肥満外来のおすすめクリニックを紹介!肥満の定義や治療方法について解説!

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医学的に無理なく減量ができる肥満外来。「何度もリバウンドを繰り返してしまう」「自己流のダイエットでは健康面が心配」というような方にピッタリです。

しかし、肥満外来では具体的にどのようなことをするのか、そしてどのような症状が対象になるのかわからない方もいるでしょう。

肥満外来は、現在肥満症・高度肥満症になっている方を対象とした治療です。治療内容には食事療法、運動療法、内科的・外科的治療があり、自身に合ったプランでダイエットを進められます。

この記事では、肥満外来の内容や肥満外来の対象となる方、肥満外来のおすすめクリニックについて紹介します。肥満外来に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

肥満外来とは

肥満外来の対象となる方や肥満外来を開設しているクリニックについて知る前に、肥満外来の基礎知識を押さえておきましょう。

ここからは肥満外来の基本的な情報や特徴、事前に知っておくべき点について解説します。ぜひ最初にチェックしてください。

医師をはじめとする専門家による治療

肥満外来では、医師、看護師、管理栄養士などの有資格者による専門的な治療が受けられます。

治療の内容は個人で異なりますが、医師による生活のアドバイスや栄養管理士による食事指導、運動などさまざまな方法を組み合わせて減量が可能です

巷には医師の監修なしに紹介されているダイエット法がたくさんあります。もちろん安全なものもありますが、なかには健康に悪影響が出てしまうものも少なくありません。

一方、肥満外来では医師の指導のもと安全な環境でダイエットを進められます。そのため、これまで無理な減量で失敗した方、ダイエットで体調を崩すのが不安な方も安心して治療に専念できるでしょう。

体重管理(減量)の適切なサポートが受けられる

​​肥満外来では、医学的根拠がある安全な治療により適切な減量サポートが受けられます。

健康に配慮した減量であるため体重減少のペースは早くありませんが、健康面に配慮しながら治療を受けられるため、ダイエットが初めての方も安心です。

また、病院・クリニックによってはモチベーション面のサポートも行い、ダイエットの成功を促します。ダイエットが長期化すると、ついつい途中でやる気を無くしてしまいがちです。

しかし医師や看護師によるメンタル面のサポートを受けることで、モチベーションが高まり最後までプログラムを進められるようになるのです。

肉体面だけでなく精神面のサポートを受けたいなら、肥満外来がピッタリでしょう。

肥満の原因を探ることで適切な治療法がわかる

肥満外来ではまず最初に検査を行い、肥満の原因や現在の体調を調べます。

体の検査には長くて1泊2日以上かかりますが、全身を徹底的に調べ肥満の原因を探してくれるため、自身に合ったプログラムでダイエットを進められます

また、ダイエットの経過を見ながら適宜専門の医師が効果のチェックを行います。

減量に成功できているか、健康的に減量できているかしっかり確認してくれるため、安心して治療を進められるでしょう。

もし検査により健康障害が発覚したら、ダイエットと共に治療を進めます。これまであまり健康診断に行っていなかった方、病気が心配な方は徹底した検査を受けられる肥満外来がおすすめです。

クリニックによっては症状の軽い方も治療可能

病院・クリニックのなかには、症状の軽い軽度肥満の方も専門的な治療が可能です。肥満の度合いは、BMIという基準によって決まります。

BMIとは、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で測られる値で、肥満や低体重の判定に用いることが多いです。

例えば身長160cmで体重が55kgの場合、BMIは「55÷(1.6×1.6)」となり結果は21.48になります。

程度の軽い肥満(肥満Ⅰ度)に当たるのは、BMIが25.0~29.9の方です。程度の軽い肥満であっても、多くの病院・クリニックでは治療ができます。

また、BMIが標準であっても、最近体重が急激に増えた方、生活習慣病を指摘された方などを対象としているクリニックもあります。

BMIが大きくなり、肥満の度合いが上がると減量にも時間がかかり、金銭的にも精神的にも大きな負担になってしまいます。

生活習慣病のリスクが気になる方は、軽い症状のうちに治療を受け、早めに健康な体型を作りましょう。

条件を満たせば健康保険が適用される

肥満は大きな病気につながることがあるため、保険適用ができることもあります。保険適用の基準は病院・クリニックによって異なりますが、次のような方は保険適用になる可能性が高いです。

