二重切開について解説！手術の手順や術後の経過を紹介！おすすめの美容外科5選！

二重整形には「埋没法」と「切開法」の2種類があります。

なかでも、切開法は二重が半永久的に持続する人気の施術法です。しかし、メスをいれることから「術後に傷跡を残したくない」「できれば切らずに二重になりたい」と思う方もいます。

切開法は、効果が高い反面リスクもある手術方法です。そのため、切開法について正しい知識を身につけることが重要です。

本記事では、二重切開法の基礎知識について紹介します。また、「切開法」が向いている方や術後の経過についても詳しく解説します。

二重整形を検討しているかたは、ぜひ参考にしてください。

二重の「切開法」と「埋没法」の治療方法の違い

二重整形は、「切開法」と「埋没法」の2種類があり、それぞれ治療方法や費用、持続期間などが異なります。

	切開法	埋没法
費用の相場	195,000円～	60,000円～
施術時間	約60分	約10分
ダウンタイム	約2週間	約1週間
持続期間	半永久的	3～10年
仕上がり	くっきりとした二重	自然な二重

それぞれの治療方法の違いや特徴を、詳しく見ていきます。

まぶたの内側を糸で結びつける「埋没法」

「埋没法」は、まぶたを切らずに二重を作れることが特徴です。

埋没法では、まぶたの内側に特殊な糸を通して、瞼板や挙筋に固定して二重を作ります。固定方法は主に、1点留め・2点留め・3点留めなどがあり、固定する箇所を増やせば自由なまぶたが作ることが可能です。

ただし、糸で留めているだけなので、取れてしまえば一重に戻ることが特徴です。持続期間には個人差があり、まぶたの皮膚の厚みや脂肪量の多さに依存するといわれています。

そのため、半永久的に二重を持続させたい方は「切開法」がおすすめです。

メスで切開する「切開法」

「切開法」は、まぶたを切開して二重を作る施術方法です。

切開により脂肪や筋肉などの調整を行うことで、半永久的な二重が手に入ります。まぶたの脂肪量が多くて、「埋没法」で何度も糸が取れてしまった方や、半永久的に二重にしたい方などにおすすめです。

切開方法は、主にまぶたのうえを、キレイにラインを引くように切開する「全切開」と、まぶたのうえを少しだけ切開して、二重を作る「部分切開」の2種類があります。

切開法の注意点は、痛みや腫れなどのダウンタイムが埋没法に比べ長く出やすいことです。

ダウンタイムは2週間程度で落ち着きます。ただし、まぶたが安定するまで2~3ヶ月程度時間がかかることに注意が必要です。

二重手術の切開法が向いている方

ここでは、切開法に向いている次のような特徴をもつ方についてみていきましょう。

それぞれについて解説していきます。

まぶたの脂肪が厚い方

埋没法で二重にしても、まぶたが厚いとすぐに糸が取れるリスクが高まります。持続時間がさらに短くなるため、まぶたの脂肪が厚い方は切開法がおすすめです。

また、二重整形をしても不自然な仕上がりになる可能性が高くなります。そのため、まぶたの脂肪が厚い方は、切開法で余分な脂肪を取ったほうがキレイな二重が作られます。

まぶたのたるみが気になる方

切開法なら、施術のときにまぶたのたるみを取ってラインを作れるため、埋没法よりもキレイな二重を作れます。この場合は、「上眼瞼切開術」という施術方法で二重整形を行います。

上眼瞼切開術により、まぶたのたるみを取りつつキレイな二重を作ることが可能です。

希望するデザインが決まっている方

切開法は、デザインの汎用性が高い施術です。

一方、埋没法は1点留めや2点留めで糸を留める箇所が決まっているため、こだわりのある二重を作ることが困難です。

そのため、二重のデザインにこだわりがある方や、こうしてほしいと希望がある方は、切開法のほうがキレイな二重を作れます。

埋没法がうまくいかない方

これまでに埋没法をしたことがあるけれど、理想の二重ができなかった方はデザインの自由度が高い切開法が向いています。

また、埋没法で糸がすぐに取れてしまった方は、まぶたの厚さや形状が埋没法に向いていない可能性があります。そのため、半永久的に効果が持続する切開法のほうがおすすめです。

自然な仕上がりにしたい方

埋没法は、糸の力で皮膚を引き上げて二重を作るため不自然に感じる場合があります。

一方、切開法は自分の組織による癒着によって、皮膚を引き上げます。そのため施術直後は違和感を感じたとしても、1～2か月ほどで自然な二重を作ることが可能です。

また、切開前に医師と念入りなカウンセリングを行い、切開箇所やデザインの調整を行うため、失敗するリスクも低い施術方法です。

二重切開の手術の手順

ここでは二重の切開法について、「カウンセリング」から「アフターケア」までの施術の流れを解説します。

1：カウンセリング

切開法はメスを用いてまぶたを切開するため、カウンセリングは丁寧に行われます。

カウンセリング時には、希望する二重をヒアリングされ、それを実現する施術方法を説明されることが一般的です。

また、患者の輪郭やまぶたの状態などを確認して、キレイな二重を作るための提案をする場合もあります。不安なことがあれば、事前によく医師に確認しておくと安心して施術を受けられます。

