【くまの消し方】黒クマはキレイに改善される？原因やセルフケア美容クリニックでの治療方法を紹介

メイクでもなかなか隠せない黒クマ。目の下にできるクマにはいくつか種類がありますが、黒クマは化粧でも隠しにくく、改善が難しいことから悩んでいる方は少なくないでしょう。

黒クマの原因となっているのは、目元の筋肉のたるみやむくみです。筋肉が衰えることが黒クマの発生に繋がりやすいため、目元の筋肉を鍛えるトレーニングやマッサージをして、改善を目指しましょう。

この記事では、黒クマの特徴と見分け方、黒クマができる原因と改善方法、黒クマ改善に効果的な美容皮膚科の治療について解説します。また、おすすめの美容クリニックも紹介します。黒クマにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

黒クマとは

黒クマとは、目の下にできる黒っぽいクマのことです。黒クマが目立つと若々しい印象が減ってしまい、疲れているような顔立ちになってしまいます。

しかし、黒クマは目の下にできる影であるためセルフメイクで隠すのは難しく、悩んでいる方が特に多いクマと言えるでしょう。

ここからは黒クマの特徴や、他のクマとの見分け方について解説します。黒クマの基本的な知識を押さえておきたい方は、ぜひチェックしてください。

黒クマの特徴

黒クマは目の下にできるクマの一種ですが、他のクマと異なり、皮膚の色が変わっているのではありません。黒クマの正体は、筋肉の衰えなどにより目の下にできる影で、皮膚の色自体は変化していません。

また、黒クマは涙袋とは異なります。涙袋は、下瞼の縁に沿ってできるぷっくりとした膨らみのことで、目の周りの筋肉が発達することで形成されます。そのため、筋肉が衰えてできる黒クマとは異なるものだと言えるでしょう。

涙袋がはっきりとしている方は若い世代に多く、見た目にも若々しい印象を与えます。一方、黒クマは年を重ねるごとにできやすくなり、若々しい印象から遠ざかってしまうため、早めの改善が必要です。

他の種類のクマとの見分け方

目の下にできるクマには、黒クマ以外に青クマ、茶クマがあります。まずは黒クマの見分け方を見ていきましょう。

黒クマの原因は目の下にできる影であり、皮膚の変色ではありません。そのため、上を向いた時に影が小さくなり、皮膚本来の色に戻ります。

一方青クマは、目元の毛細血管が薄く透けて見えることによってできるクマです。マッサージや運動などによって血流が良い状態で解消するようであれば、青クマの可能性が高いでしょう。

また、茶クマは、色素沈着によってできるクマです。茶クマの場合、皮膚自体が茶色っぽく変色しているため、皮膚を引っ張ったり、マッサージをしたりしても症状は改善しません。茶クマを治すには、長期的な紫外線対策と食生活の改善が必要です。

クマの種類によって、改善の方法や原因は異なります。まずは悩みの原因がどのクマであるかを突き止め、必要な対策を取りましょう。

黒クマができる原因

黒クマができる原因にはさまざまなものがあり、いくつかの原因が合わさって黒クマにつながっている方も少なくありません。

ここからは黒クマができる代表的な原因について3つ解説します。黒クマ改善のため、まずはどのような原因があるか知っておきましょう。

目元の筋肉のたるみ

黒くまができる原因として大きいのは、目元の筋肉のたるみです。目の周りの筋肉である眼輪筋は、目の開閉に関わる重要な筋肉です。

しかし、眼輪筋は骨によって支えられておらず、目の下の脂肪（眼窩脂肪）によって支えられており、眼球が前に出過ぎることも防いでいます。

しかし、加齢により筋力が低下すると眼輪筋が衰え、目が下がることで眼窩脂肪が手前に出てきてしまい、目の下の影となってしまうのです。目の下の眼窩脂肪が大きくなるほど、黒クマは目立ってきます。

眼輪筋の衰えの多くは加齢によるものであるため、年齢を重ねると共に黒クマがさらに気になってくる可能性もあるでしょう。

コラーゲンやエラスチンの減少

加齢により肌のハリを維持するためのコラーゲンやエラスチンが減少することも黒クマの原因の1つです。コラーゲンやエラスチンなど肌の若々しさを保つ成分が十分にあれば肌にハリができ、肌のたるみも少なくなります。

一方、加齢でコラーゲンやエラスチンが減ると肌にハリがなくなり、しわやたるみが目立つようになってしまいます。また、乾燥や紫外線によるダメージも、肌のハリ減少の一因になります。そのため、年齢を問わず普段からのケアが必要です。

