ダーマペン治療後の皮剥けの注意点を紹介！皮剥けはなぜ起こるの？

肌の再生能力を高め美肌なれると話題の「ダーマペン」ですが、針で肌に穴を開けるためさまざまな副作用が現れることがあります。

主な症状には、赤みや腫れ、痒みのほかに皮剥けが考えられます。

今回の記事では、ダーマペン治療後の皮剥けの注意点と回避するポイントについて解説していきます。

また、ダーマペンのダウンタイム中に起こりうる症状についても解説します。ダーマペンのダウンタイムに不安がある方は参考にしてください。

ダーマペンのダウンタイムに起こりうる症状

ダーマペンの施術後は、「ダウンタイム」という期間があります。ダウンタイムとは、施術後一時的に現れる症状が軽快するまでの期間を指します。

ダーマペンのダウンタイム中は、次のような症状が起こることがあります。

• 皮剥け
• 赤みや腫れ
• かゆみ
• 内出血

赤みや腫れは最も起こりやすい症状であり、場合によってはかゆみ、皮剥け、内出血などの症状が現れることもあります。

これらは正常な副反応であり、1〜2週間後に軽快する場合は心配ありません。ただし、症状が長引いたり悪化したりする場合は医師に相談してください。ダーマペンのダウンタイム中に起こりうる症状について、それぞれ詳しく解説します。

皮剥け

赤みや腫れが治ると、だんだんと肌の皮が剥けてきます。この皮剥けがおさまると、つるんとした透明感のある肌になります。

そのため、皮剥けを起こしている肌は、美肌への最終段階ともいえます。

皮剥けをしている状態の肌はとても敏感なため、保湿を丁寧に行って刺激を与えないように気をつけてください。

赤み・腫れ

赤みや腫れは、ダーマペンのダウンタイム中に最も起こりやすい症状です。

肌に針を刺すことで、施術部位から出血が起こります。肌が出血を治癒する際に、肌が赤みや腫れを引き起こすのです。

基本的に、赤みや腫れは2〜3日程度でだんだんと治まっていきます。1〜2週間が経過すると、赤みや腫れはほとんど目立たなくなるでしょう。

かゆみ

施術直後は、施術部位がかゆくなったり痛みを伴ったりすることもあります。少し辛いかもしれませんが、かゆみや痛みを感じても決して触らないようにしましょう。

施術部位を触ると、刺激になって症状が軽快しにくくなることがあります。施術後の肌は敏感になっているため、優しく丁寧に扱ってください。

内出血

内出血は、皮膚の内側で出血が起きた際に起こる症状です。内出血が起こると、皮膚の内側が青く見えたり、黄色っぽく見えたりすることがあります。

内出血の色は、青→緑→黄色というふうに変化します。およそ1〜2週間程度で自然治癒するため、特に対処をしなくても問題ありません。

どうしても内出血が気になる、なるべく早く改善させたいという方は、タオルを巻いた保冷剤などで軽く冷やしましょう。

ダーマペン施術により起こる皮剥けとは？

ダーマペンの施術における副反応として、皮剥けが起こることがあります。ここでは、ダーマペン副反応の皮剥けについて、より詳しく解説します。

ダーマペンによる皮剥けの特徴は、主に次のとおりです。

• 傷による皮膚の修復・再生過程で起こる
• 1週間程度でおさまる
• ダーマペンの針の深さにより皮剥けの状態が変わる
• セルフダーマペンの場合よりひどい場合がある

それぞれの特徴について、より詳しく解説します。

傷による皮膚の修復・再生過程で起こる

何らかの刺激によって皮膚が傷つくと、皮膚は自然治癒力を活かして肌を再生しようとします。こういった肌の再生過程の中で、副反応として皮膚の皮剥けが起こります。

皮膚が皮剥けを起こすことで、表面にある老廃物を体外に排除します。そうすることで肌が生まれ変わり、表面をなめらかに整えることができます。

1週間程度でおさまる

通常、ダーマペンの副反応によって起こる皮膚の皮剥けは、1週間前後で治まります。症状が治まると、肌が生まれ変わって透明感のあるツルツルの肌になります。

万が一、2週間が経過しても肌の皮剥けが治まらなかったり悪化したりしてしまう場合は、ダーマペンの施術を受けたクリニックに相談してみてください。

ダーマペンの針の深さにより皮剥けの状態が変わる

ダーマペンは、肌悩みに応じて針の深さを調整します。針の深度を調整することによって、皮膚のどの層に対して刺激を与えるかが変わります。

針が深ければ深いほど、皮剥けも長引きやすくなります。特に肌の凹凸を治療したい、色素沈着を改善したいという場合は、針の深度をより深くして治療を行うケースが多くなります。