2：二重ライン・デザインの確認

金属製の細い「ブジー」と言われる医療器具を使い、まぶたを押さえながら二重ラインとデザインを確認します。自身の希望と実際のかたちをみて、不自然な点は無いか鏡を見ながら念入りに調整を行います。

この段階で二重ラインとデザインが決まるため、納得するまで調整することが大切です。

二重の幅が決まりまったら、ラインに沿って印を付けます。

3：局所麻酔

局所麻酔は、まぶたに注射をするため不安を感じるかもしれませんが、医師が丁寧に針を刺すため安心してください。

麻酔が十分に効いたのを確認したら、切開手術がおこなわれます。ラインにそって印をつけた箇所を丁寧に切開し、眼輪筋を細かく切除します。

なお施術中の出血は、マシンを用いて1か所ずつ丁寧に止血を行います。まぶたの脂肪を取り、皮膚を縫えば切開法による二重手術は終了です。

4：アフターケア

手術が終わったら、化膿しないように薬を塗って、まぶたを冷却します。麻酔が切れると、痛みを感じる方も多いため、痛み止めと抗生剤が処方されます。

5～7日後に抜糸を行うため、受付で予約を取って帰ります。抜糸後も、まぶたの状態に応じて定期健診が行われますので、予定をあらかじめ空けておくことがおすすめです。

以上が二重切開手術の手順です。

二重切開の手術によるリスクや副作用

ここでは、切開法によるまぶたの腫れや痛み、内出血について解説します。

埋没法と比較するために、二重切開法のリスクや副作用を理解することが大切です。

まぶたの腫れ

まぶたはとてもデリケートな部位なので、手術後はとても腫れやすいです。強い腫れは2週間ほどで改善しますが、個人差があるため、完全に治るまで2～3か月ほどかかります。

ただし、二重の幅を通常よりも広くしたい方や、目頭切開を同時に行った方は、腫れが引くまでにさらに長い時間がかかる可能性があります。

施術部位の痛み

「切開法」は、手術中は麻酔が効いているので痛みを感じることはありません。しかし、麻酔が切れるとまぶたに軽い痛みを感じます。

日常生活がおくれなくなるほどの痛みはありませんが、気になる方は処方される痛み止めを服用する必要があります。

施術の痛みは、腫れと同じで1～2週間ほど感じるケースが多いです。どうしても痛みが気になる方は、医師への相談が必要です。

まぶたの内出血

まぶたの内出血は、手術後2～3日をピークに徐々に治まってきます。抜糸をするころには、内出血も目立たなくなっていますので、それほど心配する必要はありません。

個人差はありますが、約2週間でほとんど分からなくなる方が多いようです。

内出血は、二重整形後にお風呂に長く入ると、血管が膨張して酷くなる可能性があります。ダウンタイムを早く終わらせたい方は、できる限り長い入浴を控えて、シャワーのみで過ごすなど工夫をしてみてください。

二重切開の術後の傷跡の経過

二重切開の傷跡が気にならなくなるまでの期間は、1ヶ月〜3ヶ月程度といわれています。

ここでは、切開法術後の傷跡の経過を紹介します。

• 手術直後
• 約1週間後（抜糸タイミング）
• 2週間～1か月後

それぞれ、解説します。

手術直後

手術直後は、内出血や腫れが見られることが多いです。

個人差がありますが、内出血の出方には左右差があるため、気になる方も多いかもしれません。

腫れや内出血がもっとも出やすいのが、手術翌日です。目をあけた状態でも腫れが目立つ方も多いため、気になる方は事前に休みを取っておくなど、対策を立てておきましょう。

約1週間後（抜糸）

約1週間経つと、切開したまぶたの皮膚が癒着し始めてきます。

抜糸をすれば糸が無くなるので、手術直後よりも見た目もスッキリした印象になるでしょう。まだ腫れや痛みは続いていますが、内出血は徐々に改善しているタイミングです。

抜糸の翌日からメイクも可能になるため、内出血のところをファンデーションで隠せるようになります。目のまわりの洗顔もできますが、あまりゴシゴシしないように心がけてください。

2週間～1か月後

2週間も経過すると、多くの方が腫れや内出血がひいてくるため、よりスッキリした印象になります。1か月も経てば、二重のラインが皮膚に馴染んできて、自然な二重に見えてくるでしょう。

個人差はありますが、1か月ほどで約8割の二重が完成し、完全に二重が完成するまで2～3か月ほどかかります。二重が完成すれば、まぶたの傷跡もなくなるため、少し長いですが我慢しましょう。

