しぶといニキビ跡のしこりに有効な治療法とセルフケア方法を解説！

しこりになったニキビ跡はしつこく肌に残るため、デコボコの肌になり、人によっては大きなコンプレックスを感じる要因になります。

しぶといニキビ跡のしこりに対処するには、適切なセルフケア方法・治療法を知ることが大切です。ニキビ跡のしこりがひどく悩んでいる方は、必要に応じて美容皮膚科などで治療を受けることなども検討したいところです。

そこで今回は、まずニキビができる原因について整理したうえで、ニキビ跡がしこりになる仕組みや原因、しこりになったニキビ跡の治療方法について解説していきます。

ニキビができる原因

まずは、ニキビができる原因から詳しく整理していきます。ニキビが顔などの部位にできることには、何らかの原因・理由があり、それを理解することがニキビを増やさないことの対策につながります。

主な原因としてチェックすることは、次の6つです。

• ホルモンバランスの乱れ
• 紫外線
• ストレス
• 皮脂や乾燥
• 直接的な刺激
• 偏った食生活

しつこいニキビに悩んでいる方は、このような原因に心当たりがないか、まずしっかりと確認をしてみましょう。原因をピックアップするとわかるように、ニキビの原因の多くは日々の生活習慣の中にも潜んでいます。

では、一つひとつの原因について詳細を紹介していきます。

ホルモンバランスの乱れ

ニキビができる原因としてよく挙げられるのは、ホルモンバランスの乱れです。特に大人になってからできるニキビはホルモンバランスの乱れが原因となっていることが多く、その要因はストレスや生活習慣の乱れなどが挙げられます。

特に女性の場合は、生理がきっかけとなってホルモンバランスが変化する傾向にあるため、生理の前後は肌が荒れやすいのです。肌が過剰に乾燥したりむくんだり、ニキビができたりなどのトラブルが多くなります。

紫外線

紫外線が、ニキビが増える原因になることもあります。

仕組みとしては、紫外線を多く受けると肌が乾燥するきっかけになり、それがニキビの原因になるからです。紫外線の影響によって肌の乾燥が著しくなると、角質が肥厚した状態になり毛穴をふさいでしまいます。これがニキビの原因になるのです。

また、紫外線は皮脂を酸化させてしまうため、これが毛穴を刺激する要因になることもあり、結果としてニキビを増やす原因につながることも考えられます。

ストレス

心理的なストレスが原因となり、ニキビができることもあります。ストレスは、ホルモンバランスを崩す大きな原因です。ホルモンバランスが乱れると皮脂が肌の中で多くなりすぎてしまい、結果としてニキビが増えやすくなるのです。

仕事や人間関係などで多くのストレスを抱えていると、ニキビを含む肌トラブルの大きな要因になります。

皮脂や乾燥

ニキビができる原因としては、皮脂・乾燥についてもよく知っておく必要があります。

まず肌が乾燥すると肌のターンオーバー周期が乱れてしまいます。ターンオーバーが乱れると肌の細胞の再生がうまくいかなくなり、角質の硬化による炎症などを引き起こします。これにより毛穴はふさがれてしまい、ニキビの大きな原因になるのです。

ターンオーバーがうまくできない状態が慢性的に続くと、皮脂の排出もスムーズに行われなくなります。すると皮脂が詰まった状態になり、ニキビは増えやすくなるのです。ニキビの原因になるアクネ菌は皮脂を好み増殖していき、肌に炎症を起こします。

直接的な刺激

直接外的な刺激を受ければ、それがニキビの要因になることもあります。例えば次のようなパターンが挙げられます。

• 枕と肌の摩擦
• 過剰な洗顔
• 長い間化粧をしたままでいる
• 髪の毛が頻繁に当たる
• カミソリによる肌へのダメージ

このような原因からニキビができることも少なくありません。特に不衛生な状態のままで枕や布団を使用することは、ニキビの原因としてよく指摘されることです。

偏った食生活

食生活の偏りがニキビの原因になることも少なくありません。栄養バランスが整っていないと、ニキビは増えやすくなります。

例えば次のような偏った食生活は、ニキビの原因につながりやすいとされます。

• 脂っこいものを多く食べる
• インスタント食品を頻繫に食べる
• スナック菓子やスイーツなどの間食が多い

このような食生活が慢性的に続くと皮脂が溜まりやすくなり、ニキビの原因になります。

ニキビ跡がしこりになる原因・メカニズム

ではここからは、ニキビ跡がしこりになってしまう原因やその仕組みについて整理していきます。まず簡単にニキビ跡がしこりになる原因について整理すると、次のようになります。

