肥満外来は体重何キロから?適切な減量方法で健康を取り戻そう!

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自分でダイエットをするだけでは適正体重にはなれない方や、肥満以外にも病気の疑いがある場合は、肥満外来で治療を受ける必要があります。

しかし、肥満外来は何キロから通うべきなのか、クリニックに行くほどの肥満ではないのではなど、自分の体型で受診すべきか迷う方も多いです。

また、肥満外来では保険が適用されるのか、どのような治療をするのか知っておきたい方もいるのではないでしょうか。

そこで、肥満外来で行われる治療法や、保険が適用される条件などを詳しく紹介します。

目次

肥満外来での肥満治療は体重何キロ(kg)から?

肥満外来では、体重や身長のデータを基に、肥満治療が必要かどうかを判断します。肥満度の計算方法や、肥満のリスクについて紹介します。

指標はBMI(体重と身長から算出される肥満度)

肥満外来で治療をするべきかどうかは「何キロから」という体重ではなく、BMIを指標にします

BMIは体重㎏÷(身長m)²です。日本肥満学会では、肥満症診療ガイドラインを作成しており、BMI(体格指数)が25以上の方は肥満、35以上になると高度肥満だとしています。

高度肥満だと診断された方のなかで、肥満が原因となる高血圧、耐糖能障害、脂質異常症など、11の疾患を併発している場合や、内臓脂肪が蓄まっている方は高度肥満症、肥満症と定義されます。

肥満症や高度肥満症と診断された場合は、健康を害する可能性が高いため、肥満外来で減量プログラムを受けたり体重を管理したりといったことを推めています。

なお、厚生労働省が公表している「平成29年国民健康・栄養調査」では、BMIが25以上で20歳以上の肥満の方の割合は男性が30.7%、女性が21.9%でした。

性別問わず、10年程は割合が変わらず推移しています。

年代別のデータでは、男性は40歳代が最多、次に60歳代ですが、女性は年齢を重ねると肥満の方の割合が増え、50歳代では22.2%、60歳代で25.8%、70歳代では26.5%となっており、50代以降の女性のおよそ4人に1人が肥満と診断されているのです。

症状の軽い人向けのダイエットメニューもある

高度肥満や肥満が原因の病気を抱えている方は、肥満外来で治療する必要があります。

しかし、肥満の症状が軽い方はカウンセリングや食生活・生活習慣の指導などのダイエットも用意されています。

ここでは、症状が軽い人に適したダイエットメニューを紹介します。

食欲抑制剤

食欲抑制剤は、厚生労働省が認可している薬です。薬の有効成分が食欲をつかさどる中枢に作用し、食べ過ぎを抑える効果が期待できます

また、基礎代謝を上げる効果も期待できるため、普通に生活をしているだけでも脂肪燃焼効果を得られることもメリットです。

脂肪吸引抑制剤

脂肪吸引抑制剤は、ご飯を食べる前に飲むことによって食材に含まれる脂肪分を腸で吸収せず尿や便、血液から排出する効果が期待できます。

症状が軽い方がダイエットする場合や、ダウンタイムや痛みがある治療をしたくない方におすすめのダイエットメニューです。

GLP-1飲み薬

GLP1ホルモンの内服薬を使用したダイエットメニューです。GLP1は、太りやすい体質を改善したい場合や、全身バランスよく痩せたい方、通院する回数を減らしたい方には最適です。

GLP-1注射

GLP-1は、飲み薬だけではなく注射もあります。血液から薬品を取り込めるため、高い効果が期待できるでしょう。

体内に薬剤を注射することによって食欲を抑制し、基礎代謝を向上する作用があります

なお、GLP-1ホルモンの注射は針は細いため、痛みは感じにくいです。投与する量によって費用は異なりますが、安いもので月に2万円からが目安となります。

注射を使用したダイエットメニューは効率よく有効成分を摂取できますが、自分で注射を打つ必要があることがデメリットです。

脂肪融解注射

ダイエットしたい部位に脂肪融解剤を注射して、脂肪を溶かして部分ダイエットをする方法です。脂肪融解注射はダウンタイムもほとんどなく、体に負担がかかりにくい事がメリットです。

