デリケートゾーン黒ずみ

デリケートゾーンの黒ずみを皮膚科で治療できる?治療法や料金を解説!

デリケートゾーンの黒ずみを自宅ケアではなく、医療機関である「皮膚科」でしっかり治療したいのだけれど…

診察にかかる前に「どんな治療方法があって、費用はどれくらいかかるのか??」などを知っておきたい方も多くいると思います。

そこで、今回は「陰部の黒ずみを皮膚科で解消する場合の具体的な治療方法と料金、期間」を徹底的に調べてみました。

自宅ケアに限界を感じてしまった方や、医師の指導の元で、黒ずみを解消していきたい方はぜひ参考にしてみてくださいね^^

デリケートゾーンの黒ずみ治療は「一般皮膚科」ではなく「美容皮膚科」で受診!


皮膚科といっても、「一般皮膚科」と「美容皮膚科」の2つがあります。

  • 一般皮膚科:皮膚疾患の病気(炎症、かゆみ、膿み)を治療するのが目的
  • 美容皮膚科:皮膚のトラブル・病気を治療する事とお肌を美しく整える事が目的

デリケートゾーンの黒ずみは特に皮膚疾患の病気のカテゴリに入らないため、一般皮膚科ではなく、美容皮膚科での診察となります。

一般皮膚科では、保険が適応になりますが、美容皮膚科は自由診療となり保険の適応がありません。

黒ずみに炎症が起こっている場合は、一般皮膚科でも保険適応で治療してもらえますが、炎症が治まれば治療は終了です。

黒ずみ解消まで治療を行ってくれません。(まれに美白成分入りの外用薬を処方してくれますが、保険適応外です。)

また、知識や技術、経験の豊富さも、圧倒的に美容皮膚科のほうが高いです。

よって、デリケートゾーンの黒ずみを解消したい場合は、「美容皮膚科」で診察してもらいましょう。

美容皮膚科でのデリケートゾーンの黒ずみの4つの治療方法をご紹介!


美容皮膚科でデリケートゾーンの黒ずみを治療したい場合、以下の4つの治療方法があります。

  • 外用薬による塗り薬治療
  • ケミカルピーリング
  • イオン導入
  • レーザー治療

病院でデリケートゾーンの黒ずみを治療する場合、その他にも「小陰唇の黒ずみを手術によって除去する」治療方法もあります。

この治療方法は、メスを使った手術なので、基本的に美容皮膚科では行いません。

黒ずみ除去手術を希望している方は、「美容外科」での受診となります。

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それでは、次で1つ1つ詳しく説明していきますね^^

皮膚科治療1:外用薬による塗り薬


美白成分入りの外用薬による塗り薬の治療です。一般的には、「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の2種類の塗り薬が処方されます。

多くの美容皮膚科では、この2種類を併用して黒ずみ治療をしていきます。

「ハイドロキノン」と「トレチノイン」のそれぞれの特徴は?

ハイドロキノンは、黒ずみの原因となるメラニンの生成を強力に抑制し、予防的な美白効果があります。

また、メラニンの生成を阻止する効果のほかに、酸化して黒くなったメラニンの色を戻す作用もあります。

トレチノインは、ビタミンA誘導体で、皮膚の代謝を上げ、肌のターンオーバーを強力に促す効果があります。

ターンオーバーの促進作用により、メラニンの排出を促すように働きます。

上記2つの外用薬を合わせて使用することで、黒ずみを徐々に押し出し、デリケートゾーンの肌状態を元の皮膚へと導きます。

「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の費用・期間は?

ハイドロキニン トレチノイン
1本当りの容量 5g※1 (0.1%)5g※1
1本当たりの費用 3,000円~5,000円 5,000円~7,000円
1カ月当たりの目安 6,000円~10,000円程度 10,000円~15,000円程度
治療期間 3ヶ月~1年※2 3ヶ月~1年※2

※1:1本で約2週間使用できます。
※2:期間は目安であり、黒ずみ具合によって異なってきます。

費用は、この表の料金以外で別途診察料がかかってきます。(初診料または、再診料)

1日1回 就寝前に処方通りの適量を気になるデリケートゾーンの黒ずみに塗ります。

敏感肌の方などは、最初の3日間、太ももなど目立ちにくい箇所で、赤みなどの反応をテストします。

皮膚科治療2:ケミカルピーリング


ケミカルピーリングとは、黒ずみ部分に酸性の薬剤を塗り、表皮の古くなった角質を化学的に、剝がしとり、肌を生まれ変わらせる治療法です。

「酸性の薬剤」というと肌を溶かすイメージがありますが、実際は代謝の低下している肌に対して、角質と角質の接着をゆるめ、古い角質をはがれやすくします。

ケミカルピーリングで伴う軽度の炎症反応によって、皮膚再生を促進させ、さらには角化細胞の形状や配列を整えてくれるので、黒ずみ除去だけでなく、本来のきめ細かでハリのある肌へと戻す効果があります。

ケミカルピーリングの費用や治療時間は?