1. 毛穴に皮脂が詰まる
2. 皮脂の詰まりにより炎症が起こる
3. 炎症によって毛穴の壁が破壊される

主にこのようなメカニズムで、ニキビ跡はしこりとして残ってしまいます。ニキビ跡をしこりにしないためにも、原因・メカニズムについては詳細を理解しておきましょう。

毛穴に皮脂が詰まる

まずニキビは、皮脂のつまりによって形成されてしまいます。皮脂は誰の肌にでもあるものですが、生活習慣・ホルモンバランスの乱れによってターンオーバー周期が崩れると、皮脂は外部へ排出されにくくなるのです。

すると毛穴には多くの皮脂が詰まり、炎症の原因になります。

皮脂の詰まりにより炎症が起こる

皮脂が毛穴に詰まるようになると、炎症の大きな原因につながります。溜まった状態の皮脂はアクネ菌が増殖するうえでの養分になるのが特徴です。

アクネ菌が増えれば毛穴の中で炎症が起こるようになり、炎症の著しいニキビを作り上げます。

炎症によって毛穴の壁が破壊される

炎症がひどい状態になれば、今度は毛穴の壁自体が破壊されてしまいます。炎症が続くと、アクネ菌だけでなくブドウ球菌増殖の原因にもなるからです。ブドウ球菌が多くなると炎症を悪化させ、腫れを大きくしたり膿を作ったりします。

その結果毛穴の壁が壊されれば毛穴の構造そのものが崩れてしまい、ほかの組織にまで炎症のダメージを拡大させるのです。

ではその結果なぜニキビ跡がしこりになるのかというと、ダメージの広がった部分を過剰に修復しようとする作用が働くためです。大きくダメージを受けた組織を修復させる際には、より多くの肌細胞を作ろうとしてしまうことがあります。

結果としてニキビ跡は、「ボコッ」とした状態のしこりになってしまうのです。

ニキビ跡のしこりに効果的な美容皮膚科の治療法

ニキビができた結果、最終的にニキビ跡がしこりになってしまったときは、しこり化したニキビ跡の治療法を実践するのが望ましいといえます。ニキビ跡の治療は主に美容皮膚科で受けることができ、治療法の選択肢としては次のようなものが挙げられます。

• クリアタッチS＋ケミカルピーリング
• ロアキュテイン（イソトレチノイン）
• ラクショナルレーザー

ニキビ跡の治療を目的として美容クリニックに通う方は珍しくありません。「膨らんだ状態で目立つニキビ跡のしこりがコンプレックスになっている」と悩んでいる方は、ニキビ跡の治療を積極的に検討したいところです。

では、それぞれの治療法の特徴を整理していきます。

クリアタッチS＋ケミカルピーリング

まずクリアタッチSは、専用の治療機器を使用することでニキビ跡を改善していく治療法です。

赤色と青色の2色のフラッシュランプを活用し、光と熱のエネルギーを利用することでニキビ・ニキビ跡の治療を行います。治療したい箇所にピンポイントでエネルギーを照射していくのが特徴です。

ケミカルピーリングは、ニキビ・ニキビ跡治療がさかんな海外では以前よりよく採用されてきた治療法です。専用の薬剤を塗ることで、角質の一部をはがす（＝ピーリング）のが特徴です。

高い効果に期待ができる治療法として人気があり、ニキビ跡治療以外でも、美肌・美白・小じわやシミ解消などの効果にも期待ができるといいます。

ロアキュテイン（イソトレチノイン）

ロアキュテイン（イソトレチノイン）は、ニキビ・ニキビ跡治療に効果的な内服薬です。美容クリニックで診断を受けたのちに薬を処方してもらうことで治療ができるため、自宅でできるニキビ跡治療として人気があります。

肌の炎症を抑える効果、皮脂の過剰分泌を抑える効果に期待ができます。

フラクショナルレーザー

しこりになったニキビ跡の治療には、レーザー治療の一種であるフラクショナルレーザーもおすすめです。専用のレーザー照射マシンを使用して治療を行いますが、肌の表面に非常に細かい点状の穴を開けていきます。