  • BMIが35以上の高度肥満の方
  • すでに肥満症により健康障害が出ている方
  • 肥満が原因でいびきや腰痛・膝痛などの症状が出ている方

一方、BMIが35未満の方や、肥満による健康障害が出ていない方は保険の適用外となります

保険の適用ができなかった場合、治療費は全て自費となるため治療を受けるかどうかは慎重に判断しましょう。

もし治療が自費になった場合、次のような費用の負担が必要です。

  • 医師による指導料
  • 薬の費用
  • 外科的治療の費用

本格的な外科手術を全て自費で負担するのは大変です。費用面についても医師と相談のうえ、どんなプログラムで肥満を治療していくのか決めましょう。

肥満外来で扱う肥満症・高度肥満症の医学的定義

肥満外来が対象としているのは、生活習慣病リスクが高い肥満の方です。しかし、具体的にどこからが肥満になるのか、肥満がどういった健康リスクにつながるのか知らない方もいるでしょう。

そこでここからは、肥満症、高度肥満症の具体的な基準、肥満に伴う主な健康傷害について見ていきます。

自身の体重やウエスト、健康状態をチェックして肥満外来の対象となっているか確認しましょう。

BMIが25以上の方は肥満

BMIが25以上の方は、標準体重を超えており肥満とされています。BMIとは、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で測られる値のため、まずはいまの自身の体重・身長で計算してみましょう。

肥満には程度があり、BMIの数値によって肥満度が決まります。日本肥満学会による肥満度の一覧は、次のとおりです。

低体重18.5未満
標準範囲18.5~24.9
肥満Ⅰ度25.0~29.9
肥満Ⅱ度30.0~34.9
肥満Ⅲ度35.0~39.9
肥満Ⅳ度40.0以上

BMIが25以上の方は肥満であり、治療が必要と言えるでしょう。また、男性で腹囲が85cm以上、女性で腹囲が90cm以上の方も、肥満の程度に関わらず病院によっては肥満外来の対象です。

自身の体型が気になる方は、肥満外来で専門の医師に相談してみましょう。

BMIが35以上の方は高度肥満

BMIが35以上の方は高度肥満とされ、治療が必要と言えます。高度肥満の方は生活習慣病や無呼吸症候群などの病気のリスクが上がっており、危険な状態です。

いまは健康でも、今後病気の原因になる可能性があるため早めの治療を検討しましょう。

BMIが35以上の高度肥満の方であれば、健康保険を適用できるケースが多いです。保険適用になれば費用負担を抑えながら治療を進められるため、前向きに肥満外来を検討してください。

肥満の方が「肥満症」と定義される肥満に伴う主な健康障害(病気)

肥満の方が肥満症になり病気のリスクが高い状態になると、さまざまな生活習慣病が起きやすくなります。

そもそも肥満症とは、肥満に関連する病気を発症した状態、もしくは発症のリスクが非常に高い状態のことです。

肥満の方が肥満症になると、医学的に減量が必要な状態とされ治療の対象となります。病気リスクが高い方は、肥満外来を受診し専門的な治療を受けましょう。

ここからは、肥満症と定義された場合に起こりうる主な健康障害について解説します。自身の体型が気になる方は、肥満の危険を知るためにぜひ読んでみてください。

糖尿病

糖尿病は、インスリンが十分に働かず血液中を流れるブドウ糖の量が増えてしまう状態のことを指します。

糖尿病が悪化し、血液中のブドウ糖が高い状態のまま放置すると、次のような症状が出るかもしれません。

  • 心臓病
  • 失明
  • 脳梗塞
  • 足病変

症状がかなり重い場合は昏睡に至ることもある、危険な病気です。

糖尿病は、肥満によって起こりやすくなります。体が肥満の状態だと、インスリンが効きにくくなり一時的にインスリンの分泌が増えますが次第に枯渇し、インスリンが十分に働かなくなります。

