糸リフトの術後に「ひきつれ」が起きる原因は？糸リフトの効果やダウンタイムを解説

最近、ネット広告で表示されることも多くSNSで話題の「糸リフト（スレッドリフト）」は、顔のたるみや小顔効果が期待できるといわれています。

顔にメスを入れることがないため「顔のメンテナンスをしたいけれど切開するのは怖い」と考えている方にもおすすめの施術方法です。

一方で「糸リフトは効果的だけどひきつれが起きやすい」といわれており、術後の肌トラブルを心配する方たちが多いのが現状です。

そこでこの記事では、次の内容について解説します。

• 糸リフトのひきつれが起きる原因
• 糸リフトでひきつれが続く期間と対処方法
• 糸リフト以外のフェイスリフトの施術方法

また、糸リフトの効果や糸リフト施術を受けるときにおすすめの美容クリニック、ダウンタイムの情報、よくある質問をまとめているためぜひ参考にしてください。

糸リフトでひきつれが起きる原因

糸リフトは皮下組織に「コグ」と呼ばれる凸凹の糸を使用して皮膚のたるみを引き上げます。

このコグを使用することによって「ひきつれ」の特殊な症状を引き起こすのです。

ひきつれの症状は、糸リフトを受けた全員に発症するわけではなく、施術後に全く違和感やひきつれを感じないこともあります。

施術後のひきつれが起こる主な原因は次の4点といわれています。

• 顔の神経が多いぶいに糸を挿入するため違和感を感じやすい
• 皮膚内の組織が再生・修復するときにひきつっている様に感じる
• 皮膚が薄い場合、糸の干渉を受けやすい
• 医師の技術不足

