唇のアートメイクを失敗しないための対策や注意点、ダウンタイムの過ごし方を徹底解説！

唇のアートメイク施術は、唇の血色をよくする、口角を上げて顔全体の印象を変えるなどの効果が期待できます。

しかし、希望したイメージと異なる、肌トラブルが起こるなどのリスクもあります。唇のアートメイク施術には、どのような失敗リスクがあるのか、失敗を避ける方法など、不安や疑問がある方も多いでしょう。

本記事では、唇のアートメイク施術に関する注意点や失敗を防ぐ方法について解説します。唇のアートメイク施術を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

唇（リップ）アートメイクの効果とは？

唇のアートメイクは、唇の血色が良くなる、魅力的な唇が手に入るなど、さまざまな効果が期待できる人気の施術です。

最初に、唇のアートメイク施術にはどのような効果があるのか確認しましょう。

1日中魅力的な唇でいられる

唇のアートメイク施術を受けると、魅力的な唇が手に入る点が最大のメリットです。唇のアートメイクによって、1日中魅力的な唇を維持できます。

唇のアートメイク施術では、さまざまなインクを混ぜて作った好みの色素を唇に注射して、色素を定着させます。唇に入れた色素は、水に濡れたり、ティッシュで拭ったりしてもとれず、効果は1〜3年ほど継続します。

魅力的な唇でいることで、スッピンに自信が持てるなどの効果があります。

メイク直しが要らない

唇のアートメイク施術を受けると、唇のメイク直しをする必要がなくなります。リップの色がマスクの内側に付着する、食事中に取れるなどの心配がないため、メイク直し時間の短縮になります。

メイク直し時間の短縮はもちろん、リップを塗ったときの左右差や高さの違いなどを気にする必要もなく、常に最高の形の唇を実現できるのは大きなメリットです。

メイク直し時間を短縮したい、リップを塗った後の左右差などが気になる方は、唇のアートメイクがおすすめです。

唇の形を整えると顔の印象が変わる

唇のアートメイクで唇の形を整えると、顔の印象が変わります。唇のアートメイクは、唇を通常よりも大きく見せたり、口角が上がったように見せたりすることができます。

元の唇よりも少しオーバー気味に色素を入れると、輪郭がはっきりして顔全体が引き締まって見えたり、口角が上がったようなデザインにすると柔らかい印象を与えられたりします。

唇の形や印象が変わると顔全体の印象も変わるため、顔の印象を変えたい方は唇のアートメイクを検討してみましょう。

唇アートメイク施術に関する注意点

唇のアートメイクはさまざまなメリットがある反面、施術における注意点もあります。

唇のアートメイク施術には痛みや腫れが出たり、色素が定着するまで複数回の施術が必要など気をつける点があるため、施術を受ける前に確認しておきましょう。

施術時の痛みが強め

唇のアートメイクは、痛みが強い施術です。唇の皮膚は薄く、繊細な部位であるため、眉アートなどと比較して痛みを感じやすいです。

唇のアートメイクの施術では、医療用の針で唇の表皮に傷をつけて色素を入れていくため、チクチクした痛みを伴います。

表皮麻酔を利用することもできます。痛みが不安な方や痛みを感じやすい方は、施術前のカウンセリングで麻酔して欲しい旨を伝えるとよいでしょう。

施術後は腫れやすい

唇のアートメイク施術後は、他の部位のアートメイクと比較すると腫れやすい傾向にあります。

唇は繊細な部位であるため、施術後の腫れは避けられません。唇の腫れは、唇のアートメイクの施術から1週間ほどで引くため安心してください。

施術直後に人と会う場合は、腫れた唇を心配される可能性があるため、マスクで隠すなどの配慮が必要です。

完成までに合計2～3回の施術が必要

唇のアートメイクは1回では完成せず、完成まで2〜3回施術を受ける必要があります。人によっては、3回以上施術を受けて理想のデザインを定着させたり、色素の持ちをよくしたりする方もいます。

体が拒否反応を示してインクを排出しようとするため、1回の施術では思ったように色素は定着しません。また、唇は食事や歯磨き、水分補給などで動かしたり、物に触れるたりする機会が多いため、退色しやすいです。