体重を減少させることで、インスリンは効きやすくなります。そのため糖尿病の予防には体重の減量が最も大切です。

脂質異常症

脂質異常症とは、血液中の脂質の値が基準を超え、大きくなっている状態のことです。

血液中に含まれる量が多いと問題になるのは、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)の3つです。

脂質異常症はそれだけで何か症状を引き起こすわけではありません。しかし脂質異常症を放置すると動脈硬化が起こり、血管の内側が狭くなって血液が通りにくい状態になってしまいます。

そしてその状態をさらに放置すると、心臓もしくは脳の血管が詰まり心筋梗塞、脳梗塞などの重い病気に繋がるのです。

脂質異常症は摂取する脂質を抑え、健康的な生活を送ることで防げます。

とくに肉の脂身、バター、生クリームに含まれる飽和脂肪酸には十分注意して、健康的な食生活を続けることが大切です

高血圧

肥満により起こりやすいと言われているのが、高血圧です。肥満の方は血液中の脂質が多く、血液がどろどろになっているため心臓から血液を全身へ送り出すのに大きな負担がかかります

また、肥満の方は体内にカテコールアミン、アンギオテンシノーゲンという物質が多い状態です。

これらは血管を収縮させる働きがあるため、血液を末端まで送るのに負荷がかかり、血圧上昇に繋がります。

高血圧が進行していても、自覚症状はほとんどありません。しかし高血圧を放置していると動脈硬化が加速し、次のような病気につながる可能性があります。

  • 動脈瘤
  • 動脈解離
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 腎不全
  • 視力障害

高血圧が原因となる病気には命に関わるものも多いので、高血圧は早めの治療が大切です。肥満が原因で高血圧になっている場合、運動療法、食事療法による減量で病気のリスクを減らせます。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中、一時的に呼吸ができなくなったり、呼吸が浅くなってしまう症状を指します。睡眠時無呼吸症候群の原因で最も多いのが、肥満だと言われています

肥満の方は喉に脂肪が蓄積しているため、仰向けの体勢になると重力により喉の脂肪が気道を圧迫してしまいます。そして、気道が狭くなり睡眠中の呼吸障害に繋がってしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠をとっても疲れが取れず、慢性的な体調不良に陥りがちです。睡眠時無呼吸症候群の具体的な症状には、次のようなものがあります。

  • 日中の眠気
  • だるさ
  • 不眠
  • 夜間頻尿
  • 疲労感
  • 集中力の低下
  • 記憶力の低下

睡眠時間を十分に取っていても熟睡できなくなることから、イライラしたり、周りに当たったりする方も少なくありません。

しかし、睡眠時無呼吸症候群は自覚症状がなく、周りからの指摘がなければ気付きにくいため、長期間に渡って症状に苦しむ方もいます

肥満の方で、睡眠が浅いと感じる方、起床時に頭が痛くなる方は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。早めに医師の診察を受けましょう。

肥満外来の主な治療内容

肥満外来では、主に食事療法、運動療法、内科的治療、外科的治療を組み合わせた専用のプログラムでダイエットを進めます。

ここからはそれぞれの治療内容について詳しく見ていくので、肥満外来で何をするのか気になる方は、ぜひ参考にしてください。

食事療法

肥満解消の基本とされるのが、食事です。栄養バランスの良い食事を3食しっかり食べながら、摂取カロリーを減らし減量に繋げます。

肥満外来では、食事について指導を受けるだけでなく、毎日の食事の記録を自身でつけ食事を見直すことも少なくありません

また、ゆっくり食事をとる、ながら食いをしない、など食事の方法についてアドバイスを受けることもあるので、指導のとおり食事を見直し、減量を成功させましょう。

運動療法

肥満の解消には、食事療法と運動療法の組み合わせが大切です。動療法では、脂肪を減少させる有酸素運動に加え、筋肉量を増大させるレジスタンス運動を行います

ジョギングや水泳などの有酸素運動、筋力トレーニングなどのレジスタンス運動を組み合わせることにより消費カロリーを増やし、減量を目指しましょう。

運動の頻度や方法については、医師の指導を受け自身に合った方法で続けてください。運動がどうしてもきつい場合はその旨も相談し、無理なく継続することが大切です。

内科的治療

肥満外来では、食欲を抑制する薬、サノレックスやグルコースを排出させる薬、SGLT2阻害薬などが処方されます

処方される薬の種類は病院・クリニックによって異なりますが、食欲を減少させたり、脂肪を体外に排出させやすくして減量を目指すのが基本です。

薬について希望や不安がある場合は、医師に相談し最適な薬を選びましょう。

外科的治療

食事や運動、内科的治療でもダイエットがうまくいかない場合、外科的治療も視野に入ります。

肥満外来の外科的治療では、胃の一部を切除し、胃を縮める腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を行うケースが多いです。

