【東京】肥満外来でおすすめのクリニック5選!医療機関ならではの治療内容を紹介!

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肥満で悩んでいる方が受診する肥満外来ですが、世間一般に浸透しているものではないため、「どんな治療を行うのか」「どんな人が受診するべきなのか」このような疑問がある方も多いです。

そこでここでは、次の内容を解説します。

  • 東京で肥満外来治療を行うクリニックの選び方
  • 東京で肥満外来のあるおすすめのクリニック・病院
  • 肥満外来をおすすめする方
  • 肥満外来でできる主な治療内容
  • 肥満外来の診療の流れ

肥満外来の基本的な情報を徹底解説します。

おすすめのクリニックなども紹介するため、肥満外来のことを知りたい方から、どのクリニックを受診しようか悩んでいる方までぜひ参考にしてください。

目次

東京で肥満外来治療を行うクリニックの選び方

東京には、肥満外来治療を行うクリニックがかなり多くあるので、どのクリニックで治療を受けようか悩んでしまう方も多いことでしょう。

そんな方は、クリニックの正しい選び方を把握すれば、自身に最適なクリニックを選べます。おすすめの選び方は、次のとおりです。

  • 実績が十分
  • 適切な治療内容・治療方法の提案の有無
  • 医師やスタッフの人柄
  • 継続性の有無

1つずつ解説します。

実績が十分

東京で肥満外来治療を行う際は、実績が十分あるクリニックを選ぶようにしましょう。

これまでに、肥満治療を数多く行ってきたクリニックであれば、期待しているような結果になる可能性が高いです。

実績が不十分なクリニックを受診した場合、思ったように痩せられないなどの結果になる可能性が高くなります。

多くのクリニックは、ホームページで今までの実績を公開しています。また、実際に施術を受けた友人の話やSNSなどの口コミから、実績や感想を確認するのがおすすめです

いきなり気になるクリニックを受診するのではなく、気になるクリニックを複数ピックアップして、すべてのクリニックの実績を事前に確認しましょう。

患者さんに必要な治療内容・治療方法を提案できる

肥満外来を受診する際は、患者さんに必要な治療内容や治療方法を提案できるクリニックを選びましょう。

患者さんに必要な治療内容や治療方法を提案してくれるクリニックは、お客さん目線で考えているクリニックです。

このようなクリニックであれば、適切な料金で自身に合った最適な治療が受けられます。

必要な治療内容・治療方法を提案してくれないクリニックを受診してしまうと、安易に脂肪吸引や脂肪溶解注射などをすすめられ、高額な請求やリスクを伴う治療を受けることになる可能性もあるため、注意しましょう。

実際に受診しないと、そのクリニックが必要な治療内容や治療方法を提案できるクリニックなのか判断できませんが、受診した方の口コミなどを参考にすれば、最適なクリニックが選べます。

時間とお金を無駄にしないためにも、必要な治療内容や治療方法を提案できるクリニックを選ぶようにしてください。

医師やスタッフの人柄

クリニックを選ぶ際は、医師やスタッフの人柄にも注目する必要があります。

肥満外来は、一度受診したら終わりではなく長期的に通院することが多いため、医師やスタッフの人柄が悪いと、通院のたびに嫌な思いをしたり治療途中に通院しなくなったりする方もいます。

通院しづらくならないためにも、医師やスタッフの人柄は大切です。

実際に受診しないと、医師やスタッフの人柄を完璧に把握することはできませんが、こちらも実際に受診した方の口コミや感想を参考にすれば、大体の雰囲気は確認できます。

気になるクリニックの名前を検索し、口コミや実際に受診した方の感想などを見て、自身と合いそうな人柄の医師やスタッフが在籍しているか確認してから受診するようにしましょう。

定期的・継続的に通いやすい

肥満外来のクリニックを選ぶ際は、定期的・継続的に通いやすいクリニックを選びましょう

肥満外来は、1度受診して終わりというわけではなく、計画通りに体重が落ちているか確認したり、ダイエットをする上での悩みの相談などをしたりするため、何度も通院する可能性が高いです。

そのため、自宅から近いクリニックや会社から近いクリニックなどの定期的に通いやすいクリニックを選ばないと、通院が負担になり治療の途中に通院しなくなってしまうことも考えられます。

