には、自身の予算に適しているか、口コミはよいのかなどいくつかのポイントを比較する必要があります。

そこで、目尻切開の特徴や値段、施術実績が多いおすすめの美容クリニックを紹介します。美容クリニック選びに迷っている方、目尻切開の値段が気になる方はぜひ参考にしてください。

目尻切開とは？

目尻切開の施術は、効果を得られる方、効果を得にくい方がいます。そのため、目尻切開の特徴や、どのような変化を感じられるのかを知ることが大切です。

まずは、目尻切開の特徴と効果から紹介します。また、値段の目安も紹介するため、予算内で受けられるかどうなのかも確認しましょう。

目尻切開の特徴と効果

目尻切開とは、目尻にメスを入れ、目の幅を大きくする美容施術です。目尻を切ることで下まぶたにかけてのラインが緩やかになり、目元の印象が柔らかくなります。

さらに、白目の範囲が大きくなるため、目が大きくなることも特徴です。つり目で表情が険しく見える方や、目が小さい方におすすめです。

また、目尻切開をすると目尻からこめかみにかけての幅が狭くなります。そのため、顔を小さく見せる効果も期待できます。

目尻切開の値段

目尻切開の値段は美容クリニックによって異なりますが、80,000円～350,000円程度が目安です。目尻切開にはさまざまな方法があるため、クリニックによって値段に差があります。

また、目尻切開が適していないと判断されると、希望の仕上がりに合わせて別の施術を提案されることも少なくありません。

目尻切開はたれ目に見せる施術や二重整形、目頭切開も併せておこなうことがあり、自身の予算をオーバーするケースもあるでしょう。

無料カウンセリングの前にどのような目元を作りたいのか、予算はどのくらいかを明確にしましょう。予算オーバーや、目尻切開が終わった後に後悔がないように準備が大切です。

目尻切開がおすすめの方

目尻切開の施術は、目の幅が狭く、小さく見えることに悩んでいる方におすすめです。ほかにも、目と目の間が狭く、目頭切開が受けられない方にも適しているでしょう。

顔のバランスは目の横幅、目の間隔が1対1と美しいといわれています。こめかみと目尻の距離が広い方は顔を小さく見せる効果も得られます。

さらに、目尻切開をすると目尻の下にある白目が見えるようになり、目が大きく切れ長に見えることがメリットです。

二重では目が大きく見えますが、横幅が狭いと二重でも目が小さい印象になります。目尻切開をすると切れ長になり、二重の方がさらに目を大きく見せたいときにもおすすめです。

また、目が細い方、つり目の方は怒っているように見られ、悩む方も多いのではないでしょうか。

目尻切開をすれば、目尻から下まぶたにかけて曲線が柔らかくなります。タレ目になり、顔の印象が優しくなるでしょう。

目尻切開に向いていない方

目尻切開は、粘膜の手前まで切開できます。たとえば、目尻を引っ張った際にすぐに角膜が見える場合は、切開できる範囲も狭いです。

そのため、目尻切開をしても顔の印象が変わらず、満足できる仕上がりにならない可能性があるでしょう。

反対に、目尻を引っ張った際にすぐに粘膜が見えない方は切開できる範囲が広く、効果をやすいです。

目尻切開のメリット

目尻切開のメリットは、半永久的に効果が持続する、傷跡が小さいこと、ほかの美容施術と併用できることが挙げられます。

目元はデリケートな部位で、顔の印象を大きく左右します。効果の持続期間や傷跡が目立つか、理想の目元を作れるかどうかは重要なポイントです。

目尻切開の主なメリットをそれぞれ詳しく紹介します。

半永久的に効果が続く

目尻切開は目尻にメスを入れて切開するため、半永久的な効果を得られます。

目元への美容施術には埋没方法やヒアルロン酸注入など、メスを使用しない方法もあります。

しかし、埋没法のような施術は糸が切れることがあり、ヒアルロン酸は少しずつ身体に吸収され効果がなくなります。いずれの施術も半永久的に効果が持続するものではありません。

一方、目尻切開は目尻をメスで切って、傷口を縫います。

傷が塞がれば何回も施術をしなくてもよいため、経済的な負担や、美容施術に対する不安、身体へのダメージも少ないことがメリットです。

傷跡が目立ちにくい

美容施術を受ける際に、傷跡が目立つかどうかは不安を覚える方が多いでしょう。

目尻切開の施術は、傷口が小さく目立たないことが特徴です。目頭切開する箇所は、白目と目尻の間の部分であり、近くで見なければ傷があることにも気づかないでしょう。

また、美容クリニックでは、傷跡が目立たないように注意を払って縫合をします。目元は顔のなかでも目立つパーツですが、目尻切開は傷跡がきっかけで美容施術をしたことが周囲に知られる可能性は低いことがメリットです。

