アートメイクのダウンタイムとは？眉毛・リップなど部位ごとの期間と施術後のアフターケアを解説！

アートメイクはリップカラーやアイラインなどさまざまな施術がありますが、最も人気がある施術は眉のアートメイクです。

眉は自分で綺麗に描くのが難しく、さらに顔の印象を大きく左右するパーツといえます。

美容医療で施術を受ける際、気になるのはダウンタイムの有無ではないでしょうか。

そこで本記事では、眉アートメイクのダウンタイム期間やアフターケアの方法、注意点やアートメイクがおすすめのクリニックについて紹介します。

美容医療が気になっている方、アートメイクをしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

アートメイクとは？

アートメイクは眉毛やリップ、アイラインなどの顔の印象を決めるポイントを、いつでもキレイな状態に保てます。

まず、この見出しではアートメイクとは何か、種類や施術部位について解説します。

アートメイクとは

アートメイクとは「洗っても落ちないメイク」のことであり、英語では「パーマネントメイクアップ（PermanentMakeup）」などと言われます。

皮膚のごく浅い部分にインクを注入して着色するメイクです。

施術をすれば水や汗で濡れてもメイクが滲んだり消えたりせず、キレイにメイクをした状態が2～3年保てます。

アートメイクの種類

アートメイクの種類は次に挙げるとおり、数多くあります。

• 3D（手彫り）
• 2D（機械彫り）
• 4D（手彫り+機械彫り）

1本1本丁寧に描く3D（手彫り）や2D（機械彫り）、2つを組み合わせた4Dがあります。

カウンセリングの際に医師が希望を伺い、1人1人の顔立ちに合わせたデザインを提案するため種類がわからなくても問題ありません。

アートメイクの施術部位

アートメイクができる主な施術部位は次のとおりです。

• 眉毛
• アイライン
• リップ
• ヘアライン
• ほくろ
• 傷跡

なかでも人気のある部位は眉毛、アイラインでありアートメイク施術を行えばいつでもメイクをした状態が保てます。

ほくろや傷跡、ヘアラインといった部位は美容クリニックによっては施術していない可能性があります。

必ず事前に希望する施術部位の施術を行ってくれるかどうか、美容クリニックの公式サイトで確認しましょう。

アートメイクのダウンタイムとは？

アートメイク施術には必ずダウンタイムが伴います。

ダウンタイムとは何か、アートメイクで起こりうるダウンタイムについて正しい知識を身につけましょう。

ダウンタイムとは

ダウンタイムとはアートメイク施術を受けてから、通常の生活に戻るまでの期間のことを言います。

ダウンタイムの期間や症状には個人差があるため、必ずしもこうなるとは言い切れません。

症状が重い方は仕事や予定に支障が出る可能性があります。

アートメイク施術を受ける際には、必ず医師にダウンタイムの期間や程度について確認し、ダウンタイムを考慮したスケジュールを組みましょう。

アートメイクのダウンタイム

アートメイクのダウンタイムは施術部位や症状によって個人差がありますが、おおよそ1～2週間だと考えておきましょう。

ダウンタイムで起こりうる症状は、主に次のとおりです。

• 腫れ
• 赤み
• 乾燥
• 痛みや痒み

術後2日程度は症状が酷く出る場合がありますが、4日程度で徐々に引いていきます。

明らかに強い痛みを感じる場合や症状が長く続く場合は、一度クリニックに連絡をして診てもらってください。

ダウンタイムを最小限にする方法

ダウンタイムは正しくケアすることで症状を早く落ち着かせる可能性があります。

• 保湿力の高いワセリンを使用する
• むやみに触らない
• 紫外線対策を取る
• 腫れや痛みは患部を冷やす

施術部位が気になるからといってむやみに触るのは絶対に控えましょう。

患部への刺激となり症状が悪化し、最悪の場合は感染症を引き起こす可能性があります。

保湿力の高いワセリンを使用して患部をやさしく保護する、冷やすなどを行い、正しいケアを心がけましょう。

アートメイクは医療行為にあたる

アートメイクは過去に健康被害が相次いだことを受けて、厚生労働省が2001年に医師免許を必要とすることを通知しています。

安心、安全にアートメイク施術を受けるためにも、アートメイクは医療行為にあたることを正しく理解しましょう。

アートメイクは「免許」が必要

アートメイクは針を使用して、皮膚に着色をする「医療行為」のため、すべての部位において医師免許が必要です。

針を皮膚に通して着色する行為を行うことは、人体に危害を及ぼす恐れがあることから、医療従事者ではない方が施術を行うことを禁止しています。

ただし、医師が常駐しているクリニックであれば看護師や准看護師が施術を行うことも可能としています。

医師免許を持たないサロンなどでのアートメイクは犯罪行為となるため、絶対に行かないでください。

アートメイクの施術期間

アートメイクは一般的に一度施術を行えば1～3年持つと言われています。

しかし、1回の施術では色素が定着しないため、2～3回の施術が必要です。