最初に計画したとおりに体重を落としていくためにも、定期的・継続的に通いやすいクリニックを選ぶことをおすすめします。

東京で肥満外来のあるおすすめのクリニック・病院

ここでは、東京で肥満外来のあるおすすめのクリニックや病院を紹介します。東京でクリニックを探している方は、是非参考にしてください。

【渋谷院・新宿院・池袋院・上野院・銀座院】ディオクリニック

主なメニューの料金記載なし
アクセス渋谷院:東京都渋谷区宇田川町33-1 グランド東京渋谷ビル4階
新宿院:東京都 新宿区新宿4丁目2-23 新四curumuビル 地下1階
池袋院:東京都豊島区東池袋1-23-9 近代グループBLD 10号館 4階
上野院:東京都台東区東上野2丁目18-6 常盤ビル地下1階
銀座院:東京都中央銀座5丁目9-11 銀座ファゼンダ 4階
診療時間・曜日10:00-20:00
休診日:年末年始 ※店舗により異なる

都内で5店舗展開しているのがディオクリニックです。

医療ダイエットに特化したクリニックで、スタッフも施術に慣れており安心です。また、過度な食事制限や運動の必要は一切なく、手術も伴わないため痛みが不安な方にピッタリでしょう。

ディオクリニックの料金は月額制で、費用は個人の体の状況や施術内容によって変わってきます。料金の詳細については、無料カウンセリングの際に相談してみてください。

【杉並区】浜田山ファミリークリニック

主なメニューの料金記載なし
アクセス浜田山駅から徒歩3分
診療時間・曜日9:00~13:00、15:00~18:00
(水曜・日曜・祝日休診)

浜田山ファミリークリニックは、開業して50年の歴史と実績のあるクリニックです。約20年間救命センターに勤務してきた経験があるので、安心して任せられます。

内科の対象疾患として、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームなどの治療をおこなっているため、肥満に悩んでいる方は、是非受診してみてください。

保険適用の対象や費用などはホームページに記載されていないため、問い合わせてみましょう。

【新宿区】KM新宿クリニック

主なメニューの料金・GLP-1ダイエット注射:22,000円〜
・脂肪溶解注射:3,850円〜
・脂肪冷却:38,500円〜
アクセス西武新宿駅から徒歩1分
診療時間・曜日11:00~19:00
(月曜・木曜・年末年始休診)
※料金は税込表記です。

KM新宿クリニックは、西武新宿駅から徒歩1分の場所に位置するクリニックなので、会社や学校に通っている方も通いやすいです。

主なメニューとしては、脂肪溶解注射や脂肪冷却などの医療行為が中心で、脂肪を物理的に除去できます。

自由診療のため、保険が適用できず高額な料金になります。モニターとして施術を受ければお得な料金で受けられるため、気になる方は検討してみましょう。

【渋谷区】渋谷セントラルクリニック

主なメニューの費用目安・ダイエット・アンチエイジングプログラム:341,000円〜
・HCGプログラム:242,000円〜
アクセス渋谷駅より徒歩2分
診療時間・曜日・月~土:10:00~19:00
・日:10:00~18:00
※料金は税込表記です。

渋谷セントラルクリニックは、血液検査の結果によって、患者さんに最適なダイエットプログラムを提示してくれるため、今まで自身に合うダイエット方法がわからなかった方も安心です。

プログラムの内容は、運動や食事、サプリなどを併用して行われ、運動は脂肪を燃焼しやすい加圧トレーニングが中心のメニューになります。

【千代田区】メディケアダイエット

主なメニューの費用目安・カウンセリングコース:30,000円
・漢方コース:50,000円
・ベーシックコース:80,000円
アクセス飯田橋西口より徒歩6分
診療時間・曜日10:00〜18:00(日曜・祝日休診)
※料金は税込表記です。