他の施術と組み合わせられる

自身がイメージする目元を作るには、目尻切開以外にもいくつかの美容施術を受けなければならないことがあります。

たとえば、二重を作りたい方は切開法や埋没方、目を大きくするために目頭切開を併用できます。また、優しい目元を作りたい方は目尻切開とタレ目形成を同時に受けられます。

なお、目元のデザインや、どのような施術をいくつ組み合わせるのかはカウンセリングで相談しましょう。

各施術の値段や、理想の目元を作るための施術内容などは、専門医としっかり話し合う必要があります。

目尻切開のデメリット

目尻切開はさまざまなメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。目尻切開は一度の施術で効果を得やすく、傷跡が目立ちません。

しかし、なかには効果を実感できない方、切開した箇所が元に戻ってしまう方もいます。目尻切開の主なデメリットについても確認しておきましょう。

人によっては思ったような効果を実感できない

目尻切開をしても、100%理想の目元を作れたり、効果を実感できたりするわけではありません。目尻切開は、メスで切れる範囲が狭いと効果を得にくいです。

目尻をどのくらい切開できるのかは個人差があります。目尻切開では、切開する範囲が1.5mm以上であれば目を大きくする、タレ目にするなどの効果を感じやすいです。

反対に、白目を覆う皮膚が少ない方は、効果を実感しにくいでしょう。

メスを使用する美容施術を受けても効果を実感できない、あまり変化がないなど後悔しないためにも、経験豊富で技術力が高い専門医への相談が重要です。

後戻りの可能性がある

切開した皮膚は、元に戻る可能性があります。身体の反応として、傷付いた箇所を修復する力が働くためです。

しかし、多くの美容クリニックでは、皮膚の後戻りが起こらないような施術をしたり、専用のテープで皮膚を引っ張ったりなどの対策をおこないます。

目尻切開で後戻りしないためには、切開する長さと傷口の縫合など医師の技術力、仕上がりのデザインをするシミュレーションなどが重要です。

後戻りしないような施術を重視している、目尻切開の経験が豊富な美容クリニックであれば、後戻りのリスクは低いでしょう。

施術部分の下まつげがなくなる可能性がある

目尻切開でメスを入れた部分は、下まつげが生えてきません。切開する前は粘膜と皮膚だった場所であり、まつ毛の毛根がないためです。

目尻切開でメスを入れる範囲は数mmですが、部分的にまつげがなく不自然に見える可能性があります。

さらに、粘膜にまつ毛が生える逆さまつげや、元々生えていたまつ毛が切れるケースもあります。

まつ毛のトラブルの内容や、下まつ毛がなくなった場合の目元の印象なども考慮して、施術を受けるかどうか決める必要があるでしょう。

【失敗なし】目尻切開を受けるクリニック選びのポイント

目尻切開を受けられる美容クリニックはいくつもありますが、安心して施術を任せられるか、信用できる医師がいるのかを確認が大切です。

複数ある美容クリニックのなかから、実際に申し込みをするところを選ぶ方法や比較すべきポイントを紹介します。

経験豊富な医師がいる

美容クリニックは、CMで頻繁に見る、大手美容クリニックだからなど、クリニックそのものの知名度で選ぶ方も多いです。しかし、目尻切開の施術をするのは医師です。医師の技術力や、目尻切開の施術経験なども確認が重要です。