好みの形や色素を定着させるため、2〜3回の施術が必要と理解しておきましょう。繰り返し施術を受けることで理想の唇に近づくことができます。

唇のアートメイクの失敗例

唇のアートメイク施術では、リップラインや色がイメージと異なったり、色ムラが発生したりする可能性があります。

唇のアートメイクの施術を考えている方は、失敗のリスクを確認、承知した上で施術を受けましょう。

リップラインがイメージと違う

唇のアートメイク施術では、リップラインが理想と異なるという失敗ケースが多くあります。唇のアートメイク施術は人間の手で色素を入れるため、施術者の技術レベルによって失敗する可能性があります。

また、カウンセリングでイメージが十分に共有できていないと失敗につながりやすいため、納得がいくまでカウンセリングを受けてイメージを共有しましょう。

唇は、人に与える印象の中で重要なパーツです。イメージと異なる唇になると、自身が人に与えたい印象とは異なる印象を与える可能性があります。

 色が濃すぎる

唇のアートメイクでは、唇に入れた色素が濃すぎたという失敗例もあります。

唇のアートメイクで色素を入れる際は、基本的に自身の肌の色に合わせて、馴染みやすい色素のインクを入れます。インク選びを間違えると、肌に馴染まず唇が浮いて見える、唇だけメイクしているような状態になるため注意が必要です。

好みの色を選ぶのもいいですが、施術者と相談して、自身の肌に馴染みやすい色を選ぶようにましょう。

色ムラが起きる

唇のアートメイク施術は人間が手で色素を入れるため、色ムラが起こる可能性があります。均等に色素を入れても、術後に唇の状態によって色素が不均等に入る、もしくは排出されるケースもあります。

色ムラが起きると、唇の一部分だけ濃くなったり薄くなったりするため、バランスが悪くなり、施術前に思い描いた理想の唇になれません。

1回目の施術で色ムラになっても、2回目以降の施術で修正できるため、複数回施術を受ける方はそこまで心配する必要はありません。

痛みや腫れがひかない

唇のアートメイクの失敗は、デザイン面のみに限らず、痛みや腫れが引かないケースも考えられます。

唇のアートメイクのダウンタイムは通常1週間ほどですが、1週間以上経っても痛みや腫れが引かない場合は、炎症などの可能性があるため医療機関を受診しましょう。

人によって痛みや腫れが長引く可能性があるため、アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶと安心です。

【必見】唇のアートメイクを失敗しないための対策

唇のアートメイクには失敗リスクもありますが、唇のアートメイクにはメリットが多く、施術を受けたい方は多いででしょう。

唇アートメイクの失敗を避けるためにも、次のポイントをぜひ参考にしてください。

納得がいくまでカウンセリングを行う

施術前のカウンセリングは、納得できるまでおこないましょう。カウンセリングで自身のイメージをきちんと伝え、理想とする仕上がりを施術者と共有することで、失敗を回避できます。

クリニックに迷惑だからカウンセリングには時間をかけたくないなどと考えず、納得がいくまでイメージのすり合わせをしましょう。

唇のアートメイクでは、施術者と仕上がりのイメージを共有し、不安や疑問を解消してから施術に臨むことが大切です。

フルリップとリップラインの違いを理解する

唇のアートメイク施術には、フルリップとリップラインの2つの施術方法があります。それぞれ仕上がりが大きく異なるため、違いを理解して適切な施術を受けましょう。

アートメイク施術	施術方法
フルリップ	・唇全体に色素を入れる施術 ・唇全体の血色をよくしたい方におすすめ
リップライン	・唇の輪郭を強調させたい方向けの施術 ・唇の輪郭をはっきりさせて立体的に見せたい方におすすめ

例えば、唇の輪郭を強調したい方がフルリップ施術受けると、唇の輪郭が強調されるのではなく、唇全体の色素が変わるため理想とは異なる仕上がりになります。

一度施術後を受けると、1〜3年はそのままの状態で過ごさなくてはならないため、施術前に違いをしっかりと理解しておきましょう。

違法クリニックやエステサロンは選ばない

唇のアートメイク施術を受ける際は、違法クリニックやエステサロンを選ばないようにしましょう。唇のアートメイク施術は医療行為であり、看護師免許や医師免許を持たない方が施術するのは違法です。

違法クリニックやエステサロンは、一般的な施術料金よりもかなり安い料金設定のため、安さにつられて選ぶ方も少なくありません。しかし、違法クリニックやエステサロンでは施術中にトラブルが起こっても対応できず、大きな失敗や怪我につながる可能性やリスクが高いです。

