【タイプ別】ニキビ跡におすすめの美容液15選！美容液の選び方も紹介

体調やホルモンバランスの変化によってできてしまうニキビは、あらゆる肌トラブルの中でも、多くの女性が持つ悩みの1つです。

ニキビが治っても赤みが消えなかったり、色素沈着してしまったりと、ニキビ跡に悩む方は多いです。

しかし、ニキビ跡の状態によっては正しいケアを行うことで、ニキビ跡を改善することができます。

本記事では、ニキビ跡におすすめの美容液や選び方について、タイプ別に紹介します。

ニキビ跡におすすめの美容液

【タイプ別】ニキビ跡にはどの美容液がおすすめか？

ニキビ跡に効果のある美容液を探す際には、自身のニキビ跡のタイプや原因について把握することが大切です。効果のある成分がわかることはもちろん、ニキビを予防することにもつながります。

やみくもに美容液を選ぶのではなく、しっかりと原因究明をしてアプローチすることが大切です。

ここでは、ニキビ跡のタイプ別に、原因や正しいケアの方法について紹介していきます。

赤みのあるニキビには「抗炎症作用」

ニキビ跡が赤い原因は、ニキビが治った後も肌に炎症が残り、細胞が修復しようと頑張っている段階にあるからです。炎症を起こしている状態では、傷を治すために毛細血管が患部に集中します。これが原因で、赤く見えているのです。

炎症をおさえ、後に色素沈着が残らないようにしっかりとケアをすれば、徐々に赤みが引いていくと考えられます。

赤みのあるニキビ跡には、ニキビの原因であるアクネ菌を退治しながら、炎症を沈める効果を持つ「抗炎症作用」が効果的です。

ビタミンC誘導体、サリチル酸、グリチルリチン酸といった成分には抗炎症作用があります。これらの成分を配合した美容液を選ぶことで、赤みのあるニキビにアプローチすることができます。

凹凸状のニキビには「プラセンタエキス」

ニキビが凸凹状になってしまう原因は、炎症が肌の一番下の層である真皮層までダメージが到達してしまったことにあります。

真皮層では、肌の再生を意味するターンオーバーが行われません。一度ダメージが真皮層まで及んでしまうと、傷を修復できないままクレーターのように皮膚に凹みができてしまうのです。

残念ながらクレーター化がひどいニキビ跡を、自力で修復するのは難しいです。

しかし、少しでも意味のある自己ケアをする方法として、肌の再生を促す成分である「プラセンタエキス」が配合されている美容液を取り入れることがおすすめです。

プラセンタエキスには、アミノ酸やビタミンが含まれており、コラーゲン生成を促し、お肌のターンオーバーを促進してくれるはたらきを持っています。

またプラセンタは、美容液だけでなくサプリなども販売されているため、インナーケアができることも、魅力のひとつといえます。

色素沈着のニキビには「美白効果」

色素沈着は、人間の身体を色づける色素であるメラニンが原因で起こります。メラニンは、髪や瞳を黒くする成分を生成します。同様に、肌のシミやそばかす、くすみなどといった肌の悩みもメラニンの蓄積が原因で起こるのです。

つまり、色素沈着のニキビには、シミやそばかす、くすみなどといった肌の悩みと同様の「美白効果」のある成分を含んだ美容液を取り入れることがおすすめです。

ビタミンC誘導体、ハイドロキノンといった成分は、生成されたメラニン色素を分解する効果が期待できます。さらに、肌のターンオーバーを促進しながら、肌の深い層まで落ちてしまったメラニンを排出して、新しい肌に生まれ変わらせる効果もあります。

また、肌の新陳代謝を促進するピーリングも、色素沈着のニキビにアプローチができます。シミなどのケアをしつつ、同時にニキビ跡へもアプローチできるので、肌にとって一石二鳥といえます。

ニキビ跡におすすめの美容液15選

ここでは、赤み、凸凹肌、色素沈着などの様々なタイプのニキビ跡に対応したおすすめの美容液15選紹介します。

なお、表中の成分について、医薬部外品に関しては、製品の効果や効能に対して医薬品医療器等法に基づき承認を受けた「有効成分」を表記し、化粧品に関しては、肌トラブルに直結する「主要成分」を抜粋し記載しております。