そのため、体に負担をかけずに手軽にダイエットをしたい方にも効果的でしょう。安いクリニックで、1万円ほどから注射を受けられます。

脂肪冷却

脂肪冷却は、脂肪を冷やすことによって結晶化させ、老廃物に変えて排出させる施術です。脂肪が蓄積しやすい方や、腹部や太ももなどの部分痩せをしたい方に適しています。

治療を始めてから1か月ほどで効果が実感できることが一般的で、体に負担がかかりにくく、冷却することで皮膚の赤みも3時間ほどで元に戻ります

脂肪が多いものの重度の肥満症ではない場合や、施術の痛みに不安がある方に最適です。なお、1回の照射は3万円ほどが目安です。

カウンセリングメニュー

食生活や日々の過ごし方をカウンセリングをしたうえで、一人ひとりに適したプログラムを作っている肥満外来もあります。

カウンセリングメニューは食事制限などをサポートしてもらえるメニューであり、数か月間のプログラムが組まれることがあります

ダイエットに成功した後の健康維持や体型維持を目的としており、食生活や生活習慣の改善が重要視されます。

担当の医師や看護師、管理栄養士と相談をしながらダイエットを進めるため、モチベーションをキープしやすいでしょう。

ダイエットに成功してもリバウンドしてしまう方や肥満による合併症がある場合、一人ではモチベーションを保てない方におすすめです。

クリニックごとにプログラムの種類は異なりますが、月に1万円ほどから治療を受けられることが一般的です。

肥満外来で保険適用されるケース

肥満外来での治療は、自費ではなく保険が適用されたほうが良いという方が多いでしょう。

そこで、肥満外来で保険適用される条件や症状を紹介します。なお、クリニックにより異なる場合があるため、必ず確認をしてください。

BMIが35以上の重度肥満症の方

肥満は、骨格から判断して標準以上に脂肪が蓄積している体型のことです。「何キロから肥満」ということではなく、太っている体型のことで、病気ではありません。

肥満かどうかは体内に蓄積している脂肪の量によって異なりますが、重度肥満症かどうかを判断するためにはBMIと呼ばれる数値が用いられます

BMI(BodyMassIndex)は、体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で計算します。WHOが定めた肥満の基準はBMIが30kg/m²以上です。

しかし、日本では日本肥満学会が定めた指標が治療に使われており、BMI25kg/m²以上は肥満治療が必要と診断されます。

BMI基準はクリニックの治療で利用されており、BMIが35以上は高度肥満のため早期治療が必要だと診断されます。

重度の肥満症の方は、痛風や脂肪肝、高脂血症や脂質異常症、糖尿病、心臓や脳の血管性疾患など、さまざまな病気を併発することがあるため注意が必要です

なお、BMIが35以上の重度肥満症の方は、保険適用で手術や治療を受けることができます

BMIが32.5~34.9の方でも、合併症によっては保険適用されることがあるのでクリニックで相談してみるといいでしょう。

BMIが30以上で糖尿病や睡眠時無呼吸症候群などを合併している方

BMIが30以上の肥満症の方で、糖尿病や睡眠時無呼吸症候群、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、痛風などを合併している場合は、保険が適用されることがあります

肥満症の方は関節や腰椎にも負担がかかるため、若い方でも関節痛を起こし、運動障害になるケースが珍しくありません。

また、合併する病気のなかには動脈硬化によって心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険があるため、早めに治療をする必要があるでしょう。

