毛穴の黒ずみ

頬の毛穴黒ずみ・開きをしっかり除去する5つの方法を全て教えます!

頬の毛穴黒ずみで悩んでいる方ってけっこういると思うのですが、なかなか人に相談できないですよね…

そこで、まずは、頬の毛穴黒ずみができる原因を知り、そこから頬の毛穴黒ずみをしっかり除去、解消する方法を知っていきましょう。

しっかりケアすることで、肌の透明度も上がってきますよ^^

頬の毛穴が黒ずむ4つの原因はコレ!!


最初に頬の毛穴が黒ずんで見える原因を知っていきましょう、頬の毛穴が黒ずむ主な原因は、以下の4つがあります。

  • 古い角質などで毛穴が詰まって黒ずんで見える
  • 肌が乾燥している
  • メラニンによる色素沈着で黒ずんで見える
  • 産毛の色素が濃くて毛穴が黒く目立ちやすくなる

一つ、一つ次で、説明していきますね。

古い角質などで毛穴が詰まって黒ずんで見える

古い角質などで毛穴が詰まって黒ずんで見える主な原因は、毛穴につまった「角栓」です。

頬には、毛穴が多数あり、そこには皮脂を分泌する皮脂腺があります。

皮脂は、肌を紫外線や外気から守る役割があり、全ての人に必ず分泌されています。

その皮脂が、正常な状態であれば問題はありませんが、過剰に分泌されると、毛穴の中に詰まりやすくなります。

さらに、垢として排出されなかった古い皮膚や落としきれてないメイク汚れなどが混ざり合うことで角栓が生まれます。

時間があまり経過していない角栓は黒くありませんが、空気によって酸化してしまうことで黒く目立つ角栓こそが、毛穴が黒ずんで見える原因となっています。

肌が乾燥している

乾燥している肌状態は、肌の新陳代謝、ターンオーバーが乱れた状態で、黒ずみが出来やすい肌になっています。

新陳代謝が乱れると、本来、垢として排出されるはずだったメラニンが排出されずに溜まった状態となり、黒ずんで見えてしまいます。

また、潤いを失った肌は外部からの刺激に対して防御する力が弱まっているため、肌はバリア機能を高めようと皮脂を分泌させます。

この過剰分泌が、古い角質(黒ずみ)も毛穴をつまらせて黒ずんで見えてしまいます。

メラニンによる色素沈着で黒ずんで見える

これは、メラニン毛穴と呼ばれ、紫外線を浴びることによって、黒ずみ原因物質のメラニン色素が発生し、色素沈着を起こしているのが原因です。

毛穴の入り口にメラニン色素が沈着してシミのような状態になっています。

角栓の詰まりと違って、メラニンで黒ずんでいる場合は、触ってもザラザラではなくツルッとした状態であるのも特徴です。

産毛の色素が濃くて毛穴が黒く目立ちやすくなる

角栓やメラニン色素が原因でない場合、肌の産毛が黒ずみの原因になっている場合があります。

頬をよく見ると肌には多くの産毛が生えていることがあります。産毛の色素が濃いと毛穴が黒く目立ちやすくなることがあります。

産毛が原因の場合は、産毛を剃ることで解決することもありますが、自己処理の感覚で産毛の処理をしてしまうと肌を傷つけてしまい、炎症を起こしてしまう可能性があるので、注意しましょう。

不安な場合は、シェービングができるサロンなどで処理をお願いするのがオススメです。

頬の黒ずみをスッキリ除去する5つの方法をご紹介!


頬の毛穴黒ずみが原因がわかった所で、スッキリ除去する方法を説明していきますね^^

まずは、毛穴詰まりが原因で黒ずんで見える場合の対策、除去方法をご紹介します。

【毛穴詰まりが原因の場合1】正しい洗顔を行う

毛穴詰まりが黒ずんで見える原因の場合、しっかり洗顔ができていなく、化粧が肌に残っている可能性があります。

正しい洗顔を行い、その日のメイクはその日のうちにキレイ、さっぱり落としていきましょう。

参考記事:毛穴黒ずみにおすすめな洗顔料人気ランキング!