黒クマの大きな原因は、基本的に目元の筋肉のたるみです。しかし、肌にハリがない状態ではたるみが大きくなり、黒クマがさらに目立ってしまう可能性があるでしょう。

目の酷使や目元への刺激

目の酷使による疲れも、黒クマの原因です。普段はデスクワークを行い、趣味の時間は毎日スマートフォンを触っている、といった方は現代において少なくないでしょう。

しかし、そうしたデジタル機器を見続けていると、瞬きの回数が減り、目の開閉に関わる筋肉である眼輪筋が衰えます。眼輪筋が衰えると目の下の脂肪が目立つようになり、黒クマにつながるため、年齢問わず目の酷使は避けるべきでしょう。

また、目元への刺激も目の下の皮膚に悪影響をもたらします。女性の場合、メイクを落とす際にほぼ毎日目元に摩擦が起きてしまいます。さらに、顔を拭くとき、タオルなどで目元をゴシゴシ擦るとそれが刺激となり、目元の皮膚のたるみにつながるでしょう。

さらに、指や手の甲で目をゴシゴシ擦る行為もNGです。肌に刺激を与えれば与えるほど皮膚にダメージが加わるため、このような肌に悪い習慣を続けることで、目の下のたるみが一層目立つようになってしまいます。

目元のむくみ

目の周りにむくみがあると、水などの老廃物により目の下が膨らんだ状態になります。その膨らみが影となり、黒クマの原因となります。

むくみといえば、足のむくみを想像する方が多いですが、むくみはあらゆる場所にできる可能性があります。目元のむくみを取るには、むくみの原因を知り、対策する必要があるでしょう。

むくみの主な原因は、次のとおりです。

・塩分の摂りすぎ
・アルコールの摂取
・ホルモンバランスの変化
・睡眠不足
・運動不足
・ストレス

食生活や生活習慣が乱れていると、むくみにつながります。無理のない範囲でなるべく健康的な生活を心がけましょう。

黒クマを予防できるセルフケアと改善方法

黒クマはセルフケアで改善するのが難しいクマですが、解決方法がないわけではありません。使用する化粧品を変えたり、マッサージをしたり、食生活を改善したりと黒クマ解消のためにできることは多々あるため、諦めずケアを始めましょう。

ここからは、黒クマの予防と改善に効果的な方法について5つ紹介します。無理なく続けられる改善方法を普段のケアに取り入れ、悩みを解決しましょう。

エイジングケア化粧品を使用する

肌にハリが足りないと感じている場合、エイジングケア化粧品を使用して肌に栄養を補給しましょう。コラーゲンやエラスチンを補給できる化粧品を使用すれば、肌にハリが戻り、目の周りのたるみも目立たなくなっていきます。

また、乾燥も肌のたるみの一因となるため、保湿ケアもしっかり行いましょう。目元のたるみが特に気になる場合、他の化粧品と一緒に目元美容液・アイクリームなどを使用するのもおすすめです。

目元美容液にはさまざまな種類がありますが、保湿性が高いものを選ぶと良いでしょう。

他にも、目元専用のシートパックなど、目元のケアに使用できる化粧品はたくさんあります。たるみ予防のためにさまざまなアイテムを使用し、目元の保湿には特に力を入れましょう。

眼輪筋を鍛える

黒クマの主な原因は、目の開閉に関わる眼輪筋の衰えです。眼輪筋が衰えた状態だと、スキンケアや食事を見直しても、再び黒クマが発生する可能性があります。

眼輪筋を鍛えるには、目の開閉を意識したトレーニングがおすすめです。トレーニングにはいくつか種類がありますが、ここでは2つのトレーニングを紹介します。

【トレーニング①】
１．下まぶたに力を入れ目を細める
２．力を入れたまま20秒キープする

こちらのトレーニングは、5回を1セットとして1日3セット行ってください。下まぶたに力を入れる時は、下まぶたを上に持ち上げるようなイメージで行うと効果的です。

【トレーニング②】
１．力を込めて目を閉じ、5秒キープする
２．目を見開いて5秒キープする
３．1と2を5回、交互に繰り返す

こちらは、好きなタイミングで行ってください。普段使わないような筋肉を思いっきり使用するイメージで、目を開閉させましょう。

眼輪筋のトレーニングは無理なく続けることが大切です。隙間時間を活用して、眼輪筋を鍛えましょう。

目の周りをマッサージ

目元のむくみに対しては、マッサージが効果的です。目の周りのむくみを放置していると、たるみの原因にもなります。マッサージで血行がよくなればむくみは減るため、毎日のケアにマッサージを追加してください。