とくに目尻切開は左右対称に仕上げるのが難しいといわれています。経験が豊富な医師であれば、目の左右差が出にくいのみではなく、後戻りもしにくいでしょう。

医師の技術力や経験は公式サイトのプロフィールや症例写真、美容クリニックと医師個人のSNSなどでチェックできます。

カウンセリングが丁寧で信頼できる

カウンセリングは、パソコンでシミュレーション画像を作ってくれるか、目尻切開のメリットのほかデメリットやリスクも説明してくれるのかを確認します。

また、目尻切開は目頭切開や二重整形とは違い、効果を実感できる方、できない方の差が大きいといわれています。

目尻切開をしても、想像より変化がなく後悔するケースも少なくありません。

効果を得られるかどうかや施術の値段など、十分にカウンセリングの時間を取り、相談を聞いてくれる美容クリニックを選ぶことが大切です。

十分な施術実績や口コミ・評判がある

美容クリニックの公式サイトでは、目尻切開の施術実績を写真で紹介していることが多いです。

また、美容クリニックを選ぶ材料として、口コミや評判がよいのかどうかは重要です。実際に目尻切開の施術を受けた方の口コミは、参考になります。

しかし、近年では同業他社が虚偽の悪い口コミを投稿するケースもあります。口コミや評判は、よい内容でも悪い内容でも参考程度にするとよいでしょう。

料金が適正である

目尻切開の値段は、美容クリニックごとに異なります。料金が安い方がよいと考える方が多いですが、安すぎる場合はサービスや医師の技術力が低い可能性があります。

さらに、アフターケアや麻酔に別途高額な費用がかかり、合計金額が高くなることも珍しくありません。料金プランとして明示されている金額が安くても、サービス内容をしっかり確認することが大切です。

アフターフォローが充実している

目尻切開の施術が完了しても、後戻りや副作用が不安な方が多いでしょう。目尻切開の施術後のフォローが充実しており、万が一トラブルが起こっても対応してくれるかどうかが重要です。

アフターフォローには、後戻りした場合、無料で再施術を受けられる保証制度が挙げられます。ほかにも、腫れや内出血を防ぐ薬の処方、24時間いつでも相談できるなどのアフターフォローをおこなう美容クリニックもあります。

アフターフォローの内容は美容クリニックごとに異なるため、自身が不安を感じていることがサービス内容に含まれているかチェックしましょう。

目尻切開施術がおすすめの美容医療クリニック5選

目尻切開は、目元の美容施術のなかでも人気があります。多くの美容クリニックで対応していますが、どこに相談すればよいのか迷ってしまうでしょう。

そこで、おすすめの美容クリニックを紹介します。クリニックの特徴、施術メニューをチェックして、美容クリニック選びの参考にしましょう。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科では、解剖学に精通した専門医が、個人の希望に合わせたデザインを作っていることが特徴です。

十分にシミュレーションをして、目尻切開の施術をおこなった後のイメージができるため、納得してから施術を受けられます。目尻切開の施術メニューは、W形成術やV-Yflap法が83,600円（税込）～です。

東京中央美容外科のW形成術は、多くの美容クリニックでおこなわれている方法よりも傷口が目立たないことがメリットです。傷口が目のふちに隠れるように切開するため、より傷跡が目立たない仕上がりになります。

品川美容外科

品川美容外科の目尻切開は、スーパーナチュラル目尻切開法と呼ばれる方法であり、値段は片目118,990円（税込）、両目167,990円（税込）です（会員料金）。

品川美容外科では、目尻切開の傷を目立たせないように皮下組織を縫い合わせることが特徴です。切開する部位が比較的広く、傷跡が目立つのが不安な方におすすめです。

また、品川美容外科では目尻切開をした後、1年間保証期間があり、施術後に後戻りしたときにも安心です。

TAクリニック

TAクリニックの目尻切開は、後戻りしないことを重視しています。上まぶたと下まぶたをそれぞれ約4針縫合して、目尻で固定します。縫い合わせたラインはまぶたのラインと一体化して、傷跡が目立たないことが特徴です。

施術メニューは両目250,300円（税込）以外は費用がかからず、交通費を補助してくれるサービスがあります。遠くから通う方にもおすすめです。

また、TAクリニックはプライバシーを守ることにこだわっており、クリニック内ではほかの患者と会うことがないように予約枠を調整しています。

東京美容外科

東京美容外科の目尻切開の施術メニューは両目275,000円（税込）の1種類のみであるため、メニュー選びに迷うことがありません。

施術方法によっては、埋没法を同時に受けなければ目元の変化を実感できないケースがあります。しかし、東京美容外科は目尻切開のみで理想の目元を作れるように、5mmと大きめの切開もおこないます。多くの美容クリニックでは2mm程度までの切開に対応しているため、顔の印象を大きく変えたい方におすすめです。

また、東京美容外科には、痛みが強い、赤みが効かないなどトラブルが起こった際に無料で相談できるアフターフォローもあります。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックの目尻切開は、目尻を切開する一般的な単純切開法と、切開した部分が目立たないW法を選択できます。

単純切開法とは、目尻の皮膚を三角形に切除する方法で、施術そのものは難しくありません。しかし、後戻りする可能性があります。

W法はその名の通り、目尻をWに切除する方法です。身体は切開した部分を元に戻そうとしますが、身体の反応の影響を受けず半永久的に効果が持続します。いずれも188,920円（税込）です。