それぞれの原因について詳しく解説します。

顔の神経が多い部位に糸を挿入するため違和感を感じやすい

糸リフトでひきつれが起こる原因として、使用する糸そのものが関係している可能性があります。

糸リフトは、自然と肌に吸収されるタイプの糸を極細で特殊な針に通して、皮下に挿入し針を抜いて糸のみを残す施術です。

皮下に入れ込む糸は、8か月ほど経つと自然に吸収されるため、抜歯の必要はありませんが、施術後は今まで皮膚になかった糸が入るため違和感が生まれます。

特に、目の下や顎から耳にかけての輪郭部分などは、多くの神経が通っている部位でもあるため、痛みなどの感覚に敏感な方ほど違和感を感じやすくなるでしょう。

皮膚内の組織が再生・修復するときにひきつっている様に感じる

皮膚を形成する肌細胞は、一定の周期で生まれ変わり、再生と修復を繰り返しながら、古い細胞が死んで新しい細胞が皮脂表面に出てくる仕組みです。

糸リフトの糸が皮膚の中に挿入されるとき、何かしらのダメージを受けてしまうと、皮膚は元に戻そうと再生・修復作業を始めます。

その皮膚細胞の動きによって、ひきつっている様に感じることがありますが、施術による外傷に反応しているだけのため、心配する必要はありません。

皮膚が薄い方の場合糸の干渉を受けやすい

糸が神経に触れたり施術の外傷による再生・修復作業とは別に、個人の肌質・体質によって、皮下に挿入された糸の存在を感じやすいことがあります。

特に、肌が弱かったり皮膚が薄かったりする方は要注意です。

施術前に必ずクリニック側のカウンセリングを受けますが、そこで肌チェックを受けるため、心配する必要はありません。

心配な方は、カウンセリングに自己申告しておくと、肌の状態を説明してもらえたり追加でアフターケアをしてもらえるため、安心です。

医師の技術不足

糸リフトの施術は「糸でたるみをつまみ上げる」状態にすることで肌のたるみやシワをなくすため、皮膚内の深さや場所など細かな調整が必要です。

医師の技術不足によって想定される失敗例は次のとおりです。

• 肌の表面が極端に凸凹する
• 挿入した糸が肌に透けて見える
• 皮膚が引っ張られすぎて口が閉じれないほどひきつれが起こる
• 口腔内で糸が飛び出てくる

切開であれば、不要な部分を切り落とせば良いですが、糸リフトでは切り落とす代わりに、つまみ上げるため、微妙にズレるだけでひきつれを引き起こします。

ただし、上記で紹介した例は、時間の経過とともに改善されるケースも見られるため、1か月経っても変わらない場合は、クリニックを再受診してください。

糸リフトでひきつれが続く期間と対処方法

糸リフトの美容整形を受けるのであれば、ダウンタイム期間と違和感が続く場合の対処法を知っておくことが大切です。

通常は1か月程度で治る

基本的に、糸リフトの施術によるひきつれ等の違和感が現れたとしても、1か月ほどで治るといわれています。

施術後は、ひきつきや違和感の症状を強く発症することがありますが、数日ほどで軽減されていきます。

糸リフトの施術で挿入した糸は、2〜3週間で皮膚に馴染むようになっているため、1か月もすれば、皮膚への違和感は完全になくなることが一般的です。

ダウンタイムによるひきつれや違和感は個人差があるため、1か月を目処に様子を見て症状が続く様であれば、施術を受けたクリニックに相談してください。

ひきつれや凸凹が治らない場合は再手術を検討する

糸リフトの施術をし、フェイスラインがくぼんだり、凸凹ができたり、口の中から糸が出てきたりするトラブルに見舞われるケースがあります。

1か月経っても症状が改善されない場合は、再施術の検討が必要です。

フェイスラインのくぼみや凸凹は、糸が馴染む過程で軽減される可能性が高いですが、口腔内から糸が出ていると、抜糸もしくは部分的に切除します。

自身で触ったり、切ったり、抜こうとすると、肌や口を傷つけることになるため、必ず施術を受けたクリニックや医療機関を受診してください。

糸リフトの効果

そもそも、糸リフトとは、別名スレッドリフトと呼ばれており、顔の皮下組織の部分にコグと呼ばれる棘のついた糸を挿入します。

コグのついた糸を挿入すると、切開の必要がない美容整形で、具体的には次のような効果が期待されています。

• シワ・ほうれい線・マリオネットラインを改善
• 肌にハリ・ツヤを出す
• たるみをリフトアップ
• フェイスラインを改善して小顔に見える

具体的にそれぞれの効果について解説します。

シワ・ほうれい線・マリオネットラインを改善

糸リフト施術を受けることで、シワ・ほうれい線・マリオネットラインを改善する効果が期待できます。

加齢や乾燥・脂肪によってできてしまった肌の凸凹に対して、肌の内側から特殊な糸で持ち上げてくれるため、スキンケアをするよりも即効性があります。

以前までは、糸リフト施術を受けられる顔の部位が限られていたのですが、現在では、凸凹のトラブルになりやすい「目の周り」や「口元」も施術可能です。

おでこのシワに関しては、シワを引き起こす原因がさまざまであるため、糸リフトでは改善できないと判断されることがあります。

糸リフトでは改善の余地がないとしても、ボトックス注射等の選択肢があるため、糸リフト以外の方法で改善を試みてください。

シワ・ほうれい線・マリオネットラインで気になる部分がある場合、まずはカウンセリングを受けて、糸リフトで理想的な効果を発揮するのか確認してください。

肌にハリ・ツヤを出す

糸リフトは、皮下に糸を挿入すると、ハリやツヤのある肌質の改善効果が期待できます。

