美肌治療で人気のフォトフェイシャルの効果とは？メリットやデメリット・注意点を徹底解説

ニキビ跡やシミ、たるみなどのさまざまな肌トラブルに効果があると言われているフォトフェイシャル。「なんとなく名前は聞いたことがあるけれど、レーザー治療と何が違うの？」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

フォトフェイシャルは、お肌へのダメージや痛みがほとんどなく美容効果の高い治療法です。しかし、実際に施術を受けた人の中には「失敗してしまった」「効果が感じられなかった」という意見も多く見られます。

この記事では、フォトフェイシャルにはどのような効果があるのかを解説し、施術を受けるメリットやデメリット、クリニックを選ぶ時の注意点なども説明していきます。

フォトフェイシャルにおすすめのクリニック

お肌のあらゆるトラブルを解決する美容治療「フォトフェイシャル」！

「フォトフェイシャル」は、肌トラブルが起きている箇所へ数秒ごとに光を照射する美容治療です。シミ、ニキビ跡、しわ、たるみなどの肌のあらゆる悩みを同時に改善でき、治療を継続的に行うことで肌自体も活性化され、ハリや弾力が生まれます。

その効果の高さから、多くの芸能人や美容家の方がこぞって取り入れています。

ただし、フォトフェイシャルは美容医療にあたるので、クリニックや病院などの医療機関でないと施術できません。

また、光の出力が強すぎると火傷や色素沈着がおきる可能性もあるため、フォトフェイシャルを長年取り入れているような、実績にあるクリニックを選ぶ必要があります。

そんな魅力的なフォトフェイシャルですが、どのような仕組みで肌にアプローチしているのかを、この後詳しく解説していきます。

フォトフェイシャルとは？

先ほどもお伝えした通り、フォトフェイシャルはシミやしわ、たるみや毛穴の開きなどのあらゆる肌トラブルを解決する美容治療です。

フォトフェイシャルエステと間違えてしまう方も多いですが、施術内容には大きな違いがあるようです。

フォトフェイシャルエステは、マッサージで血行を促進しむくみを落とします。最後に保湿効果の高い美容液などでケアすることで肌を美しく仕上げています。

一方、フォトフェイシャルはIPLという安全な光を使用し、肌トラブル治療します。ピンポイントで一部分だけ照射するのではなく、肌全体に光を当てるため一度に肌トラブルを改善できるのが魅力です。また、肌全体が引き上がるのでハリやツヤのある肌が手に入ります。

フォトフェイシャルは1998年アメリカ・カリフォルニアにて開発された

フォトフェイシャルは、1998年にアメリカ・カリフォルニアのビター医師によって開発されました。

美容の先進国・アメリカで誕生した画期的な美容法は、各国で評判が広がり日本でも多くの医療機関で取り入れられています。

IPLというフラッシュライトを照射して肌を綺麗にする

フォトフェイシャルはどのような原理で肌を綺麗に仕上げているのでしょうか。

フォトフェイシャルで使用するIPLというフラッシュライトを照射して治療します。IPLは「インパルス・パルス・ライト」と呼ばれるフラッシュライトのことを言います。カメラのフラッシュのように数回に分けて照射することで、顔全体の肌トラブルが改善されます。

IPLは、ダメージの強い紫外線をカットし、肌トラブル部分のみにアプローチし肌を綺麗に仕上げる方法です。500〜1200nmの波長を患者に合わせて調整できます。

メラニンに反応してシミを浮かせたり、ヘモグロビンに反応し赤ら顔の原因を改善したりなど、幅広い肌トラブルに効果が実感できるでしょう。

IPLで期待される効果は、次のとおりです。

• シミの原因になるメラニン色素を分解、生成を抑える
• ヘモグロビンに反応して毛細血管を収縮、赤ら顔の改善
• 肌の細胞を活性化してターンオーバーを促す
• 肌の細胞を活性化してコラーゲンを生成する

このように、IPLというフラッシュライトは肌表面だけでなく、毛細血管や肌の細胞まで刺激します。IPLの光は真皮層にあるコラーゲンの生成も促しており、フォトフェイシャルすることでハリのある肌が手に入ります。