セルフダーマペンの場合よりひどい場合がある

ダーマペンには、クリニックで行う治療とセルフでできる治療があります。セルフダーマペンは自分自身で行うため、そこまで針の深度を深くすることができません。

そのため、セルフダーマペンよりもクリニックで行うダーマペンの方が、皮剥けが起こりやすくなります。

ただし、セルフダーマペンは雑菌が入りやすくリスクが高くなるためおすすめしません。ダーマペンの施術を受けたい方は、美容クリニックや皮膚科で施術を受けるようにしましょう。

【ダーマペン施術後】皮剥けが起こっていた時の注意点

ダーマペンの施術後に皮剥けが起こった場合は、ケアの方法に注意する必要があります。正しいケアを行わないと、皮剥けがひどくなったり跡になったりしてしまう可能性があるからです。

皮剥けが起きた場合は、次のポイントに注意してケアを行いましょう。

• 皮が剥けても剝がさない
• 施術部位を擦らない
• 紫外線を防止する
• 乾燥を防止し保湿する
• 使用するスキンケア用品は低刺激なものを選ぶ

それぞれの正しいケア方法について、詳しく解説します。

皮が剥けても剝がさない

皮が剥けてくると、どうしても気になって剥がしたくなるという方もいるかもしれません。しかし、無理に皮を剥がすのは絶対にやめましょう。

無理やり皮を剥がすと、皮膚を傷つけて治りを遅くしてしまう可能性があります。また、皮膚から出血することもあるため、なるべく触らないようにしてください。

施術部位を擦らない

施術部位を擦ったり触ったりしない。施術部位に刺激を与えてしまうと、皮剥けがひどくなる恐れがあります。

洗顔やクレンジングをする際も、肌を直接擦ることはやめましょう。基本的にはクレンジング剤や洗顔料越しに、優しく触れる程度の力でケアを行ってください。

化粧水や乳液を馴染ませる際も、決して肌を擦ったり叩いたりせず、手の熱でじんわりと浸透させるようにしてください。

紫外線を防止する

ダーマペン施術後の肌は、非常に敏感な状態です。ダメージを受けやすく、受けたダメージが跡に残りやすい状態になっています。

敏感な肌に紫外線を当ててしまうと、その刺激が乾燥やシミ・シワにつながる恐れがあります。そのため、日焼け止めをこまめに塗り直して紫外線をブロックしましょう。

長時間外出する用事がある場合は、帽子や日傘などがおすすめです。物理的に紫外線をブロックすることで、肌に直接紫外線が当たることを予防できます。

乾燥を防止し保湿する

ダーマペン施術後の肌は、乾燥しやすくなっています。乾燥した肌はバリア機能が弱まっており、さまざまな肌悩みを引き起こしやすい状態です。

そのため、ダーマペン施術後はしっかりと保湿をして乾燥を防ぎましょう。普段のスキンケアよりもたっぷりと化粧水を塗布し、こってりとしたクリームを使用するのがおすすめです。

また、日中もスプレータイプの化粧水などでこまめに肌に水分を補給しましょう。紫外線も乾燥の原因となるため、きちんと対策してください。

使用するスキンケア用品は低刺激なものを選ぶ

ダーマペン後の肌は敏感になっているため、普段は問題なく使用できるスキンケア用品でも肌荒れやかぶれを起こす危険性があります。

そのため、スキンケア用品選びはより慎重に行ってください。ダウンタイム中に使用するスキンケア用品は、アルコールフリー・低刺激のアイテムがおすすめです。

また、「敏感肌用」と記載のある製品もおすすめです。施術前に購入し試してみてください。

ダーマペン治療で皮剥けを回避するためのポイント

ダーマペン治療後は、体質によってどうしても皮剥けが起きてしまうことがあります。とはいえ、なるべく症状を抑えたり軽減させたりすることはできます。

ダーマペン治療後の皮剥けを抑えるためには、次のポイントに気をつけましょう。

• 施術後の過ごし方に気をつける
• 信頼できる美容クリニックで施術を受ける
• ダーマペンの針の深さについてしっかり医師と相談する
• セルフダーマペンは避ける