1回当たりの費用 5,000円~7,000円
期間 5回~10回
通う頻度 2週間に1回程度
治療時間 60分~80分

治療直後はポイントメイクのみ行えます。マスクは美容皮膚科によっては、用意があります。

ケミカルピーリングでのダウンタイムはレーザー治療と異なり、「ほぼない」と考えていいでしょう。

ダウンタウンとは:施術を受けてから回復するまでの期間のことを言います。

腫れや痛み、むくみなどが生じてから普段通りの生活を送れるようになるまでの期間を指します。

ケミカルピーリングの治療の流れは?

ケミカルピーリングの治療は以下の流れとなっています。

  1. 医師によるお肌のカウンセリング
  2. クレンジングをして肌の汚れを取る
  3. 肌の状態に合わせて選んだピーリング剤の濃度を調節し、適切な時間塗布
  4. 肌の状態を見てピーリング剤を中和し、拭き取る
  5. 冷却・保湿効果の高いパックで敏感になっている肌を鎮める

皮膚に炎症、膿み、とびひ等がある場合は治療はできません。

敏感肌の方や痛みに弱くレーザー治療ができない人に効果的です。

皮膚科治療3:イオン導入


デリケートゾーンの肌に有効成分を塗り、その上から専用の機器を使って肌に微弱な電流を流します。

電流を流すことで、黒ずみに有効な美容成分を肌のより奥深くに浸透させる施術です。

美白クリームでは、浸透させることが難しかった分子量の大きい有効成分を、針を使わず浸透させることができます。

イオン導入の費用や治療時間は?

1回当たりの費用 6,000円~15,000円
期間 5回~10回
通う頻度 2,3週間に1回程度
治療時間 30分~60分

薬剤によるアレルギー反応によって、発赤、熱感、痒み、痛み、ヒリヒリと熱く感じる状態や腫れ、発疹が起こることがあります。

ケミカルピーリング後にイオン導入を併用することでさらに効果が得られます。

イオン導入の治療の流れは?

イオン導入の治療は以下の流れとなっています。

  1. 医師によるお肌のカウンセリング
  2. クレンジングをして肌の汚れを取る
  3. 肌の状態に合わせて選んだ薬剤を肌に塗布
  4. 微弱電流を皮膚に流す
  5. 冷却・保湿効果の高いパックで敏感になっている肌を鎮める

使われる薬剤は、トラネキサム酸(美白効果の他、肌荒れ解消効果)、グリシルグリシン(保湿効果)、プラセンタ(肌の新陳代謝を促進や美白効果)等です。

美容皮膚科によって、使われる薬剤は異なります。

皮膚科治療2:レーザー治療


レーザー治療は、炎症をおこさせないほどのマイルドなパワーでレーザー照射し、皮膚の中に滞留している黒ずみの元となるメラニンを少しずつ壊していくことで、黒ずみを解消していきます。

デリケートゾーンの黒ずみ治療で行われる主なレーザー治療は、「レーザートーニング」「インティマレーザー」の2種類があります。

「レーザートーニング」「インティマレーザー」の特徴は?

レーザートーニングは、非常に弱いパワーで黒ずみにレーザーを当てて、肌に余計な刺激を与えることなく蓄積した黒ずみ(メラニン)を少しづつ減らしていきます。

回数を重ねるたびにメラニンの量が少なくなり、透明感のある肌へと導きます。

インティマレーザーは、小陰唇や膣口周辺、膣内粘膜にレーザーを照射することで、 メスを使わずにデリケートゾーンの「小陰唇」「大陰唇」の黒ずみを解消していくレーザー治療です。

「レーザートーニング」「インティマレーザー」の費用・期間等を徹底比較

レーザートーニング インティマレーザー
黒ずみ部位 VIOラインの黒ずみ 大陰唇や小陰唇の黒ずみ
1回当たりの費用 10,000円~25,000円 10万~12万円
麻酔の有無 なし あり(麻酔クリーム)
痛み 輪ゴムでパチンとたたいたような痛み なし
治療回数 6回~10回 1回~3回