施術期間は個人の肌質やアートメイクの種類、生活環境などによって大きく変わるため、少しでも持ちを良くしたい方は術後のケアを意識して行いましょう。

【施術箇所ごと】アートメイクのダウンタイム期間とアフターケア方法

アートメイクのダウンタイム期間は、施術内容によって異なります。

ここでは、施術部位ごとにおけるダウンタイムとアフターケア方法について解説します。

眉毛

眉毛のアートメイクのダウンタイムは1〜2週間程度です。

ダウンタイム中は眉周辺の赤み、痒みが現れることがあります。

また、一時的に眉の色が濃くなって見えることもあるので覚えておきましょう。

ダウンタイム中は保湿をしっかり行う必要があります。

また、色素が定着するまでの1週間程度はなるべく眉を濡らさないようにしてください。

リップ（唇）

リップのアートメイクのダウンタイムは1週間前後です。

ダウンタイム中は唇の皮が剥けやすくなったり、口唇ヘルペスを発症したりすることもあります。

ワセリンなどの低刺激な保湿剤でしっかりと保湿しましょう。

アイライン

アイラインのアートメイクは、2週間前後のダウンタイムがあります。

ダウンタイム中は腫れや赤みが出たり、目の周りが痒くなったりすることがあります。

アイラインも色素が定着するまでは、なるべく濡らしたり触ったりしないように心がけてください。

寝るときは枕を高くすると、腫れを抑えることができます。

また、3〜4日程度はコンタクトの着用を控えましょう。

ヘアライン

ヘアラインのアートメイクは、1〜2週間程度のダウンタイムがあります。

ダウンタイム中は施術箇所に赤み、痒みが現れることがあります。

洗髪の際は極力施術箇所を濡らさないようにしてください。

また、洗顔の際もヘアバンドでしっかりカバーするなどして色素の流出を防ぎましょう。

アートメイクのアフターケア

眉毛のアートメイクはダウンタイム中に多くの変化があるため、しっかりと経過観察をしましょう。

アートメイクのアフターケアの方法や経過、症状について解説します。

アートメイクのアフターケア

アートメイクのアフターケアの方法は施術部位によって異なります。

• 患部を冷やす
• 寝る時は枕を高くする
• 患部の刺激を避ける
• 肌に負担をかけない

患部の腫れは頭を心臓よりも高くすることで防げるため、寝る時は枕を高くするなどの工夫をしてみましょう。

施術部位への刺激を避けて、肌に負担をかけないことが一番重要です。

アフターケアの経過と症状

アフターケアの経過と症状は、施術部位や肌質などにより個人差があります。

一般的に色素が定着するのは1～2週間ほどと言われているため、その間に次に挙げる行為は控えましょう。

• 施術部位のメイク
• 施術部位のスキンケア

施術部位への刺激を与えないように、メイクやスキンケアは控えて生活するよう心がけてください。

何か不安なことがあれば、どんな些細なことでも医師に確認しましょう。

ダウンタイム中に行うアフターケアの注意点

アートメイクのダウンタイム中に行うべきアフターケアや注意点は、主に次のとおりです。

具体的なケアの方法や注意すべき点について、詳しく解説します。

清潔に保つ

施術箇所は傷がついていて細菌が入りやすい状態なので、常に清潔に保ちましょう。

汗などはすぐに拭き、濡れたままの状態にしないよう心がけてください。

保湿する

施術後の肌は敏感になっており、非常に乾燥しやすい状態です。

そのため、いつも以上にしっかりと保湿をしてください。

保湿をすることで色素が流出しにくくなり、よりアートメイクの持ちが良くなる効果もあります。

刺激を与えない

施術箇所に違和感があると、どうしても触りたくなるかもしれません。

しかし、刺激を与えると色素が流出したり症状がひどくなったりするので、なるべく触らないようにしましょう。

代謝をあげ過ぎない

代謝をあげると、せっかく注入した色素が体外に流れ出てしまいやすくなります。

そのため、術後1週間程度は過度な運動や長時間の入浴、飲酒・喫煙などは控えてください。

日焼けに注意する

施術箇所が紫外線に当たると、色素が変異してしまう可能性があります。

色素が変異すると色が変わったり痛みや痒みが発現したりする可能性があるので、日焼け止めや帽子、日傘などでしっかりと対策をしてください。

赤みや腫れは冷やす

赤みや腫れなどの症状が出た場合、タオルを巻いた保冷剤などで冷やしましょう。

施術箇所をクールダウンすることで、症状を和らげられます。

症状が悪化した時は医師に相談する

ダウンタイムの症状が悪化し、1〜2週間経過しても症状が軽快しない場合は、施術したクリニックに相談してください。

症状によっては医師に診察してもらう必要があります。

アートメイクおすすめクリニック

ここからは、アートメイクにおすすめのクリニック7選を紹介します。

• メディカルブロー
• ジェニーアートメイク
• 湘南美容クリニック
• DAZZY（デイジー）クリニック
• エルムクリニック
• GLOW（グロウ）クリニック
• AISクリニック