それぞれのポイントについて、具体的に解説します。

施術後の過ごし方に気をつける

ダーマペン施術後の過ごし方は、ダウンタイムの長さに大きく影響を及ぼします。ダーマペンの施術後は、次のポイントに気をつけて過ごしましょう。

• 当日のメイクや洗顔はNG
• 当日は激しい運動と長時間の入浴を避けて安静に過ごす
• 保湿と紫外線対策をしっかり行う

肌に刺激を与えないようにすることが最も重要です。また、運動や入浴は血行を促進して副反応を強める恐れがあるため、当日は避けましょう。

信頼できる美容クリニックで施術を受ける

ダーマペンの施術は、信頼できる美容クリニックで受けることをおすすめします。

安いからといってよく知らないクリニックで受けてしまうと、効果が出にくかったり副反応がひどく出てしまったりすることがあります。

普段通っている美容皮膚科やクリニックがある場合は、いつも通っているところで施術を受けましょう。

特に通っているクリニックがない場合は、無料カウンセリング時によく話を聞いて施術を受けるクリニックを決めてください。

ダーマペンの針の深さについてしっかり医師と相談する

ダーマペン施術における針の深さは、副反応に大きく関わる点です。一般的に、針が深くなれば深くなるほどダウンタイムが長くなり、症状も激しくなるといわれています。

そのため、治療時における針の深さは事前に医師としっかり相談してください。

また、肌悩みに対して効果的な針の深度もそれぞれ異なるため、事前によく話を聞いておきましょう。

セルフダーマペンは避ける

ご自身でダーマペンの施術ができる「セルフダーマペン」の機器も市販されています。しかし、セルフでダーマペンを行うことはリスクが高くなるためおすすめしません。

セルフダーマペンには、次のようなリスクがあります。

• 針が垂直に刺さらず肌を傷つけてしまう
• 針がしっかり刺さらず効果が出にくい
• 施術後のケアが不十分で雑菌が入ってしまう
• 施術前よりも肌状態が悪化する

ご自身でダーマペンを行うと、肌状態をより悪化させてしまうリスクも伴います。また、正しく施術ができないと効果が現れないこともあります。

さらに、施樹前後の消毒などといったケアが不十分だと、肌に雑菌が入り炎症を引き起こすケースも考えられます。そのため、ダーマペンの施術は信頼のおけるクリニックで行うようにしてください。

ダーマペンがおすすめの美容クリニックランキング5選

続いては、ダーマペンがおすすめの美容クリニックをランキング形式で紹介します。ダーマペンがおすすめの美容クリニックランキング、第1位から第5位は次のとおりです。

1位：品川美容外科
2位：東京美容外科
3位：共立美容外科
4位：TCB東京中央美容外科
5位：クリニックフォア

それぞれのクリニックについて、施術メニューや料金、営業時間や店舗数について詳しく解説します。ぜひ、気になるクリニックを見つけるための参考にしてください。

1位：品川美容外科

品川グループは、品川スキンクリニックや品川美容外科などの店舗を全国に39院展開しています。品川スキンクリニック、品川美容外科どちらでもダーマペン4の施術が受けられます。

品川グループのダーマペンは、ダーマペン4という最新機器を使用しています。ダーマペン4では、従来のダーマペンよりも針の本数が増え、施術できる針の深度も深くなっています。

施術は頬のみ、首のみ、目尻＋目の下（単体施術不可）など、顔の中でも細かい部位指定ができるように患者へ寄り添った設定をしています。

5cm四方での部位指定も可能なため、シミやそばかすがまとまっている部位、気になる部位にもおすすめです。

2位：東京美容外科

東京美容外科は、全国各地だけでなく海外にも提携店舗を有する美容クリニックです。そのうち、ダーマペン4の施術ができるクリニックは15院です。

ダーマペン4のみであれば、1回あたり16,500円（税込）で全顔の施術ができます。

また、フィロルガやヴェルヴェットスキン、スキンボトックスなどのオプションを併用して行う場合、麻酔代込みの料金となります。

また、術後の鎮静パックもオプションメニューで追加可能です。自身の肌悩みに合わせて施術内容をカスタマイズしたい方は、ぜひ東京美容外科での施術を検討してみてください。

3位：共立美容外科

共立美容外科は、FUSICA（フシか）ダーマペンが施術できることが特徴のクリニックです。

FUSICAダーマペンは、さまざまな症状のニキビに対応できるため、ほかの美容クリニックで効果が得られなかった方におすすめです。

通常のダーマペンのメニューに別途40,000円（税込）で、0.5ccのFUSICAが付けられるトライアルプランをご用意しています。FUSICAダーマペンに興味はあるけれど、実際に効果があるのかどうか試してみたい方は、お気軽にカウンセリングで相談してみてください。