メディケアダイエットは、満足度86%・成功実績5,000件以上のクリニックで、3つのダイエットコースから最適なコースを提示してくれます。

とにかく我慢をさせないダイエット方法を提示してくれるため、無理な食事制限や激しい運動などはプログラムに組み込まれていません

ダイエット後もリバウンドすることなく、体重を維持できている方が多くいるため、リバウンドが怖い方も安心して受診してみてください。

【江戸川区】葛西内科皮膚科クリニック

主なメニューの費用目安記載なし
アクセス「葛西駅」西口から徒歩4分
診療時間・曜日月・火・木・金:9:00~12:30、14:00~18:00
土・日:9:00~12:30
水・祝日休診

葛西内科皮膚科クリニックは、糖尿病専門の医師が在籍しているため、肥満で糖尿病を患っている方は、ダイエットと一緒に治療も受けられます。

葛西内科皮膚科クリニックの肥満治療は、食事療法・運動療法・薬物療法を組み合わせて最適な治療をおこなっているため、注射などの医療行為によるダイエットはしたくない方におすすめです。

また、近隣の高次医療機関とも連携しているため、重症の方を適切な病院へ紹介することもできます。

肥満外来をおすすめする方

肥満外来は、すべての方におすすめできるわけではありません。おすすめできる方は次のような方です。

  • BMIが35以上の高度肥満症の方
  • BMI25以上で肥満に関連した健康障害がある方

自身に当てはまるポイントがあるか確認してみましょう。

BMIが35以上の高度肥満症の方

BMIが35以上の高度肥満症の方には、肥満外来をおすすめします。

BMIが35以上の方は、高度肥満症に該当し診断や治療が必要とされています。また、BMIが35以上ある高度肥満症の方は、基本的に保険診療が適用されるので、3割負担で肥満外来を受診できます。

BMIが35を超えると、次のような病気を引き起こす可能性が高くなるため、注意しましょう。

  • 睡眠時呼吸障害
  • 心不全
  • 皮膚疾患
  • 運動器疾患
  • 精神疾患

BMIが35以上の方の中で、すでに上記の病気の前兆が見られるような方は、すぐに治療を受けることをおすすめします。

BMIが35以上でも、肥満に関連する疾患や障害が見られない方は、肥満外来で治療を受ける必要はありません

お相撲さんがその一例です。お相撲さんのほとんどはBMIが35以上ありますが、肥満外来を受診している方はほとんどいません。

BMI25以上で肥満に関連した健康障害がある方

BMIが35以上の方以外に、BMIが25以上の方で肥満に関連した健康障害がある方も、肥満外来の受診をおすすめします

具体的には、BMIが25以上の方で次のような健康被害がある方は、ぜひ検討してみてください。

  • 高血圧
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 脂肪肝
  • 脂質異常症
  • 脳梗塞

また、診断の基準には含まれていませんが肥満と大きく関係している疾患として、次のような疾患があります。

  • 胆石症
  • 気管支喘息
  • 皮膚疾患
  • 胃食道逆流症
  • 悪性疾患

上記の疾患は、進行すると命に関わるものもあるため、BMIが25以上あり、高血圧や睡眠時無呼吸症候群などの症状が見られる方は、早めに肥満外来を受診するようにしてください。

睡眠時無呼吸症候群を伴う

BMIが25以上の肥満症の方で、睡眠時無呼吸症候群の症状が見られる方は、特に注意しましょう

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時の呼吸障害の一種です。寝ている際10秒以上呼吸が止まる状態が1時間に5回以上、または7時間に30回以上ある場合に睡眠時無呼吸症候群と診断されます

扁桃の肥大化や舌が気道を塞ぐことが原因です。狭くなった気道を無理やり空気が通るため、ひどいいびきが発生します。

しっかりとした睡眠が取れないため、日中の睡魔に襲われる・疲れが取れない・頭痛などと言った症状が現れるのが特徴です。

症状が進行すると、肺高血圧症や夜間不整脈などの合併症を引き起こすため、睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状が見られる方は、すぐに治療を受けましょう。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病が伴う

BMIが25以上ある方の中でも、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を伴う方も注意が必要です。

生活習慣病の具体的な例を挙げると、次のような疾患があります。

  • 糖尿病
  • 脂質異常
  • 高血圧症
  • 心血管疾患
  • 動脈硬化症

例えば、糖尿病が進行すると、失明や透析が必要になるなど、目・腎臓・神経に影響が出て、さらなる合併症を引き起こす可能性があります。

合併症以外にも、糖尿病によって動脈硬化が進行することも大変危険です。心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こす原因にもなるため、注意しましょう。