それぞれの特徴やおすすめのポイントなどを紹介するため、ぜひクリニック選びの参考にしてみてください。

メディカルブロー

メディカルブローは全国に10院展開しており、年間症例数は60,000例を超えます。

デザイン力が高いだけでなく、アフターフォロー体制がしっかりとしており、芸能人やモデルなども多く来院しています。

施術者にもそれぞれランクがあり、ランクに応じた指名料で指名することが可能です。

アートメイクのメニューも豊富で、メンズのアートメイクがあるのも、メディカルブローの特徴です。

ジェニーアートメイク

ジェニーアートメイクは技術者のレベルに応じてトレイニー、アーティスト、トップアーティストの3種類があります。

アートメイクは眉、アイライン、リップがあり時期に応じてモニターキャンペーンを行っています。

カウンセリングでは患者の希望デザインを伺い、実際に顔のバランスや骨格を見て、1人1人に合ったデザインを提案します。

自身に合ったアートメイク施術を行ってほしい方は、ぜひジェニーアートメイクでカウンセリングを受けてみてください。

湘南美容クリニック

SBC湘南美容クリニックの4Dストローク眉は、専門に開発された手彫りペンを用いて一本一本手で「描く」施術を行います。

従来のアートメイクよりも本物のような美しい仕上がりになるので、周囲にアートメイクをしたことを隠したい方におすすめです。

痛みへの配慮や術後ケアも徹底しているので、安心して治療が受けられるでしょう。

DAZZY（デイジー）クリニック

デイジークリニックはアートメイクの施術だけでなく、美容皮膚科の治療も受けられる点が魅力です。

患者様のプライバシーを守るため、個室を完備しています。

オンラインでの無料カウンセリングや無料診断を行っているため、気軽に通うことができます。

眉毛や唇だけでなく、アイラインやほくろ、ヘアラインなどのアートメイクも可能です。

ナチュラルな仕上がりが好みの方は、デイジークリニックがおすすめです。

エルムクリニック

エルムクリニックは医療アートメイクだけでなく、シミやしわ治療、スキンケアを中心とした美容皮膚科専門クリニックです。

全国に9院展開しており、6万人を超える施術実績があります。

国内外の最新技術を採用しており、立体的で自然な仕上がりを叶えてくれます。

他人に気付かれないような高いクオリティの施術が受けることができます。

GLOW（グロウ）クリニック

GLOWクリニック（グロウクリニック）は、アートメイクの専門店です。

施術者は5ステップの厳しい研修を720時間以上受けて、高い技術を習得することで、アートメイクアーティストデビューすることができます。

施術料金は全て一律になっていますが、施術者を指名することも可能です。

また、グロウクリニックでは患者の顔の黄金比を細かく計測し、希望デザインとすり合わせながら最適なデザインを提供しています。

一人ひとりに合ったデザインを提案してもらえるため、デザインの失敗も心配いりません。

AISクリニック

AISクリニックは最新式医療レーザー脱毛とオーガニックアートメイクのビューティークリニックです。

メイクを熟知したアーティストたちが自然な仕上がりを追求した、オーガニック4Dアートメイクを採用しています。

ナチュラルな仕上がりと雰囲気を求めるなら、こちらのクリニックがおすすめです。

モニター価格でお得に施術を受けられるメニューもあるため、ぜひチェックしてみてください。

眉毛アートメイクの予約から施術までの流れ

眉毛アートメイクは、予約〜施術まで以下のような流れで進みます。

それぞれの詳しい流れについて解説します。

1：症例写真や口コミ・料金を比較する

自分のなりたいデザインや予算が決まったら、公式ホームページなどから症例写真を調べてみましょう。

また、気になるクリニックが見つかったら口コミや料金を比較して検討してみてください。

2：クリニックを予約する

行きたいクリニックが決まったら、早速予約しましょう。

WEBや電話で受け付けているクリニックが多いので、記載の連絡先に予約連絡を入れます。

3：カウンセリングでデザインを相談する

クリニックに行くと、まずはカウンセリングが行われます。

希望のデザインがある方や疑問点、不明点がある方は、ここでしっかりと相談してください。

4：眉毛アートメイクの施術

デザインが決まったら、いよいよ施術です。

多くのクリニックでは麻酔クリームを用いて施術をするので、そこまで痛みはありません。

5：アフターケア

施術が終わったら、アフターケアやアフターカウンセリングを行います。

自宅に戻ってから赤みや腫れ、その他異常が続く場合は再来院してください。

まとめ

眉アートメイクのダウンタイム期間やアフターケアの方法、注意点やアートメイクがおすすめのクリニックについて紹介しました。

眉アートメイクには1週間程度のダウンタイムがあり、人によっては赤みやかゆみ、腫れなどの症状が起こる場合もあります。

1〜2週間経過しても軽快しない場合は、クリニックに相談して医師の診察を受けてください。

本記事で紹介した美容クリニックを参考にして、ぜひ自身に合ったクリニックを見つけてみてください。

※2022年5月時点の情報です。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

＜参考＞

メディカルブロー

デイジークリニック

銀座よしえクリニック