目尻切開の施術の流れ

目尻切開は麻酔を使用した施術をおこなううえに、通院が必要です。そのため、気軽に受けられる施術ではありません。

そこで、目尻切開を受ける際のカウンセリング～経過観察までの流れを紹介します。

1：カウンセリング・シミュレーション

美容クリニックのカウンセリングでは、施術前の段階で患者の顔立ち、目元の印象を確認します。顔や目元の左右差やバランスに合うように、目尻切開のデザインを決定します。

なお、目尻切開を受ける場合、カウンセリングの予約をした時点でどのような目元を作りたいのかを明確にすることが重要です。

つり目や目の大きさなどの悩みがある場合には、カウンセリングでしっかり伝えましょう。

2：申し込み・お支払い

目尻切開の施術前に、申し込み書を記入します。また、目尻切開を受けた後のダウンタイムの過ごし方や、注意点も同時に説明を受けます。当日は印鑑を持っていきましょう。

支払いは現金一括払い以外にも、クレジットカード、医療ローンを利用できることがあります。

3：麻酔・施術

カウンセリングで決めていたデザイン通りにマーキングします。麻酔するため、施術中に痛みを感じることはありません。

麻酔をしたら、マーキングした部分を切開した後は縫合して施術は完了です。

美容クリニックによっては局所麻酔以外に静脈麻酔を受けられることもあるため、不安な場合にはカウンセリングで相談しておくとよいでしょう。

4：抜糸・経過観察

目尻切開の施術後、数日経過したら傷跡のチェックや抜糸をするために受診します。傷跡のチェックや抜糸の際に肌トラブルが確認できた場合には、処置を受けましょう。

また、目尻切開は、施術後に赤みや腫れの症状が出ることがあります。

医師や看護師から術後の過ごし方も説明を受けますが、万が一トラブルが起こった場合や、疑問点や不安点があるときにはすぐに美容クリニックに相談しましょう。

症状によっては、通院する必要があります。

目尻切開施術に関するよくある質問

目尻切開の施術を受ける際には、ダウンタイムやメイクはできるのかなど、不安や疑問を抱くことも多いでしょう。

そこで、目尻切開についてよくある質問を紹介します。

ダウンタイムはどれくらい？

目尻切開のダウンタイムは個人差があり、1日で治まる方、2週間以上続く方もいます。

施術をした部位の痛みや、身体に熱を持っているような感覚が3日程度続き、その後目元が腫れるケースが多いです。

目元の腫れがなくなるまでには約1か月かかる方もいます。切開した部分はこすらないようにして激しい運動を控えると、ダウンタイムの症状を防げます。

いつからメイクできる？

目尻切開施術後、約1週間はメイクをしないようにしましょう。メイクができるのは、抜糸をした翌日からです。

なお、洗顔は目尻切開の施術の翌日からおこなえます。

コンタクトレンズをつけていい？

一般的にコンタクトレンズをつけられるのは抜糸が終わった後です。しかし、美容クリニックによって考え方が異なります。

目尻の縫い合わせた部分に負担がかからないよう、抜糸をしてから数日後としているところも少なくありません。

コンタクトレンズは切開した部位に影響はありませんが、付けたり外したりする際に指が触れることがあります。傷口に雑菌が入ると炎症を起こすことがあるため、コンタクトレンズは傷口が塞がってからの方が安心です。

リスクや副作用はある？

目尻切開の施術を受けた後は、腫れや内出血などの副作用がでることがあります。個人差があるものの、約1～2週間で症状は治るでしょう。

また、傷口から雑菌が繁殖し、化膿するケースも多いです。化膿、内出血や腫れなどの副作用の症状が重いと、シミュレーション通りの目元にならないこともあるため、副作用が重いときや不安なときは、すぐに相談しましょう。

麻酔はする？

目尻切開はメスを使用するため麻酔が必要です。麻酔の時間は約2分です。目元は皮膚が薄く敏感なため、麻酔の針は専用の細いものが使用されます。

美容クリニックによっては、点眼麻酔や静脈麻酔なども選択可能です。麻酔の種類は、美容クリニックの公式サイトやカウンセリングで確認しましょう。

まとめ

目尻切開は切れ長で綺麗な形の目にしたい、つり目をタレ目にしたい方に適しています。

二重術や目頭切開のような大きな変化はないものの、目尻を数mm切開するのみで目を大きく見せられることが魅力です。

目尻切開の施術は医師のデザイン力や技術力で仕上がりに差が出るため、美容クリニック選びが重要です。

気になる美容クリニックが複数ある場合にはカウンセリングを受けて、医師や看護師の対応や料金、雰囲気などを比較してみましょう。

※本記事の情報は2022年12月時点のものです。
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＜参考＞
TCB東京中央美容外科
品川美容外科
TAクリニック