肌には自己修復の作用があるため、仕組みとしてはこの自己修復の力をあえて利用します。穴をあけられた部分を肌はふさごうとするため、その際に細胞を生まれ変わらせることで肌を活性化させます。

したがってフラクショナルレーザーの治療では複数回繰り返し行うことによって、徐々に肌細胞が再生されるため、結果としてしこりになったニキビ跡の改善にも期待ができるのです。

ニキビ跡のしこりに効果的なスキンケア製品や成分

ニキビ跡のしこりの改善には、さまざまなスキンケア製品によるケアも考えられます。効果的とされるスキンケア製品には、次のものが挙げられます。

• ノンコメドジェニック
• ハイポコメドジェニック
• サリチル酸
• グリコール酸
• ビタミンC誘導体
• グリチルリチン酸

では、それぞれの製品や成分の特徴を簡単に整理していきます。

ノンコメドジェニック

ニキビ・ニキビ跡のケアには、まずノンコメドジェニックが効果的とされています。ノンコメドジェニックは近年ニキビケアの分野においてよく話題になっている用語の一つで、ニキビができにくいように作られています。

まずニキビが形成される状態（＝毛穴に皮脂などが溜まっている状態）をコメドといいます。このコメドになりづらいようにするスキンケア製品のことを、一般的にノンコメドジェニックというのが特徴です。

そのためニキビ跡のしこりが気になる方は、ノンコメドジェニックのコスメを積極的に選ぶのが効果的とされます。

ハイポコメドジェニック

ほかにも、ハイポコメドジェニックもニキビ跡治療には効果が期待できるといいます。ハイポコメドジェニックも簡単にいうと、コメドを作りにくい状態にするスキンケア成分を指しています。

もともと「ハイポ」とは「低い」という意味を持っています。つまり「ハイポコメド＝コメドが作られる率が低い」という意味になるため、ニキビ跡のしこりケアにはハイポコメドジェニックもおすすめです。

サリチル酸

しつこいニキビ・ニキビ跡を解消するには、サリチル酸という成分も効果的です。主に効果が期待できるのは、炎症が激しい赤ニキビや毛穴に皮脂が詰まっている状態の白ニキビ、ニキビ跡などが挙げられます。

サリチル酸がニキビ跡ケアに良いのは、古くなった角質を溶かした状態で角質除去を促す働きに期待ができるからです。また、サリチル酸には防腐の作用もあるといい、この作用はアクネ菌増殖を抑えます。

グリコール酸

ニキビ・ニキビ跡のケアには、グリコール酸も効果的とされています。グリコール酸でのピーリングでは毛穴に詰まってしまっている角質を取り除く効果が期待できます。

また、注目したいのは、肌に目立つデコボコを解消してくれる作用です。ニキビ跡のしこりが大きく目立つときは、グリコール酸ピーリングを積極的に試したいところです。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体配合のスキンケア製品もニキビやニキビ跡のケアにはおすすめされています。

ビタミンC誘導体には皮脂酸化の抑制、皮脂の過剰分泌の抑制、メラニン生成の抑制などの作用があります。普段からニキビのできにくい健康的な肌を作るうえで効果的です。

グリチルリチン酸

もともとグリチルリチン酸は漢方薬に含まれる成分として知られており、主にニキビやニキビ跡のケアに効果的とされているのは、グリチルリチン酸とカリウムの化合物であるグリチルリチン酸ジカリウム（もしくはグリチルリチン）になります。

抗炎症作用があるため、主に炎症緩和の効果に期待ができるのが特徴です。しかしながら主に対症療法の側面が強いため、ニキビ跡のケア・ニキビ予防として日常的に使用するのは不向きとされます。

市販薬を買う際に選ぶと良い作用

しこりとして目立つニキビ跡のケアのために、市販薬を購入したいと検討している方も多いでしょう。ドラッグストアなどで購入できる市販薬を選ぶ際には、主に次のような作用・効果に注目していきましょう。

• アクネ菌を殺菌する
• ニキビによる炎症を抑える
• 肌のターンオーバーを促進する

では、それぞれの点について詳細を解説していきます。

アクネ菌を殺菌する

ニキビの大きな原因になるアクネ菌殺菌作用のある市販薬は、ニキビケアには効果的といえるでしょう。

皮脂が毛穴にたまれば、その皮脂を養分にアクネ菌はどんどん増殖し炎症を広げていきます。そのためアクネ菌殺菌・アクネ菌増殖抑制などの作用を持つ医薬品を使用すれば、ニキビの炎症が激しくなる前にケアができます。