【赤み向け】b.glen「Cセラム」

「Cセラム」は、SNSで話題を集めるb.glan（ビーグレン）が開発した総合ビタミンC美容液です。

最大の特徴は、ピュアビタミンCを安定した状態で角層へ届ける安定力にあります。

一般的にビタミンCはとてもデリケートな美肌成分で、空気に触れてしまうとすぐに酸化し効果が薄れてしまいます。しかしCセラムは、独自の浸透技術「QuSome®」を採用し、ビタミンCの成分を超微小カプセルに包み込み、安定した状態で肌の角層へ届けることに成功しました。

角質層にピュアビタミンCをしっかり浸透させることで、赤みのあるニキビ跡だけでなくしみやくすみなどのあらゆる肌トラブルに効果が期待できます。

そのため、肌のトータルコンディションを整えたい方におすすめしたい美容液といえるでしょう。

【色素沈着向け】エトヴォス「アクネVCクリームジェル」

自然派コスメブランドであるエトヴォスから展開される「アクネVCクリームジェル」は、ニキビケアと美白ケアが同時にできる美容液です。

主な有効成分には、持続型の油溶性ビタミンC誘導体や、ニキビを予防するグリチルリチン酸2Kが配合しています。ニキビを繰り返してしまう肌のバランスを整え、メラニンの生成を抑えることで色素沈着によるニキビ跡を防ぎます。

石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、香料、防腐剤、アルコールといった、肌に負担がかかりやすい成分は不使用のため、敏感肌の方も安心して使用できます。

万が一、肌トラブルを起こしてしまった場合には、返品対応をしている点からも、商品に自信をもっている様子がうかがえます。

【凹凸ニキビ向け】オルビス「クリアフル スムースエッセンス」

日本の大手スキンケアブランドのオルビスが展開する「クリアフルシリーズ」は、32年以上の歴史を持つ「クリアシリーズ」を時代に合わせて進化させたブランドです。

「クリアフルスムースエッセンス」は、肌のごわつきやざらつきが気になるニキビ肌でも使いやすい、さっぱりしたオイルフリーの美容液です。主に植物エキスによって角質をケアする美容液として、目に見える形であらわれる肌の不調や大人の繰り返すニキビに特化しているアイテムといえます。

またクリアフルシリーズでは、「洗顔料＋化粧水＋保湿液＋クレンジング」7日分をセットにした「クリアフリトライアルセット」を980円（税込）で販売中です。

この機会に、ニキビケアに特化した「クリアフルシリーズ」をぜひお試しください。

【赤み向け】キュテラ「ゼオスキン」

ゼオスキンは、「Dr.オバジ」として知られるゼオン・オバジ氏が開発するドクターズコスメです。ドクターズコスメは、医療機関でのみ購入できるスキンケア商品で、購入するには医師によるカウンセリングが必要です。

ゼオスキンは、「高濃度ビタミンA」が豊富に含まれているところが特徴です。高濃度ビタミンAには、ニキビケアのほか、シミやくすみなどの肌トラブル全体に高い効果が期待できます。

ゼオスキンでは、カウンセリングで個人に適した高濃度ビタミンAの配合量を分析し、最も効果の期待できる商品を提案します。そのため、オーダーメイドに近い感覚でスキンケアを行える商品といえるでしょう。

カウンセリングは従来の来院のほか、オンラインによるカウンセリングが可能です。ゼオスキンを販売している「クリニックフォア」では、オンラインカウンセリングによる処方のほか、ゼオスキンがお得に購入できる初回割引があります。

ゼオスキンの購入を考えている方は、まずクリニックフォアで無料カウンセリングを受けるのがおすすめです。

【色素沈着向け】ザ・プロアクティヴカンパニー「プロアクティブ」

プロアクティブは、ニキビスキンケアで18年連続売上1位を記録するスキンケア商品です。

アメリカで開発されたプロアクティブですが、日本の原材料を使用したり自然由来の有効成分を配合したりと、日本人の肌に合うように開発が繰り返されています。

また効果が確実に体感できるように、洗顔料、美容液、ジェルをセットにした「スマートセット」の定期購入が基本になるところも特徴です。スマートセットは、初回に限り30日分が4,980円（税込）で購入できます。

プロアクティブは、肌のターンオーバーに合わせ肌の改善を行うスキンケア商品で、効果が実感できるまで1ヶ月程度の時間がかかります。そのため、プロアクティブの効果を体感したい方は、まずスマートセットの初回セットを1ヶ月試して少し様子をみるようにしましょう。