目元のむくみに対して効果的なマッサージの方法は、次のとおりです。

・蒸しタオルなどで目元を温める
・目の周りにクリームを塗る
・目尻から目頭までゆっくりと押す
・目の下の骨に沿って、目頭から目尻までゆっくりと押す

目の周りのマッサージをする際は、強く押しすぎず、心地よいと感じる程度で触れることが大切です。また、摩擦が肌にダメージを与えないよう、クリームを使用するのも忘れないようにしましょう。

マッサージは毎日少しずつ続けることが重要です。目の周りのマッサージは眼精疲労にも効果的なので、デスクワークで疲れを感じた際などに、マッサージを試してみてください。

抗酸化作用のある食事を摂る

眼精疲労による肌のむくみ・たるみが気になる時は、抗酸化作用のある食事を摂りましょう。

植物油やアーモンド、ピーナッツに含まれるビタミンEは抗酸化作用を持ち、筋肉の疲労回復を促進してくれます。長いデスクワークで疲れ気味の方は、積極的に摂るようにしてください。

また、ビタミンAも、眼精疲労の回復に効果的です。ビタミンAを含む目薬などをこまめに使用し、疲れ目を緩和させましょう。

また、抗酸化作用のある食品はアンチエイジングにも役立ちます。体の老化は、酸化によって起きるもの。抗酸化作用のある成分を含む食品を摂れば若々しい体と肌を目指せます。抗酸化作用のある成分には、次のようなものがあります。

・ビタミンC
・ポリフェノール
・ミネラル類
・カロテノイド

この中で比較的摂取しやすいのは、ビタミンCとポリフェノールでしょう。ビタミンCは各種サプリメントのほか、緑黄色野菜、フルーツなどに含まれます。また、ポリフェノールは
コーヒーや紅茶に含まれるため、毎日摂取しやすいでしょう。

抗酸化作用のある食品を積極的に摂取するよう心がけ、肌のハリを保ってください。

改善しない場合は美容クリニックで受診

マッサージや筋力トレーニング、食生活の見直しをしても黒クマが改善しない場合、美容クリニックでの治療も検討しましょう。美容クリニックでは、保険適用外の治療メニューを含めさまざまな方法で肌の悩みを解決してくれます。

黒クマの改善は保険適用外になるケースがほとんどであるため、美容クリニックでの治療には費用がかかります。しかし、専門的な治療で根本的な解決を目指せるため、美肌を目指すならぜひクリニックでの治療を視野に入れてください。

黒クマの改善ができるのは、美容皮膚科をはじめとする美容クリニックです。近隣の美容皮膚科の治療メニューをチェックし、自身に合うものを探しましょう。

黒クマ改善に効果のある美容皮膚科クリニックの治療内容

​黒クマの改善が難しい場合、美容皮膚科クリニックでの治療がおすすめです。しかし、クリニックには数多くの治療メニューがあり、どれを選べば良いかわからないという方も多いでしょう。

そこでここからは、黒クマ改善に効果的な治療内容について3つ紹介します。それぞれの特徴と治療の方法、副作用などもまとめて紹介するため、自身に合うものを検討してみてください。

脱脂手術

黒クマ治療の中で特に一般的なのは、脱脂手術です。脱脂手術では、目の下にある脂肪を取り除くことで、脂肪の膨らみによる影を無くし、黒クマを解消します。脂肪を直接取り除く方法であるため、目の下の脂肪を確実に減らせるでしょう。

ただし、脱脂手術では切開を行います。切る部分は下まぶたの裏側であるため、顔表面に傷ができることはありませんが、顔にメスを入れることに抵抗感を持つ方は少なくないでしょう。

また、脱脂手術は切開を伴う手術のため、ダウンタイムも長めです。

クリニックによって異なりますが、術後4日ほどは目の下に専用のテープを貼り、内出血や腫れを抑える必要があります。また、テープを取った後も内出血や腫れが1〜2週間ほど続くため、仕事に影響が出てしまう方もいるでしょう。

黒クマの根本的治療になる脱脂手術ですが、注意点も多いため、仕事のスケジュールや手術の負担を踏まえて慎重に判断してください。

レーザー光治療

レーザー光治療は、肌全体にレーザーを照射し、美肌を目指す治療です。黒クマ専用の治療法ではありませんが、小さなシワやしみ、肌のハリ感が気になる方にピッタリでしょう。

レーザー光治療は皮膚の真皮に作用し、血流を促進してくれるため目の疲労で血流が悪くなっている方にもおすすめです。

レーザー光治療で照射する光の出力は比較的穏やかであるため、必要な期間を開け繰り返し通院する必要があります。通院回数は個人によって異なりますが、合計4～6回ほど照射を行うケースが多いです。