毛穴詰まりに効果的な洗顔方法は以下の流れとなっています。

  1. 熱めの蒸しタオルを頬にのせて、毛穴を十分に開かせる
  2. 洗い流しができるオイルタイプのクレンジング剤で頬をていねいにマッサージ
  3. しばらくそのままの状態をキープして、最後に洗顔料で洗い流す
  4. 洗い流したら、コットンを用いて保湿を入念に行う

マッサージをした後に、そのままの状態をキープするのですが、その間に髪や他の身体の部分を洗うと効率的ですよ^^

また使うクレンジングオイルもとても大切です。

刺激が強いタイプのクレンジングを使うことは、さらに肌を刺激し、黒ずみが出来やすい肌状態へと導く場合もありますから、気をつけましょう。

毛穴詰まりの汚れにおすすめのクレンジングは…

  • しっかり汚れを落とす
  • 肌に与える刺激が少ない

が大切です。

よって、拭き取るタイプのクレンジングではなく、洗い流すタイプのクレンジングを選びましょう。

次で、オススメの市販のクレンジングオイルをご紹介しますね。

1【とろけるクレンジングとして人気!】DUOクレンジングバーム

価格 3,600円(税別)/【定期便】2,880円(税別)
1本当たりの容量 90g(約1ヶ月分)
成分 31種類の美容成分(24種類の植物エキス、ビタミンC、ナノコラーゲン、ナノヒアルロン酸、ナノセラミドなど)
特徴 肌にやさしい7つの無添加

独自技術により、1つで5役【クレンジング・洗顔・角質ケア・マッサージケア・トリートメント】を叶えたW洗顔不要のクレンジングです。

固形のバームをお肌になじませると、とろとろのテクスチャーに変化。毛穴よりはるかに小さい微粒子カプセルが毛穴の奥の汚れまで素早くしっかり落としてくれます。

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2オーガニックホットクレンジングジェル(HALENA)

価格 3,300円(税別)
1本当たりの容量 170g(約2ヶ月分)
成分 7種類の保湿成分、14種類の美容成分(チャ葉エキス、キイチゴエキス、ゼニアオイ花エキス等)
特徴 100%天然由来・オーガニック認証基準の優しい成分

肌への優しさを一番に考え、赤ちゃんにも使えるくらい優しい成分でできたオーガニックのホットクレンジングジェルです。

オーガニックの温感ジェルが毛穴を広げ、角質柔軟成分と黒ずみクリア成分のWクレンジング処方で、毛穴に詰まった皮脂汚れを溶かし出し、毛穴レスな肌へと導きます。

敏感肌の方でも安心して使えることはもちろん、使うたびにうるおいを逃がさず肌本来の力ですこやかな肌に整えます。

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3【リピーター続出!】モイストゲルクレンジング(リ・ダーマラボ)

価格 5,696円(税別)/【定期便】2,880円(税別)
1本当たりの容量 150g(約2ヶ月分)
成分 42種類の美容成分(アーチチョークエキス、ノイバラ果実エキス、セイヨウナシ果汁発酵液、エテンチアクロランタ樹液エキスなど)
特徴 7つの無添加&弱酸性のやさしさ

美容皮膚科医も認めた毛穴専門クレンジング!