【色素沈着向け】fracora「ヒト幹細胞培養エキス原液 LP」

美容原液シリーズ累計売上2,500万本を突破し、多くの方が愛用する「ヒト幹細胞培養エキス原液 LP」。サラサラとした使い心地で、非常に使いやすい点が嬉しいポイントです。

フラコラの長年の研究により「ヒト由来」の幹細胞に注目。高純度×原液100％なため、成分が肌にダイレクトに浸透します。

乾燥肌や紫外線、季節の変わり目などの肌荒れが気になる方が使用すれば、うるおいのあるふっくら肌が手に入るでしょう。

定期便を利用すれば、通常価格6,645円（税込）のところ10%OFFの5,980円（税込）で購入できるため、ヒト幹細胞培養エキス原液 LPを続けたい方は定期便を利用するのがおすすめです。

BEAW.

BEAW.は、漢方美容の「体の内側から健康と美を」を元に、漢方アドバイザー監修により開発された商品です。

BEAW.は、美容液（セラム）とサプリメントの2種類です。美容液で肌の外側からケアを、サプリメントで身体の内側からケアのWケアで、ニキビ跡のケアはもちろん、 さまざまな肌の悩みへ効果的にアプローチします。

肌にも地球にも優しい商品を追求しており、8つのフリー処方で敏感肌の方でも使用可能、動物由来原料を使用せず植物由来成分のみ使用、地球環境に配慮したリサイクル可能な素材を使ったパッケージなどの特徴があります。

公式サイトでは、無料の美肌分析を受けた後、診断結果を元にそれぞれの肌に合った美容液とサプリメントのケア方法が確認できるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

キールズ「DSアクネスポットトリートメント」

項目	詳細
メーカ名	キールズ
商品名	キールズ DS アクネ スポット トリートメント
価格	3,850円（192.5円／ml）
原産国	アメリカ
分類	医薬部外品
内容量	20ml
有効成分	イオウ、サリチル酸、ビタミンB3（ニコチン酸アミド）

キールズは、170年以上前にアメリカのニューヨークで誕生したスキンケアやボディケア、ヘアケアを展開するブランドです。

なかでも「DSアクネスポットトリートメント」は、殺菌成分や抗炎症に効果のあるイオウやサリチル酸を配合することで、赤みのあるニキビ跡に特化したスキンケア商品として大変人気があります。

また、ニキビの原因となるアクネ菌のはたらきを抑えるアクネケア成分が配合されているので、繰り返しニキビができてしまう方も予防できる点は大変魅力的です。

少し割高のように感じますが、ピンポイントに塗布しやすい設計になっているため、ニキビができた部分のみに使うことをおすすめします。

ロート製薬「メラノCC」

項目	詳細
メーカ名	ロート製薬
商品名	メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液
価格	1,264円（63.2円／ml）
原産国	日本
分類	医薬部外品
内容量	20ml
有効成分	・アスコルビン酸 （活性型ビタミンC） ・ピリドキシン塩酸塩 （ビタミンB6） ・アラントイン ・イソプロピルメチルフェノール

「メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液」は、ドラッグストアなどでも購入可能なうえに、プチプラで気軽に試せる点が魅力の美容液です。

ニキビの原因菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノールや、炎症を鎮め、傷ついた組織を修復するアラントインを配合。3種のビタミンC誘導体は、赤みのあるニキビケアにはもちろん、メラニンの生成を抑えることで、赤みが引いた後の色素沈着を防ぎます。

塗布2時間後まで水分量が94%もアップした状態を維持できるほどの保湿力は、乾燥肌対策としても期待ができます。ニキビケアだけでなく、保湿、さらにはメラニンの生成を抑制することで、美白効果まで叶えられる高機能な美容液です。

ドクターシーラボ「薬用アクネレスクールセラム」

項目	詳細
メーカ名	ドクターシーラボ
商品名	ドクターシーラボ 薬用アクネレスクールセラム
価格	3,630円（121円／ml）
原産国	日本
分類	医薬部外品
内容量	30ml
有効成分	・グリチルリチン酸2K ・サリチル酸

「薬用アクネレスクールセラム」の最大の特徴は、素肌だけでなく、メイクの上からも使用が可能な点です。スキンケアというと、朝や晩など素肌の状態で行うものが多いですが、日中にニキビケアができる点は、非常に魅力的です。

有効成分には、赤みのあるニキビ跡対策として抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kとサリチル酸を配合しています。