合併症があっても、体重を2.5%減量するだけで血圧の数値や血液検査の結果が改善されることが多いです。

重度の高血圧、脂肪肝、脂質異常症、糖尿病、痛風発作がある場合には保険が適用されるため早期治療をしましょう。

肥満外来で保険適用される施術内容

肥満外来で行われる治療にはさまざまな種類がありますが、各治療法が保険適用される条件は異なります。そこで、保険適用の条件や治療の特徴を紹介します。

サノレックスの内服

サノレックスは食欲を抑える薬です。空腹を実感しにくくなるため、食事の量が自然に減少します。

また、代謝を向上させる効果が期待できるため、運動療法と同時に利用することによって高い肥満解消効果が期待できるでしょう

最大服用期間は3か月ですが、緑内障や重度の、心臓・すい臓・腎臓・肝臓の病気がある方、高血圧症や脳血管障害、抑うつ不安、異常興奮状態の方や、統合失調症などの精神疾患がある方、アルコールや薬物の依存症の方は服用できません。

また、サノレックスが保険適用される条件は、BMIが35以上の方です。そのため、重度の肥満症の方は保険が適用され、費用の負担が軽減できます。

漢方薬(防風通聖散・防已黄耆湯など)の内服

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、大柴胡湯(だいさいことう)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) などの漢方薬は、肥満外来で処方された場合に保険適用になることがあります

防風通聖散とは、便秘の解消や食欲を抑える作用が期待できる漢方薬で、代謝を上げるサポートもおこなえます。

脂肪燃焼効果や便秘解消効果も期待できるため、余計な水分が排出され、身体の水分バランスを整えます。

また、脂肪が原因で腹部が大きく見える方、食欲を抑えられない方、皮下脂肪が多い方にも処方されます。

防風通聖散は、動悸や軽度の副作用が出ることがありますが、下痢や腹痛、吐き気や胃の不快感を軽減する効果も期待できます。

大柴胡湯は、元々筋肉質な方、特に男性に処方されることが多いです。ストレスが原因で食べすぎたり飲みすぎたりしたことが原因で肥満になった場合に、処方されます。

食欲抑制効果が期待できますが、肝機能障害、下痢、間質性肺炎などの副作用が出ることがあるため注意しましょう。

防已黄耆湯は、筋肉が少ない方、とくに女性にむくみに悩む方に処方されることが多くあります。身体を温めることで内臓機能を楮湯させ、水分を排出する効果が期待できます。

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術は、保険適用される手術です。胃のほとんどを切除し、細長く形成することで食べる量を減らします。

胃の大きさがバナナ1本分ほどになり、胃から分泌する食欲促進ホルモンの量も減少するため、食欲抑制効果も高いです。

なお、栄養は吸収できるため、栄養不足で健康被害が起こることなく、重度の肥満症の方に有効だと言えるでしょう。

ただし、切除した胃は元に戻せない点を理解しておく必要があります。

また、肥満外来で保険適用するためには、6か月以上内科治療を行っても効果を得られないこと、BMI35以上で糖尿病、高血圧症、睡眠時無呼吸症候群、脂質異常症のどれかひとつを合併していることが条件です

肥満外来の主な流れ

肥満外来に行く場合、どのような流れで診察や治療を行うのでしょうか。クリニックごとに違いはありますが、主な流れをチェックしておきましょう。

1:初回カウンセリング

初回カウンセリングでは、食生活や生活習慣のほか、肥満の合併症はあるか、肥満の原因やこれまで手術や大きな病気をしたことがあるかなどを質問されます。

問診表に簡単に記入したうえで、医師と直接話をします

2:各種検査

肥満外来では、血液検査や内臓脂肪の検査、尿検査が行われます。血液検査はコレステロール値、中性脂肪値などを判断する検査です。

また、血液検査で内臓の状態や代謝も分析して、尿検査によって合併症の有無をチェックします。各種検査で無理なダイエットをしていないかどうかも確認されます。

なお、尿検査をする際は、サプリメントやジュースなどは飲まず、排尿のタイミングも調整しましょう。内臓脂肪の検査ではウエストを測って行われます。

男性が85cm以上、女性が90cm以上あるとメタボリックシンドロームと診断されます。ただし、ウエストを測るだけでは正確に判断できません。

そのため、X線CTで体の断面をチェックし、内臓脂肪の量を確認します。なお、内臓脂肪の検査で行うCTは痛みがなく、X線被爆の確率も低いため安心して受診してください。