洗浄成分は、一般の美容液に配合されている保湿成分であり、クレンジングしながら保湿もしてくれます。

さらに毛穴汚れや古い角質をオフにするため、刺激が少ないこんにゃく由来スクラブを採用しています。

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【毛穴詰まりが原因の場合2】スチームを使用する

毛穴詰まりが原因の場合、自宅でできる簡単アロマスチームもおすすめです。

スチーム(蒸気)の効果で毛穴が開き、毛穴の中に詰まった汚れが落ちやすくなります。

アロマスチームの方法は、60℃ぐらいの熱いお湯を張った洗面器にアロマオイルを2、3滴垂らし、湯面に顔を近づけて蒸気を浴びる。

このとき頭からタオルをかぶると、洗面器から立ち上る蒸気を逃さず受けられてより効果的です。

毛穴の黒ずみは、汚れが酸化して起こるので、抗酸化作用のある「ローズマリー」や、排出作用のある「ジュニパー」「ゼラニウム」、角質軟化作用のある「オレンジ」がおすすめ。

顔を近づけすぎると、ヤケドする可能性がありますので注意しましょう。

【毛穴詰まりが原因の場合3】パックで定期的に毛穴の黒ずみを除去

毎日は、肌に負担を与えるため、厳禁ですが、2週間に一度くらいのペースで(個人差があるので、行うペースは、自分の肌と相談しながら)

定期的に、毛穴パックをするのもおすすめです。

自宅にあるモノで毛穴パックにオススメなのが…

  • ニベアパック
  • オロナインパック
  • オイルパック

の3つのパックです。

関連記事:毛穴黒ずみにおすすめなパックはどれ?正しいやり方も伝授します!

ニベアパック

ニベアの青缶に含まれるスクワラン、ホホバ油には、不要な角質や汚れを取り除く効果がありますから、毛穴詰まりよる黒ずみには、効果を発揮してくれます。

その他にも…

  • 肌を保湿・保護する成分が配合!
  • 肌のターンオーバーを促す成分配合!
  • 殺菌効果等もあるのでニキビにも効果あり

ニベアパックのやり方は、鼻や顔の頬にニベアの青缶を塗って、5~10分そのままにします。

時間がたったら、軽く拭き取り、ぬるま湯で洗顔をして落とします。

オロナインパック

オロナインには、主に以下の2つの効果が期待できます。

  • 殺菌作用があり、毛穴黒ずみにニキビ菌がある時に有効
  • 強力な洗浄作用が、毛穴の皮脂の汚れによる黒ずみを除去

オロナインパックの方法もニベアパックと同じ、オロナインを鼻に塗って約10分放置します。

その後、オロナインを洗い流して洗顔をすることで、角栓ケアしてくれます。

関連記事:「毛穴の黒ずみはオロナインパックで本当に取れるの?成分から徹底検証!」

オロナインパックやニベアパックは、ネットで効果があると謳っているのであって、本来の使用目的と異なります。

肌に何か違和感を感じた場合は、すぐに使用を止めましょう。

綿棒を使ったオイルパック

オロナインパックやニベアパックになんとなく不安がある方、特に敏感肌の方は、オイルパックがおすすめです。

オイルパックは、綿棒とオイルを使って優しくマッサージするだけ!

オイル(オリーブオイル・ホホバオイル・ベビーオイル等)を染み込ませた綿棒で、気になる頬の角栓部分をクルクルとマッサージします。

関連記事:「オリーブオイルと綿棒で毛穴黒ずみは除去できるのか?徹底検証!!」

【毛穴詰まりが原因の場合4】ピーリング

時間の経ってしまった毛穴の黒ずみ角栓はガンコで、上記で紹介した正しい洗顔方法では黒ずみが撃退できない場合もあります。

そんなガンコな毛穴黒ずみには、ピーリングを行いまししょう。

ピーリングとは、肌に蓄積した古い角質の除去を行い、ターンオーバーの乱れを正常に働かせる効果が期待できます。

その効果により、保湿成分が角質層に浸透しやすくしてくれたり、角質を除去するので、黒ずみやくすみに効果的です。

ジェルやクリームタイプがおすすめ

擦って消しゴムのようにカスを落とすタイプや石鹸タイプよりも、塗って放置した後に洗い流すジェルやクリームタイプの方が、肌への負担が少ないのでおすすめです。

また配合成分は、AHA(α-ハイドロキシ酸)が、皮膚の表面部分の古い角質を除去する効果が期待できるので、パッケージにフルーツ酸、植物酸配合といった表記がある商品を選びましょう。