ジェル状のテクスチャーで肌なじみが良く、さっぱりとした使用感を感じられます。スポイト式のため、気になる部分のポイント使いにも適しています。

ミントのようなすっきりとした香りも人気が高く、夏場のベタつきが気になる肌にも適した使い心地です。

ヒーリングオアシス「Gセラム」

項目	詳細
メーカ名	ヒーリングオアシス
商品名	Gセラム
価格	13,200円（440円／ml）
原産国	日本
分類	化粧品
内容量	30ml
主要成分	・プラセンタエキス ・加水分解コラーゲン ・サクシノイルアテロコラーゲン ・水溶性コラーゲン ・ヒアルロン酸Naなど

数多くの掲載経歴がある東京の人気エステサロン「ヒーリングオアシス」が開発した「Gセラム」。肌の再生機能を高めるプラセンタエキスだけでなく、シミやくすみ、ニキビ跡といった色素沈着にも特化した高性能な美容液として、実際のエステメニューの中でも使用されているアイテムです。

細胞を活性化させ、ターンオーバーを促進させるプラセンタエキスを3種類配合することで、自身のニキビ跡の悩みにはたらきかけてくれます。

エステを受けずとも、実際にサロンで使用されている美容液で自己ケアができる点は、最大の魅力であるといえます。

イプサ「ピンプルクリア」

項目	詳細
メーカ名	イプサ
商品名	ピンプルクリア
価格	3,520円（140円／ml）
原産国	日本
分類	医薬部外品
内容量	25g
有効成分	・トラネキサム酸 ・グリチルリチン酸ジカリウム

「デパコス」としても名高いイプサが展開する美容液、「ピンプルクリア」は、有効成分として、美白効果のあるトラネキサム酸と抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムを配合しています。

これらの有効成分が、繰り返しがちなニキビにアプローチし、不安定な肌をケアできるとして人気を博しています。

保湿成分には、シャクヤクエキスやビワ葉エキスなど植物エキスをメインで使用しているため、思春期の肌よりも大人の肌に好適といえます。

肌質を問わず使いやすい使用感も、おすすめ理由の1つです。

ちふれ化粧品「美白美容液VC」

項目	詳細
メーカ名	ちふれ
商品名	美白美容液 VC
価格	880円（29円／ml）
原産国	日本
分類	医薬部外品
内容量	30ml
有効成分	・L-アスコルビン酸 2-グルコシド ・グリチルリチン酸2K

ちふれの「美白美容液VC」は、美白成分として安定型ビタミンC誘導体、肌荒れ防止成分にはグリチルリチン酸2Kを配合し、美白と肌荒れのケアに特化した美容液です。

安定型ビタミンC誘導体は、生成されたメラニン色素を分解する機能があり、色素沈着してしまったニキビ跡に効果が期待できるだけでなく、シミやそばかすの予防にもつながります。

ヒアルロン酸やトレハロース、油溶性甘草エキスといった保湿成分についても贅沢に配合した薬用美白美容液が、この価格で手に入るのは大変魅力的です。

アイビ「ベルブラン」

項目	詳細
メーカ名	あいび
商品名	ベルブランW＋
価格	7,280円（242円／ml）
原産国	日本
分類	医薬部外品
内容量	30ml
有効成分	・トラネキサム酸 ・グリチルリチン酸2K

「ベルブラン」は、美白ケアを行いつつ、ニキビ跡にアプローチしたい方のための美容液です。

シミや色素沈着してしまったニキビ跡への効果が期待できる有効成分、トラネキサム酸を配合しています。

また、石油系界面活性剤や動物性原料、アルコールなど、肌に負担をかけやすい9つの成分が無添加で作られているため、肌への刺激が気になる方にも使いやすい処方です。

総健美舎「薬用アクレケア」

項目	詳細
メーカ名	総健美舎
商品名	薬用アクレケア
価格	8,000円（266円／ml）
原産国	日本
分類	医薬部外品
内容量	30ml
有効成分	・アルブチン ・グリチルリチン酸2K

有効成分であるアルブチンとヒアルロン酸が、肌のハリや弾力を取り戻し、ふっくらうるおいに満ちた美白肌へと導く総健美舎の「薬用アクレケア」。ニキビケアに合わせて、美白と保湿も同時にケアができる薬用美容液です。

保湿力もさることながら、肌になじみやすい少しとろみのあるテクスチャーが特徴です。アルブチンには、メラニンの生成をおさえつつ、シミやそばかすを防ぐ効果も期待できるため、色素沈着に悩む肌もしっかりとサポートしてくれます。