フォトフェイシャルM22とは？

フォトフェイシャルでは「M22」という医療機器が多く使用されます。

M22は、レーザーに老舗メーカー・ルミナスが開発した最新機器です。これまでのレーザーより幅広い波長に対応し、光の範囲や強さを患者の症状に合わせて設定できるようになりました。

また、OPTと言われる照射方法で光を分割し、火傷や赤みなどのダメージを防ぎます。

厚生労働省から薬事承認を受けた機器になるため、施術できるのは病院や美容クリニックなどの医療機関のみです。安全性に優れているということが最大の魅力でしょう。

これからフォトフェイシャル治療を受ける方は、M22の機器を使用しているクリニックを選ぶようにしてください。

フォトフェイシャルM22の波長と効果

M22は、患者の肌タイプや症状に合わせて6種類の波長フィルターに変更できます。

フィルター	照射する波長	肌の悩み・症状
515nm	515〜1200nm	薄いシミ・そばかす・くすみ （部分照射）
560nm	560〜1200nm	シミ・そばかす・くすみ （全体照射）
590nm	590〜1200nm	赤ら顔 （血管へ照射）
615nm	615〜1200nm	美白・赤ら顔・赤ムラ （深い血管へ照射）
640nm	640〜1200nm	肝斑・美白・赤ら顔・シミ （メラニン色素へ作用）
695nm	695〜1200nm	肝斑・深いシミ・しわ・毛穴・たるみ

このように、M22は多数の波長フィルターがあり、さまざまな症状の改善や予防が期待できます。使用する機器は同じですが、波長フィルターを変更することで不要な波長がカットされます。

波長のイメージとしては、515nm〜560nmではメラニン色素、590nm〜615nmではヘモグロビンに作用するような感じです。出力が上がるほど深いシミやしわに効果があります。

肌の悩みに合わせて波長を変更できるので、ダメージが少ないのが魅力と言われています。

同じく光を照射する「レーザー治療」と「フォトフェイシャル」の違いとは？

光を照射して治療する方法と聞くと、「レーザー治療」を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、レーザー治療とフォトフェイシャル（IPL）では光の照射時間や波長に違いがあります。

レーザー治療とフォトフェイシャルの特徴をそれぞれ解説していきます。

レーザー治療

レーザー治療の光と言っても一つではありません。毛細血管内のヘモグロビンに反応し、赤ら顔や赤あざを治療するレーザーや、メラニン色素に反応し、脱毛やシミ取りを行うレーザーなどがあります。

これらのレーザーは、ピンポイントに強い光を照射することに向いており、肌の深い部分までアプローチ可能です。

ただし、光が強い分肌へのダメージも大きく、治療後は肌を休める”ダウンタイム”として、5〜14日ほどの急速期間が必要とされています。

ダウンタイム時は、メイクや外出の制限や施術箇所をテープで保護するなどの注意点が多くあります。また、紫外線対策も徹底して行わなければなりません。

ピンポイントで施術できるメリットがある一方で、数週間のダウンタイムが必要とされるデメリットも存在します。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルで使用されるIPLは、数種類の波長を肌に合わせて広範囲に照射できます。肌へのダメージも少なく、シミ、ニキビ、しわ、たるみなど複数の肌トラブルへ一気に照射できのが大きなポイントでしょう。

フォトフェイシャルは一般的なレーザー治療と違い、ダウンタイムが必要ありません。

施術後はすぐにフルメイクができるため、日常生活がしやすいのも魅力とされていますが、フォトフェイシャル施術後は肌が敏感になっていますので、日焼け止めを塗り紫外線対策を行いましょう。

フォトフェイシャルはどんな肌トラブルに効果があるの？

フォトフェイシャルの魅力は、顔全体へ一度に多くの光を照射できることです。たるみ、しわ、シミ、そばかす、ニキビ跡、赤ら顔など、さまざまな症状にアプローチし、肌のトーンアップやハリ、ツヤなどに効果があります。