やりすぎると、逆に肌への負担が大きくなり毛穴黒ずみが悪化するので、1週間に1回を目安に、行いましょう。

【乾燥・メラニンが原因の場合5】適切な保湿を行う

正しい洗顔を行った後は、必ず入念な保湿が大切なのですが、乾燥によって、黒ずみができている場合と、メラニン色素が原因で黒ずみができている場合では、使う保湿剤も異なってきます。

乾燥が原因で頬の毛穴黒ずみが気になる場合の保湿剤

乾燥をしている肌は、肌のターンオーバーが乱れた状態で、古い角質(黒ずみ)や皮脂がいつまでも肌に残ってしまった状態となっています。

この状態を断ち切るためにも、保湿はとても大切です。

よって、以下の保湿成分が入った化粧水が入ったものがオススメです。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • 水溶性コラーゲン
  • エラスチン
  • ステアリン酸コレステロール

また肌に水分を補いながら毛穴を引き締める効果がある収れん化粧水もおすすめです。

メラニンが原因で頬の毛穴黒ずみが気になる場合の保湿剤

メラニンにより、黒ずみが出来ている場合は、メラニンを還元して薄い色に変化させてくれる美白有効成分が配合されている化粧水がオススメです。

美白有効成分として配合されることのある代表的な成分は以下のものです。

  • ビタミンC誘導体
  • カモミラET
  • トラネキサム酸(表示例:m-トラネキサム酸)
  • アルブチン(表示例:α-アルブチン)
  • エラグ酸(表示例:エラグ酸)
  • ルシノール(表示例:ルシノール/4-n-ブチルレゾルシノールなど)
  • コウジ酸(表示例:コウジ酸)
  • 4MSK(表示例:4-メトキシサリチル酸カリウム塩)

化粧水の他に、上記の美白有効成分が配合された美容液や美白クリームを使ってみるのもオススメです。

自宅ケアで黒ずみが解消されない場合は皮膚科に受診!


メラニンによる色素沈着タイプの黒ずみは、自宅ケアではなかなか解消が難しいため、皮膚科や美容皮膚科に受診するという方法もあります。

肌のターンオーバーを促進するケミカルピーリングやメラニン色素を直接除去するレーザー治療があります。

ケミカルピーリング

1回当たりの費用 6,000円~10,000円
通う期間 5回~10回
通う頻度 2~3週間に1回
治療時間 60分~80分

ケミカルピーリングには、古い角質(黒ずみ)を除去することで肌のターンオーバーを促進し、トラブルの起きにくい肌にする効果があります。

ケミカルピーリングの薬剤を頬の黒ずみに塗布すると、肌の表面の角質や毛穴に詰まった皮脂が溶け出ます。

古い角質層(黒ずみ)が剥がれることで、真皮では厚みを増そうとコラーゲンの生成が促され、肌にハリが生まれる効果も期待できます。

医療レーザー(レーザートーニング)

1回当たりの費用 10,000円~25,000円
痛み 軽く輪ゴムでパチパチとした刺激を感じる程度
通う頻度 3週間~1ヶ月に1回
治療時間 約30分程度

レーザートーニングは、微弱なエネルギーを広く回数をかけて照射していくことで、毛穴の色素沈着の元である表皮のメラノサイトを活性化させずにメラニンを徐々に減らしていきます。

また、レーザートーニングは、表皮だけでなくその奥の真皮にも作用します。

真皮のコラーゲンの生成を促すことで、お肌のキメが整う、毛穴がキュッと引き締まるといった美肌効果ももたらします。

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頬の毛穴黒ずみを予防する3つの方法をご紹介!