単品での購入は高めですが、お得な定期コースがある点も魅力の1つといえます。

ニキビ予防・ニキビ跡ケアの美容液の選び方

ニキビ予防やニキビ跡ケアに特化した美容液を選ぶ際は、どのような点を意識したらよいでしょうか。ここでは、美容液を選ぶ際に着目すべき8つのポイントについて紹介します。

医薬部外品に分類された「薬用美容液」

まず、確認すべきポイントの1つに、ニキビ予防の有効成分を配合している医薬部外品であるかどうかが挙げられます。

パッケージに「薬用」と表記されている美容液は、厚生労働省が許可した効果や効能に有効な成分が一定濃度で配合されている「医学部外品」という扱いになります。ニキビの防止、改善を目的として販売されている医薬部外品の美容液を選ぶことで、ニキビ対策に効果を期待することができます。

ただし、「医薬部外品だから必ずしも治る」というわけではなく、肌との相性によるものもあります。美容液を選ぶ際の判断基準の1つとして、覚えておくようにしましょう。

自分の肌の悩みに合わせて選ぶ

「ニキビケアの商品が多く、どの美容液を選んだらいいかわからない」という方は、自身の肌の悩みに合わせた美容液を選ぶことも大切です。

ハリが欲しい方やシミが気になる方、毛穴が気になる方など人によって悩みはさまざまです。ニキビケアの美容液で悩んだら、自身の悩みに特化した成分も配合されているか、チェックしてみるようにしましょう。

ビタミンC誘導体が配合されているか

ビタミンC誘導体には、ニキビやニキビ跡のケアに多くの効果をもたらす万能な成分が含まれています。

ニキビができてしまった際の炎症をおさえるだけでなく、色素沈着を防いだり、皮脂の過剰分泌を防いだりとニキビ跡のケアまで多くの効果を期待できます。

ニキビケアにフォーカスした美容液を選びたいのであれば、ビタミンC誘導体は必須の成分であるといえます。

抗炎症成分や殺菌効果

抗炎症成分や殺菌効果が配合された美容液は、ニキビの予防や改善に効果が期待できます。

代表的な成分として、下記が挙げられます。

• グリチルリチン酸2K
• アラントイン

これらの成分は、ニキビ跡への効果が期待できるだけでなく、肌荒れやニキビの炎症を抑える効果があります。

ニキビは進行すると自力で治すのが難しくなる肌トラブルなので、まずはしっかりと予防することが重要です。

保湿が大事

乾燥は、すでにできてしまったニキビを悪化させるだけでなく、角層が厚くなることでニキビ跡を促進させてしまう要因になりかねません。保湿をしっかりと行うことで、ターンオーバーを整え、ニキビでダメージを受けた肌も回復しやすくなります。

万が一、保湿をしてニキビができたのであれば、保湿剤に含まれる油分が多いことが原因と考えられます。

ニキビの原因菌であるアクネ菌は、肌の皮脂だけでなく、保湿成分に含まれる油分もエサにします。

そのため、肌が油分過多になってしまうと、アクネ菌が増殖してニキビができてしまったり、悪化してしまったりする危険性もあるため、油分量にも配慮することが必要です。

低刺激で無添加

ニキビができてしまう肌は、とてもデリケートな状態にあります。

ニキビの炎症を悪化させたり、跡に残したりしないためにも、刺激が少ない美容液を選ぶようにしましょう。

特に注意したい添加物は下記が挙げられます。

• 防腐剤
• アルコール
• 香料
• 鉱物油
• 着色料
• 石油系界面活性剤
• パラベン

これらは、肌に刺激を与えるおそれがあります。普段から敏感肌である方も含め、できるだけ低刺激で無添加処方の美容液をおすすめします。

好みのテクスチャー・使用感で選ぶ

ニキビケアには、ある一定の時間と根気を要します。美容液を毎日使い続けるためには、好みの使用感やテクスチャーで選ぶことも重要です。

さっぱりとした使用感を求める方であれば、化粧水タイプやジェルタイプ、しっとりとした使用感を求める方であればミルクタイプやクリームタイプが使いやすいです。

まずはお試しサイズやテスターで、自身が使い心地の良いテクスチャーであるかどうか確認してみると良いでしょう。

ノンコメドジェニックテスト済みかどうか

「コメド」とは、皮脂や角質などが毛穴に詰まった、ニキビの第一段階をいいます。

この「コメド」ができにくい処方となっているのが「ノンコメドジェニックテスト済み」の商品です。つまり、ノンコメドジェニックテストとは、簡単にいうと、ニキビになりにくい製品かどうかをチェックするテストであるといえます。