糸リフト施術を受けたい方の多くが、肌のたるみ・シミ・フェイスラインの衰えの改善を希望しますが、本来あるべき位置に肌を戻すことで血液循環が促進されます。

肌の血液循環が促進されると、酸素や栄養分が肌全体に行き渡るため、肌細胞の活性化に繋がり、ハリやツヤのある肌を取り戻すことができる仕組みです。

ハリやツヤに効果的な美容施術はたくさんありますが、糸リフトはフェイスラインの改善をしながら肌質も一緒に改善できるため、メリットが多いのが魅力です。

たるみをリフトアップ

糸リフト施術を受けることで、肌のたるみを一気に解消してくれる効果が期待できます。

顔のたるみは、生活習慣の蓄積が原因で長い時間をかけて現れるため、生活習慣を見直してもすぐに改善は難しいです。

糸リフト施術をすることで、たるみの原因となっている部分を持ち上げてくれるため、施術後すぐにたるみ改善の効果が発揮されます。

目の下や頬だけでなく、二重顎や顎下部分のたるみ改善にもリフト糸施術は有効のため、一気に若返った印象に変えることができます。

フェイスラインを改善して小顔に見える

糸リフト施術を受けることで、たるみやシワが解消されるため、結果としてフェイスラインを整えることができます。

たるみやシワなどで、フェイスラインがボテっとしていると骨格以上の丸みが出てしまいますが、糸リフト施術を受けることで、丸みがなくなり、シュッとした小顔になれます。

また、糸リフト施術で使用されている糸には複数の種類があり、脂肪を萎縮させて引き締める作用を持った糸を使用することで、さらに小顔効果につながるためおすすめです。

丸顔や面長の輪郭に悩んでいる方は、リフト糸施術でどこまで変わるかを相談してみると良いでしょう。

糸リフトのリスク・ダウンタイムの症状

糸リフト施術は、針に特殊な糸を通して、皮下に直接挿入する施術のため、次のようなリスク（副作用）やダウンタイムが想定されます。

• 顔の痛み・違和感
• 腫れ・むくみ・肌の表面に凹凸が生じる
• 口が開けにくい
• 内出血が起きる

糸リフト施術による症状は、数日〜1か月以内には治るものばかりで、皮膚を切開する施術ほどのリスクやダウンタイムはありません。

中には、ほとんど症状が出ない方もいるため、ある程度個人差があることを前提に、それぞれの症状について詳しく解説します。

顔の痛み・違和感

糸を皮膚の中に挿入するため、糸の深さや場所によっては痛みや違和感がダウンタイムの副反応として出てくる場合があります。

特に、顔の皮膚にはたくさんの神経が通っているため、他の部位よりもやや敏感です。

また、針を直接肌に刺すため、極細と言っても刺激に反応して痛みや違和感が続くケースもありますが、数日で緩和されていきます。

腫れ・むくみ・肌の表面に凸凹が生じる

糸リフト施術をしてから術後1〜3日ほど、腫れ・むくみ・肌の凸凹の症状がでる場合があります。

ただし、パンパンに顔が腫れることやむくむことはなく、ほとんどの場合は軽度の症状に留まります。

麻酔の影響が主な原因とされており、数日経てば気にならないレベルまで落ち着き、1週間ほどで完全に腫れの症状もなくなることが一般的です。

口が開けにくい

糸リフト施術では、皮下でたるんだ部分を持ち上げる様に糸を挿入するため、糸によるツッパリが原因で口の開閉が難しくなることがあります。

口の可動域に制限がかかってしまうこと自体は、悪いことではありません。

糸が皮膚に馴染むまでは1〜3週間といわれており、約2週間ほどで、口の可動域の制限は無くなるといわれています。

口に違和感があるうちは、無理に大きく開けようとしたり、閉じたりしようとせず、最小限の動きで食事や会話をして、安静にすることを最優先にしてください。

内出血が起きる

ごく稀に、糸リフト施術を受けた後に、肌が内出血して変色する場合があります。

これは針による刺激や、異物である糸が皮膚に入ったことによって肌が反応していることが原因と考えられますが、メイクで隠せる程度のものため、心配する必要はありません。

内出血は、2週間〜1か月ほどで完治するため、さすったり揉んだりせず、安静にして様子を見てください。

糸リフト以外のフェイスリフトの施術方法

糸リフト施術では、「シワ・ほうれい線・マリオネットライン」「ハリ・ツヤ」「たるみ」「フェイスライン」などの効果が期待できます。

糸を挿入して顔をリフトアップして小顔にしますが、糸リフト施術以外にもフェイスリフトに効果的な施術方法があります。

具体的には次の3つです。

• レーザー
• 注射
• 皮膚を切る（切開）

それぞれの施術方法について詳しく見ていきましょう。

レーザーを使用したフェイスリフト

レーザーを使用したフェイスリフトでは、切開せずレーザー機器が照射されるレーザー光線を使用して肌に栄養を送ります。

代表的なリフトアップレーザーの4種類を紹介します。

レーザーの種類	レーザー光線について	効果
アレキサンドライトレーザー	アレキサンドライト（宝石）で照射	・肌のコラーゲン生成を促進 ・毛穴・たるみを引き締め
ダイオードレーザー	アレキサンドライトとロングパルスYAGの中間で照射	・800nmの波長レーザーによって熱変性を起こして、肌の内側から引き締め
ロングパルスYAGレーザー	アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーより深い部分まで照射	・ヘモグロビンに吸収されるため、たるみ・小じわ・毛穴・赤ら顔の改善
CO2レーザー	微細な点状にした炭酸ガスレーザーを照射	・真皮層までミクロ単位の穴を作って肌の治癒力を増加 ・コラーゲン生成を促進