こちらでは、具体的にどのような美容効果が期待できるのか、肌トラブルに別に解説していきます。

たるみ・小じわの改善

年齢を重ねてコラーゲン繊維やヒアルロン酸、エラスチンが減少することで、たるみや小じわが増えていきます。肌にハリやツヤが無くなったと思われる原因の一つです。

フォトフェイシャルは光を真皮層まで届け、肌内部にある線維芽細胞を活性化、皮膚表面のターンオーバーを促します。フォトフェイシャルを定期的に行うことで、肌に弾力が生まれたるみや小じわが改善されます。

「肌がごわつく、キメが無くなった」という方も効果が実感できる美容法です。

シミ・そばかすの改善・予防

紫外線を浴びてメラニン色素を過剰に生成し、排出できなかった物が肌にシミやそばかすとなって表れます。

フォトフェイシャルで使用している光は、そんなメラニン色素を分解することが可能です。2〜3日もあれば、古い角質と共にシミやそばかすの原因だった老廃物が排出されます。

さらに、フォトデイシャルをこまめに照射することによって、メラニン色素の生成を抑え、シミ・そばかすの予防にも繋がります。

フォトフェイシャルの施術後に高濃度ビタミンCやイオン導入することでさらに効果が期待できるでしょう。

ニキビ跡・赤ら顔の改善・ニキビの予防

フォトフェイシャルは、ニキビ跡や赤ら顔なども改善・予防できます。

赤ら顔は毛細血管が広がり、血流が増加、毛細血管が透けて赤く見えている状態です。フォトフェイシャルの機器「M22」を使用すれば、増加した血流を抑え毛細血管を収縮させられます。

また、フォトフェイシャルの光はニキビ菌から生まれるポルフィリンにも有効です。ニキビ菌を減少させることで炎症を防ぐことが可能です。また、線維芽細胞が活性することで、「コラーゲン繊維・ヒアルロン酸・エラスチン」が増加します。

肌の弾力が生まれれば、ニキビ跡も改善するでしょう。

フォトフェイシャルのメリット

フォトフェイシャルはIPLフラッシュライトを使って、広範囲に治療できるのが魅力です。フォトフェイシャルの治療を受けると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

フォトフェイシャルのメリットについて詳しく解説します。

• 美容効果・安全性が高い治療法
• お肌へのダメージ・痛みがほとんどない
• ダウンタイム・副作用がほとんどない
• お顔のさまざまな症状を同時に改善してくれる

美容効果・安全性が高い治療法

フォトフェイシャルで多く使われているM22は、厚生労働省が認可している安産性の高い機器です。

広範囲への照射や一人ひとりに合わせた波長で高い美容効果が期待できます。デメリットも少ないため、自身の肌に悩みを抱えている方にはおすすめの治療法です。

お肌へのダメージ・痛みがほとんどない

脱毛などのフラッシュやレーザーは針を刺すような強い痛みがあり、麻酔する人も多くいます。しかし、フォトフェイシャルは痛みを感じることがほとんどありません。

また、IPLの光はフィルターによって波長が調整できるため肌へのダメージも少ないのも大きなメリットです。

ダウンタイム・副作用がほとんどない

フォトフェイシャルはダウンタイムや副作用がほとんどないので、施術後すぐにメイクが可能です。

また、高濃度ビタミンやイオン導入を行ったり、残った肌トラブルはレーザーなどで治療したりと、肌の状態を見ながら他の治療と併用もできます。

お顔のさまざまな症状を同時に改善してくれる

繰り返しになりますが、フォトフェイシャルは顔のさまざまな症状を同時に改善できる魅力的な治療です。改善が期待できる症状は以下の通りです。

シミやそばかす

ISLの光は真皮層まで届き、メラニン色素の分解や生成を抑えられます。薄いシミや隠れシミ、そばかすなどに特に効果的です。

赤ら顔（毛細血管治療）

毛細血管が拡張して赤く見えると言われている、赤ら顔の症状にも改善が期待できます。

くすみや毛穴

光を照射することによって、水分やメラニン色素、ヘモグロビンが刺激されるため肌のターンオーバーを促すと言われています。

たるみやハリ

フォトフェイシャルは光を真皮層まで届け、肌内部にある線維芽細胞を活性化、皮膚表面のターンオーバーを促します。フォトフェイシャルを定期的に行うことで、肌に弾力が生まれたるみや小じわが改善されます。

