ハイフ施術でやけどなどのトラブルを防ぐポイントを紹介！やけどが起こる仕組みも解説！

リフトアップやシワ・たるみの改善で人気のハイフ施術ですが、施術でやけどを起こす方も存在します。

医療ハイフの施術では熱を使用して肌を引き締めることから、肌表面にやけどを負うリスクがあります。

やけどのリスクを減らすため、高い技術と豊富な経験を持ったクリニックで丁寧な施術を受けましょう。

本記事では医療ハイフでやけどが起こる理由、やけどを防ぐポイントについて解説します。

ハイフを安心して受けたい方は、ぜひ参考にしてください。

ハイフ（HIFU）治療で火傷が起きる理由

ハイフ施術では皮膚が赤くなる程度の軽症のやけどから、医療機関の受診が必要なやけどまで、さまざまなリスクが発生する可能性があります。

ここでは、ハイフ施術でやけどが起こる理由を施術の仕組みから解説します。

ハイフは熱による収縮で肌を引き締める治療

ハイフは超音波を使用して皮膚深くの皮下脂肪に熱を当て収縮させることで、肌の引き締めを実現する施術です。

しかし超音波の出力では高温の熱が発生することから、熱に関する副作用が発生するリスクがあります。

症状に個人により異なりますが、肌が赤くなる程度のやけどから、跡が残るほど重症のやけどになる可能性もあり注意が必要です。

筋膜に超音波を照射し熱で筋膜層にアプローチ

ハイフ施術では、熱で肌の奥にある筋膜層にアプローチする必要があります。皮膚や皮下脂肪より深い場所にある筋膜層に照射することで、しわやたるみが改善できます。

しかし効果が高いぶん、照射の角度や出力を間違えると顔表面にやけどを負う可能性は高いでしょう。

とくに技術の少ないエステティシャンがハイフ施術をすると、適切な施術ができずやけどが起きやすくなるとされています。

筋膜に熱を照射しコラーゲンを破壊・再生する

ハイフはSMAS層の筋膜に熱を照射して、コラーゲンの破壊・再生を促す施術です。

衰えた筋膜のコラーゲンをハイフの熱によって破壊することで新しいコラーゲンが生成され、肌表面のたるみが改善されます。

ただし筋膜のコラーゲンを破壊する際も熱が発生するため、やけどにつながる可能性があります。

ハイフで起こるやけど以外の副作用・トラブル

ハイフで起こる副作用やトラブルは火傷だけではありません。ここからは、火傷以外に起こる可能性のある副作用やトラブルを解説します。

赤みや腫れ

ハイフ施術では、多くの方に赤みが発生します。施術者の知識や技術力に関係なく発生する赤みは発生するため、施術後は肌に刺激を与えないようにしましょう。

多くの場合、ハイフ施術後に発生する赤みはメイクで隠せる程度です。

ハイフ施術後には、肌が張ったりむくんだりしたような感覚に近い腫れが発生することもあります。しかし最大でも1週間程度経過すると引いていくため、安静に過ごしましょう。