ただし、レーザー光治療が有効なのは血流の悪さが原因で起こる青クマ、色素沈着が原因でできる茶クマになります。クマの状態をクリニックで診てもらい、自身の黒クマにも効果が見込めるかどうか確認してから治療を受けるか判断してください。

ヒアルロン酸注入

目の下の脂肪（眼窩脂肪）によりできる影により目立ってしまう黒クマに対して、眼窩脂肪の上にある窪んだ部分を盛り上げることにより影を目立たなくするのがヒアルロン酸注入です。

ヒアルロン酸を肌に注入すれば、目元にボリュームが出て目の真下にある窪んだ部分が膨らみます。窪みの部分を膨らませれば、その下にある脂肪の膨らみが目立たなくなり、黒クマが気にならなくなります。

ヒアルロン酸注入は、黒クマの根本治療ではありません。しかし、効果には即効性があり、切開を行う必要もないことから、気軽に受けられる治療と言えるでしょう。ヒアルロン酸注入の効果は高く、1回の治療でも十分効果を実感できます。

ただし、ヒアルロン酸注入の効果期間は短く、注入するヒアルロン酸によっても変わりますが、半年程度で再び黒クマが気になるようになったといった方もいます。

再び黒クマが目立つようになった場合、半年〜1年の間隔でヒアルロン酸注入を続けるのがおすすめです。

黒クマ改善におすすめの美容皮膚科クリニック3選

黒クマの改善ができる美容皮膚科クリニックは、全国各地に数多くあります。基本的に、美容クリニックでは無料カウンセリングを受けることができるため、どのクリニックにしようか迷っている場合、まずはカウンセリングだけ受けてみるといったことも可能です。

しかし、クリニック選びにかかる手間は忙しい方にとって大きな負担です。実績があり、治療メニューも豊富なクリニックを早く知りたい方は多いでしょう。

そこでここからは、クマ治療を行う全国展開のクリニックを3つ紹介します。クリニック選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科では、下まぶたの裏側から脂肪を取り出すことで切開を避ける「切らない目の下のクマ取り」手術を行っています。目の周りの傷は最低限で済むため、切開に抵抗がある方にもおすすめです。

また、TCB東京中央美容外科のクマ取り再生注射では、脂肪溶解成分、ヒアルロン酸などを直接注射し、クマの改善を行います。クマの原因となる脂肪を分解するため、根本的なクマの解決にもつながるでしょう。

TCB東京中央美容外科では、公式LINEでお得なキャンペーン情報を発信しています。クーポンも受け取れるため、TCB東京中央美容外科に行く際は事前にLINEの友達登録をしておきましょう。

品川スキンクリニック

品川スキンクリニックでは、切開を含むクマ取り治療を行っています。

メスを使用するものの料金は安めで、もっとも安いプランでは61,600円（税込）です。また、注入による治療も充実しています。リデンシティⅡでは、デリケートな皮膚専用に開発されたヒアルロン酸を使用し、気になる部位のハリを回復します。

レスチレン®リドでは、高純度のヒアルロン酸注入でシワやクマを解決。なるべく低価格でヒアルロン酸注入を行いたい方にピッタリです。

品川スキンクリニックでは、webや電話から無料カウンセリングの予約ができます。どのメニューにするか悩んでいる方は、まず無料カウンセリングを予約しましょう。

ガーデンクリニック

ガーデンクリニックは、開院23周年を迎えました。メンズクリニックも運営しており、年中無休で相談を受け付けています。

さらに時代に合ったマシン設備の導入しており、日々の進化してゆく美容医療を随時取り入れつつ、患者の希望に沿った、オーダーメイドの美容医療を提供しています。

目のクマの施術は、豊富な種類から選ぶことができます。医師による診察の上で患者のクマの原因や状態に合う施術メニューを提案してくれます。

モニター価格もあるため、お得に施術を受けたい方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

黒クマは、目元の筋肉の衰えやむくみによって発生するクマです。黒クマはメイクでも隠しにくいため、トレーニングやマッサージ、スキンケアの見直しなど小さな努力を重ね、少しずつ改善を目指しましょう。

自力での改善が難しい場合、美容皮膚科で専門的な治療を受けるのがおすすめです。黒クマ改善に効果のある治療としては、脱脂手術、レーザー治療などがあります。他にも美容に関する悩みがあるなら一緒に相談し、解決を目指しましょう。

美容皮膚科を選ぶ際は、実績があるか、丁寧なカウンセリングをしてくれるかをしっかりと確認し、納得したうえで治療を受けましょう。料金についても事前にチェックし、無理のない範囲で黒クマ改善を目指してください。

※本記事の情報は2022年8月時点のものです。
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