フォトフェイシャルのデメリット

フォトフェイシャルは、美容効果が高く幅広い肌トラブルに対応できる、安全性が高く肌へのダメージが少ない、というメリットがあることが分かりました。一方で、受ける際に知っておかなければならないデメリットも存在します。

フォトフェイシャルのデメリットについて詳しく解説します。

• 1回の施術のみでは効果を実感しにくい
• 火傷や水ぶくれをおこす場合もある

1回の施術のみでは効果を実感しにくい

気になる肌トラブルは「すぐに綺麗にしたい」と思う方が多いでしょう。しかし、フォトフェイシャルの治療は一度では効果が表れにくく、回数を重ねていく必要があります。

M22の出力を上げて強い波長で治療することもできますが、濃いシミなどには時間をあけて少しずつ治療していく方が効果を実感しやすくなります。

すぐに効果を求めたくなりますが、薄くなっていくのには時間がかかることを覚えておきましょう。

火傷や水ぶくれをおこす場合もある

また、肌表面に出ていなかったシミがフォトフェイシャルによって見えてきたり、肝斑が増えてしまったりという注意点もあります。

しかし、濃く浮き出たシミは回数を重ねることによって肌から剥がれおちるので安心してください。肝斑の場合はフォトフェイシャル以外の治療法もありますので、医師に相談しながら治療を進めるようにしましょう。

【注意】フォトフェイシャルの治療は医療機関で行おう

フォトフェイシャルの治療を受けるなら、医療機関で行うことを強くおすすめしています。

エステサロンでは格安なキャンペーンが目立つため、なるべく費用を抑えたいと思っている方は「エステサロンでもいいのでは？」と思うでしょう。

しかし、エステサロンでは医療行為や医療的なアドバイスはできません。万が一トラブルが起きた場合、症状に合った治療も行えないのです。

また、エステサロンでのフォトフェイシャルは医療行為のラインに触れないように、光の出力を弱めて施術しています。そのため、病院や美容クリニックと比較すると効果を感じにくいというデメリットがあります。

医療機関はエステサロンよりも価格が高い傾向がありますが、安全性や効果を実感したい方は医療機関で治療するようにしてください。

どんな医療機関を選べばいいのか？

医療機関と言われても、似たようなクリニックが多く迷ってしまう方もいるでしょう。はじめてフォトフェイシャルを受ける方は、以下のような点に該当するクリニックを選んでみてください。

• 丁寧にカウンセリングし、詳細まで説明してくれる
• アフターケアがしっかりしている
• 実績があり信頼できる医師が治療をしてくれる

それぞれ詳しくみていきましょう。

丁寧にカウンセリングし、詳細まで説明してくれる

フォトフェイシャル安全性が高い治療ですが、リスクが全くないとは言えません。

一般的に「光過敏症・日焼けが目立つ方・妊娠中の方」は避けた方がいいとされています。そのため、治療を受ける前に医師による診察や事前カウンセリングをしっかり行っている医療機関がおすすめです。

カウンセリングでは施術内容から料金システムまで、細かく説明してくれるクリニックがいいでしょう。施術に対して不安なことがあれば、この時点で確認しておきます。

治療後に丁寧なアフターケアをしてくれる

フォトフェイシャルの治療後はアフターケアが大切です。事前に施術内容を確認し、クリームや美容液で保湿してくれるクリニックを選ぶといいでしょう。

フォトフェイシャルをしてすぐは、肌が敏感な状態になっています。ケアを怠ってしまうと乾燥や赤みの原因になるので注意が必要です。治療効果を高めるために、ホームケアの説明もしてくれるクリニックは信頼できます。

実績があり信頼できる医師が治療をしてくれる

フォトフェイシャルの料金は、クリニックによって異なり一律ではありません。料金が安いと通いやすいですが、金額だけでクリニックを選ぶには注意が必要です。

美容治療に実績がある医師であれば、肌の状態を見ながら施術するため治療に対するリスクも少なくなります。トラブルが起きた時にも対処できますので、技術が評判のクリニックを探すといいでしょう。