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術は対象となれば保険適用になる手術ですが、手術をしてもすぐに生活習慣や毎日の食事習慣が変わるわけではありません。

また、副作用として吐き気、胸焼けなどの症状が続くこともあります。

外科的治療の話が出た際はデメリットも含め医師とよく相談したうえ、本当に手術を行うかどうか判断しましょう。

肥満外来のあるおすすめの病院・クリニック

肥満外来を開設している病院は全国に数多くあります。しかし、数が多すぎてどれを選べば良いかわからない方も少なくないでしょう。

そこでここからは、肥満外来が用意されているおすすめの病院・クリニックを全国から紹介します。

各病院・クリニックのと減量方法、おすすめポイントを確認し、自身に合った病院を選んでください。

【東京・大阪・京都・福岡】ディオクリニック

東京・大阪・京都・福岡(予定)で展開しているのがディオクリニックです。ディオクリニックの基本情報は、次のとおりです。

病院名ディオクリニック
診療時間10:00-20:00
休診日休診日:(店舗によって)年末年始

医療ダイエットに特化したクリニックで、医学的根拠をもとに施術を行なってくれます。

運動や食事制限などに頼るのではなく、「脂肪細胞自体をなくす」ことで根本から痩せるアプローチを行います。

ディオクリニックで受けられる痩身メニューは、次のとおりです。

  • 医療機器施術
  • ダイエット注射
  • ダイエット薬
  • ダイエット食事指導

ディオクリニックの料金は月額制で、費用は個人の体の状況や施術内容によって変わります。無料カウンセリングで詳しい料金は確認するようにしましょう。

【東京】KM新宿クリニック

KM新宿クリニックでは、医師との綿密なコミュニケーションのもと効果の高い医療ダイエットを受けられます。KW新宿クリニックの基本情報は、次のとおりです。

病院名KM新宿クリニック
診療時間11:00~19:00
休診日月・木・年末年始
保険適用対応可否なし

KM新宿クリニックは美容医療を得意としており、医療ダイエットの他にほくろ除去や医療脱毛などのメニューを展開しています。

医療ダイエットのメニューとして、専門の痩身マシンを利用し脂肪細胞を直接破壊するものもあります

KM新宿クリニックで受けられる痩身メニューは、次のとおりです。

  • クラツーアルファ(脂肪細胞破壊)
  • スティムシュアー(筋肉増強・脂肪燃焼)
  • GLP-1ダイエット注射
  • 脂肪溶解注射
  • ダイエット点滴
  • ダイエット内服薬

KM新宿クリニックは美容医療を得意としているクリニックであるため、綺麗に痩せたい方、見た目が気になる方におすすめです。

【東京】渋谷セントラルクリニック

内科・皮膚科・ペインクリニックを併設する渋谷セントラルクリニックでは、肥満・糖尿病・メタボ治療プログラムを実施しています。渋谷セントラルクリニックの基本情報は、次のとおりです。

病院名渋谷セントラルクリニック
診療時間月~土:10:00~19:00
日:10:00~18:00
休診日なし
保険適用対応可否なし

渋谷セントラルクリニックの肥満・糖尿病・メタボ治療プログラムでは、採血検査を行ったうえで食事、エクササイズ、サプリメントを含む最適なプログラムを提案します

プログラムの種類は、次のとおりです。

  • ダイエット・アンチエイジングプログラム
  • HCGプログラム

ダイエット・アンチエイジングプログラムでは、カウンセリングや薬の処方、食事指導を通してダイエットとともにアンチエイジングにも取り組みます。

加齢による体のたるみ、体力減少に悩んでいる方におすすめです。

【大阪】健美クリニック

大阪にある健美クリニックは、メディカルダイエットに特化したクリニックです。健美クリニックの基本情報は、次のとおりです。

病院名健美クリニック
診療時間月・水 13:00〜16:00 / 17:00〜21:00
木 9:00〜12:00 / 14:00〜19:00
金 15:00〜21:00
土・日 10:00〜13:00 / 14:00〜18:00
休診日休診日:火・祝・不定休
保険適用対応可否あり