頬の毛穴黒ずみを除去する方法をご紹介しましたが、頬の毛穴黒ずみを出来にくくするための日々の予防も大切です。

家庭にある簡単なものでできたり、生活習慣を少し変えるだけなので、参考にしてみてくださいね。

タオル1枚で簡単!タオルパック

蒸しタオルで温められると毛穴は開くので、汚れを落としやすい状態になることから、蒸しタオルは毛穴のケアに役立つと言えます。

また、血流が良くなると代謝も良くなり、お肌のターンオーバーも上手く機能します。

それによってくすみ(黒ずみ)が取れ、肌の色が明るくなる効果も期待できます。

蒸しタオルの作り方
  1. タオル(厚手のものだと更に良い)を水で濡らし軽く絞る
  2. 濡らしたタオルをラップで包む
  3. 電子レンジで40秒~1分ほど加熱(様子を見て調節する)
  4. 熱すぎない程度に冷まして顔全体に乗せる

もっと簡単にタオルパックをしたい方は、タオルを洗面所の熱いお湯で絞るだけです。

タオルが冷えてきたら、もう1度お湯につけて、これを繰り返します。

湯船に浸かりながら、行うと蒸気もあって良いですね。

熱すぎるタオルを肌に当てると、火傷をする危険性があり、肌を傷める原因になりますので注意しましょう。

生活習慣を整えターンオーバーを促す食事

すこやかな美肌をつくるには日々の食生活も意識することが大切です。

身体を作るタンパク質を始めとした脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく取り、同時に、美白効果や抗酸化作用に役立つ以下の栄養素を含む食べ物を積極的に取りましょう。

ビタミンC メラニン還元作用があり レモン、トマト、パプリカ
ビタミンE 新陳代謝を高める ナッツ類、アボカド、かぼちゃ
L-システイン メラニンの排出を促す 大豆、小麦胚芽、はちみつ
リコピン 活性酸素を除去 トマト、スイカ
アスタキサンチン 抗酸化作用、メラニン抑制効果 サーモン、エビ、カニ
エラグ酸 メラニンを抑制 ざくろ、ベリー系の果物

日々の食事を気をつける以外では、ストレスを軽減させたり、質の高い睡眠を取るなど生活習慣を見直してみましょう。

また、軽い運動やストレッチを取り入れたり、湯船にゆっくり浸かることで代謝を高める工夫等もしてみましょう。

紫外線予防をしっかり行う

頬に毛穴黒ずみができる原因の一つに日焼けによる紫外線がありましたね。

紫外線を浴びると、メラニン色素が放出されますので、紫外線対策もしっかり行うことも大切です。

  • 日焼け止めクリームや飲む日焼け止めサプリを飲用する
  • 帽子を日傘を上手に活用する
  • サングラスの着用で目から入る紫外線をカットする

肌が弱く、日焼け止めクリームを塗るのに抵抗がある方は、飲む日焼け止めのサプリメントも出ているので、一度試してみるのもいいですね。

最近では、日本製の「飲む日焼け止めサプリ」も出ているので、オススメです。

【絶対ダメ!】やってはいけない頬の黒ずみケアはコレ!