3:個々に必要なダイエットプログラムの作成

ダイエットプログラムは、食事、運動、内科的・外科的治療などが挙げられます。

食事改善の指導

食事改善の指導は、栄養のバランスや食事のタイミング、食べる量などを見直すプログラムです

食事の内容や食べる量をヒアリングしたうえでプログラムを組むため管理栄養士が担当することが多いです。

患者さんの性格やライフスタイル、健康状態などを加味して無理なく続けられるような食事改善の指導をしてもらえます。

運動療法

運動療法は、摂取エネルギーを消費するための運動プログラムを提案する治療です。

とくに、ジョギングや水泳など、一定時間同じ運動することで脂肪燃焼させる、有酸素運動が多く提案されます。

有酸素運動では、酸素を使うことで脂肪や糖分を分解できます

内科的治療

内科的治療は、脂肪吸引抑制剤や食欲抑制剤を使用した治療です。GLP-1は肥満外来で処方されるポピュラーな薬剤で、糖尿病治療で使用されています。

近年は肥満外来で使われることが多く、海外では肥満の治療薬として認可されているところもあります。

外科的治療

外科的治療は、脂肪吸引が挙げられます。脂肪吸引は手術をして脂肪除去する方法で、部分麻酔や全身麻酔をして脂肪を減少させたい箇所の脂肪を直接吸引します。

吸引口はメスで切開しますが数ミリ程度のため、傷痕は目立ちません。直接脂肪吸引することで高い効果を得られますが、ダウンタイムがあります。

ほかの治療法では一定期間薬の服用や食事療法、運動療法を継続しなければなりませんが、脂肪吸引は1回の施術でダイエット効果を実感できるのが魅力です

なお、脂肪吸引する脂肪の量は調整できるため、腹部のみ、太もものみなど、細かい要望にも対応してもらえます。

ただし、脂肪吸引をすると痛みや内出血、むくみなどの副作用があり、筋肉痛のような痛みが1週間、出血やむくみが3週間程度続くことに注意が必要です

脂肪吸引をする場所や脂肪の量によってダウンタイムの症状は異なりますが、吸引した脂肪の量が多いとダウンタイムも長くなります。

また、外科的治療は1回の治療費が高額なため、簡単には決断できないでしょう。

しかし、内科的治療は継続して行わなければならず、一定期間治療費を支払い続けなければならないため、合計費用は内科的治療、外科的治療で大差はないといえます。

4:医師や栄養士による指導内容の実践

肥満外来では、医師や管理栄養士が継続できるダイエット方法、効率よく効果を実感できるプログラムを検討してくれます。

プログラムでは、食事の記録や毎日体重を測ったり、食欲抑制効果が期待できる内服薬や脂肪の吸収を抑える薬を処方されたりします。

たとえば、内服薬の使用と食事療法、運動療法を組み合わせるなどです。

また、指導内容の実践をしながら進捗状況を定期的に報告し、相談やアドバイス、アフターフォローなどを受けます

肥満外来で治療を受けるメリット

自分でダイエットをするのではなく、あえて肥満外来に行く必要性に疑問を抱く方も多いでしょう。

肥満外来を受診し、専門医の治療を受けることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。肥満外来で治療を受けるメリットを2つ紹介します。