上記で紹介したフェイスリフトレーザーの他に、電磁波を使用した「高周波（RF波）」や「HIFU」もたるみの改善やフェイスラインの改善に効果的である施術です。

レーザーの場合、糸リフト施術と違って数回通う必要がありますが、継続することで根本的な肌質改善が期待できます。

注射によるフェイスリフト

注射を使用したフェイスリフト施術では、「シワ・ほうれい線・マリオネットライン」「ハリ・ツヤ」「たるみ」「フェイスライン」などに対する効果が期待できます。

人間の肌は加齢とともに皮膚がたるんできますが、老化が原因ではなく脂肪やコラーゲン等の皮下組織が少なくなることが原因といわれています。

日常生活の改善による皮下組織の維持には限界があるため、注射で栄養を注入すると、たるみがリフトアップされる仕組みです。

注射によるフェイスリフトでは、次の2種類の成分を注入することが多いです。

• ヒアルロン酸
• アクアミド

額・目の周り・ほうれい線・こめかみなど注射できる部位と注射の必要量は決められているため、カウンセリングで相談してみてください。

皮膚を切るフェイスリフト

皮膚を切るフェイスリフト施術では、「シワ・ほうれい線・マリオネットライン」「ハリ・ツヤ」「たるみ」「フェイスライン」などに対する効果が期待できます。

皮膚を切る施術は、余分な皮膚を完全に切り取って縫い付けることで顔の深部構造そのものから改善します。

糸リフト施術、レーザー・注射の場合、即効性はあるものの持続性は限界があり、結局は数か月〜数年後にはたるみが戻ってしまうのが問題です。

一方、皮膚を切り取る施術は皮膚構造を変えるため、持続的なフェイスリフト効果を維持できます。

効果面では申し分ないのですが「顔の皮膚を切る」ため、次の様なデメリットがあります。

• 施術費用が高額（50万円〜100万円）
• ダウンタイムが長くなる
• 万が一施術を失敗すると取り返しがつかなくなる

実績のある美容整形外科の先生を見つけて、納得のいくカウンセリングを受けてから施術を検討してください。

【人気】糸リフトがおすすめの美容クリニックランキング5選！

糸リフト施術を検討している方に向けて、おすすめの大手美容クリニックを5社厳選して紹介します。

1位：TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、独自の仕入ルートの確保や全国規模の市場調査により、初心者でも利用しやすい低価格を実現した美容外科クリニックです。

20代〜30代の方には、小顔を目的とした溶ける糸を挿入する施術を推奨しており、40代以降の方には、アンチエイジングを目的とした解けない糸を挿入する施術を推奨しています。