違法クリニックやエステサロンは避け、口コミやホームページなどを参考にしながら信頼できるクリニックを選びましょう。

施術後の経過に不安があれば医師に相談する

唇のアートメイク施術後の経過に不安がある方は、医師に相談しましょう。

唇のアートメイクのダウンタイムは通常1週間程度で、施術直後に痛みや腫れがあっても、1週間ほど経過すればだんだん痛みや腫れは引きます。

1週間以上経っても痛みや腫れが引かない場合や、痛みが強かったり大きく腫れていたりする場合は、何かしら異常が起きてる可能性があるため、医師に相談してください。

唇のアートメイク施術の流れ

唇のアートメイクに興味がある方は、どのような流れで施術が進むのか気になるところです。

事前に施術の流れが分かると不安も軽減できるため、唇のアートメイクを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

1：事前カウンセリング

カウンセリングの前に問診票を記載する場合は、今まで受けた手術や病歴などを細かく記載しましょう。

また、唇のアートメイク施術ができる状態か確認するクリニックもあるため、カウンセリングの日はリップを塗って行かないようにするのがおすすめです。

2：希望するデザイン決定

唇のアートメイクでは、色素の色を変えるほか、リップラインを強調させたり口角を上げたりできるため、希望の唇の形や色味をしっかり伝えましょう。

施術者にきちんとイメージが伝わらないと、希望した仕上がりにならない可能性があるため、完璧にイメージが共有できるまで徹底的に話し合ってください。

3：麻酔クリーム塗布アクセスの良さも重要

施術前には、麻酔クリームを塗布します。ほとんどの方は痛みを感じませんが、痛みに敏感な方や皮膚が弱い方は少しヒリヒリすることもあります。

施術中の痛みが不安な方や痛みに敏感な方は、その旨を伝えましょう。麻酔の量を多くしたり、局所麻酔に変更してくれたりします。

4：アートメイク施術

医療用の針で唇に色素を入れていきます。麻酔によってあまり痛みを感じず、リラックスした状態で施術を受けられるため、痛みに敏感な方も安心です。

施術時間はデザインなどによって左右しますが、約1〜2時間ほどかかります。施術時間が気になる方は、施術前のカウンセリング時に聞いてみてください。

唇のアートメイク施術後に気をつけるべき事

唇のアートメイク施術は、効果を最大限発揮するために施術後の注意点がいくつかあります。

これから唇のアートメイク施術を受けようと考えている方は参考にしてみてください。

メイクは少なくとも1週間はできない

唇のアートメイク後は、少なくとも1週間はメイクができません。施術直後の唇はかなり敏感な状態になっており、リップなどを塗ると、雑菌が入り込み、色素が定着しない原因になる可能性が高いです。

また、メイクを落とす際のクレンジングは、唇に大きな負担がかかってしまいます。唇への負担を減らすためにも、ダウンタイム中のメイクは我慢しましょう。

クリニックからワセリンなど唇を保護する薬が処方されるため、処方された薬を塗って唇を保護しましょう。

2回目の施術は2週間～1か月後

唇のアートメイク施術を複数回受ける場合は、前回の施術から2週間〜1か月は期間を空けましょう。

施術直後は唇が敏感な状態であるため、短期間に複数回施術を受けると危険です。また、1回目の施術でどの程度色素が定着するか確認するためにも、2回目の施術まで一定の期間を空ける必要があります。

複数回施術を受けて、自身の理想の唇にしたいと考えている方は、施術の間隔に注意しましょう。

【人気】唇のアートメイクにおすすめの美容クリニック4選

唇のアートメイクにおすすめの美容クリニック4選を紹介します。

それぞれ施術料金や交通アクセス、サポート体制が異なるため、クリニックを選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

メディカルブロー

メディカルブローは、アートメイク月間症例数が5,000例以上、経験や実績豊富なクリニックです。唇以外にも、眉やアイラインなどのアートメイク施術も行っています。

公式サイトには、施術者の紹介や症例写真などが充実しています。多くの芸能人やモデルの施術も担当しており、信頼できるクリニックという印象を受けます。

施術者はメディカルブロー独自の基準で8段階のランクに分けられており、上位のランクの施術者に施術してもらう際は完全指名予約制であるため、事前予約が必要です。人気の施術者は、予約がすぐに埋まる可能性が高いため、余裕を持って予約しましょう。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックでは唇のアートメイクのほか、眉やアイラインなど全6箇所のアートメイク施術を提供しています。唇とあわせて、他の部位のアートメイクも受けたい方におすすめです。大手美容クリニックで全国展開しており、地方在住の方でも通いやすいです。