ニキビによる炎症を抑える

ニキビによる炎症を抑える作用を持った市販薬を使用するのもおすすめです。特に、ニキビによる炎症が激しく、赤い腫れが目立っているときなどは、抗炎症作用のある市販薬を選ぶのが望ましいでしょう。

赤ニキビをそのまま放置して症状を進行させてしまうと、治すのは非常に困難になります。早めに炎症を抑えて対策するのがおすすめです。

肌のターンオーバーを促進する

ニキビの大きな原因は、肌のターンオーバーの乱れです。ターンオーバーが正常に行われなくなると、いらなくなった皮脂や角質が体外にうまく排出されなくなり、毛穴に溜まってしまいます。

そのためニキビケアに効果的な市販薬を選ぶなら、肌のターンオーバーの促進作用のあるものを選ぶのが望ましいといえるでしょう。生活習慣などの乱れに心当たりのある方には、特におすすめです。

ニキビ跡のしこりを作らないためのセルフケア方法

ニキビ跡がしこりになってしまったときは、市販薬を使用してケアをしたり、美容クリニックで適切な治療を受けたりすることが確かに重要となります。

しかし、最終的に重要となってくるのは、ニキビ跡のしこりを作らないための日常的なセルフケアになります。

セルフケアを普段から実践できていなければ、ニキビ跡のしこりは繰り返しできてしまうと考えられます。そのためニキビ跡のしこりに悩むことが多い方は、日常的に実践できるニキビ跡のセルフケア方法を学ぶことが大切です。

主に重要となるのは、次に挙げられる5つの対処法です。

• なるべく触らない
• バランスの良い食事を摂る
• 睡眠時間をしっかり取る
• 早めに塗り薬を使用する
• ニキビ周りのメイクを避ける

これらの対策・対処法を普段から意識していれば、ニキビ跡をしこりにしてしまうことは最小限に抑えられるでしょう。市販薬や美容クリニックでの治療にはやはり費用もかかるため、効果的なセルフケアの方法はきちんと押さえておきたいものです。

では、5つのセルフケア方法について重要なポイントを整理していきましょう。

なるべく触らない！潰さない！

ニキビ跡を多く作らないようにするには、なるべく触らないことを意識する必要があります。ニキビ・ニキビ跡の悪化の大きな原因の一つには、自ら触ってしまうことなどの外的要因が挙げられます。

ニキビ・ニキビ跡を触ったりつぶしたりすれば、雑菌が侵入する原因を作ることになります。すると炎症などの肌トラブルを引き起こす原因になり、さらにニキビを増やすことにもなってくるでしょう。

「ニキビができたらつぶして膿を出すべき」といった意見も一部では取り沙汰されますが、適切な方法が取れない限り、安易にニキビをつぶすのは危険です。

ニキビをつぶすには、基本的に皮膚科などで使用される専用の医療機器が必要になります。この方法を取れない限り、ニキビを触る・つぶす行為は雑菌を侵入させる原因を作ってしまうため、注意が必要です。

また、知らず知らずのうちにつぶれてしまったときなどは、皮をむいたり別の部分をさらにつぶしたりするようなことはしないようにしましょう。基本的には触らないままで、洗顔などできれいに保つことが重要です。

バランスの良い食事を摂る

食生活の偏りがニキビを作る大きな要因になるため、ニキビ跡のしこりを作らないためには、バランスの良い食事が重要になります。

特に日常生活の中で、脂っこいものや甘いものなどを頻繁に食べる方は要注意です。栄養バランスを考え、一部の栄養に偏ることなく食事をとっていきましょう。

忙しいなどの理由もあってなかなか食生活に気を付けられないときは、サプリメントで栄養を調節するのもおすすめです。ただし、ニキビケアの薬を使用するときは飲み合わせに注意してください。

睡眠時間をしっかり取る

睡眠不足や睡眠サイクルの乱れは、ホルモンバランスの乱れにつながり、ニキビを増やすきっかけになります。そのため睡眠時間はしっかりと取るように普段から心がけたいところです。