健美クリニックは⾷事・運動・痩⾝機器・投薬を用いた総合的なダイエットプログラムを提供します。健美クリニックのダイエットプランは、次のとおりです。

  • 食事・運動プログラム
  • 痩身機器プログラム
  • 薬剤プログラム

ダイエットの基本となるのは、食事・運動プログラムです。医師の指導のもと、食事を見直し、運動をすることでダイエット成功に近づきます。

健美クリニックでは、糖尿病の診断が出た場合に治療が保険適用となります

糖尿病の疑いがある方、すでに糖尿病と診断されている方は、健美クリニックにて保険適用の可否を確認してください。

【大阪】なかむら内視鏡センター

大阪で内視鏡・肛門科に携わって30年の院長が在籍するなかむら内視鏡センターは、内視鏡検査を得意とする病院です。なかむら内視鏡センターの基本情報は、次のとおりです。

病院名なかむら内視鏡センター
診療時間月〜土09:00~12:00
月〜金17:00~19:30
休診日
保険適用対応可否あり

なかむら内視鏡センターは痛みの少ない内視鏡検査に取り組んでいる病院ですが、保険適用の肥満外来も開設しています。​​

美容医療ではなく、治療に特化した病院で医師の専門指導を受けながら本格的なダイエットに取り組めるため、病気予防・治療の目的で肥満外来を受診したい方にピッタリでしょう。

【名古屋】あおやまクリニック

名古屋にあるあおやまクリニックは、日本東洋医学会指定研修施設となっており、漢方による治療に特化した病院です。あおやまクリニックの基本情報は、次のとおりです。

病院名あおやまクリニック
診療時間月〜水、金〜土9:30-13:00
月、火、金15:00-18:30
水、土 15:00-17:00
休診日木、日
保険適用対応可否あり

あおやまクリニックは漢方薬とその他の薬で食欲を自然に減らし、体重を減少させる治療を行っています

また、食事中の脂肪の吸収を抑え体外に排出することにより、脂肪燃焼効果を高める治療も受けられます。

これまで漢方による治療で効果が出た方、体に優しい薬でダイエットをしたい方は、​​あおやまクリニックを検討してみましょう。

肥満外来の主な流れ

肥満外来を受診したいけれど、どんな流れで治療を進めるかわからない方は少なくないでしょう。

肥満外来を受診してからダイエットを成功させるまでには、どの病院でも基本的に共通する流れがあり、事前に確認するとスムーズでしょう。

ここからは、肥満外来に来院してからアフターケアを行うまでの流れについて、わかりやすく解説します。肥満外来の流れを知り、今後の治療について理解を深めましょう。

1:事前予約や電話問い合わせ

肥満外来に行きたいと思ったら、事前予約を行いましょう。電話で予約を取る病院・クリニックが多いですが、一部ではWeb予約に対応しています。

自身に合った方法で、肥満外来に行きたい旨を伝えましょう。

もし不安な点がある場合には、事前に電話問い合わせをすると安心です。自身が治療の対象となるのかわからない方、診察の進め方に不安がある方は問い合わせをしておきましょう。

2:初回カウンセリング

予約が完了したら、時間通りに初回カウンセリングに向かいましょう。初回カウンセリングには健康保険証を持っていくことを忘れないでください

健康保険の対象となる症状であれば、保険が適用され安い値段で治療を受けられます。

初回カウンセリングでは、普段の食生活や生活習慣について質問されることが多いです。医師との話し合いの中で肥満の原因を突き止め、あなたに合った適切なプログラムを作成しましょう。

もしダイエットの方法について希望がある場合は、医師にその旨を伝えてください

3:各種検査

カウンセリングが終わったら、検査を受けます。検査の内容は病院・クリニックによって異なりますが血液検査・基礎代謝の測定、運動負荷試験などを行い肥満の状態や原因を医学的に見極めます。

