【面長改善】小顔整形におすすめの美容医療クリニック8選！料金や注意点も解説

顔の形は印象を大きく左右します。メイクや髪形だけではカバーしきれない悩みには、医学的なアプローチも必要です。

美容医療クリニックでは、顔の形に関する悩みにも対応可能です。本記事では、面長の顔を改善するための小顔整形について解説します。

おすすめのクリニックや小顔整形の種類、特徴の他、クリニック選びに失敗しないためのポイントも紹介します。

面長改善小顔整形の種類

面長を改善するための小顔整形では、原因ごとに施術方法が異なります。各施術方法の特徴や料金相場、持続期間について解説します。

骨格が原因の場合

骨格自体が縦方向に長い場合には、手術によって骨を削る必要があります。代表的な方法はオトガイ骨切りとルフォーです。

オトガイ（あご）骨切り

オトガイ骨切りは、顎の長さを削るだけでなく非対称な顎や割れている顎の形を整えるためにおこなわれる手術です。

全身麻酔で口腔内を切開するため、手術の傷跡は表面上には残りません。しかし、口腔内の傷跡を保護するために、術後しばらくは食事制限や衛生管理をする必要があります。

半永久的に効果が持続する点がメリットですが、その反面、一度削った骨は元に戻せないため慎重に決めましょう。

また、顎の形が変わることで嚙む力が弱まったり、余った皮膚がたるんでしまったりする可能性があります。アフターフォローに関しても医師と十分に話し合うことをおすすめします。

料金相場	80～100万円
ダウンタイム	2～4週間
持続期間	半永久的

ルフォー（中顔面短縮術）

顎だけでなく、顔全体が面長の方はルフォー（中顔面短縮術）で小顔になることが可能です。

上顎の骨を切り取る大掛かりな手術となり、ダウンタイムも長いため余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。

また、手術によって崩れた顔のバランスを整えるために鼻下長短縮術や鼻柱鼻翼挙上術などの手術を追加でおこなう場合もあります。

料金も追加されますが、理想の骨格を手に入れるために、事前のカウンセリングでイメージをきちんと伝えておくことが大切です。

料金相場	100～200万円
ダウンタイム	約3か月
持続期間	半永久的

たるみが原因の場合

20代と60代の顔を比較すると、加齢に伴い皮膚がたるみ、表情筋が緩むことで約3cmも顔が長くなるとされています。たるみが原因の場合には、注射やフェイスリフトによる施術がおすすめです。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は肌の弾力やハリ、保湿力を維持する成分です。しかし、体内のヒアルロン酸は加齢に伴い減少し、たるみ、シワ、乾燥といったトラブルを招きます。

失われたヒアルロン酸を顔に注射することでたるみを改善する方法がヒアルロン酸注射です。

施術直後から効果を実感でき、ダウンタイムも2～3日程度で済むため、日常生活に支障をきたしにくい点が特徴です。

また、仕上がりに納得がいかない場合は再度注射をしたり、ヒアルロン酸を分解する注射によって修正できます。

しかし、一度注射しても半年から2年程度でヒアルロン酸が減少するため、定期的に施術を受ける必要があります。

料金相場	5～10万円（1ccあたり）
ダウンタイム	2～3日
持続期間	半年～2年

糸リフト

加齢に伴い下にたるんだ皮膚や脂肪を、医療用の糸で本来の位置に引き上げる方法です。施術は局所麻酔でおこなわれ、施術直後に効果を実感できます。

使用する糸には溶けない糸と溶ける糸があり、種類により効果や持続期間が異なります。1～3年程度で効果が切れてしまうため、再度施術が必要です。

加齢により顔が長くなった、たるんだ、と感じる原因はほうれい線や目元のたるみによることが多いため、糸リフトで本来の位置に戻すことで小顔効果が得られます。

しかし、たるみが酷い場合や医師の技術が不十分な場合には効果が得られないことがあります。事前のカウンセリングで医師とよく話し合い、適切な施術内容であるか、信頼できる医師であるか見極めることが大切です。