自身にとって効果的で安全な減量方法がわかる

肥満外来のダイエットの方法はさまざまで、簡単な食事制限や自己管理で減量できるのか、内服薬や外科治療が必要なのかなど個人によって異なります。

自己判断でダイエットをしても効果を得られなかったり、過度な食事制限や運動をして健康に悪影響を及ぼしたりするケースは少なくありません。

専門医の診断を受けることで、健康を害するような無理なダイエットをせず、安全かつ健康的に減量する方法がわかります

精神的なフォローで継続できる

肥満外来には定期的に通院して、食事内容や運動の有無を報告し、健康チェックを行います。

専門医や看護師、管理栄養士、カウンセラーなど複数のスタッフがサポートしてくれるため、モチベーションを維持しやすいです。

また、食事や運動、服薬など普段と異なる生活をすることにストレスを感じる方も多いでしょう。

クリニックのスタッフが悩みを聞いたり共感してくれたりと、精神面のフォローも受けられるため、減量プログラムを継続しやすくなります。

肥満外来のあるおすすめの病院・クリニック

肥満外来がある病院・クリニックは全国にありますが、とくに知名度が高く肥満外来に力を入れているクリニックを紹介します。

アクセス・診療時間・診療日・休診日・保険適用かどうか、減量方法の特徴についてチェックしてみましょう。

【東京・大阪・京都・福岡】ディオクリニック

アクセス【渋谷院】
渋谷区宇田川町33-1 グランド東京渋谷ビル4階
【新宿院】
新宿区新宿4丁目2-23 新四curumuビル 地下1階
【池袋院】
豊島区東池袋1-23-9 近代グループBLD 10号館 4階
【上野院】
台東区東上野2丁目18-6 常盤ビル地下1階
【銀座院】
中央銀座5丁目9-11 銀座ファゼンダ 4階
【大阪梅田院】
大阪市北区曽根崎2丁目8-5お初天神EAST BLDG2階
【京都院】
京都市下京区立売東町四条通麩屋町西入28 サキゾウプラザビル地下1階
【福岡院】
福岡市中央区天神2-8-22 ウエストサイド天神ビル3階
診療時間10:00-20:00
休診日:(店舗によって)年末年始

東京・大阪・京都・福岡(予定)で展開しているのがディオクリニックです。

医療ダイエットに特化したクリニックで、医学的根拠をもとに施術をおこなってくれます。

運動や食事制限などに頼るのではなく、「脂肪細胞自体をなくす」ことで根本から痩せるアプローチを行います。

ディオクリニックで受けられる痩身メニューは、医療機器施術、ダイエット注射、ダイエット薬、ダイエット食事指導などがあります。

ディオクリニックの料金は月額制で、費用は個人の体の状況や施術内容によって異なります。無料カウンセリングで詳しい料金は確認するようにしましょう。

【東京】新宿ホームクリニック

アクセス新宿区内藤町1-110ガーデンクロス新宿御苑 1F

地下鉄丸ノ内線「四谷三丁目」駅、「新宿御苑前」駅から徒歩6分 
バス「四谷四丁目」バス停から徒歩1分 
診療時間月~金10:00~13:00/16:00~19:00
休診日:土曜/日曜/祝日
保険適用の可否

新宿ホームクリニックは、食事指導、運動指導に加えて、内服治療、注射治療も行っています。

新宿ホームクリニックでは、「内服薬での治療法はあくまでもフォローであり、運動療法や食事療法で生活習慣を改善すること」を重要視しています

長期間の薬物治療に頼らず、ダイエット効果が得られたら少しずつ薬を減らして、生活習慣を整えていくことができます。

食事療法や運動療法を実践しても肥満解消できない方や、重度の肥満症、BMI35以上の方には保険が適用されます。

【名古屋】あおやまクリニック

アクセス名古屋市中区栄3-7-13 コスモ栄ビル3F
地下鉄「栄駅」下車、サカエチカ7番出口より徒歩2分
診療時間月・火 9:30~13:00/15:00~18:30
水・土 15:00~17:00
金 9:30~13:00/15:00~18:30
休診日:日曜/祝日
保険適用の可否

あおやまクリニックでは、患者さんの症状や体質に合わせて漢方薬や内服薬を処方しています。処方はオーダーメイドで、自分の状態に合わせて処方してもらえることが魅力です。