ダーマペンの組み合わせ治療としては、ほかにもベルベットスキンやヴァンパイアフェイシャル、アムニオジェニクスなどさまざまなメニューがあります。メニューも豊富なので、ご自身に合ったプランが見つかるでしょう。

4位：TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、全国に27院のクリニックを展開しています。そのうちダーマペンの施術が受けられるクリニックは、新宿三丁目院・仙台駅前院・大阪梅田駅前院の3店舗です。

メニューは1回のみの単発と、5回の複数コースがあります。まずはお試しをしてみたいという方は1回、きちんと効果が現れるまで施術を受けたいという方は5回コースがおすすめです。

オプションメニューも非常に豊富で、グロスファクターやボトックス、ヴェルヴェットスキンなどの人気メニューを取り揃えています。

特に改善したい肌悩みがある方は、無料カウンセリング時に相談してみてください。

5位：クリニックフォア

クリニックフォアグループは、内科や専門外来、皮膚科やアレルギー科などの総合治療を行うクリニックを展開しています。

ダーマペンの施術は、「クリニックフォアビューティー」という美容皮膚科で受けることができます。

クリニックフォアビューティーは、新橋・四谷・心斎橋PARCOの3店舗です。こちらの3店舗では、1回・3回・5回のコースからダーマペンの施術回数を選択できます。

全顔はもちろん、鼻や鼻まわり、腕、背中といった部分的な施術も可能です。

さらにはウーバーピールやヴェルヴェットスキン、ヴァンパイアフェイシャルなどのオプションメニューも豊富に用意しています。

ダーマペン施術に関するよくある質問

最後に、ダーマペンの施術に関してよくある質問に回答します。今回紹介するよくある質問は、次の4点です。

• ダーマペン施術当日はメイクができますか？
• ダーマペンの施術時間はどれくらいですか？
• 皮剥けが起こっている場合でも翌日の入浴は可能ですか？
• ダーマペン治療は1回で効果が感じられますか？

それぞれの質問について、具体的に回答します。

ダーマペン施術当日はメイクができますか？

ダーマペンの施術当日は、メイクができません。化粧品に含まれている物質が、赤みや腫れを増長させてしまう可能性があるからです。

また、施術当日は洗顔を禁止しているクリニックがほとんどです。そのため、メイクをしても落とすことができません。施術当日はすぐに帰宅し、安静に過ごすようにしてください。

ダーマペンの施術時間はどれくらいですか？

ダーマペンの施術時間は、20分〜40分程度です。オプションや鎮静パックをつける場合は、1時間前後の施術となることもあります。

皮剥けが起こっている場合でも翌日の入浴は可能ですか？

皮剥けが起こっていても、翌日以降の入浴は問題ありません。当日の入浴が禁止されている理由は、血行が促進されることによって赤みや腫れ、内出血を増長させることがあるからです。

ただし、翌日の入浴は長時間行わず、10分〜15分程度に留めておきましょう。また、施術部位は擦らず優しく丁寧に洗い、刺激を与えないようにしてください。

ダーマペン治療は1回で効果が感じられますか？

ダーマペン治療は、複数回施術を重ねることによってより効果が感じられやすくなります。目安として、3回〜5回程度の施術を行うことをおすすめします。

また、施術の頻度は3週間〜1か月に1回がベストです。それ以上短いと肌に負担をかけてしまうため、最低でも3週間は空けて施術を受けるようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、ダーマペンによって改善できる肌悩みや起こりうる副作用について詳しく解説しました。

ダーマペンは毛穴の開きやニキビ跡、シミやシワなど複数の肌悩みに効果的な治療方法です。

施術直後は赤みや腫れ、皮剥けなどの副作用が起こることがありますが、2週間以内には軽快することがほとんどです。

さらに、副作用が起きた場合の注意点や症状を悪化させないためのポイントについても紹介しました。

施術部位にはとにかく刺激を与えないようにし、皮剥けが起きても決して無理に剥がさないように心がけてください。

また、ダーマペンの治療がおすすめのクリニックについてもあわせて紹介しました。

今回紹介したクリニックは全て無料でカウンセリングを行っているため、気になるクリニックがある方はぜひカウンセリングを受けてみましょう。

※本記事の情報は2022年8月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。

＜参考＞
TCB東京中央美容外科
品川美容外科
東京美容外科