料金相場	約20万円
ダウンタイム	1～2週間
持続期間	1～3年

フェイスリフト

切開を伴うフェイスリフトは、こめかみ部分を切開して皮膚や筋膜を引き上げる方法で、全身麻酔または局所麻酔でおこなわれる手術です。

皮膚を切るためダウンタイムは約3か月掛かりますが、効果が約10年持続するとされています。

フェイスリフトの手術はSMAS法とリガメント法のどちらかでおこなわれることが多く、目的により異なります。

また、フェイスリフトをおこなう箇所にも種類があり、全顔、額、こめかみ、中顔面（頬）、首といった施術箇所によって料金が変動します。

料金相場	50～200万円
ダウンタイム	約3か月
持続期間	約10年

HIFU（ハイフ）

HIFU（ハイフ）はHigh Intensity Focused Ultrasoundの略称で、高密度焦点式超音波を指します。皮下組織や筋膜に特殊な超音波を照射することでたるんだ皮膚を引き締める方法です。

施術に使用する機器の種類により料金や施術時間、効果の持続期間が異なります。

持続期間が長いほど料金が掛かりますが、頻繁に施術を受けることが難しい方やより高い効果を得たい方におすすめです。

また、施術中の痛みは個人差がありますが、痛みが心配な方は局所麻酔や静脈麻酔、麻酔クリームを使用できるかカウンセリングの時点で医師に相談しておきましょう。

料金相場	3～20万円
ダウンタイム	約1週間
持続期間	半年～1年

【失敗なし】小顔整形を受けるクリニック選びのポイント

小顔整形は顔全体の印象を大きく左右するため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。手術に失敗しないためのクリニック選びのポイントを6つ紹介します。

経験豊富な医師がいる

骨に直接アプローチするオトガイ骨切りとルフォーは半永久的に効果が持続するため、絶対に失敗があってはなりません。

しかし、高度な技術を必要とするため難易度が高い手術となります。また、たるみ改善も失敗すると左右差が出たり皮膚がひきつったりする恐れがあります。

そのため、希望の施術方法に対して経験豊富な医師がいるクリニックを選びましょう。施術経験が豊富であれば、公式HPやパンフレットにその旨が記載されています。

医師の経歴や施術歴を確認し、信頼できる医師の施術を受けることをおすすめします。

カウンセリングが丁寧で信頼できる

美容クリニックでは、施術を開始する前にカウンセリングをおこないます。患者の希望と医師による診断を照らし合わせ、最適な施術方針を決定するためです。

しかし、利益重視のクリニックや違法なクリニックでは、診断が誤っていたり不要な施術を勧めてきたりする恐れがあります。次のような場合は注意が必要です。

一般的なクリニックでの医師によるカウンセリング時間は15分程度で、とくに丁寧なクリニックでは1時間程度おこなってくれることもあります。

診断が正しいかどうか自身では分からない場合には、いくつかのクリニックで無料カウンセリングを受け、比較してみる方法がおすすめです。

十分な施術実績や口コミ・評判がある

自身が希望する施術に関して、十分な施術実績があるクリニックを選びましょう。クリニックによっては、公式HPやパンフレットに写真付きの施術実績を掲載しているため参考にしてみてください。

また、公式HP以外の口コミサイトやSNSで評判を確かめる方法もおすすめです。

公式HPに記載されている口コミは事実とは異なる場合もあるため、率直な意見が書き込まれている外部ページのチェックを推奨します。

料金が適正である

希望する施術内容の料金が適正であるか、いくつかのクリニックと比較してみましょう。

平均より高額な場合には、料金に値する内容であるかきちんと見極める必要があります。

また、平均より大幅に安い場合も注意が必要です。単に良心的な料金設定であれば問題ありません。

しかし、施術において必要な工程を省略したり、粗雑な施術をおこなったりするクリニックである可能性もあります。

医師の経歴や施術実績、口コミと併せて確認することをおすすめします。

通いやすい立地にある

小顔整形は一度の受診のみでは終わりません。

カウンセリング、施術、経過観察のために複数回に渡り通院する必要があります。そのため、通いやすい立地のクリニックを選ぶことをおすすめします。

施術直後は顔が腫れたり痛みを感じたりすることがあるため、電車やバスに長時間乗ることを苦痛に感じる方も多いです。

また、麻酔を使用した手術当日には車の運転ができません。遠方のクリニックより、自身の生活圏内にあるクリニックがおすすめです。

アフターフォロー・保証制度が充実している

施術後に異常が現れた場合は適切な処置を施してもらわなければなりません。

また、施術後の仕上がりがカウンセリング時のイメージとは異なる場合は再度施術が必要になることもあります。そのため、アフターフォローや保証制度が充実しているクリニックを選ぶことが大切です。