唇のアートメイクの施術は、1回から受けることができます。まずは1回施術を受けて様子を見たい方、複数回受けて理想の唇に近づきたい方など、それぞれに合った施術回数を受けることができます。

施術者ランクにより施術料金は異なりますが、モニター割引を利用すると、業界最安値の価格で施術を受けることができるため、できるだけ予算を抑えて施術を受けたい方におすすめのクリニックです。

デイジー（DAZZY）クリニック

DAZZY CLINICは、一般のお客さんから、有名人やモデルなどの施術も担当する実績豊富な施術者が在籍しているクリニックです。施術者全員が看護師資格を所有しており、万が一トラブルが起こってもすぐに対応できるため、安心して施術を受けることができます。

アメリカの政府機関であるFDAから認可を受けた色素のみ使用しており、安全に配慮した施術を提供しています。

安全面だけでなく、アートメイク技術のレベルもかなり高いです。クリニック独自の新技術によって、肌への負担を抑えて色素沈着を防ぎつつ、スピーディーかつ細かい部分の施術が可能になりました。

AISクリニック

AISクリニックでは、施術者最高ランクのExpert Artistが唇のアートメイク施術をおこないます。高いスキルと豊富な知識を持った技術者による施術のため、安心して施術を受けることができます。

公式サイトの施術例を見ると、beforeとafterでわかりやすく施術例が掲載されており、自身が施術を受けた際のイメージがしやすい点も嬉しいポイントです。お客さんの悩みや要望から、どのように施術したのかまで細かく記載してあるため、ぜひ参考にしてみてください。

他のクリニックと比較して施術料金は高いですが、それだけ技術力の高さに自信があるということでしょう。

唇のアートメイクに関するよくある質問

唇のアートメイクに関するよくある質問について回答します。

唇のアートメイクへの不安や疑問を解消するためにも、是非参考にしてみください。

唇のアートメイクの色はどれくらい持ちますか？

唇のアートメイクの色は、通常1〜3年ほど持ちます。下記のような要因によって、色の持ちが左右されます。

・元の唇の状態
・施術者の技術
・ターンオーバーの周期
・アフターケアのやり方
・肌とインクの相性

人によって肌のターンオーバー周期や、インクと肌の相性が異なるため、同じ唇のアートメイク施術を受けた場合でも、それぞれ色の持続期間が大きく異なる可能性があります、

唇のアートメイクの料金の相場はいくらくらいですか？

唇のアートメイク施術の料金相場は、フルリップとリップラインで異なります。

アートメイク施術	相場感
フルリップ(2回セット)	約15万円
リップライン(2回セット)	約12万円

施術方法に関わらず、唇のアートメイク施術には最低でも10万円以上(税込)かかります。

リップラインは、唇の輪郭を中心に色素を入れる施術であり、施術スピードが速く、使用するインクの量も少ないため、フルリップよりも少し安めの料金になります。

唇アートメイク施術のダウンタイムはどのくらい？

唇アートメイク施術のダウンタイムは、約1週間です。

施術当日から数日間は腫れが目立ち、1週間後くらいまでは唇の皮がむけたり乾燥したりします。無理に唇の皮をむいてしまうと、色素が定着せず色ムラになる可能性があるため注意してください。

アフターケアを怠ると、色ムラの原因や色素の定着に影響します。施術後は下記の点に注意して、唇を清潔な状態に保つようにしましょう。

・刺激の回避
・入念な保湿
・清潔な状態を維持
・メイク禁止
・日焼け止めの使用
・クーリング

まとめ

今回は、唇のアートメイク施術の注意点や失敗例などをお伝えしてきました。

唇のアートメイク施術の失敗を避けるために、最も重要な点はカウンセリングです。施術者と自身のイメージする仕上がりを十分に共有できていないと、理想とは異なる唇になり、失敗する可能性が高いです。

唇のアートメイクには失敗やリスクがあります。信頼できるクリニックと医師を選び、理想の唇を手に入れましょう。

※この記事の情報は2022年4月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

＜参考サイト＞
メディカルブロー・福岡天神陰公式サイト
DAZZY CLINIC公式サイト
AISクリニック公式サイト