メイクで隠せないほどの赤みや、痛みを伴う腫れが発生した場合は、医療機関を受診して症状を確認してもらいましょう。

神経損傷

可能性としては低いものの、ハイフ施術の超音波で肌に通っている神経が傷つくケースもあります。

ハイフによって神経を損傷すると、顔面の一部が麻痺したり、頬や唇に痺れや麻痺が残ったりします。

顔面麻痺は時間とともに治りますが、完治まで1年ほどかかる場合も少なくありません。

ハイフ施術でのトラブルを防ぐポイント

ハイフは副作用のリスクがある施術ですが、ポイントに注意してクリニックを選べばトラブルを防げます。

副作用ややけどが不安な方は、ここから解説するトラブル予防のポイントをチェックしてみてください。

実績がある医師を選ぶ

実際にハイフ施術を受ける場合は、ハイフ施術に豊富な実績を持つ医師を選びましょう。ハイフのリスクは、施術者の技術に大きく左右されます。

顔のどのあたりに神経が通っているのか、どの角度から照射するべきかを医師が正しく把握していれば、やけどのリスクを減らせるでしょう。

クリニックの公式サイトやインターネット上の口コミを参考にして、医師の情報を調べましょう。

エステではなく美容クリニックで施術を受ける

ハイフ施術を受ける際は、エステではなく美容クリニックで受けましょう。

ハイフは医療行為であり、医療機関でないエステでは施術ができません。しかし決まりを破って医療ハイフ施術をするエステもあり、トラブルになっています。

エステで施術している方には医療知識があまりないため照射角度や照射箇所を間違えることが多く、火傷や神経損傷などが起こりやすいとされています。

ハイフ施術は、信頼できる美容クリニックで受けましょう。

安全な機器を使い安全な出力で照射

ハイフを受ける際は、安全な機器を使用して体に悪影響のない範囲の出力で照射してもらいましょう。

美容クリニックの機器は高い出力で照射できるため効果を実感しやすいですが、自身の肌に合った出力で照射してもらう必要があります。

ハイフを受ける前のカウンセリングで、肌の状態や体質を細かく伝えましょう。

アフターケアをしっかり行う

ハイフ施術を受けたあとは、自宅でアフターケアをおこないましょう。ハイフで超音波を筋膜に照射すると熱が発生し、肌表面の水分が一時的に大きく減少します。

お風呂上がりには、いつも以上に保湿を徹底してみてください。

また、ハイフ施術後の肌は紫外線に敏感です。外出時は必ず日傘やサングラス、帽子を着用して紫外線を防ぎましょう。

ハイフで期待される効果

ハイフには副作用やトラブルが起こるリスクがあるものの、期待される効果も大きいです。ここではあらためて、ハイフの主な効果を3つ紹介します。

たるみを改善しリフトアップ

ハイフ施術は、肌のたるみを改善することでリフトアップ効果をもたらします。そもそもたるみは、コラーゲンで作られている筋膜層が年齢とともに緩むことが原因です。

ハイフの超音波で筋膜のコラーゲンを意図的に破壊して再生を促せば新しいコラーゲンが生成され、たるみが改善されるでしょう。

ただしハイフ施術のリフトアップ効果が続くのは6か月程度です。効果を持続させたい方は、継続してハイフ施術を受けましょう。

肌のハリや弾力を高める

ハイフには、肌のハリや弾力を改善する効果もあります。照射する超音波でタンパク質を収縮させ、肌のシワを改善すると肌にハリとツヤが戻ります。

またコラーゲンを意図的に破壊し・再生させることで、新しいコラーゲンが生成されて肌に弾力が生まれるでしょう。

ただしコラーゲンの生成には施術後1〜3か月の時間が必要です。ハイフの効果を最大限出したいタイミングが決まっている場合、施術の時期をクリニックと相談してみてください。

肌質改善

ハイフではコラーゲンが生成されるため、肌質改善の効果も期待できます。

またハイフ施術で肌を軽度のやけど状態にすることで、肌の修復機能が活性化されて施術前よりも綺麗な肌に仕上がるでしょう。

長期的に肌質を改善したい方は、ハイフ施術を検討してみてください。

ハイフのやけどについての口コミ・評判

ここでは、実際にハイフ施術を受けた方の口コミを3つのポイントから紹介します。

「ハイフでやけどしないか不安」「どの程度のやけどが起こったのか知りたい」と考えている方は、口コミを参考に施術を受けるかどうか決めてみてください。

美容エステのハイフ施術について

安さにつられてエステハイフやってみたけど、顎下火傷した😩
お店のお姉さんはわりといい感じの方だったけど、何度も手元滑らせてたし、技術がなくて残念🥲

— _𝕞𝕦𝕛𝕚 (@k_skmn3_t3seu) January 26, 2022

火傷した時はこの世の終わりかと思ったし、辛くて怖かった。
医療だから100%安全とは言わないけど、エステで行われているハイフには気をつけて欲しい。
国民センターもエステ協会も禁止勧告出してるんで、若い子達は安さに釣られず、安全な美容施術を受けて下さい。

— 痛風人生 (@sake_nomi_ta) November 9, 2021

麻布にあるメルローズというエステで
顔のハイフの体験をしました。その際に顔に火傷跡が残り最悪な経験をしました。

スタッフの対応も良くありませんでした。
私と同じ体験をされた方や他の施術で嫌な体験をされた方がいましたら話を聞きたいです。#拡散希望 #メルローズ #麻布 #エステ #クレーム

— 美容マニア (@Beauty_mmania) November 19, 2020

美容エステのハイフ施術については、「顎をやけどした」「見るからに技術がない感じだった」「やけどして傷が残った」とする声がありました。

肌が多少赤くなる程度であれば副作用としてよく見られる症状ですが、やけどで跡が残った方も存在します。

安易に美容エステでハイフを受けるのは、避けたほうがよいでしょう。

美容クリニックの医療ハイフ施術について

あれ、医療ハイフの方が痛くない…？

— せっちゃん@インスタ50万フォロワーのシングルマザーin沖縄 PR (@100yenshoplove_) December 14, 2021

医療ハイフやったんですけどそんなに痛くないし思ったよりも結構リフトアップしました〜🙋‍♀️

— えみか (@___emik_a) June 26, 2021

美容クリニックの医療ハイフ施術に関しては、「あまり痛くなかった」「看護師が施術するから安心できた」といった口コミが見られました。

また医療機関であれば看護師または医師がハイフ施術をおこなうため、技術に関して安心できるという口コミは多くあります。

安心してハイフを受けたい方は、美容クリニックで医療ハイフを受けましょう。

ハイフ機器の出力について

医療ハイフを出力MAXでやってもらったんだけど、施術してる間チクチクチリチリしてて…苦痛だった。笑
痛みには強いんだけど…私の苦手な痛みで😭
エステハイフは痛くないけど、効果もイマイチな気がした！！