ただし、このテストを受けているからといって、すべての方にニキビができないわけではなく、あくまでも「ニキビができにくい」という認識を持つことが大切です。

ニキビができてしまう要因は、人や環境によってもさまざまなので、「ノンコメドジェニックテスト済み」が必ずしも良いとはいえませんが、ニキビ予防には効果的と考えられます。

パッチテストをしてから使用する

初めて使用する化粧品や美容液は、実際に使用してみないと肌荒れやかぶれが起きるかわからないケースがほとんどです。そのため、新しい美容液を取り入れる際は、必ずパッチテストを行うようにしましょう。

簡単なパッチテストの方法として、入浴後の肌が清潔な状態で、二の腕の内側に美容液を少量塗布し、30分ほど様子を見ることをおすすめします。その後、1日経過しても赤みやかゆみなど肌トラブルが起きなければ、肌に合った美容液であるといえます。

万が一症状があらわれた場合は、すぐにパッチテストを中止し、水でしっかりと洗い流します。反応が出た美容液の使用については、避けることが賢明でしょう。

美容液をつける正しい順番とは？

自身の肌トラブルに合わせた美容液を選ぶことはもちろん、使用する順番を守ることも重要です。美容液を正しい順番でつけることは、効果をより存分に引き出すことにつながります。

一般的なスキンケアアイテムを使用する流れは、水分の多いものから油分の多いものの順番で行います。

ここで紹介するのは、あくまで一般的な使用手順になります。自身の使用するスキンケアアイテムの使用方法を確認し、正しい手順や方法でお手入れをするようにしましょう。

1：クレンジングや洗顔は優しくしっかり

まず、スキンケアを行う際は、クレンジングや洗顔で汚れや余計な皮脂を落とすことで、肌を清潔な状態へとリセットします。

ここで注意すべき点は、クレンジングや洗顔をする際の摩擦が、肌荒れの原因につながる可能性がある点です。クレンジングは肌を撫でるような感覚で洗い、洗顔はたっぷりと泡立てて、優しくしっかり洗うようにしましょう。

また、水の温度にも注意が必要です。熱いお湯は、肌のうるおいを奪ってしまうため、なるべく人肌以下のぬるま湯を使用するようにしましょう。

すすぎ残しも、肌に禁物です。しっかりと洗い流した後は、タオルで優しく包み込むようにして水分をふき取ります。

2：化粧水

続いて、洗顔によって失われた肌の保湿成分を補うために、化粧水で肌を整えます。化粧水には、肌に水分を与えてやわらかくする効果があり、次に使用する美容液や乳液、クリームの浸透をサポートします。

塗布後は、手のひらで顔を約1分包み込む「ハンドプレス」を行うことで、より化粧水の浸透率を高めます。

また、化粧水が冷たいと感じる際は、手のひらで少し温めてから肌に塗ることで、より肌へのなじみやすさを実感することができるでしょう。

3：美容液を優しくなじませる

化粧水で肌に水分を与えた後は、美容液で栄養を与えていきましょう。

美容液は、必要な成分を補う役割を持つだけでなく、日中に浴びた紫外線や乾燥した空気にさらされた肌をケアするはたらきもあります。

美容液と乳液の順番は間違えがちですが、正しくは水分の多いアイテムが先になるため、美容液を化粧水の後に使用するようにしましょう。

油分の多い部分や乾燥する部分、また季節や自身の肌の状態に合わせて美容液の量を調節し、均一な肌コンディションをつくるイメージで塗布するようにしましょう。

4：乳液やクリームで閉じこめる

最後に、乳液やクリームで肌にうるおいを閉じ込めていきます。

乳液やクリームには、保湿だけでなく、肌に必要な油分を補給し、化粧水や美容液の水分の蒸発を防ぐ効果があります。

朝のスキンケアでは、この後日焼け止めやメイクすることを考慮して、軽いつけ心地のものを選ぶとよいでしょう。夜のスキンケアの場合は、就寝時の集中ケアを行うナイトクリームもおすすめです。