レーザー治療と一緒に外用薬(美白クリーム)が処方してくれる美容皮膚科もあります。

レーザートーニングは、ダウンタイムがありませんが、インティマレーザーは、ダウンタイムがあります。

しかし、3日ほどなので、日常生活にほとんど支障はありません。

信頼できる美容皮膚科選びの3つのポイント


美容皮膚科でのデリケートゾーンの黒ずみの治療法が、わかったところで、さぁ受診しようとなった時に大事なことが、信頼できる美容皮膚科を見つけることです。

美容皮膚科は、自由診療のため、価格もさまざま、施術内容も美容皮膚科ごとに少しずつ異なってくるので、自分に合うクリニックをしっかり選びたいですよね。

そこで、美容皮膚科を選ぶ際に信頼できる失敗しない「安心・安全な病院選びの3つのポイント」をご紹介します。

選び方1:医師や看護師、スタッフが真摯に接してくれる

診察の時に、医師がしっかりとヒアリングしてもらえて、治療の提案に対してしっかりとメリットとデメリットを説明し、わかりやすく真摯に対応してくれるかどうか?をチェックしましょう。

美容皮膚科の治療は、効果が期待できる分、副作用や反応が強いものがたくさんあります。

メリットばかりを話す医師は要注意ですし、納得ができない治療を「キャンペーンで安いから」と言ってすすめてくるクリニックは信頼できません。

また、美容皮膚科に予約する際のスタッフの電話応対の感じはどうか?、公式サイトをチェックする際は、担当医師のプロフィールがしっかり明記され、公開しているかもチェックしましょう。

デリケートゾーンを治療するので、女性医師がしっかり所属しているクリニックを選びましょう。

やはり女性の悩みは男性医師よりも女性医師の方が相談しやすいですし、アソコを男性医師に見せるのも抵抗がある方も多いと思います。

選び方2:治療費の金額設定がしっかりしている

治療費の料金体系は予約する前に必ず公式サイトで確認しましょう。

特に「○万円~」と表示している場合は注意が必要です。いろいろな費用を上乗せされて請求される場合も考えられます。

料金設定が明確ではなかったり、同じく治療方法があいまいな記載の場合は、あまりおすすめできません。

施術代の他に、診察料はいくらかかるのか?初診料と再診料は、どれくらいか?カウンセリング代はいくらなのか?も一緒にチェックしときましょう。

また、診察時に、再度どのくらいの費用と期間がかかるかをきちんと最初に説明してくれる医師かどうかもチェックをしましょう。

選び方3:通っている方の口コミが掲載されている

実際に通っている方の声が掲載されているなど、通っている方の口コミがしっかり掲載されていると安心感がありますね。

また公式サイトではない、口コミ掲示板もチェックしておくと、美容皮膚科での様子や医師がどんな診察をするのか想像できると思います。

治療は、施術をしておしまいではありません。アフターケアがしっかりしているかも口コミからチェックしておきましょう。

実際に、施術後のケアメニューが十分に用意されていたり、施術後、医師によるチェックがあるかどうかも口コミの中でチェックをしましょう。

口コミを見て迷ってしまった場合は、1つの美容皮膚科に決めず、他の美容皮膚科へも相談に行ってみるのもありだと思います。

【自宅ケアも欠かさずに】デリケートゾーン専用の美白クリームで黒ずみ予防!


美容皮膚科で黒ずみを解消をしても、日々ケアを怠っていると、黒ずみはまた自然と出てきます。

黒ずみを予防させる目的でも、毎日の自宅ケアもとっても大切です。

デリケートゾーンの黒ずみを自宅でケアする場合におすすめ商品が「デリケートゾーン専用の美白クリーム」です。

デリケートゾーン専用の美白クリームのおすすめポイント
  • 厚生労働省から認められた美白有効成分をたっぷり配合!
  • 黒ずみを予防する成分(保湿成分)配合で黒ずみが出来にくい肌へ
  • たっぷりの美容成分配合で、若々しいぷっくりハリ・ツヤの肌を保つ!
  • 純日本製で日本人の肌に合わせて作られているから安心
  • デリケートゾーン専用に作られた無添加処方で安全!

デリケートゾーン専用に作られた黒ずみケアの美白クリームですが、脇、乳首、肘、膝、お尻など気になる黒ずみにも使えます!

また、まだ皮膚科で治療しなくても自宅ケアから始めてみたい方にもオススメです。

毎日、お風呂上りに顔に保湿ケアする感覚で、デリケートゾーンにも同じように丁寧にケアしてあげることが大切です。

下記の記事に、おすすめのデリケートゾーン専用の美白クリームについて詳しく説明しているので気になる方はチェックしてみてくださいね。

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【まとめ】

美容皮膚科でデリケートゾーンの黒ずみを治療したい場合、自由診療のため、クリニックによって料金が変わってきます。

詳しい料金は、通院予定の美容皮膚科に直接お問い合わせ、あるいは電話で確認してみてくださいね^^

近くに美容皮膚科がない!あるいは、通院がめんどくさい、他人にアソコを見られるのは抵抗がある、美容皮膚科で黒ずみを解消したけど、日々黒ずみ予防をしっかりしたい方は、「デリケートゾーン専用の美白クリーム」を使いながら、ケアしていきましょう。

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