また、あおやまクリニックでは漢方薬にも保険が適用され、受診料と薬剤費の合計は保険外診療の3分の1ほどです。

症状や体質ごとに費用は異なりますが、経済的な負担を軽減し、無理せずに治療を継続できるように対応してくれます。

【大阪】なかむら内視鏡センター

アクセス堺市中区東八田 24-5 中村診療所1F

深井駅から徒歩10分
堺東駅前からバス20分、深井駅(西側)からバス3分で八田壮団地バス停から徒歩5分 
診療時間月~金9:00~12:00/17:00~19:30
土 9:00~12:00
休診日:日曜/祝日
保険適用の可否不可

中村内視鏡センターは、最初に電話またはインターネットから予約をします。医師の診察を受け、肥満治療が必要かどうかを診断されます。

肥満外来では糖尿病、高血圧、脂質異常症などの病気の治療や、肥満と合併する確率が高いガンの予防を重視しています

糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を抱えている方におすすめです。

また、女性医師を希望することもできるため、肥満外来が恥ずかしく受診できなかったという方でも通院しやすいでしょう。

肥満症や合併症の治療など保険適用の治療のみとなっており、ダイエット目的の保険外診療は行なっていません。

【福岡】九州医療センター

アクセス福岡市中央区地行浜1丁目8番地1号

【電車】
地下鉄唐人町駅もしくは西新駅下車 徒歩15分
【車】
福岡都市高速(環状線)を利用、百道出口から直進200m、「よかトピア橋西」交差点を左折450m「九州医療センター前」右折
診療時間【初診】
 8:30~10:30、13:30~14:00
【再診】
 8:30~10:30、13:30~15:30
休診日土曜・日曜・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)

九州医療センターでは、肥満の合併症の治療をするために各診療科の医師が連携し、チームで治療をします。手術の必要・不要問わず、運動療法や食事療法でフォローしてくれます。

九州医療センターでは大人数でチームを組んで肥満治療にあたるため、安心して任せられるでしょう。

ただし、完全予約制で、精神科・内科といったかかりつけのクリニックの紹介状が必要です。

肥満外来に関するよくある質問

肥満外来を受診する前に確認しておきたいポイント、疑問を抱きやすいことを紹介します。

肥満外来への通院期間はどれくらいですか?

肥満外来への通院期間は半年から1年ほどと個人差があり、体重が適正値になり検査結果も異常がないと判断された後も、3か月から半年に1度は通院して検査を行います。

体重が増えていないか、検査数値に異常がないかを継続的にチェックすることを継続的にチェックします。

肥満外来の肥満治療の相場はいくらですか?

保険適用の場合の治療費は、検査費用込みで2,000円~1万円(税込)程度が目安です。治療費は2,000円~7,000円(税込)程度、薬代は3割負担で、飲み薬は1錠400~770円(税込)ほどです。

肥満外来で保険適用外の場合、治療費・診察費は1回5,000円(税込)程度、30日分の薬剤費は2万~5万円(税込)程度です。

また、血液検査は5,000円(税込)ほどかかります。ただし、肥満外来があるクリニックごとに大きく異なるため、受診する前に問い合わせておくと安心です

まとめ

肥満外来を受診するかどうかは、「何キロから」という体重よりもBMIを基準にすることが大切です

海外と日本ではBMIの基準が異なり、日本では25以上の方は肥満、35以上になると高度肥満とされています。

見た目が多少太っている程度であれば、ダイエットメニューを提案してもらえることも多いです。

しかし、肥満が原因の合併症がある方や、BMIが高い方は肥満外来で専門医の治療を受ける必要があります。

保険が適用されると費用を抑えられるため、健康状態が悪いと感じている方、体重もあり見た目も肥満体型で悩んでいる方は、肥満外来を受診してみてください。

※本記事の情報は2022年6月時点のものです。
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<参考>

新宿ホームクリニック
なかむら内視鏡センター

九州医療センター

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