2位：品川美容外科

品川美容外科 は、「もっと綺麗になりたい」を叶えるために実績のある医師たちが施術を担当してくれる美容外科クリニックです。

糸リフト施術だけで30万件近い施術実績を持ち、施術から1年経っても効果がないと判断されれば、再施術を無料で受けられる保証制度付きのため、安心です。

3位：東京美容外科

東京美容外科は、最新鋭の技術と知識を持つ経験豊富な医師が施術を担当している美容外科クリニックです。

「19年間の施術実績で医療事故ゼロ」「複数回のカウンセリング無料」「無料検診・永久保証」など施術前から施術後まで安心できる環境が用意されています。

4位：共立美容外科

共立美容外科は、清潔感に配慮した院内で、優秀な医師や看護師を揃えている美容外科クリニックです。

美容技術が優れている韓国から糸を取り寄せており、糸リフトの症例実績を日本より多く持っている韓国の美容外科で手術について理解を深める活動をしています。

5位：聖心美容クリニック

聖心美容クリニックは、開院20年以上の実績を誇り、高度な技術とノウハウを持った医師が施術をしてくれる美容外科クリニックです。

一般的な糸リフト施術ではなく、4方向から飛び出る突起から皮膚にコラーゲンを送る「スプリングスレッドリフト」を採用しているため、より高い効果が期待できます。

糸リフトに失敗しないための美容クリニックの選び方

糸リフト施術は、切開施術ほど大きなリスクはないものの針を通して肌に直接糸を挿入する施術のため、美容クリニック選びは重要です。

カウンセリング予約をする際は、次のポイントを意識してみてください。

• 料金・アクセスの良さで選ぶ
• カウンセリングの丁寧さ
• 保証やアフターケアの充実度
• 実績や症例が豊富で安心して手術を任せられる医師かどうか

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

料金・アクセスの良さで選ぶ

糸リフトは、美容目的の施術になるため保険対象外になりますが、1回の施術でかかる費用の相場は1万円〜数十万円と大きな費用額に差があります。

「挿入する糸の本数」や「糸の種類」によって変動するため、自身が気になっている部位を理想に近づくための費用を想定してカウンセリングを受けてください。

自身の想定とカウンセリング時に提示される金額が違った場合は、即決することなく時間をかけて考えたり、他の美容クリニックに相談することも大切です。

また、施術を終えても肌トラブルを引き起こす可能性もあるため、可能な限りアクセスしやすいエリアでクリニック選びをすると安心です。

カウンセリングの丁寧さ

糸リフト施術は、ダウンタイムが必要な大きな手術であり高額な費用も発生するため、患者さんへの理解が少ない美容クリニックで施術をすることはおすすめできません。

美容施術は、病気を治すこととは異なり、患者さんがそれぞれ思い描く理想的な姿に対して、施術を通してどれだけ近づけるかが施術の成功と失敗を左右します。

患者の理想に耳を傾けて、想定される仕上がりやリスクについて丁寧に話してくれるクリニックを選びましょう。

保証やアフターケアの充実度

糸リフト施術を受けるうえで、クリニックが「保証制度」「アフターケア制度」を設けているかの確認も大切です。

糸リフト施術では、ひきつりや違和感の症状が続いたり、口腔内から糸が飛び出てきたりするトラブルが実際に発生しています。

これらの症状は、施術に失敗したことが原因とは限りませんが、保証やアフターケアがついていれば、症状を確認してもらえ再施術も受けられます。

最後まで安心して施術を終わらせるためには、支払い料金に何が含まれているかを確認してください。

実績や症例が豊富で安心して手術を任せられる医師かどうか

糸リフト施術を受けるうえで、クリニックや担当する医師がどれだけの数の糸リフト施術を経験しているかを知っておくと施術失敗のリスクを防ぐことができます。

たとえば、公式サイトに具体的な症例数があれば、その数で経験豊富かどうかを判断することができます。

また、公式サイト上で施術を受けた方のBEFOREとAFTERの写真や施術内容を細かく掲載しているクリニックであれば信頼できます。

しかし、実績数の記載がなく、簡単な料金説明等の記載しかない公式サイトの場合は、カウンセリングで判断せず、他のクリニックの利用を検討するのが賢明です。

糸リフトに関するよくある質問

糸リフト施術を受けようと検討している方たちから寄せられるよくある質問が次の3つです。

• 持続期間はどのくらい？
• 術後のメイク・スキンケア・入浴はいつから可能？
• 糸リフトが施術できない場合はある？

持続期間はどのくらい？

糸リフト施術は、挿入する糸の種類や本数によって持続期間は異なりますが、1回の施術で1年〜3年ほどといわれています。

糸リフトには基本的に回数制限は設けられていないため、施術後しばらくしてフェイスラインに衰えを感じたら、繰り返し施術を受けると効果が維持されやすくなります。

1回の施術で永久的な効果を期待している方には、あまりおすすめしません。

この1年〜3年の持続期間は、フェイスリフトの持続期間のことを指しており、たるみの予防効果の面では、1回の施術で半永久的であるという結果があります。

術後のメイク・スキンケア・入浴はいつから可能？

原則、施術を受けた日のメイク・スキンケア・入浴は控えた方が良いといわれています。

肌を直接針で刺すため、その日のうちは患部に刺激を与えないことで、感染症や炎症などのリスクを抑えることができます。

また、入浴によって血行の流れがよくなるため、内出血や針を刺した部分から出血するリスクがあります。

ただし、翌日以降は、メイク・スキンケア（洗顔）・入浴に制限はありません。

メイク・スキンケア・入浴に加えて、サウナ・飲酒・激しい運動も、術後には禁止されているため、できるだけ安静に過ごすことを意識してください。

糸リフトが施術できない場合はある？

糸リフト施術は、次のどれかに当てはまると施術ができない場合があります。

• 妊娠中
• 授乳中
• 薬を服用している場合
• 肌荒れ・ニキビなど肌トラブルが深刻な場合

妊娠中と授乳中は、リフト糸で挿入する糸にコラーゲン生成を促進する作用が含まれており、ホルモンバランスを崩すリスクがあるからです。

薬を服用している場合は、お薬手帳を提示し医師に判断してもらいます。

肌トラブルを抱えている場合は、針を刺すことができないため、肌の炎症が収まったタイミングで施術を受けられます。

上記で記載したこと以外にも施術を断られることがあるかもしれませんが、代わりの施術方法を提案してもらえるため、まずはカウンセリングを受けるのをおすすめします。

まとめ

この記事では、糸リフトの施術後に発症するひきつれや違和感の原因について解説しました。

考えられる原因はいくつかありますが、大抵の場合は数日ほどで改善されるため、心配せずに経過を待つのが最適です。

術後のトラブルの不安を解消するためには、カウンセリングからアフターケアまで提供してくれる美容クリニック選びをしましょう。

ひきつれや違和感の原因以外に、糸リフトの効果やおすすめの美容クリニック、美容クリニックの選び方などを細かく紹介したため、ぜひ参考にしてみてください。

※この情報は2022年10月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

＜参考＞
TCB東京中央美容外科
東京美容外科
品川スキンクリニック