フォトフェイシャルにおすすめの美容医療機関

エトワールレジーナクリニック

エトワールレジーナクリニックは、「すごい美容医療―美容皮膚科医が教える最新美肌術34」の著者で知られる木村真聡先生が総院長を務めます。最先端の美容医療を実践しており、SNSの口コミではカウンセリングが丁寧で分かりやすいと評判の美容クリニックです。

フォトフェイシャルメニューには、肌の悩みに幅広く対応できる「ルメッカ」とターンオーバーを促進する「ミックスピール」を掛け合わせた「美白フォトプラン」があります。

美白フォトプランは、初回限定で通常料金の半額である20,900円（税込）で施術できます。お得にフォトフェイシャルを受けたい方や、初めての美容医療に不安を抱えている方でも試しやすい料金となっており、まずはじめにお試しをおすすめしたいプランです。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、全国に76院を展開する美容医療業界大手クリニックです。豊富な施術実績を誇り割引キャンペーン数も多いことから、通いやすさ・技術力・料金の三拍子が揃ったクリニックといえるでしょう。

「家の近くのクリニックに通いたい」「料金をなるべく抑えたい」このような方は、まずTCB東京中央美容外科を検討してみるのがおすすめです。

フォトフェイシャルメニューには、渦巻き状の水流を作りながらピーリングを行う「ハイドラフェイシャル」が行えます。水分を補給しながら皮脂や汚れを落とすことで、肌のダメージを最小限に抑えながら皮脂や毛穴の汚れの改善を目指せます。

東京美容外科

東京美容外科は、2003年に開院してから医療事故ゼロと安全性と高品質な治療が評判のクリニックです。他クリニックに比べ料金は高めですが、その技術力と充実したアフターケアにより患者の満足度が非常に高いのも大きな特徴といえるでしょう。

フォトフェイシャルプランとしては「ルメッカ（インモード）」を施術できます。ルメッカ（インモード）は、業界トップレベルのピークパワーを誇り少ない照射回数で肌のトーンアップを実感できるのが特徴です。

東京美容外科では、このルメッカ（インモード）を初回27,500円（税込）で施術可能です。また、症例モデル制度を利用することで最大50%OFFで美容医療を施術できます。

高品質な美容医療をなるべく低価格で受けたい方は、東京美容外科の症例モデルを探してみてください。

品川美容外科

品川美容外科は全国39院（スキンクリニックを含む）を展開する大手の美容クリニックです。整形施術から美肌治療まで幅広いメニューを取り揃えています。

品川美容外科では、フォトフェイシャルのメニューとして「フォトシルクプラス」を用意しています。フォトシルクプラスとはフォトフェイシャルが進化したもので、肌へのダメージを抑えながら効果的な治療ができるメニューです。初回であれば全顔8,640円（税込）で施術可能です。

従来のレーザーよりもメラニン色素の分解機能が優れているため、過去にレーザー治療をして効果が実感できなかった方にもおすすめです。また、コラーゲンピールやトラネキサム酸の内服薬を併用することでさらに効果をアップさせられます。

より高い効果を求める方にはワンランク上のプランである「ハイパーフォトシルクプラス」もあるため、自身に合った組み合わせを見つけてみてください。

クリニックフォア

クリニックフォアは、自宅からカウンセリング、処方が行える今話題の美容医療機関です。施術にはクリニックに来院する必要がありますが、なるべく来院したくない方や自宅から出たくない方におすすめのクリニックです。

クリニックフォアでは、フォトフェイシャルに「フォトフェイシャルM22」を使用しています。他クリニックとの違いとしては、13,200円（税込）で受けられる頬のみコースあることが挙げられます。

頬のみコースは、肌の悩みが出やすい頬に特化したコースとなっており、全顔を施術する前にフォトフェイシャルを試してみたい方におすすめのコースといえるでしょう。

フォトフェイシャル施術の主な流れ・手順

こちらでは、フォトフェイシャルをやってみようと思っている方のために、医療機関の予約方法から施術までの主な流れ・手順について説明します。

フォトフェイシャル施術の主な流れは以下の通りです。

1. クリニックを探す・予約する
2. カウンセリング
3. 施術
4. アフターケア

フォトフェイシャルは美容医療にあたるため、全国の医療機関やクリニックで施術を受けられます。

フォトフェイシャルを行っているクリニックは『フォトフェイシャル協会』から検索可能です。通いやすい地域にフォトフェイシャルを扱っているクリニックがあるか検索してみましょう。