膝や腰に負担がかかっている

BMIが25以上ある方の中で、膝や腰に負担がかかっている方も肥満外来をおすすめします。

BMIが25以上あり、肥満による健康被害がある方は肥満外来を受診した方がいいと紹介してきました。

さらに肥満の健康被害には生活習慣病などの病気以外に、膝や腰に負担がかかって起こる「運動器疾患」も含まれます。

体重が重すぎると、膝や腰に大きな負担がかかり、変形性関節症や変形性脊椎症、手指の変形性関節症などを引き起こします。

例えば、BMIが25以上で、膝の痛みがあるにもかかわらず病院に行かずに放置していると、膝の変形性関節症が重症化してしまうため注意が必要です

膝の変形性関節症が重症化すると、膝の軟骨や半月板がなくなって骨が剥き出しになり、痛みが強くなるため、早めに肥満外来を受診しましょう。

肥満外来でできる主な治療内容

肥満外来を受診しようと思っている方のなかには、どんな治療をおこなうのか気になる方も多いです。不安なまま受診することがないように、治療内容を把握しておきましょう。

肥満外来でできる主な治療内容は次のとおりです。

  • 薬物療法
  • 医療行為・外科的治療
  • カウンセリング中心の治療

1つずつ解説していきます。

薬物療法

肥満外来では、薬物治療が行われます。

薬物治療と聞くと、不安に思う方もいるかもしれませんが、医師の指導のもと、人それぞれにあった最適な治療薬を処方してくれるため、安心です。

薬物治療では、主に次の2種類の効果が期待できる薬が処方されます。

  • 食欲を抑える薬
  • 代謝を良くする漢方薬

1つずつ解説します。

食欲を抑える薬の内服

肥満外来では、食欲を抑える薬が処方されます。処方される薬の名前は次のとおりです。

  • マジンドール
  • フェンテルミン
  • ジエチルプロピオン

上記の中でも、マジンドールが処方されることが多いです。マジンドールを服用すると、食欲に関係する脳の神経に作用し、食欲が抑えられるので、暴飲暴食などをしなくなります。

マジンドールは、肥満症の方に対して処方する薬として日本で認可されている薬のため、安全です。

食欲を抑えられるメリットがある反面、副作用として便秘や悪心、嘔吐などの症状が現れる可能性もあると把握しておきましょう。

また、3か月以上服用し続けると、依存性が高まってしまうことがあるため、投与期間は必ず3か月以内に抑える必要があります。

代謝を良くする漢方薬の内服

肥満外来では、代謝を良くする漢方薬も処方してくれます。代謝を良くする漢方薬として処方されることが多いものは次のとおりです。

  • 防風通聖散
  • 防已黄耆湯

防風通聖散は、漢方薬の中でも肥満症に処方されることが多い漢方薬で、便秘を解消して代謝を上げる効果があるため、脂肪燃焼効果が期待できます

また、同時に食欲を抑える効果もあるため、肥満症に効果的な漢方薬です。

防已黄耆湯は、女性に処方されることの多い漢方薬で、体温を上げて消化管の働きを良くし、水分代謝を上げる効果が期待できます。特に、水太りやむくみで悩んでいる方におすすめです。

自身にどの漢方薬が最適かわからない方も、肥満外来を受診すれば担当の医師が適切な漢方薬を処方してくれるため安心してください。

医療行為・外科的治療

肥満外来の中には、薬物療法だけでなく医療行為や外科的治療で肥満を解消するクリニックや病院もあります。

患者さんの肥満具合によっては、薬物治療ではなく医療行為や外科的な治療の方が最適なことも多いです。医療行為や外科的治療の具体的な治療方法には、次のようなものがあります。