二重切開の手術におすすめの美容外科5選

ここでは二重切開の手術におすすめの美容外科5選を紹介します。

施術方法や料金、支払方法などを参考に、美容外科・クリニック探しの参考にしてください。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、全国77院展開している大手美容外科です。地方に住んでいる方も、自宅近くのクリニックを探しやすいはずです。

切開法による二重術は、スタンダードプランの83,600円（税込）から、ロイヤル+クイックデカ目術プランの657,800円（税込）まで、合計4つのプランから選べます。

また、痛みが苦手な方に配慮しており、局所麻酔で使用する注射針は、「超極細針35ゲージ（G）」を用意しています。痛点を避けて針を通せるため痛みなしで施術が受けられます。

10万円以下で二重切開の手術を受けたい方や、麻酔の痛みをできる限り抑えたい方は、TBC東京中央美容外科がおすすめです。

品川美容外科

品川美容外科の二重術切開法は、10万円以下の98,000円（税込）で受けられる切開法です。さらに、学生の方は学割が適用されるため35％オフで施術が受けられます。

スーパーナチュラル二重術切開法は、料金が208,600円（税込）と一見高額です。

しかし、傷を最小限まで目立たないように特殊な縫合施術を行うため、とてもキレイな仕上がりが実現されます。お金に余裕がある方や、できる限り二重整形の傷跡を残したく無い方におすすめです。

品川美容外科では、BMC会員になると対象施術が30％オフで受けられます。二重整形以外にも、キレイにしたい部位がある方は、ぜひ品川美容外科で一度カウンセリングを受けてください。

東京美容外科

東京美容外科の切開二重（全切開）は、385,000円（税込）ですが、医療ローンを組めば60回払いで月々7,900円（税込）で施術が受けられます。まとまったお金がなくても、ローンが組めるのが大きなメリットです。

全切開法なら、まぶたが厚くて腫れぼったい方や、ハッキリとした二重のラインが欲しい方におすすめです。デザインも自由に決められるので、二重のラインにこだわりがある方にも向いています。

二重施術を担当する医師は、全切開の経験を積んだスペシャリストです。患者様の要望をしっかりと聞いて、丁寧に診察を行ってます。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックの全切開二重術は、両目195,100円（税込）で施術が受けられます。術後の腫れや内出血などのダウンタイムを極力減らしたい方は、RF（電波）メスを用いたオプションMD式10がおすすめです。

料金は高くなりますが、二重の仕上がりもキレイになるため、自然な二重を作りたい方は検討してみてください。

また、全切開二重術は、二重のラインが薄くなった場合、3年以内なら同一幅に再施術が受けられる保証制度も設けています。何かあったときのための保証もしっかりとしているので、安心して施術が受けられます。

TAクリニック

TAクリニックの全切開法は、名医がしっかりとカウンセリングを行い、二重のデザインを決めてくれます。内出血や腫れにも考慮して丁寧な手術を行ってくれるため、ダウンタイムが気になる方におすすめです。

TAクリニックの全切開法は、328,900円（税込）から受けられます。

並行二重を希望する方は、全切開法と目頭切開術を合わせることも可能です。ご希望があれば、カウンセリングのときに医師に相談してみてください。

また、TAクリニックで施術を受けた方は、1年間の安心保障が受けられます。医師の診察により、再施術が必要だと判断された場合や、客観的に見て効果が見られない方など、条件に当てはまれば最大1年間は無料で再施術が受けられるので安心です。

二重まぶたの整形に関するよくある質問

二重切開手術は、まぶたを切開するため不安を感じる方も多くいます。ここでは、二重切開に関する際のよくある質問を2つ紹介します。

二重切開手術の施術時間はどれくらいですか？

二重切開手術の施術時間は、約30～60分ほどです。

施術する範囲や二重のライン、脂肪を取るかなどによって手術時間が大きく変わります。施術時間が気になる方は、カウンセリングのときに医師に確認しておくと安心です。

二重切開手術の相場はどれくらいですか？

二重切開手術の相場は、約20～40万円ほどです。

余分な脂肪を除去するかどうか、痛みの対策はどれくらいか、またクリニックごとの施術方法などによって金額が決まります。

クリニックによっては、10万円以下で施術が受けられるところもありますが、価格だけで決めるとトラブルになる恐れもあります。自分に合ったクリニックを見つけるためにも、カウンセリングを受けて、総合的に判断してください。

まとめ

二重整形の切開術は、一度施術をすれば半永久的に二重が得られる点や、くっきりと自然な二重が作れることから、次の方におすすめです。

• まぶたのたるみや脂肪が厚い方
• 二重のデザインにこだわりがある方
• 埋没法がうまくいかなかった方
• 自然な仕上がりにしたい方

カウンセリングのときに医師に相談することで、まぶたの脂肪を取り、キレイな二重のラインを作ることが可能です。

本記事で紹介した、二重切開の手術におすすめの美容外科を参考にして、自身に合った美容外科・クリニックを探してください。

※本記事の情報は2023年10月時点のものです。
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