— 🦎🦎nxoxn🐶🦎🦎 (@Non119SWAG) January 27, 2022

ハイフ機器の出力については「高い出力で照射したらやけどのような痛みを感じた」「最高出力で照射したら痛かった」とする口コミが見られました。

機器の出力を高めれば大きな効果が期待できますが、痛みややけどなどの副作用も出やすくなります。適切な出力で施術してもらうよう、担当の医療従事者と慎重に相談しましょう。

ハイフによるやけどの評判・口コミまとめ

ここからは、口コミや評判をもとにハイフでやけどが起こる可能性について解説します。

美容エステではトラブルが多発

美容エステでは医療従事者ではないスタッフが施術をおこなうため、トラブルが多く発生しているとされています。

重度の神経損傷ややけどを負うと一生消えない傷や後遺症が残る可能性もあるため、信頼できる美容クリニックで施術を受けましょう。

美容クリニックでも不適切な使用でやけどのおそれあり

美容クリニックでは医師または看護師が施術をおこなうものの、やけどの恐れはあります。

クリニックの公式サイトや口コミでいくら信頼できると感じても、実際に施術を受けなければ本当に安全かどうかはわかりません。

副作用ややけどのリスクを理解したうえで、本当にハイフ施術を受けるかどうか慎重に検討してみてください。

信頼できる医師の施術でやけどは避けられる

ハイフでやけどを起こす原因の多くは、施術者の知識や技術不足にあります。信頼できる医師に施術してもらうことで、やけどのリスクは避けられるでしょう。

信頼できる医師は、次のような方法で見つけてみてください。

• インターネット上の口コミ
• 美容・医療の口コミアプリ
• 実際に施術を経験した方の話
• 美容クリニックの公式サイト

周りにハイフを受けた方がいれば、積極的に話を聞いてみましょう。

安心してハイフを施術できるおすすめのクリニック3選

やけどをはじめとするハイフでのトラブルを防ぐには、信頼できる実績豊富なクリニックを選ぶことが重要です。ここでは、ハイフ施術で人気のおすすめクリニックを3つ紹介します。

品川美容外科

品川美容外科は症例数は1,000万件以上の実績を持つ、全国規模のクリニックです。アフターケアに力を入れており、施術後の診療、検査、投薬はすべて無料です。

ハイフの機器は、3種類から選べます。なかでも「第3世代タイタン」は日本初上陸の人気機器であり、顔全体の施術時間は20分と業界最速の施術スピードです。

またエラ注射や脂肪溶解注射、コラーゲンピルなど他のメニューとも組み合わせできるため、複数の美容悩みをスピーディに解決したい方に向いているでしょう。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は高品質な医療を低価格で提供しており、全国に72院ものクリニックを展開しています。

プチ整形メニューなどを豊富に取り揃えているため、気軽に施術を受けやすい点が魅力です。

ハイフメニューは、スタンダード、ウルトラプラス、ウルトラプラスプレミアムから選べます。目の周りの照射コースもあり、目元のたるみが気になる方におすすめです。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは、全国に144院を展開する大手美容クリニックです。業界最安クラスのメニューがあり、安全でコスパよくハイフ施術を受けたい方におすすめです。

また湘南美容クリニックの会員になると6%の割引が受けられるため、よりお得にハイフ施術が受けられます。

さらに湘南美容クリニックには、90日以内にハイフ施術を格安で受けられるウルトラリフトプラスHIFUプレミアムセットが用意されています。

短期間でハイフの効果を最大限引き出したい方は、セットメニューを検討してみてください。

まとめ

今回は、ハイフ施術で起こるやけどについて解説してきました。医療ハイフでは熱を用いて肌質やしわ、たるみの改善をおこなうため、失敗するとやけどが発生します。

とくにエステサロンで受けるハイフ施術では、トラブルが多く起こっています。ハイフは必ず医療機関で受けてください。

施術してもらうクリニックや医師を慎重に選び、安全な出力で施術を受ければやけどのリスクを大きく減らせます。

ハイフを受ける際は、妥協せず安全なクリニックを選びましょう。

※この情報は、2022年4月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。