フォトフェイシャルを受ける際は、施術予定の1ヶ月ほど前から予約を取るのが一般的です。日焼けをしやすい予定が前後に入っていないかを確認して日程を調整してください。

1：カウンセリング

フォトフェイシャルは医療行為にあたるため、施術前には必ず医師の診察やカウンセリングが行われます。

医師からは「フォトフェイシャルとはどのような治療法なのか」「注意しなければいけないことは何か」などが説明されるはずです。反対にカウンセリングを丁寧に行っていないクリニックは、避けた方がいいでしょう。

フォトフェイシャルに対する疑問や不安がある場合は、カウンセリングの時点でしっかりと解消しておくことをおすすめします。

また、医師からの診察後、日焼けや肝斑の多い方はフォトフェイシャルはやめておいた方がいいと判断される場合もあります。そのような時は無理に施術を受けずに別の治療法を相談してみてください。

2：施術

カウンセリングが終えたら施術に入ります。カウンセリング当日には施術しないクリニックもありますので、予約時に必ず確認しておきましょう。

フォトフェイシャルは顔に行う方が多いので、こちらでは顔の施術がどのような流れで行われるのか説明して行きます。

メイク落とし

顔の施術は肌トラブルにしっかり光を届けるため、メイクを落としたすっぴんの状態で行います。クリニックにはメイク落としや洗顔は用意されていることが多いですが、念の為確認しておくといいでしょう。

産毛剃り

産毛が多い方は光を照射する前に剃毛を行います。クリニックによっては有料の場合もありますので注意してください。

光の照射

フォトフェイシャルの準備が整ったら、強い光から目を守るゴーグルを装着します。次に顔全体に冷却ジェルを塗り、肌トラブルの部分に光を照射します。施術自体は数十分で終了です。

施術の際はゴムをはじいたような痛みが伴いますが、麻酔が必要なほどの痛みではありません。

ただし、部位によっては痛みが強くなる可能性があるということを覚えておきましょう。患者それぞれに合わせて光の強さを調節できるので、我慢できない方は弱めてもらうことも可能です。

施術終了

照射が終わったら、美容液やクリームなどで保湿を行います。クリニックを選ぶ時は、照射後のスキンケアを丁寧にしているかも確認しておきましょう。

フォトフェイシャルは、施術当日も洗顔やメイクが可能です。クリニックの後に予定がある方はメイクセットを持参して行きましょう。

「とくに予定がなくすっぴんで帰りたい」という方でも、フォトフェイシャル後は肌が敏感ですので、日焼け止めは必ず塗るようにしてください。

3：アフターケア

フォトフェイシャル後のリスクや副作用は次の通りです。

• フォトフェイシャル後は紫外線の影響を受けやすい
• フォトフェイシャル後は不要な角質が剥がれ、赤みや皮むけが出る
• フォトフェイシャル後は肌が敏感になり乾燥しやすい
• 数日間は色素沈着を防ぐためUVケアが必須
• シミやそばかすが濃くなっているように感じる

上記のように施術後は、赤みや皮むけの症状や色素沈着のリスクなどがあります。フォトフェイシャル後は普段より肌が敏感な状態になっており、強い刺激や紫外線の影響を受けやすくなります。

そのため、自宅でも保湿や紫外線対策など、丁寧なアフターケアが大切です。自宅でもガラスを通して紫外線を吸収してしまいますので、外出しない日でも日焼け止めを塗ることを心がけてください。