検査の期間も病院によって変わりますが、長ければ1泊2日で行うところもあるため、十分時間を取れるときに診察を受けましょう。

4:個々に必要なプログラムの呈示

各種検査が終わったら、検査の結果を元に専門家が最適なダイエットプログラムを作成します

ダイエットプログラムは個別で異なりますが、毎日食事や運動の記録をつける認知行動療法、薬の処方、カウンセリングなどを通して減量を目指します。

肥満の程度によっては外科的治療でダイエットを進めることもありますが、手術が不安な方は医師に相談のうえ他の方法で代替できないか聞いてみると良いでしょう。

5:ダイエットプログラムの実施

ダイエットプログラムが決まったら、プログラムに沿って減量を目指します。

ダイエットプログラムでは、医師だけでなく健康運動指導士、管理栄養士などさまざまな専門家がサポートしてくれます少しでも不安があれば、専門家に相談してみましょう。

肥満の程度にもよりますが、ダイエットプログラムは半年を超え長期に渡ることが多いです。

長期間のダイエットはモチベーション低下に繋がりやすいですが、カウンセリングを用意している病院・クリニックはたくさんあります。

「もうこれ以上ダイエットを続けられない」「ダイエットをするのが辛い」と感じたら、カウンセリングで相談し、モチベーション維持に努めましょう。

6:アフターケア

ダイエットプログラムが進んだら、適宜アフターケアを行います。アフターケアでは、ダイエットの進捗状況の確認や問題点のチェック、今後のプログラムについて話し合います

ダイエットの効果があまり現れていない場合、アフターケアの時点でプログラムが変更される可能性もあるでしょう。

アフターケアの頻度は病院・クリニックによって異なります。そのため、ダイエットプログラムが完全に終了した後も、リバウンドを防ぐ目的でカウンセリングを行う病院は少なくありません。

自身には必要ないと思っても、医師の指示に従い、カウンセリングにはしっかり行くようにしましょう

肥満外来に関するよくある質問

肥満外来については、さらに詳しく情報を知りたい方も多いはずです。

そこでここからは、肥満外来に関するよくある質問について追加で解説します。肥満外来をもっと深く知ってから受診したい方は、ぜひ参考にしてください。

対面ではなくリモートで減量指導を受けられますか?

肥満外来では対面で減量指導を受けるのが原則ですとくに内科的治療、外科的治療については医師が直接指導する必要があるため、基本的に対面で指導を受けると考えておきましょう。

一方、リモートで指導を実施している病院も少なくありません。例えば、関西医科大学附属病院では、BMIが30以下の方にはインターネットによるサポートを実施してきました

また、長野県佐久市の佐久市立国保浅間総合病院では、測定した血糖値をもとに食事内容などの助言を行う「佐久リモートプロジェクト」を実施しています。

リモートでの指導を希望する場合は病院にその旨を伝え、リモートでの対応が可能かどうか聞いてみましょう。

肥満外来・治療では必ず運動をしなければいけませんか?

肥満外来では、基本的に運動を取り入れることになります。肥満外来で行われるのは、食事療法、運動療法、外科的治療、内科的治療です。

ダイエットの根幹は食事と運動にあるため、多くの病院・クリニックでは運動療法が行われると考えておいた方が良いでしょう。

ただし、無理に運動をしてモチベーション低下・体調悪化につながるのは問題です。

どうしても運動をしたくない場合や、体調的に運動が難しい場合は医師に相談し、運動以外で減量を進める方法がないか聞いてみましょう

まとめ

肥満外来は、医師による指導で無理なく減量ができる専門的なダイエット方法です。

これまでリバウンドを繰り返してきた方や、どうしても痩せられず健康面が不安な方は、肥満外来で専門の医師に相談してみましょう。

肥満外来では、治療の対象となれば保険適用でダイエットを進められます。自身が治療の対象となっているのかわからない方はまず医師に相談し、ダイエットが必要かどうか聞いてみましょう。

※本記事の情報は2022年6月時点のものです。
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<参考>

KM新宿クリニック

健美クリニック

あおやまクリニック

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