施術を受ける前にあらかじめアフターフォローの内容について質問することをおすすめします。

また、保証制度があっても不当な内容である可能性があるため、保証内容や期間、注意事項を自身の目ですべて確認しましょう。

面長改善小顔整形におすすめの美容医療クリニック8選

面長を改善するための小顔整形が受けられる美容医療クリニックを8つ紹介します。面長改善が期待できる施術メニューや料金、特徴について解説します。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、都内を中心に全国展開しているクリニックです。気軽に相談や受診ができる点が特徴で、公式LINEから無料相談や予約ができ、大半がカウンセリング当日に施術を受けています。

また、LINE限定クーポンや各種割引制度が充実しており、施術料金を抑えられる点も特徴のひとつです。

切開を伴うフェイスリフトではSMAS法が採用されていますが、部位によりリガメントの切離もおこなっています。ヒアルロン酸注射と併用することでより満足度の高い仕上がりが期待できます。

HIFUには照射深度が調節できるソノクイーンが用いられており、部位に合わせた施術が可能です。3か月おきの施術を推奨していますが、クーポンを使用すれば2万円も割引されることがあるため、リピート率が高いメニューです。

※2022年12月時点の情報です。クーポン内容は随時更新されています。

東京美容外科

東京美容外科では、美容外科医や形成外科医として十分な経験を持つ医師による執刀がおこなわれています。2003年の開院以来、医療事故ゼロの実績があるクリニックです。

また、独自の安心保証により、術後の検診は無料で一生涯保証を受けられます。

糸リフトでは、CEマークやMFDSから認証されている安全性の高いアンカーという特殊糸を使用します。糸にある細かな突起が皮下組織に引っかかり、約1年間のリフトアップ効果が期待できます。

フェイスリフトは、表情筋の筋膜も一緒に引き上げることで長期間効果が持続するSMAS法が採用されています。

HIFUに使用される機器はウルトラセルQプラスやソノクイーンです。全顔に照射したい場合はウルトラセルQプラス、特定の箇所に照射したい場合はソノクイーンがおすすめです。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは美容外科や形成外科の専門医が在籍しており、日本や海外に100以上の拠点を持つ有名なクリニックです。

湘南美容クリニックでは安心保証制度が設けられています。保証期間内であれば無料で診察を受けることが可能です。

オトガイ骨切りでは、標準的なオトガイ（顎）の位置に調整するため、患者の骨格に合わせた施術が行なわれます。原則、日帰り手術となりますが、希望により近隣のホテルを用意してもらうことも可能です。

糸リフトは、予約状況によってはカウンセリング当日の施術が可能です。また、効果が切れても再度施術が受けやすい、リピーター限定の割引料金があります。

TAクリニック

TAクリニックはエイジングケアを専門とする医師が多く在籍しており、仕上がりの美しさに芸能人からも定評のあるクリニックです。安心保証制度により、保証期間内であれば再度施術を受けることが可能です。

糸リフトでは、改良を重ねた独自開発の糸を使用しています。強度や形状が見直され、より効果や持続力が期待できる特殊な糸です。FDA、KFDA、CEマークなどの認証を受け、安全性も認められています。

また、3回目以降の施術は60%オフになるお得な料金プランが魅力です。

ヒアルロン酸注射や糸リフトでは改善できないたるみには、切開によるフェイスリフトがおすすめです。最小限の傷跡で、SMAS法によりたるんだ箇所を引き上げます。

ガーデンクリニック

面長を改善できる施術メニュー

ガーデンクリニックは1999年の開院以来、幅広い年代の悩みに寄り添ってきた歴史あるクリニックです。メールや電話による相談を年中無休で受け付けており、術前や術後の悩みに対応しています。

また、ダウンタイムを緩和するための高周波温熱療法もおこなっています。

糸リフトでは、トゲ状の突起と3Dメッシュにより安定感が増したテスリフトという糸を使用しています。持続期間を長くしたい方におすすめです。

また、フェイスリフトは切開箇所の大きさや位置によって4種類に分けられます。

引き上げたい箇所や自身の悩みに合わせて、施術方法を選びましょう。

共立美容外科

共立美容外科は1989年に開院され、美容外科、美容皮膚科、歯科の観点から美を追及する歴史あるクリニックです。明瞭な料金体系や医師によるカウンセリングを徹底しているため、安心して受診可能です。