寝不足が続くと免疫力も低下するため、ニキビによる炎症は激しくなりやすいのです。

睡眠をしっかりととるには、基本的に夜10時から午前2時までの時間に眠っているのが理想的とされます。10時就寝が難しい場合でもできる限り早めに眠り、少なくとも毎日6時間は寝たいところです。

早めに塗り薬を使用する

ニキビの炎症を悪化させてしまうと、ニキビ跡はしこりになりやすくなります。炎症によるダメージが拡大すると、肌は自己修復の際に過剰に細胞を作ってしまうことがあるため、するとニキビ跡はしこりとして大きく目立つようになるのです。

そのためニキビができたときは、市販の塗り薬などを用いて早めにケアするのが良いといえるでしょう。

炎症がすでに激しいときは、抗炎症作用のある薬を使用するのが望ましいです。炎症をそれ以上悪化させないよう症状を抑えてくれる効果に期待ができるため、結果としてニキビ跡をしこりにしないための対策になります。

どのような塗り薬が良いのかわからないときは、自身で判断して選ぶのではなく、皮膚科・美容皮膚科にかかったうえで適切な薬を処方してもらうのも大切なポイントです。

ニキビ周りのメイクを避ける

効果的なケア方法としては、ニキビ周りのメイクを避けることも重要になります。すでにニキビになっている箇所に化粧をすると、ニキビに細菌が侵入する原因になり、それがさらに炎症を悪化させる可能性があります。

炎症が激しくなればその分ニキビ跡もしこりになりやすくなるため、未然に防ぐには、ニキビに対して化粧で刺激を与えないことが重要といえます。

また、メイクをする際には、患部に直接触れないように意識することも大切です。化粧とニキビケアの両方ができるファンデーションなども人気があるため、ニキビができたときはそういった化粧品を積極的に使用するのもおすすめです。

ニキビ跡のしこりが残ってしまったら美容クリニックへ

ここまで、ニキビ跡のしこり改善に効果がある市販薬やセルフケア方法について解説しました。しかし、地力でニキビ跡を改善するのが難しく時間もかかります。

そのため、すぐにニキビ跡やしこりを治したい方は、美容クリニックで治療を行うのがおすすめです。ここからは、ニキビ跡治療で評判の良いクリニックを3院紹介します。

品川スキンクリニック美容皮フ科

品川スキンクリニック美容皮フ科は、全国に83名以上の医師が滞在する美容医療業界を代表するクリニックです。

品川スキンクリニックでは、豊富なレーザー治療から自身に合った治療方法を選択できます。

たとえば、赤みのあるニキビが気になる方には「フラクショナルCO2レーザー」、クレーター肌が気になる方には「ダーマペン4」のように、患者の症状に合わせて最適な治療が受けられます。

そのため、オーダーメイドに近い感覚で治療を受けたい方は、品川美容クリニック美容皮フ科でカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、全国に72院ものクリニックを展開しています。高品質な医療を低価格で提供しており、プチ整形メニューなどを豊富に取り揃えています。そのため、美容医療初心者でも施術を受けやすいのが魅力です。

ニキビ治療もメニューが豊富で、内服薬セットは4,590円～とリーズナブルな価格で施術を受けることができます。内服薬などの多方面からのアプローチが可能なため、ニキビ肌の改善したい方におすすめです。

アクネクリニック

アクネクリニックは、ニキビ・ニキビ跡の治療を専門とするクリニックです。ニキビの根本的な原因を探し、改善する治療を行なっています。

ニキビ治療専門資保有スタッフが在籍しており、豊富なニキビ治療メニューから無料のカウンセリングを通して、一人ひとりの肌の状態や悩みに最適な治療方法を提案してくれます。

ニキビの種類や肌の状態に合った効果的な治療を、月々3,000円台から受けることができます。

まとめ

ニキビ跡がしこりになれば、顔の肌全体がぼつぼつとした印象になってしまうため、大きなコンプレックスにつながります。ニキビをそもそも作らないことはもちろん重要です。

しかし、もしニキビができてしまったときは、せめてニキビ跡をしこりのように目立たせないようにするケアが大切です。

そしてしこりになったニキビ跡のケアには、効果的な市販薬を使用したり、美容皮膚科などで適切な治療を受けたりするのが望ましいといえるでしょう。

さまざまな治療法や有効な成分などを理解したうえで、目立つニキビ跡のしこりには十分な対策を実践していきましょう。

※本記事の情報は2022年7月時点のものです。
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