施術を受けてから数日後は、シミやそばかすが濃く感じることがあります。これはメラニン色素が浮き出てきている証拠ですので安心してください。

少したてばポロッと取れるので、気になる方はメイクでカバーしておきましょう。

フォトフェイシャルは、1ヶ月に1度のペースで5ヶ月ほど継続し、ワンクール後は3ヶ月〜半年に一度治療を受けると効果が実感しやすくなります。

フォトフェイシャル治療がおすすめの人

肌の美容治療はフォトフェイシャル以外にもたくさんあります。その中でも、フォトフェイシャル治療がおすすめなのはどのような人でしょうか。

フォトフェイシャル治療がおすすめの人は次の通りです。それぞれ解説していきます。

• 肌の悩みが複数ある人
• レーザー治療が苦手な人

肌の悩みが複数ある人

フォトフェイシャルは、広範囲に光を照射できる治療法です。ニキビ跡やたるみ、しわなど肌の悩みが複数ある人には特におすすめです。

また、照射することで、肌の細胞も活性化しトーンアップもするなど相乗効果が期待できます。

美容治療の中では比較的値段も安く、1回15,000〜30,000円程度の金額で治療できるのも魅力です。

レーザー治療が苦手な方

フォトフェイシャルはレーザー治療の痛みが苦手な人にもおすすめな治療法です。レーザー治療との違いは以下の通りです。

	フォトフェイシャル治療	レーザー治療
肌の悩み（期待できる効果）	シミ・そばかす・赤ら顔・肝斑・小じわ・ニキビ・ニキビ跡・たるみ・毛穴の開きなどさまざまな悩みに対応	シミ・ニキビ跡・クレーター・ホクロ
回数	3〜5回。継続することで効果を実感できる。	1回のみ
痛み	輪ゴムで弾かれたような軽い痛み	針で刺されたような痛み
副作用	赤みや色素沈着	赤みや色素沈着
ダウンタイム	ほとんどない。ダメージが少ないので当日からメイク可能。	10〜14日ほどのダウンタイム。テープを貼り、刺激や紫外線から守る。かさぶたができるまでメイク不可。

このように、フォトフェイシャル治療とレーザー治療には、期待できる効果や回数、ダウンタイムの有無などに大きな違いがあることがわかります。

施術箇所によってはレーザー治療の方が効果的な場合もありますが、フォトフェイシャル治療の方が多くの肌トラブルを改善できるようです。

麻酔が必要ないほど痛みは少ないので、これまでレーザー治療が苦手だった方でも安心して利用できます。

フォトフェイシャル治療は、「肌の悩みが複数ある人」「レーザー治療が苦手な方」におすすめだということが分かりました。反対に、光過敏症・日焼けが目立つ方・妊娠中の方には色素沈着などのリスクが伴います。

ご自身の状況と照らし合わせて、施術を受けるか判断してください。

まとめ

この記事では、美容治療で人気のフォトフェイシャルの効果やメリット・デメリット、施術の流れについて解説しました。

フォトフェイシャルの効果をまとめると以下の通りです。

• たるみや小じわの改善
• シミやそばかすの改善、予防
• ニキビ跡や赤ら顔、ニキビの予防

フォトフェイシャルで使用するM22には多数の波長があり、シワ・たるみ・シミ・ニキビ跡・赤ら顔など、さまざまな症状の改善や予防が期待できます。

また、メリット・デメリットでは以下のような点がわかりました。

メリット
・美容効果や安全性が高い
・肌へのダメージや痛みがほとんどない
・ダウンタイムや副作用がほとんどない
・顔のさまざまな症状を同時に改善してくれる

デメリット
・1回の施術では効果を実感しにくい
・火傷や水ぶくれをおこす場合もある

フォトフェイシャルは治療後のリスクも少なく、ダウンタイムもほどんどありません。肌の悩みが気になる方や肌へのダメージは避けたい方におすすめの治療法と言えるでしょう。

ただし、1回の施術では効果を実感しにくく、1ヶ月に1度のペースで5ヶ月ほど継続し、ワンクール後は3ヶ月〜半年に一度治療を受けるのが理想的です。

さらに、肌に磨きをかけたい場合は「高濃度ビタミンCやイオン導入」も併用するとより美肌に近づくでしょう。

記事を読んでフォトフェイシャル治療が気になった方は、クリニックを探し無料カウンセリングから申し込んでみましょう。

病院や美容クリニックでの治療はリスクが少ないのでおすすめです。ぜひ、フォトフェイシャルで美肌を目指してみてください。