共立美容外科のオトガイ骨切り手術は、顎の形状に合わせて最も適切な手術方法が決定されます。共立式MWO法により綺麗で自然なフェイスラインを形成します。

また、歯科を併設しているため噛み合わせにも配慮し、術後のトラブルが起こりにくい点が特徴です。

切開によるフェイスリフトでは、傷跡が目立たないよう緻密な縫合が施されます。脂肪吸引と組み合わせることでより効果を実感できます。

リッツ美容外科

面長を改善できる施術メニュー

リッツ美容外科は、学会受賞歴や海外医学ジャーナルへの掲載経験があり、実績が認められているクリニックです。麻酔科医や歯科医も在籍しているため、安全性や専門性にも優れています。

また、東京院には入院室もあるため、大掛かりな手術後も安心してケアを受けることが可能です。

糸リフトでは伸縮性や柔軟性のある糸を使用しており、自然な仕上がりが期待できます。術後の顔の突っ張りや腫れが軽減される糸です。

切開を伴うフェイスリフトでは、靭帯を切離し引き上げるリガメント法が用いられています。皮膚や筋膜などを支えている靭帯を切離すことで、より引き上げ効果が期待できる方法です。

城本クリニック

面長を改善できる施術メニュー

城本クリニックは30年以上の歴史と10万件以上の実績があるクリニックです。学会や勉強会への出席により、最新の施術方法や医療機器が導入されています。

また、城本クリニックでは施術方法が限定されていないメニューが多く、患者の希望に合わせた施術が可能という特徴があります。

糸リフトでは、持続性や強度が特徴のさまざまな種類の糸から、自身の希望や状態に合わせた糸で施術を受けることが可能です。

城本クリニックがHIFUで用いる機器は比較的新しいウルトラハイフSです。従来の機器より痛みが軽減されており、照射深度が調節可能なため部位ごとに適した施術ができます。

小顔整形の施術の流れ

小顔整形のカウンセリングから施術、経過観察までの流れを詳しく解説します。

1：カウンセリング

まずは、電話やWEBなどでカウンセリングの予約を取りましょう。

予約日時に来院後、クリニックによっては問診表の記入が必要です。その後、医師によるカウンセリングがおこなわれます。

カウンセリング例

施術に関して心配なことがある場合には、カウンセリングの時点で確認することをおすすめします。

2：申し込み・お支払い

施術内容に同意する場合には、施術日を決め申し込みに進みます。

支払い方法はクリニックにより異なります。先払い、施術当日の支払いなど、提示された方法に応じて料金を支払いましょう。

3：麻酔・施術

施術当日はメイクをせずに来院しましょう。

必要に応じて麻酔をかけ、施術がおこなわれます。施術時間は内容により異なります。一般的なクリニックでの施術時間の目安はつぎのとおりです。

施術時間は状況により変動しますが、気になる方は麻酔が切れるまでの時間も含め、あらかじめ目安を確認しておきましょう。

4：経過観察・アフターケア

施術後は、定期的に医師による経過観察がおこなわれます。万が一、施術箇所に違和感や不具合が生じた場合にはアフターケアをしてもらいましょう。

アフターケアやアフターフォローが不十分なクリニックはよいクリニックとは言えないため、施術を申し込む前に必ず説明を受けることをおすすめします。

小顔整形に関するよくある質問

小顔整形に関するよくある質問に回答します。失敗や後悔をしないために、きちんと理解したうえで施術を受けましょう。

小顔整形をして元の大きさに戻ることはある？

骨格自体を変えるオトガイ骨切りや中顔面短縮術では半永久的に効果が持続します。一方、ヒアルロン酸注射やフェイスリフトといった方法はたるみ改善を目的としているため、時間の経過とともに効果が切れてしまいます。

医師の説明だけでなく、希望する施術内容の効果や持続期間について自身でもきちんと調べることをおすすめします。

リスクや副作用はある？

オトガイ骨切りや中顔面短縮術では骨を削るため、左右差や顔のゆがみ、顎の力の弱まりといったトラブルが現れるリスクがあります。そのため、経験豊富な医師による手術を推奨します。

また、たるみ改善を目的とした施術では、皮膚の腫れや赤み、内出血、痛み、感染症、アレルギー反応といった副作用が現れる可能性があります。

時間の経過とともに消失しますが、長く続く場合や副作用が酷い場合には医師に相談してください。

まとめ

面長の悩みを解消する方法には、骨格自体を変化させる手術やたるみ改善の施術などがあります。

自身の顔が面長に見える原因により適した方法が異なるため、医師との十分なカウンセリングで施術方針を決定しましょう。

また、小顔整形は顔の印象に関わる施術となるため、クリニック選びが重要です。信頼できる医師、クリニックを自身の目で見極めましょう。

※本記事の情報は2022年12月時点のものです。
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