  • 脂肪溶解注射
  • 脂肪吸引
  • 胃のバイパス手術

1つずつどんな治療か解説します。

脂肪融解注射

脂肪溶解注射は、気になる脂肪に直接注射で薬剤を注入し、脂肪を溶かす治療方法です。

溶けた脂肪は血管を通って汗や尿に変わって体外に排出されるため、体内にそのまま留まることはありません。

脂肪融解注射は注射を使用するため、二の腕や脇腹、膝の上などの脂肪をピンポイントに溶かせるメリットがあります。

また、施術自体も簡単です。10分程度で終了するため、時間がない方や会社に通いながら通院する方なども通いやすく、施術を受けながら普段どおりの生活が送れます。

脂肪吸引

脂肪吸引は、脂肪が気になる部分をメスで切開し、その部分にチューブを入れて脂肪を吸引する治療です。

脂肪吸引は脂肪を直接吸引するため、リバウンドしにくく痩せられます。脂肪溶解注射と同じく、部分的に施術して気になる部分の脂肪のみ取り除けるのも大きなメリットです。

反対に、ダウンタイムが長かったり、たるみやすくなったりするデメリットもあります。脂肪吸引の施術自体は比較的短時間で終わりますが、ダウンタイムは2〜3週間とかなり長いです。

痛みやむくみ、腫れなどが続くため、会社に通勤する必要がある方などは、仕事のスケジュールに合わせて最適な施術日を決めるようにしましょう。

胃のバイパス手術

薬物療法で十分な詠歌が得られなかった場合は、最終手段として胃のバイパス手術を行う場合もあります。胃のバイパス手術の種類は、次の4つです。

  • 腹腔鏡下スリーブ状胃切除術
  • 腹腔鏡下調節性胃バンディング術
  • 腹腔鏡下ルーワイ胃バイパス術
  • ​​腹腔鏡下スリーブバイパス術

患者さんの状態に合わせて上記の中からどの手術をおこなうのか決定されます。

胃のバイパス手術の目的は、胃を小さくして少しの食事で満腹感を感じられるようにすることです。また、小腸の長さを短くして、食事から吸収する栄養を制限することもできます。

胃のバイパス手術は、肥満の方なら誰でもできるわけではありません。BMIが35以上であることや肥満に関連する疾患を患っていることなどが条件です。

カウンセリング中心の治療

肥満外来には、薬物療法や医療行為による治療ではなく、カウンセリング中心の治療もあります。肥満に悩んでいる方は、自分の見た目に対してコンプレックスを持っていることが多いです。

そのような方には、薬物や医療行為以外に、カウンセリングによるメンタル面へのアプローチも効果があります

カウンセリングでは、患者さんの日常生活の細部までヒヤリングし、1人1人に最適なダイエット法を提供します。

メンタルのサポートも受けつつ、モチベーションを維持しながらダイエットしたい方におすすめです。

食事指導

カウンセリングによる治療では、食事の指導が行われます。

食事指導は、患者さんの体質や生活習慣、遺伝的な要素を細かくヒアリングし、医師や栄養士が普段の食事を目標の体重に見合った食事内容に見直すことで、体重減少を目指す治療です。

1人1人に合った食事内容を指導してくれるため、無理なく継続できます。今まで、無理な食事制限で体重を落とし、健康を損ねたりリバウンドすることが多かった方も安心です。