知らず知らずのうちに、つい無意識でやってしまう頬の黒ずみケア、それが実は頬の毛穴黒ずみの進行を早まらせていた…

ということがないように、ついやりがちなNGの頬の黒ずみケアをご紹介します。

洗顔ブラシでゴシゴシ洗い

洗顔ブラシは、手で泡立てるよりも洗顔料が細かく泡立ち、毛穴の奥の汚れまで浮かせて除去できるため人気なのですが…

あまり強くこすりすぎてしまうと肌をかえって傷つけてしまい肌荒れの原因となります。

また、硬い化学繊維のブラシは力を抜いているつもりでも、ついこすりすぎて肌が荒れやすくなるので、使うブラシにも気をつけた方がいいですね。

洗顔ブラシを選ぶポイント

  • 毛の太さができるだけ極細・毛ができるだけ密集しているブラシ
  • 化学繊維を使用した物よりも天然毛のブラシを選ぶ

使用後のブラシのお手入れは、しっかり行いましょう。お手入れを怠ると劣化して、かえって肌を傷つけてしまいます。

剥がすタイプの毛穴パック

ドラッグストアなどで安く購入できる毛穴パック…貼って剥がすだけで角栓が取れてスッキリした気持ちになりますよね。

しかし、実は鼻周辺の角質層も剥れてしまっている場合があります。

すると、肌自身が自らを守ろうとして角化が始まり、毛穴が詰まって角栓ができやすくなったり、皮脂の過剰分泌によって毛穴が開きやすくなったり、黒ずみが出来やすくなります。

爪やピンセットで押し出す

爪やピンセットで押し出す行為って結構気になって、やってしまいがちな方って多いと思います。

爪の間には、細菌やばい菌が多数います。毛穴にこのばい菌が入り込むと化膿してしまったりニキビの原因になることもありますので、厳禁です。

また、肌をひっかく行為は、肌へのダメージにもつながりますので気をつけましょう。

酵素やスクラブ、重曹などが入った洗顔料で毎日洗顔する

週に1回や、2週間に一度など、定期的であれば特に問題はないのですが、毎日ピーリング作用があるもので洗顔をするのはオススメできません。

毎日行うと、肌バリアがどんどん崩れ、乾燥肌や、トラブル肌になりやすくなったり、必要な皮脂まで削り取れてしまう可能性があります。

肌状態が悪くなると、毛穴の開きが目立ったり、黒ずみが出来やすい肌質にもなりますので、毎日行うことはやめましょう。

頬の黒ずみが実は病気だった?!例を紹介します!


頬の黒ずみだと思っていたら、実は病気だったということもあります。その場合は、自宅ケアでは黒ずみを解消することは、難しいので、一度美容皮膚科を受診してましょう。

【症例1】黒色表皮腫

黒色表皮腫とは肌が黒く色素沈着する皮膚の発疹です。

黒色表皮腫には「良性」「仮性」「悪性」の3種類があり、肥満の方は仮性の黒色表皮腫が多いと言われています。

原因はホルモンバランスの乱れや血糖値に比べて血中インスリン濃度が高くなり、皮膚細胞が過剰に増えることで黒色化します。

良性の場合は、遺伝による先天的なケースと内分泌障害などの合併症とされます。

悪性の場合は、内臓の悪性腫瘍によって発症する可能性があります。

【症例2】肝斑(かんぱん)

頬骨に沿って黒ずみが出ることが多く、黒いチークを塗ったかのような症状で、特徴は、左右対称にほぼ同じ形、大きさで現れます。

原因としては妊娠や避妊薬によるホルモンバランスの乱れがあり、30~40代に多く見られます。

閉経とともに消えたり薄くなります。

治療法は、内服薬のほか、美白外用剤、レーザー治療となっています。

【症例3】毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

顔にできるのは「顔面毛庖性紅斑黒皮症」と呼ばれ、思春期に症状が現れることが多いです。

軽い症状では毛穴が詰まったような状態で、ブツブツやザラザラとした感触があり、痛みやかゆみなどの症状はありません。

原因として遺伝によるもので、両親のどちらかに本症があると、その子供に遺伝する確率が高いとされています。

改善方法は、尿素含有軟膏クリームを用いますが、皮膚のザラザラやブツブツが取れるだけで色素までは難しいと言われています。

年齢とともに消えることが多い疾患です。

まとめ

頬の毛穴黒ずみの原因と解消方法を説明してきましたが、いかがでしたか??

除去方法には、自宅ケアと美容皮膚科での治療と2通りありますので、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

また日頃からの予防することで、黒ずみが出来にくい肌質を目指していきましょう。