ニキビ跡の美容液の効果的な使い方

ニキビケアに美容液を使用する際、より効果を高めるためにはどのようなことに気を付けたら良いでしょうか。

ここでは、美容液の効果的な使い方を含め、日常で気を付けたいことについても紹介します。

肌のターンオーバーは約1か月

肌の再生を意味するターンオーバーは、基本的に28日周期で行われます。

「美容液を使い始めたのに、あまり効果が感じられない」という方もいますが、厳密にいうと、綺麗な肌を蘇らせるためには、ターンオーバーのサイクルを考慮すると最低1か月を要します。

1か月間は、肌の様子をしっかりと観察しましょう。ニキビ跡の状態によっては、さらに時間と根気が必要になるので、毎日こまめに続けていくことが大切です。

朝と夜の洗顔後

ニキビ跡を美容液でケアする際に効果的なタイミングは、朝と夜の洗顔後です。

朝は、日中のダメージから肌を守るために行い、夜は、日中に受けたダメージから肌を回復させる意味があります。

そのため、「効果を速く実感したいから」と、必要以上に塗りすぎても意味がありません。効果を出すためには、塗る量ではなく、使う期間が重要となります。

紫外線対策も必要

ニキビ跡ができているところに紫外線を浴びてしまうと、メラニンが生成されることで色素沈着の悪化へとつながります。

「メラニンは厄介者」と思われがちですが、本来のメラニンの役目は、紫外線によって我々が受けるダメージを吸収することです。

紫外線のダメージを受けないためにも、帽子や日傘で対策をしつつ、日焼け止めをきちんとつけてケアすることが大切です。万が一、日焼けなどで炎症が起こってしまった場合は、早めに冷やし、抗炎症成分のある美容液でケアしてあげることがおすすめです。

日中は紫外線を避けることで、日々のニキビケアに対する効果も大きく感じられるようになるでしょう。

どうしても治らないニキビ跡には美容医療がおすすめ

ここまで、ニキビ跡におすすめの美容液を紹介してきました。

しかし、セルフケアでは改善しなかったり、返って症状がひどくなったりする場合があります。そのような場合は、近くの美容医療クリニックに相談するのがおすすめです。

美容クリニックでは、専門知識を持つ医師がそれぞれの悩みに適切な施術・治療を行うため、高い確実性と改善スピードに大きな効果が期待できます。###

ここからは、ニキビ跡治療におすすめのクリニックを3つ紹介します。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、高品質な医療を低価格で提供します。プチ整形のメニューを豊富に取り揃えているため、美容初心者でも受けやすいのが特徴です。

さらに、アフターサービスが充実しており、術後の保証制度や返金制度がしっかりと整っています。治療にトラブルが発生した際は全て無料で修正、回復、アフターケアを行います。

ニキビ治療のメニューが豊富で、自宅でケアできる内服薬なども処方可能です。ニキビ内服セットは、4,590円とリーズナブルな価格です。

エトワールレジーナクリニック

エトワールレジーナクリニックは、完全予約席のクリニックです。

皮膚画像システムを採用しており、解析結果から、あなた専用のオーダーメイドの施術を提供します。LINEを登録するだけで、一人ひとりに最適な美肌治療プランをチェックすることできます。

ニキビ治療やニキビ跡の治療メニューは豊富で、初回料金も用意しています。ニキビ治療以外にも、肌トラブルのメニューも豊富にあるため、肌悩みがある方にはおすすめです。

東京美容外科

東京美容外科は、美容外科医師として10年以上の経験を持つ医師、形成外科学会から認定を受けた医師、東京美容外科で3年以上の経験を積んだ医師のみが メスを握ることができます。

アフターケア体制もしっかりとしており、術後安心保障があり、術後のどのようなトラブルも対応します。

ニキビの根本改善をしてくれる治療メニューだけでなく、セルフケアにも使うことができる、サンソリットと皮膚の専門家と共同開発したピーリング石鹸「スキンピールバー」などもあります。

まとめ

ニキビ跡を見て何度も落ち込んできた方も、ニキビ跡のメカニズムを知り、それに適した成分を配合した美容液を使用することで、みるみると薄皮をはぐように改善するはずです。

ニキビ跡のケアには、時間と根気が必要です。諦めることなくケアを続けることで、自信に満ちた美しい肌を手に入れましょう。

※本記事の情報は2022年5月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

＜参考＞

キールズ公式サイト

ドクターシーラボ公式サイト

ヘリー公式サイト