具体的には、次のような指導が行われます。

  • 食事メニューの立て方
  • 食事のとり方
  • 生活習慣の改善

今まで気の済むまで食事をとっていた方や、栄養を考えずに食事をとっていた方も、正しい知識や正しい食事の取り方を指導してもらえるます。

食事指導で痩せたい方は肥満外来を受診してみてください。

運動療法

肥満外来のカウンセリング中心の治療では、食事指導と並行して運動療法がおこなわれることも多いです。

運動療法では、エネルギーを多く消費するために有酸素運動が多く取り入れられます。有酸素運動で酸素を多く使用すると、脂肪や糖が分解されるため、痩せやすいです。

運動療法で主に取り入れられる有酸素運動には、次のようなものがあります。

  • 水泳
  • ウォーキング
  • サイクリング
  • エクササイズ

運動療法では、上記のような一定の強度で動き続けられる運動をすることが多いです。

このような有酸素運動を無理に続けるのではなく、日々の日常生活のなかに無理のないように組み込まれています。

運動を中心としたダイエットが継続できなかった方も安心してください。

肥満外来の診療の流れ

肥満外来を受診すると、次のような流れで診療が進みます。

  • 問診やカウンセリング
  • 血液検査
  • ダイエットプログラムの提案や実施
  • アフターフォロー

ほとんどの肥満外来が上記のような手順で進むため、受診する前に一度流れを確認しておきましょう。

1:事前予約し、問診・カウンセリング

まずは、待ち時間を短くするために事前予約をしましょう。電話やホームページから予約が取れます。

当日は、ダイエットのプログラムを組む際の参考にするために、問診やカウンセリングをおこなうため、生活スタイルや食生活などをできるだけ細かく伝えましょう

肥満外来を受診する経緯や合併症の有無なども聞かれるため、正しい情報を伝えるようにしてください。

2:血液検査

問診やカウンセリングが終了したら、次に血液検査を行います。

この血液検査で異常が見つかり、ダイエットプログラムと並行して健康障害の治療を進めることになる場合も少なくありません。

3:ダイエット(減量)プログラムの提案・実施

次に、カウンセリングの内容や血液検査の結果を考慮して、管理栄養士などが患者さんの負担にならない最適なダイエットプログラムを提案してくれます。

具体的には、どの種類の薬剤を処方するか、どんな運動を取り入れるのかなどを詳しく説明しながらダイエットの内容を解説してくれます

不安なことやわからないことがある方は、この時にしっかり質問しておきましょう。

4:アフターフォロー

肥満外来は、1度受診したら終わりではありません。

受診するクリニックや病院によって異なりますが、ダイエットプログラムは数ヶ月間を一区切りにして、どのくらい減量したのかなどを確認します。

減量の度合いによって今後のダイエットプログラムの内容を変更するのか、今のまま継続するのかなどを判断するアフターフォローを行ってくれます

そのため「肥満外来を受診したけど体重が思ったより減らない」と感じた場合も安心です。

定期的に血液検査を実施して、薬の副作用によって内臓がダメージを受けていないかなども検査してくれるため、薬物療法に不安がある方も安心して治療を受けられます。

肥満外来に関するよくある質問

ここでは、肥満外来に関するよくある質問とその回答を紹介します。肥満外来についての不安や疑問がある方は、是非参考にしてください。

肥満症治療で保険適用となる条件とは?

肥満症治療で保険適用となる条件は、次のとおりです。

  • BMIが35以上の場合
  • BMIが25以上かつ肥満に関連した健康被害がある場合
  • 肥満によるその他の健康被害を伴う場合

肥満に関連した健康被害とは、睡眠時無呼吸症候群や脂質異常症、糖尿病などを指します

上記のどれかの条件に当てはまる方は保険が適用されますが、当てはまらない方は自由診療となり、保険適用外です。

クリニックや病院によっては、上記の条件に当てはまる場合でも保険適用外となる場合もあるため、気になる方は、受診しようと考えているクリニックや病院に問い合わせてみましょう。

肥満症は、循環器にも影響しますか?

肥満症は、循環器にも影響します。肥満症が原因で引き起こされる循環器の病気の一例を挙げると、次のとおりです。

  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 動脈硬化

進行すると命に関わる病気もあるため、注意が必要です。特に、肥満で健康被害がすでに現れている方は、肥満外来を受診しましょう。

まとめ

今回は、肥満外来の選び方や治療内容、おすすめのクリニックなどを紹介してきました。東京で肥満外来のあるクリニックや病院を選ぶ際は、次のポイントに気をつけて選びましょう。

  • 実績が十分
  • 適切な治療内容・治療方法の提案の有無
  • 医師やスタッフの人柄
  • 継続性の有無

特に、クリニックや病院の実績は大切です。自身と同じような境遇の患者さんの体重が改善された実績があると安心して治療を受けられます。

自身でクリニックや病院を選ぶのが難しい方は、本記事内で紹介したおすすめのクリニック・病院を参考にしてください。

肥満が進行すると、さまざまな病気を引き起こす原因にもなるため、早めに肥満外来を受診するようにしましょう

※本記事の情報は2022年4月時点のものです。
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<参考>
浜田山ファミリークリニック
渋谷セントラルクリニック
メディケアダイエット

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